応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。
    価値観を諭す例え話が秀逸すぎて身につまされます。が、よもやま話と銘打ってもいますが、話が大きくそれたと断ってもいらっしゃいますが、前話からとのギャップが大きいように思えるのは私だけでしょうか(もちろん、悪い意味ではないですよ)? ここに物書きとしてひと皮もふた皮もむけた諏訪野 滋さまのお姿がくっきりと浮かび上がって見えるような……

    OECD加盟国の医師数(2019年)を見てみました。高い順でギリシャで6.2、オーストリアとポルトガルで5.3、ノルウェーで5.0でした。ただし、上記は「医師免許を持った医師数」であり、働いている医師数ではないようですが。これらの数値の高さと医療事情とがどのような関係になっているのか気になります。
    患者となる側からすれば、お医者さんの数は多くあってほしいです。でも、もちろん数を増やしただけでは駄目で、そのお医者さんを支えるだけの診療報酬が必要でしょうがそのあたりは大丈夫なのかなあ、と。たとえば介護職の場合、介護報酬が給与を頭打ちさせていますが、医師についてはそのようなことはないのでしょうか。
    諏訪野さまお話のように、お医者さんだってボランティアではなく、自分の生活があるわけで、責任の重い仕事に見合うだけの給与がなければ続かないでしょう。OECD加盟国の平均の医師の数を確保し維持していくだけの十分な財源が国にはないんじゃないかと感じています。悲観的過ぎるかもしれませんが。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは!
    よもやま話は私の個人的な感想の比率が非常に高いので、それならば医療と少し異なった部分を出してみてもいいかな……と思った次第です。要点だけをつかみたい方にはただのノイズですが……

    医師数。海外とは医療制度が異なるので比較はなかなか難しいのですが、厚生省もはっきりと「医師が不足している」とは言及しておらず、これはアメリカなどでもそうですが「地域偏在により医師が不足している地域が多数ある」という認識が共通しているようです。ということは、単に医師数を増やしても大都市に集まるだけ・コスパのいい(言い方悪いですね)科に集まるだけ、という結果に終わりそうな気がします。そしてこれは、医師の報酬を増やせば解決するというものではないのですよね。僻地や離島の医師の報酬は平均よりもかなり高く設定されているところが多いのですが、だから応募が殺到するかといえば全く逆で。つまり今回の美容外科のお話も、若手が求めているのは収入<ワークライフバランスである、というのが私の個人的な見解です。美容外科業界が休みの取れないブラック環境だったら、報酬が高くてもここまで問題にはなっていないと思います。
    本当に高給が欲しい医師は、恐らく海外に行くと思います(アメリカの脳神経外科医は年収1~2憶なんて方も多い)。そうではなく日本にとどまりながら楽な方に流れるというのは、やはり若い方の問題ではなく医師の働き方の構造的な問題なのだと考えています。
    またまた長くなりした……コメントありがとうございました!

    編集済
  • これは深刻化する一方の「教員・保育士・介護士不足」にも相通じるものがあるように思えます。巧妙な「やりがい搾取」がどれだけエッセンシャルワークの現場を荒廃せしめているか。
    恥ずかしながら私は学生時代に医大を受ける親戚に「僻地医療」のことを偉そうに語ってしまった過去があります。もちろん相手には鼻であしらわれ、当時は人の心があるのかと憤慨しましたが、本当に人の心があるのはどっち?と全くもってブーメランです。
    それにしても、美容整形が隆盛をきわめるこの国の根強いルッキズムとジェンダー状況、お寒い限りです😰

    作者からの返信

    野栗様、コメントありがとうございます。
    仰るように、一度ついた3Kイメージは容易に覆せませんね……私も先輩・指導者という立場になってはいるのですが、悪しき伝統というか、私たちが頑張れたんだから……的な思考停止が今の若い方に受け入れられるはずもありません。また「お客様は神様」的な圧力も疲弊に拍車をかけていると思います。教師や介護士の方々、上からの指示と利用者のクレームの板挟みから誰が守ってくれるのでしょう……やはり日本人の気質から言えば政治がその役割を果たすべきだと思うのですが、今の現状ではちょっと……
    ルッキズムとジェンダーについては、わが国だけではなく世界的な潮流ですね。若い方たちには韓流アイドルへの憧れなどもかなりあるようで、美容整形についても抵抗感は薄れている印象です。これもやはり、容姿に変わる価値観を社会が提示できていない・差異と差別の違いについてきちんと議論をしていない(いずれも、特にマスコミの罪は大きい)からだと思っています。
    貴重なご意見、ありがとうございました。

    編集済
  • そろそろ「制度設計」の抜本的見直し(免許制度や医学部入試のあり方を含む)が必要なのかもしれませんね。(次世代に期待?)

    作者からの返信

    無名の人様、お寄りいただき有難うございます。
    次世代・若い世代、意識が大きく二極化しているように感じられます。「医師がリスクの割にそれほど高収入ではない」という情報は学生の間にも徐々に浸透していますので、医学部を志望する若者たちも、①それでも楽して儲けられる分野(美容外科)がまだある!と考えている層と、②もはや割に合わない職業であると達観したうえで、それでも医師という職業を選ぶ層、に分かれてしまったように思います。収入やワークライフバランスに対抗できるだけの価値観を我々の世代がこれまで提示できていなかったことが、最大の問題点だと考えています。医師の養成には国立だろうと私立だろうと多額の税金が投入されていますので、基本的には公務員的な扱いでいいのではないだろうか……と思ったりしています。診療科偏重や地域偏在、もはや何らかの強制力が働かないと解決できないというのは情けない現状ではありますが、制度に胡坐をかいてきた私たちの自業自得でもありますね……
    コメント、ありがとうございました。

    編集済

  • 編集済

    絶賛腰痛中でして、いくつか前の分から改めて読み直しています。
    もともと興味深く読ませていただいていたのですが、当事者になると読みながらいろいろと思うところがあります……。腰は要とよく言いますが、身をもって感じています笑
    応援のボタン100回くらい押したいです。

    私は医療知識がほとんどないので、腰痛や肩こりになると即「ブロック注射とか打ったらいいんか!」と思ってしまうのですが、安易に打てばいいってものでもないんですね……。
    すごく勉強になります。加えて、さっさと病院に行くべきだったなと思う日々です。

    作者からの返信

    来宮ハル様、おはようございます。ご無沙汰しています!
    腰痛持ちだったのですか……寝る<立つ<座る、の順に腰に対する負荷が上がっていきますので、ずっと机に向かっていると腰にかなり負担がかかるかもですね(作家あるある……)。
    注射については、うったその時は調子いい!と感じることも多いので、安心感を得る効果については否定しません。けれど所詮は局所麻酔薬なので、持続時間も一般的には短く、根本的な解決にはならないのですよね……
    お若くあられるので、レッドフラッグ的な病気が隠れている可能性は低いと思います。通常の非特異的腰痛であれば、いちばんリスクの低い治療は適度な運動でしょうか(これが難しいのですが💦)。
    お読みいただき有難うございます、何かお困りのことがあればお気軽にご相談くださいませ!

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。いつも勉強させていただいております。

    コルセットは治療のみならず予防にも期待は持てない(エビデンスCおよびなし)ということ、意外でした。
    ふと思い出したのですが、知人(外国人)が長時間歩いていると腰が痛くなるとぼやいていて、何気なく、簡易コルセットでも試してみたら? と助言してしまったことがありました。訂正しておかねば……。この「長時間(1時間以上?)歩くと腰痛が出る」というのは、歩き方に問題があったりするのでしょうか? 私もときおりなります。
    父も母も腰痛でコルセットを買っていたので、当然あれは効くものだとばかり思っていました。身の回りで当然のように利用されているものや頻繁に流れる情報って、鵜吞みにしがちで怖いですね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは!
    コルセット、意外ですよね…支えられているという安心感自体は得られるので、まったく意味がないというわけではないのですが…
    長時間の歩行で腰痛が出るというのは、体幹の筋力が弱いのかもしれません。耐久性が低下しているというか。歩くと足が疲れてくるのと同じ理由だと考えています、あらゆる動作で体幹の保持というのは大切な要素ですので。よってこの場合の改善策は、緩やかな体幹トレーニングという事になります(ただの腹筋背筋だけでもいいと思います)。
    逆にじっと座っていたりかがんでいたりすると(草取りなどですね)腰痛が出るというのは、長時間の同一姿勢のために筋の血流が低下して疲労物質が蓄積することによるものと考えられます。この場合は、軽い運動をすることによって血流を改善させることが有効でしょう。

    ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました! まだいろいろネタはあるのですが、一般小説にかまけてしまい…いずれまた別のトピックをお届けしたいと思います、感謝申し上げます!

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。
    認知行動療法がもっと活発に行われるようになるといいですね。確かにコストはかかりますが、間接的に医療費削減につながるのですから先行投資と割り切り国がもっとお金を出してくれないかなあ、と。
    それに、「痛い・怖い・わからない」の治療だけでなく、そのような教育を受けているうちに、医師に対する垣根が取っ払われ、信頼度が上がるという副次的効果も見込めるのではないでしょうか。
    医師と患者の関係というのは私の個人的感想ですが、いまだにトップダウン、言われたことを丸呑みにする以外選択肢なし、です。母は余命宣告を受けたときセカンドオピニオンを望んだものの絶対口にできませんでした。これは医師側患者側双方に変わっていかねばならない問題があるのだと思います(偉そうですみません)。
    そういう意味でも、多くの時間的コストを払いつつこのようなエッセイで「患者教育」を行い、しかもおしゃべりの門戸まで開いてくださっている諏訪野 滋さまには頭が下がります。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、おはようございます。
    今はネット社会なので、自分の病気について以前よりもある程度の知識は得られるようになりましたが、逆に異なった意見が多すぎて自分に当てはめてよいものかどうか迷ってしまう…それがドクターショッピングへとつながってしまう、という面があります。
    トップダウン、私もその通りだと思います。そしてこれは、ひとえにその医師の能力が低い・あるいは良心が欠落していることによると考えています。思い込みが激しい・知識が偏っている・経営上ある一つの治療しか勧めないなどの理由で、患者さんに選択肢を提示しない・出来ないのです。ある特定の病態に対して、この治療しか方法がないよ!なんてことは非常にまれで、患者さんのニーズ・病態・生活状況と、医師が考えるベスト・セカンド・サードの治療をすり合わせて最終的に選択していただくものと考えています。オーダーメイドということですね。だから一方的に話すだけの医師は自信のなさの裏返しだと考えていただいてよいと思います、お恥ずかしいことですが。
    セカンドオピニオン、特に手術では私は必ず説明をしています。「心配だったり私の説明で不審な点があれば、紹介状をお書きしますよ」と。不安があれば正しいと思われることでも複数意見を集めたいと思うのは当然のことですし(ネットでも何かを調べる時には複数のサイトを回りますよね?)、治療方針に合意が取れても人間同士の相性というものもありますから。ご自分の身体、他人任せにせずにご自分でしっかりと考えていただきたいと思っています。医療行為の結果は様々ですので、納得のいく意思選択が最も大切だと考えています。だから、セカンドオピニオンを要求したことに対し嫌な顔をするような医師は自分を託すに値しないと思います。
    長文すいません、私も自戒したいと思います。ありがとうございました!

  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。いつも興味深く拝読させてもらっています。
    ほほう、代表的な四つの物理療法とコルセットは、すべて「治療」という点においてはあまり大きな効果は期待できないのですね。意外でした。また、常に「副作用」についても頭に入れておかねばならないのだと気づきました。
    他の方のコメントにあるように、治療とは別に、本人が「気持ちよい」と思える、コスパの妥当なものを見つけておくことは重要そうですね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは!
    今読み返してみると、かなり辛辣なことを書いていますね私…このエビデンスによる評価が低い物理療法が、特に開業での整形外科の収入の大きな部分を占めている、という現実がどうにも我慢がならなかったのです。実は私は2年間だけ開業している父の診療所に勤務したことがあるのですが、患者さんを食い物にする(言葉悪いですね…)このシステムがどうにも我慢ならず、今の勤務先(200床の手術ができる病院です)に出戻った、という経緯があるのです。あと、手術ができるのに自分の収入だけを考えて開業する、というのが自分の中の社会正義に反しているという気持ちもありました。税金を投入して教育を受けさせていただいて今の仕事に就かせてもらったのですから、手術ができなくなるぎりぎりまで還元しなければならないと思ったのです。だからどんなに大きな文学賞を獲ったとしても、専業作家になることはないなぁ…((ヾノ・∀・`)ナイナイ)
    ちょっと愚痴になりました。「気持ちよさ」にお金を払えるならそれはもちろんあり、医療に限りませんものね!なんか自分の方がすっきりして申し訳ありません、コメントありがとうございました!

    編集済

  • 編集済

    諏訪野 滋さま

    こんにちは。
    下記について質問させていただけますか?

    > 急性腰痛・慢性腰痛では挙げられていなかった薬剤です。それはなぜかと言えば、この薬剤は作用機序からもわかるように「神経痛」に対してのみ有効な薬剤だからです。

    神経そのものの炎症でなくとも、あらゆる痛みは神経を通じてシグナルが伝達された結果ではないのでしょうか? もしそうであれば、痛みの原因そのものに手をつけなくとも、神経からのシグナル伝達を阻害すれば痛みは感じなくなる、つまり、すべての腰痛に効くのではないかと疑問に思ったのですが、そうはならないのでしょうか?
    もしもご返信が大変でしたら、適当な文献があれば、教えていただけますか?
    いつも面倒な質問でお手間を取らせて申し訳ありません。

    蛇足ですが、おそらく軽度の座骨神経痛がありそうだと思っております。二年前に脳腫瘍で亡くなった母は亡くなる一年前に脊柱管狭窄症の診断を受け、両方の病気から歩行困難になっておりました。


    追記)
    諏訪野さま……うわあああ、また丁寧なコメント返信、恐縮でございます m(_ _)m NSAIDsとCa チャンネルα2 δ リガンドの作用機序の違いが諏訪野さまのまとめですんなり理解できました。もちろん、教えていただいた情報にもあたってみます! 文献!とか言って、むしろお手数をおかけしたかもしれません、すみません。
    はい、私自身が座骨神経痛っぽいということです。ごく軽いものですが、母の件があったので気にしております。そのうちMRI!心しておきます。
    疑問に明確なお答えをいただけるともっと勉強しようという気になりますね。ありがとうございました!

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは。またまたお返事遅くなりました!
    おお、素晴らしいご質問です。確かに神経を鈍くさせる(ブロックできる)ような気がしますよね!
    NSAIDs(ロ〇ソニンなど):打撲や筋損傷などの炎症による痛みを減らす(抗炎症作用)
    Ca チャンネルα2 δ リガンド:神経伝達物質を減少させる
    という違いなのですが、なかなか分かりずらい…
    新聞記事ではありますが、この先生の例えがわかりやすいかな?
    https://www.shiroyama-hsp.or.jp/content/files/kouhou/2012/2012.06.pdf
    つまりは神経自体をブロックするのではなく、慢性的な神経障害による過興奮を抑えるという感じなのですね。過敏になっているものを正常に戻す、というイメージです。だから Ca チャンネルα2 δ リガンドを内服してもおおもとの炎症が抑えられていなければ、通常程度に痛みを感じてしまうというわけなのです(神経は正常なので)。これは局所麻酔薬とは明確に違う作用ですね。
    Ca チャンネルα2 δ リガンド自体の開発経緯・作用機序はこちらかな?ちょっと専門的で申し訳ありません。ファ〇ザーから出されたものになります。
    https://www.pmda.go.jp/drugs/2010/P201000071/671450000_22200AMX00297_B100_1.pdf
    というわけで、やはり今の痛みの原因が何なのか、「診断」が一番大切というお話になるのでした。
    などと偉そうに解説していますが、私は本当に臨床畑しか経験していないので、勘と経験頼りで治療をしているのかも…大学院、行っておけばよかったかなぁ…
    自分も勉強になりました、ご質問いつもありがとうございます!

    ん? 佐藤様ご自身が座骨神経痛っぽいということですか? 疾患は大抵のものがそうですが、遺伝的素因はかなり影響します(糖尿病でも脊柱管狭窄症でも近視でもなんでも) ぜひMRIを!(MRI信者)

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。いつも興味深く拝読させていただいております。
    質問させていただけますか?

    ⅵ)強オピオイドのエビデンスが「D」というのは、はっきりとしたエビデンスが取れるほど投与例がないからということなのでしょうか? それとも投与例はあるものの、効果は見られなかったということなのでしょうか? もし後者だとすると、がん性疼痛と慢性腰痛は、まったく別の機序でもたらされるものということなのでしょうか?

    「この項については忘れてしまって大丈夫」というところを突っつくのは気が引けるのですが、気になってしまいまして (^^;)
    よろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんばんは!お返事遅くなりました💦
    強オピオイド。代表的なのはモルヒネですが、わが国では癌性疼痛以外の使用には保険適応がありません。またフェンタニルというものもありますが、こちらは麻酔薬としてのみ使用されています。すなわち、転移性脊椎腫瘍による腰痛以外には強オピオイドは使用できないことになっているわけですね(自費医療ではこの限りではないかもしれませんが…)。よってご指摘のように、わが国では通常の腰痛に対し強オピオイドを使用したデータはほとんどありません。ただし効果は折り紙付きです、恐らく通常の腰痛に対しても最強の鎮痛効果を発揮すると考えられます。ただし癌性疼痛以外の通常の腰痛に対して強オピオイドを使用するのは、大きな副作用(悪心/嘔吐、便秘、呼吸抑制、依存性など)と天秤にかけると割に合わないと判断されそうです。このような理由から、通常の腰痛に対し強オピオイドが処方されることはまずないのでした。
    いつもご質問有難うございます。佐藤様が腰痛持ちでないのであれば、それにもかかわらずこのような記事を好奇心で読んで下さることに、頭が下がる思いです!

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。今日は大分からです。九州も朝晩はめっきり涼しくなったようですね。
    IASPって、あらゆる「痛み」に関する学会なのですか。めっちゃ対象分野が広そうですね。分野横断型の面白い学会なのかなあと想像いたします。
    重たいかばんが肩こりの原因にはなっても腰痛の原因になるわけではない(ない、といえるよりも、因果関係が今のところ認められない、というのが正しいのかもですが)というのが興味深かったです。漠然と、肩こりを引き起こす要因は腰痛も引き起こして当然だと思っていましたが、そういうものでもないのですね。
    「心理社会的要因により、慢性腰痛の経過は左右される」これは諸刃の刃ですね。つくづく、体と心は切り離せないものだと思わされます。
    すみません、「よもやま話」と念押しされているのに、それがおもしろくて。つらつら書いてしましました。

    腰の捻り運動のあるスポーツとして真っ先に思い浮かべるのは(競技レベル、コンクールレベルで練習する)体操やバレエなのですが、これらが例にあがっていないのはたまたまでしょうか? それともこれらに関して腰痛が多発するという報告はないのでしょうか?

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは。大分なのですか、今日は九州は快晴ですね!
    重いかばんと腰痛の関係、確かに意外ですね。ただこのセッションは「小児・学童期の腰痛」についてのお話で、凄く後の方に書いたのですが成人の場合には「オランダのガイドラインではリスク評価として 、25kg 以上の負荷は常に腰痛のリスクであり、3kg 以下の荷重はリスクの対象外としている」というのがあります。つまり重量物を扱う労働者の場合、このガイドラインだと3~25㎏の間にある重量物は大なり小なり腰痛と関与している、と明示されています。この小児と成人の差がどこから来るのかは興味深いですが、はっきりとした結論は出ていないようです。(ランドセルやデイバッグなど、背負った上で左右均等に重量がかかるかばんが多いため、負荷が分散されるのかもしれません…)
    メンタルは腰痛の原因・経過・予後共に大きな部分を占めています。これは腰痛ガイドラインの中でエビデンスとして言及されていますし、治療法として認知行動療法などが提案されています。
    バレエ、体操、新体操。他のスポーツより割合が多いかどうかを比較したデータはないのですが、同比率程度には腰痛は起きていると考えられます。またそのスポーツ固有の動きによって腰痛発症のメカニズムが異なっている場合があり、スポーツ別の対策が必要なことがあります(バレーボールのアタッカーでは腰伸展、ゴルフでは回旋のメカニズムですね)。例に挙げてないのは、単に競技人口の差ですね…申し訳ありません…
    コメントありがとうございました、大分満喫してくださいませ!


  • 編集済

    諏訪野 滋さま

    こんにちは。

    > 保存的治療と手術治療に分かれます。きっちりした治療を行えばどちらも治療成績は比較的良好です

    とありますが、アキレス腱が断裂していても、保存的治療、すなわちギプスで固定するだけで(長時間要するものの)アキレス腱がくっつく、ということでしょうか? 生き物を扱わないのでピンとこないのですが、断裂部って、断裂した面どうしを近接(どのくらい?)させておけば、自然とくっつくものなのでしょうか?
    医療におけるMRIの威力は素晴らしいのですね。こちらにあるのはNMRですが、このひと、理解しがたくって、私は敬遠しております(^^;)


    追記) いつもお忙しい中、丁寧なお返事をありがとうございます! 人間というか、生き物? すごいですね。怖くもありますね。

    そして、NMRの件、すみません! こちらではNMRの説明をするときによく「病院のMRIと同じ原理で~」と引き合いに出させてもらっているので、つい親近感がわいて書いちゃいました。
    ちなみに私は原理も解析法も操作法もちっともわかっちゃいないので、使わないで済むよう逃げ回っています。私の仕事はまったくもってすごくありません。逃げ足だけは自信あります!

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは!
    そうです、断端を寄せておくと再生してくっつくのですよ!腱も骨も皮膚も…人間スゴイ。距離についてはアキレス腱の場合、ほぼ接触していることが条件のようです。よって、足関節を最大限底屈させてギプス固定する、という形になります。骨と皮膚は多少の間隙があっても、母床の条件が良く再生能力が旺盛であれば埋まっていきます。再生医療については、話題のiPS細胞の研究が進めば、いずれ脳細胞や中枢神経細胞の再生に応用されるものと期待されます。
    NMR…なにこれ…ちょっと調べてみましたが、フェルマーの最終定理並みに理解できない…(1994年の今日に証明が発表されました!)佐藤様、なんかすごい仕事してますね…
    いつも楽しい質問、ありがとうございます!


  • 編集済

    諏訪野 滋さま

    こんにちは。いつも興味深く拝読させてもらっております。
    ひとつ質問をさせていただけますか? 後十字靭帯断裂は前十字靭帯断裂よりも一般的ではないという記事を見たのですが、その理由についての説明が見つけられませんでした。これはなぜなのでしょうか? 位置的な問題? 太さが違う?

    追記) いつも丁寧かつわかりやすいご返信、ありがとうございます! とても貴重な交流の場です。

    作者からの返信

    こんにちは!休日出勤中、素早く返信です!(自分、仕事して…)
    前十字靭帯(ACL)と後十字靭帯(PCL)の損傷の頻度の違いについてですね!これにはいくつかの理由があるのですが、大きなものは2つだと考えています。
    一つは発症機転の違いで、ACL損傷は膝に直接相手が接触することによる接触型損傷と、他人との接触がなく膝を自力でひねることによる非接触型損傷の二つの発症機転があります。特に後者はバスケやバレーボール・サッカーなどで比較的多く見られます。一方PCL損傷はほとんどが膝前方からの外力による直接損傷のみです。これらの発症様式の違いが発生率の差となっている可能性があります。
    もう一つは発見率の違いで、ACL損傷は受傷すると膝の不安定性がかなり大きく出る(完全断裂の割合も比較的高い)のに対して、PCL損傷は膝の不安定感というものが少なく(不全断裂も多いし、完全に断裂してもそこまで膝のぐらぐら感が出ない)、単なる捻挫と考えられてMRI検査までたどり着かないことも多いのです。つまりは比較的症状が軽いという事でもあります。
    これらの違いによって、PCL断裂はACL断裂の1/6~1/7の発見数という差となって表れているのだと思います。
    出現する不安定性に差があるので、それぞれ断裂だとはっきり診断がついたとしても、ACL断裂はほぼ手術を勧められるのに対し、PCL断裂は高レベルのアスリート以外は保存的に様子を見られることも多いです(実際、それでほとんど支障がないことも多いです)。
    マニアックな質問で楽しかったです、ありがとうございました!

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。
    肉離れって筋断裂とほぼ同義だったのですか!? 肉離れって昔からよく聞く言葉で簡単に口にする人が多かったので、軽い足のトラブルくらいに思っていました。実態を知ると一気に恐ろしくなりました。
    親の世代がこの世を卒業した今、大腿骨近位端骨折は自分ごととしてしっかり肝に銘じておきます。高齢者にとって自宅が意外と危険だというお話はしばしば聞きますね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは!
    肉離れも本当に程度は様々です。それこそに顕微鏡レベルのものもあれば、ばっちり筋腹が肉眼的に断裂して縫合が必要なものまで…20代くらいまでの若年者はスポーツなどによる肉離れが多いですが、40台前後になってくると筋よりも腱の断裂が多くなってきます(とくにアキレス腱)、ご注意を!
    大腿骨骨折は確実に手術になってしまうので避けたいところです、屋内での受傷もかなり多いです(とくに夜間のトイレ移動)。特に女性は50歳前後で一度骨密度を測定しておくとリスク管理に良いかな~と思います。
    コメントいつもありがとうございます、感謝です!

  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。

    情報を伝える(伝え合う)ことの難しさの一例でもあるのかなと思いました。「肥満」という項目に〇がついているけれど、「肥満度」の数値は一般的に「正常範囲」と言われる範疇だった、について、確かにそれだけだと何をもって「肥満」に〇がついたのかわかりませんね。他の情報や判断基準がどこかに示されていたのか、それとも、何もなかったのか。それにより、この事例が孕む問題性は変わってくるのでしょうが、諏訪野さまがおっしゃるように、市議のとった対応が子供の健康よりもプライドに重きを置き過ぎではないかというのは感じます。

    ちょっと話はそれますが、健診結果につい癖で「理由」を求めてしまいます。面談のときにまれにその「なぜ?」を質問してみるのですが、お医者さんからきちんとご回答がもらえた(と私が感じた)ことはあまりありません。医療はメカニズムより結果が重要だからだろうと考え、あまり邪魔にならないよう質問は控えるようになりました。患者が所属する社会ごとに、医療従事者とすれ違うポイントが異なるのだろうな、と思ったりしました。
    あ、ちなみに、去年面談してくださったお医者さんはものすごくノリが良くて議論が盛り上がり(?)、私の後ろに行列ができてしまいました (^^;)

    例えば今回の事例で、諏訪野さまがご紹介されている小児の肥満の判断についてのような情報があらかじめ健診結果に示されていると、私には理解・納得しやすく、じゃあ一度病院に連れて行こうかという気持ちになります。

    考えさせられる一話でした。長文すみません……

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは!
    「肥満」の判断、今回の事例ではちょっと情報が少ないですね。その確認のために医療機関を受診するべきだとは思うのですが…健診はあくまでスクリーニングで、説明はやはり医療機関の役目だと思うのです。ご指摘のように、健診項目の評価法や医療機関を受診すべき意義などについては、パンフレットなんかでもっとしっかりした周知をしてもいいのではないかと私も思います。特に肥満と側弯については、疑われただけで親子ともに心配になりますよね…
    健診、引っ掛かる項目がありましたか? 確かにあまり問題にならない項目はいくつかあるのですが(中性脂肪が正常値より少しだけ高いとか、γGTPが毎年高いとか(お酒を飲まなくても体質的に高い方がいます))、いずれにしてもきちんとした説明は欲しいですよね。スルーしてもいいのか、そうでないのか。あと、健診では評価する医師が毎回変わることも多く、ワンポイントの検査では何とも言えないことが往々にしてあります。そのような場合は、かかりつけ医で(つまり毎回同一医師で)経時的に経過を追っていくのがベストな選択ではあります。
    貴重なコメント、いつもありがとうございます!

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。

    こんなタイトルをつけられた新聞記事だと、読んだ後に頭に残るのは「お金がなければ病院にかかれない」でしょうね。記事を読んでもらうことだけを優先し、その目的に適うキャッチ―なタイトルをつけたというのがよくわかります。伝えるべき情報の中に含まれる、人目を引く一面(面というより点か)だけを取り上げて強調するのは、悪質なミスリードと言えるのではないでしょうか。というか、このタイトルから書いた新聞記者が事情を正確に把握していないことが疑われ、これは恥ずかしいことですね。
    私自身、救急車を要請することに引け目を感じていたので、「危ないと思ったらためらわずに救急車を呼んでください」の言葉には、とても安心させてもらえました。
    『こんな時は救急車を呼んで』という事例をあらかじめ具体的にしっかり学べると、呼ぶ側はためらわずに呼べるし、逆に適切な要請にも一役買うのかなと思います。そういう講習会って、あったりするのでしょうか?

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様こんにちは、お返事遅くなりました!
    記者さん、ある程度正確に調べたうえで確信犯じゃないかなぁ…医療情勢は身近で格好のネタになりますからね…国民皆保険についてもそうですが、不安を煽るだけの記事は本当に害悪です。
    救急車を呼ぶ場面!佐藤様のお住まいがどちらかによるのですが、「#7119」という電話番号がありまして。救急安心センター事業という部署につながり、そこでは「救急車を呼んだ方がよいか」「今すぐ病院に行った方がよいか」など、判断に迷ったときに救急電話相談を受けることができるのです。説明書きを抜粋しますと「医師・看護師・トレーニングを受けた相談員等が電話口で傷病者の状況を聞き取り、緊急性のある症状なのか、あるいはすぐに病院を受診する必要性があるか等を判断してくれます。相談内容から緊急性が高いと判断された場合は、迅速な救急出動につなぎ、緊急性が高くないと判断された場合は受診可能な医療機関や受診のタイミングについてアドバイスを行います」とあります。全国24地域と完全に整備されていないのは残念ですが、使えるならばこちらでOKでしょう。
    ご自分でネットで調べることも可ですが手間がかかりますし、すぐに適当なサイトを見つけ出せないことも多いかと。拙作の「医療機関を受診しよう!③」でも大まかなことは書いていますので、ご参照いただければ幸いです。
    私や佐藤様の年齢だと…くも膜下出血はちょっと注意かな。脳動脈瘤は通常無症候性ですので、脳血管MRIを取らないと事前に分からないので…激しい頭痛や嘔吐・持続性めまいは注意です、私は同級生を3人ほどこれで失っています。例のエッセイではないですが(笑)、脳梗塞は大丈夫かな。でも人間ドックで機会があれば頭部MRI、おすすめです。後はもちろん骨折には注意、若い女性だと足首・手首・膝蓋骨(膝のお皿)には気を付けてくださいね!
    コメントありがとうございました!それにしても例のエッセイかなり浮いていますね、皆さんをドン引きさせて悪いことしてしまいました… 佐藤様からも滋さまじゃなくなってる…

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。

    > 診断と治療に納得がいかなければ、複数の医療機関を回って意見を聞くことはむしろ必要だ

    これはそのとおりだと思うものの、実際にやろうとすると困難が付きまといますね。
    例えば田舎の場合、嫌な顔をされる確率はより高く、そもそも医療機関の数が少ないです。また、高齢者のひとり暮らしの場合、お医者さんに気をつかって、紹介状を書いてなんて言い出せない人が多いと思います。また、気力や判断力が落ちている場合もありますから、自力でセカンドオピニオンをもらおうなんてことがもう無理かもしれません。
    このあたりは、こういったエッセイをもっと多くの人に読んでもらい、日本人の医療(医師)に対する考え方を改めていくしか改善策はないのかもしれませんね。
    昨年母を亡くしましたが、ひとり暮らしの母を遠隔で病院に行かせ、複数の医療機関を受診させ、コロナ下で渋る病院に入院させ、というのに苦労したことを思い出しました。

    作者からの返信

    こんにちは、お返事遅くなりました!
    地域格差は本当に深刻ですが、問題点としては大きく二つあるように感じています。一つ目は物理的な格差で、医師数が少ない・診療所や入院できる病院が少ない・医療機関まで距離がある・通院手段が限られるなど、ご指摘の通りの問題点です。二つ目は情報格差で、医療側では医師の高齢化による情報のアップデート不足(最新の医療について学ぼうとしない)、また手術についていえば執刀できる医師が少ないことによる手術提案の不足(手術をしない医師は手術を勧めようとしないことが多いです。特に診療所ではその傾向が強く、手術ができる病院に紹介するまでに至らないことが多い)、患者側では周囲に同じような疾患の方がいないことによる情報共有不足(ご高齢の方はネット検索をあまり行わない事が多く、また周囲に手術を受けた人がいない場合には手術という選択肢がそもそも頭にない)という問題があります。
    宮崎でも私の親族が入院した病院までは自宅から30㎞ほどの距離がありましたし、膝の悪い方に人工関節置換術をお勧めしても「聞いたこともないし手術を受けた人も見たことないし、通院している診療所でも手術の話は一度も出たことがない。よくわからなくて怖い」という感じです。これが福岡市内になってくると、がぜん手術に前向きな方が多くなります。
    悲しいことですが、現状では僻地や離島で暮らすこと自体がリスクとなってしまっています。医療財政がひっ迫している現在、都市部と同じ質の医療を地方で提供することは極めて難しい状態です。医療面だけを考えるならば、交通の便のいい中核都市の中心地に住むことがベストなのですが、長年暮らしてきた土地を離れがたいのもよくわかるのです…
    長くなりました。これは医療だけではなく、地方の将来をどう考えるかという政治の問題になってきますね。
    コメントありがとうございました!

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。

    > 検査で安心を買っているのです、医師も患者もお互いに

    なるほど、です。「医師も」ということはこれまで考えてもみませんでしたが、確かにそのとおりですね!
    エッセイ本文が大事な情報の集約された場なら、コメント欄にも考えさせられる事例がいろいろありますね。医療関係者にこんな話を気軽に聞ける場なんてなかなかないですもんね、お時間を割いて貴重な場を開いてくださっていることに頭が下がります。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、コメ有難うございます!
    検査やりすぎやろ・儲けるためやろ!と批判されがちなのですが、検査をせずに大丈夫と安易に判定して後から重大な疾患が判明してしまうと、医師側が訴えられる可能性があるのですね。いわゆる見逃しってやつです…
     ですので「MRIを撮影しないと診断できる確率が下がってしまいますが、よろしいですか?(例)」と患者さんに説明して、その旨をカルテに記載しておかないといけないのです。「MRI撮影は希望されず。X線で判別できない骨折が後から判明する可能性について説明した」とか。そして「1週間くらいで痛みが引かなければ骨折かもしれませんのでもう一度来てください、X線を再検するかMRI撮影をあらためて検討しましょう」といった具合に注意喚起をしておく(予防線を張っておく、ともいいます…)必要があります。
     それでも検査はやはり費用も掛かりますし、きちんと説明したうえで選択していただくことは大切かと(医療に限らず、どの分野でもいえることだとは思いますが。保険とかもそうですよね)。逆に説明せずに医師が勝手に検査を進めてしまうと、前述のように検査漬けと受け止められてしまうと思います。このあたりの手順、結構省いてしまう医師が多いのも事実です…
    長文失礼しました、お読みいただき有難うございました!

    編集済
  • 諏訪野 滋さま

    こんにちは。今朝がたは大変失礼いたしました。

    こちらのエッセイ、ずーっと気になりつつ遠巻きに見ていたのですが、意を決して(?)拝読させていただきます。自分もそろそろいろいろやばいかなあ……というところが出てきはじめたというのもありまして (^^;)
    本作、じっくり腰を据え、メモを取りながら読むべき作品ですね。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんばんは!
    自分の専門が整形外科なので、かなり偏った内容になっておりますことをお詫び申し上げます…カクヨム界には他科のDrもいらっしゃいますし(自分が知っている限りでは内科Drと脳神経外科Drがいらっしゃいますね)、専門外についてはうかつなことを書くとかなりの突っ込みを受けてしまいそうですので、まずは一般論と外傷・腰痛の話題でご容赦を💦いずれアーカイブを増やしていこうとは思っていますが、カクとヨムがなかなか追いつかずです…
    佐藤宇佳子様がご健康でしたらこのエッセイの大部分はお役に立たないかもしれませんが、何かお困りごとがありましたらお気軽にコメくださいませ! 腰を据える、整形外科だけに!(すいません…)

    編集済
  • 仕事柄、重い荷物を運ぶ事もありますので、ギックリ腰には気を付ける様にはしています。極端に重い荷物を持つ事は少ないですが、腰を落として持ち上げるようにはしています。

    運動が有効なのは、ずっと同じ姿勢にならないからですかね。草刈りとかでずっとしゃがんでいると腰も痛くなりますので。

    今のところは腰痛で苦しむ事はない状態ですが、多少歩くぐらいしか運動もしていないので、無理しない程度での運動も考えないとなぁと思っています。
    いつも情報、ありがとうございます。

    作者からの返信

    榊琉那様、こんばんは!

    草刈りについてですが。ご高齢の方が草取りなどで腰痛を生じるのは、私は以前は「脊椎が老化と共に変性してくるから」だと思っていました。つまり骨/関節の問題と考えていたわけですね。しかし実はそうではなくて、前かがみになっている状態を長く続けることにより腰背部の筋肉に血流障害を生じ、痛み/疲労物質が蓄積することによって痛みを生じるのだという説が徐々に力を持つようになっています。まさに榊琉那さまの仰る通りです。
    となると、若い方であっても同一姿勢で筋肉を動かさずに血行が悪くなれば痛みを生じる理屈ですね。これはデスクワークにおける肩こりなどにも当てはまる話で、かなり信頼できる説ではないかと思っています。つまりは休憩をとりながらストレッチ、あるいは軽い運動をすることによって痛みの発生や持続時間を減少させることが出来る可能性があります。スポーツの現場でも、ハードな練習をした翌日には完全に休むのではなく軽い運動を行うことによって疲労を回復させるという方法が多く取られています(アクティブレストというものです)。
    疲れているときはむしろ軽い運動、これがかなり効くようです!(ただし猛暑についてはいかんともしがたいですが💦)

    コメント、ありがとうございました!


  • 編集済

    お邪魔します。
    柔道整復師です。

    腰痛とコルセットの有用性ですが、あくまでも予防にはなるかと思います。
    重量挙げの選手がしているようなものです。

    過度の伸展屈曲をしなくなりますし、腹筋を意識しやすくなるので背部(腰部)のみに頼らなくなります。(姿勢矯正)

    同じ理由で、初動時の痛みには「意識する」ことで姿勢に気をつけたり手すりを使ったりという緩和動作をさせる一助になります。

    ただし、慢性的に使用するものではないと思います。

    個人的にはずっと水泳を続けていまして、ある程度体幹を使えているのか腰痛は無縁です。

    作者からの返信

    @to-sanka-3様、いつもコメントありがとうございます。

     ガイドラインにおける今回のコルセットについての指針はコホート研究を取り入れたシステマティックレビューをもとにしたものですが、職業的腰痛とひとくくりにしていてもやはりその内容には大きな差があるため、個人の状況によって印象が異なるのも当然だとは思います。また特定の職業では軟性装具ではなく半硬性や硬性コルセットを使用することもあり(安全靴と同じですね)、コルセットとひとくくりにするのも限界があります。また、腰痛予防と外傷予防とではコルセットを装着する目的も異なると考えております。
     コルセットを装着して腰痛が軽減した、あるいは再発しなくなったと感じた場合、それがコルセットによるものかどうかを判断することは非常に難しいのですが、少なくとも装着群と非装着群で腰痛発生率に有意差はなかった、というのが今回の結論になります。おっしゃる様に動作についての意識付けにはなりますが、それはコルセットでなくてもいいのではないか、という判断なのだと思います。またコルセットによる固定感、安心感、安楽性などの主観的な効果について否定するものではありませんし、それらはむしろ日常生活を営む上で大切な要素だと思っております。

     長文申し訳ありません。費用対効果を感じることができればありですよ、というのがコルセットに限らず私の結論です。内服治療とは異なりデメリットが比較的少ないというのもポイントだと思います。
    貴重なコメント、ありがとうございました。

    編集済
  • やっぱり運動が1番!ですね😄
    おかげさまで全く痛み知らずで過ごせています。

    作者からの返信

    zawa-ryu様、おはようございます!
    運動続いてますか、凄い…確か腹筋背筋などの体幹トレーニング中心でしたよね、プラスのウォーキング?
    私自身は腰痛持ちではないので、運動で腰痛が改善したという実の経験者の生の声をお聞かせいただけるのは大変貴重です。きっと創作にもプラスになるのではないかと思います!

    編集済

  • 編集済

    術後のコルセットの必要性についてかるく補足いただけたらと。
    術後ももしかして、なくてもいいのでは、くらいのものだったりしますか?

    追記
    やっぱりそうかあ。
    予防というか、意識づけ、制限をくわえることで可動域を狭めて…という感じですね。
    いや、腑に落ちました。これで堂々と外せます笑

    ググってませんが、矛盾してるなーと感じたもので。ありがとうございます!

    作者からの返信

    ノラン様、お久です!
    なかなか厳しい質問ですね…結構ググりましたか? 一般的には、術後コルセットはヘルニアの再発を防ぐために装着する、とうたわれています。しかしコルセット装着がヘルニア術後の再発を予防するという明らかなエビデンスについて述べた論文は、私が知っている限りでは一つもなかったように思います(再発自体が少なく、サンプル数も十分ではないと思います)。実際に各病院のHpを見てみると、術後コルセットの装着期間は1週間~3ヶ月と大きな差があります(なお、Openと内視鏡比較で術式で再発率に差はないとされています)。
    ただ私が思うに、コルセットをつけることによって日常生活において無理をしないように意識付けをする、という意義はあるかもしれません。コルセットをつけておけば過度に前屈したり重量物を持つような動作については自らためらうようになるのでは、という考えですね。ですから、重作業をしない環境下であれば厳密に装着する必要はあまりないのでは、と個人的には考えています(術者の先生にはオフレコで…)それでもご無理はなさらず、お大事にどうぞ!

    編集済
  • 3〜25kgで腰痛のリスクがある、というのを見て、ふと若かりし頃パチンコ屋でバイトしてた時のことを。現在と違い、数箱を担いでジェットカウンターと呼ばれる計測器へ運んでたわけですが。とにかくパチ屋で働く人は腰を痛めやすい、と。
    当時は私も若かったもんで、無理やり玉を詰め込んだ箱は五箱は行けなかったけれども(そもそも箱の持ち手がミシッといってヤバかった)、サラに近い盛り方なら五箱を運んでたわけですが、……パチンコ玉一個は5.4〜5.7gと規格が決まっていて、サラで2000発から2200発。箱にもよるけれども大盛りにすると3000発近く入るという箱だったんです、当時。
    短期だったとはいえ、無茶しやがって……と昔の自分にいってやりたいですw

    作者からの返信

    スロ男様、こんばんは!
    パチ屋でバイトされていましたか…5g×2000個×5箱、ざっと50㎏ですね…缶ジュース系の自販機の詰め替えなどもハードだと聞いたことがありますが、なるほど腰痛持ちというのもうなずけます…
    あ、喫煙や飲酒が腰痛の増悪因子というのは覚えておられますか!? まあ何かを得るには何かを捨てねばならないわけで、嗜好品を我慢する人生というのもつまらないものではありますが。苦痛に耐えられなくなった時に飲むがいい…(ストロングゼロを差し出しながら)

  • 私は患者と直接接することはない、一応肩書きは医療職の端くれですが、患者からの理不尽なクレームに、上司や同僚が頭を抱えながら対応する場面を、何度か目撃したことがあります。クレーマーに対しては丁寧語を使いつつも、毅然と対応し、こちらから謝るとかそういうことは、絶対にしてはならないと教えられています。埒があかなければ総務へ通報、暴力に及んだ場合、暴れた場合には、警察へ即座に通報です。
    クレームを受けた医師、どうしてクレームを受けた時に、匿名のままにしたのでしょうね。きちんと名乗らせた上で、必要に応じて市に報告することが出来たはずなのに。

    作者からの返信

    こんにちは、榊みる様。お返事遅くなり申し訳ありません。
    くだんの医師は恐らく、匿名でクレームを受けた後に名乗らせているのだと思います。それで市議であることが明るみになったのではないかと。
    明らかに理不尽なクレームはかえって対応しやすい(仰る様にフローチャートが決められているので)のですが、自分が常々自戒しているのは、自己主張される方に対し、面倒くささが思わず先に立ってクレーマー扱いにしてはいないか、という事です。トラブルの事例を良く検証してみると、相手が10・自分が0ですべて相手が悪いというのはそれほど多くなくて、説明不足や小さな言葉遣いなど、こちらのちょっとした対応から大きくもめていくことが多い印象です。相手の話をほとんど聞かない医師っていますよね…患者さんが自分の家族ならこんなことを言われたらどう感じるか、ということを常々考えるようにしてはいますが、なかなか難しいですね…
    お仕事お疲れ様です、貴重なご意見感謝いたします。

    編集済
  • 自分は医療関係者ではないですが、時たま理不尽なクレームに対応する事がありますね。
    自分に関係の無い事に対して文句を言われたり。具体的な事でのクレームなら対応部署に回せますが、抽象的な事だとどうしようもないですし。明らかに自分の鬱憤を晴らすために文句を言っているような人に対しては、適当に相づちをしながら申し訳ありませんと繰り返し、相手が飽きるまで言わせたりしますが。こちらはとんだとばっちりですが、犬に噛まれたと思って諦めます。
    そして明らかに電波を飛ばしているような人が来たら、警察のお世話になったりもしますね。

    今日は相方の付き添いで総合病院に来ていますが、規模が大きいとまず駐車場の確保からして大変ですね。紹介状があっても時間がかかります。患者数が多いとデータ管理も大変になるので、マイナンバーカードでの管理も必要となってくるかなと。
    セキュリティの不安もありますけどね。

    何だか関係のないような話が大半になってしまいましたね。すみません。

    作者からの返信

    榊琉那様、ご意見ありがとうございます。クレーム処理、つらいですよね…かつては訴訟社会アメリカに見習って謝罪の言葉は軽々しく使用するな、という社内教育がはやったこともありましたが、謝罪(というか共感を示す態度)は、ときとして潤滑油となることもありますよね。確かに箸にも棒にもかからないお手上げな場面もありますが💦うちも警察OBの方をお一人雇用してクレームに対処しています。
    駐車場は…困りますよね。うちは周囲一面が田んぼなので確保できていますが(笑)、おっしゃる様に時間がかかりますね。診察時間も同様、受け付けから診察までの間に係る職種が多すぎて、効率的に回っていない感じがしています。AI問診なども導入されつつありますが、まだまだ発展途上といった感じです…
    貴重なコメント、感謝いたします!

  • 話がそれますが(幅の広い話になってしまいますが)、日本のクレーマーに関してやはり常々いやな思いを感じていたところと多分に通じます。
    名乗らない、のところもそうですが、日本の陰湿さがちょっと出てるというか。
    医療などのサービスも含めて、商品、施設など諸々、利用者・ユーザーの満足度をはかる指標が売れ行きに準じたものでしかはかれず、たとえ95%の満足があっても、5%の不満足の声に動いてしまうのが日本(だけじゃないかもだけど)。

    満足していると黙っている。
    不満だとここぞとばかりに声を上げる。

    5%の不満の声が出たときに、95%が擁護する手段がない、または気づくルートが存在しない。(今回でいれば、辞職したあとにわかる)

    もやもやがのこりますね。

    ユーザーの声に真摯にむきあう良メーカーの改悪に気づくことがよくあります。
    「え、どうしてこれこうなったの?前の方がよかったのに」
    調べると、「こういうお客様の声があったので対応しました」

    のこりの95%は、その対応をよいとおもわないけれど、やはり声を上げない。

    黙っている人と黙っていない人のあげる「声」は、1:1じゃないけど、どうしても後者の1が現実を動かしてしまいやすい。

    もやもやがのこりますね。(2回目)

    小説になりそう。(と勝手に期待)

    作者からの返信

    虹乃ノラン様、コメントありがとうございます。
    おっしゃる様に、少数派の意見が出た場合にそれを評価する仕組みが全くないのは問題だと思います。よくわからないから、波風が立たないように言われるがままに取り入れてしまう。こと商売がらみになるとイメージの問題になったりしますから、企業はどうしても保守的になってしまうのでしょうね。行き過ぎたポリコレ、あれは平等とは程遠いように感じますがどうなのでしょうかね。
    大切なのは個人あるいは組織の自立かなと。依存、あるいは甘えからの脱却という文化が根付いてくれればいいなと期待していますが、果たして。
    それにしてもなんでも小説のネタに結び付けていくところが、さすがノラン様。貴重なご意見、感謝です!

  • 患者教育!
    大事ですね!

    筋トレとかストレッチとか、
    すぐに忘れてしまうので、何度も教育していただく必要があるんですよね。

    お手を煩わせてしまっております(^_^;)


    作者からの返信

    こんにちは!運動も大切ですし、腰痛についての知識を得ることで安心できる、という効果も教育には大きいと思います。腰痛をゼロにすることを目標とするのではなく、うまく付き合っていく…そのようなスタンスが大切な気がしています。
    いつもコメントありがとうございます!

  • お邪魔します。

    かつてアルバイトしていた整形外科クリニックでは、毎週のように【腰のブロック注射】(と患者さんは言ってました)を打ちに通う方がいました。でも、看護師さんに「この注射は月に2回までだよ!」と言われて2回に1回は諦めさせられていました。

    患者さんの中には(特にご高齢者)薬信者、注射信者がいらっしゃるので効く効かないだけではないのかもしれません。

    作者からの返信

    @to-sanka-3様、お寄りいただき有難うございます!
    ガイドライン、この後は手術ともう一つ「代替治療」についても言及があります(今後アップする予定です)が、患者さんは「はり治療」などに近い効果を求めているのかもしれませんね。実際トリガーポイント注射については、疼痛スケールに関しては不変であるものの、患者満足度についてはそれを高めるとする論文もあります。通院のために高齢の方が外出する機会を得たり、精神的に安心を得られるなど、疼痛だけでは測れない様々なメリットが隠れているのかもしれません。
    ただ、医療財政がひっ迫している現在ではエビデンスのない治療については保険点数が減額、あるいは抹消されることすらあります。医師会は強く反対すると思いますが、やり玉に挙げられやすい物理療法やトリガーポイント注射などは、今後は減少していくと予想します。高齢の方が医療機関を集会所にする時代は終焉を迎えようとしています。
    貴重なコメント、ありがとうございました!


  • 編集済

    安易に「心因性腰痛」と決めつけない

    で涙がほろり。過去散々、いろいろな疾患で言われ続けて……。トラウマものになって病院から遠のいた結果が、発見遅れて現在です。^^

    でも先生側にしてみれば、「大袈裟な患者」「要領をえない患者」も多い中、一見で一緒にするなと言っても難しいことかもしれませんが…
    せめて良い患者と思われるよう、振舞ってそれでもだめならさようならも選択肢に。

    ありがとうございます。


    追記、さらに涙がほろり。みんなが諏訪野さんみたいな気持ちでいてくれたらいいけど、本当に少ない印象です。

    作者からの返信

    良い患者と思われるように患者さんに気をつかわせる、これは完全に医療者側に罪があります。分からないものを患者のせいと決めつけるのは非常に傲慢な態度ですし、そこで完全に思考停止してしまいます。
    心と体は表裏一体ですが、ゼロから痛みを生み出している方は非常にまれで、やはり何らかの痛みの原因があってメンタルがそれを修飾している場合がほとんどです。だから原因の追及を放棄する医師はメンタルにも寄り添おうとしない傾向が強いです、どちらも自分の手には負えないからです。特に痛みを扱う整形外科で、忙しさを自分で作って患者一人に2~3分しか時間をかけない医師を私が今一つ信頼できない理由はここにあります。いくらMRIを撮影したところで、短時間では自分の思い込みしか話せない、患者と相談することなく一方的な治療方針を押し付けることしかできない。薄利多売しないと儲からないシステムにも原因があるのですが…自分が開業医から足を洗ったのはこのシステムではまともな医療が提供できないと思ったからなのです、歩合制じゃないサラリーマンならせめて多少の自由はきくだろうと。
    愚痴でした、長文申し訳ありません。分からないものは分からないなりに真摯に向き合う、改めて肝に銘じたいと思います。

  • 運動は有効だとわかるのですが、なかなか運動する時間が取れませんね。
    精々、エレベーターを控えめにして階段を上る位です。

    最近では夜遅くまで営業しているジムとかも増えましたが、器具を使った運動って有効でしょうか?
    著名な格闘家は、器具を使うのを嫌っていたと聞いた事がありますので。

    作者からの返信

    階段昇降、素晴らしいです。チリ積もです、絶対に役に立っていると思います。
    器具を使った運動、もちろん全然OKです。自重だけで負荷をかけるやり方(腹筋背筋も普通にそうですね)は自宅で手軽にできて有効ですが、器具には器具の良さがあります。ダンベル、バーベルスクワット、ベンチプレス…実は有酸素運動だけでなく無酸素運動はかなり大切で、老化では遅筋より速筋(マラソンではなく100mで使う筋肉ですね)から衰えていきます。注意点は正しいやり方でやる、ということですね。器具は負荷が大きくかかりますので、これで腰をかえって痛めてしまっては本末転倒になってしまいます…(特にバーベルスクワットはフォームが大切です)

  • やっぱり運動ですね。運動少しづつでも頑張ろうと思います。
    取り合えず明日から一駅歩こうかな。。

    いつもありがとうございますm(_ _)m



    作者からの返信

    おはようございます!歩く、凄くいいと思います。自分はアイデアとかよさげなシーンとか、たいてい通勤中に走っているときに思い浮かびます。立ち止まっては忘れないようにスマホにメモる、走るの再会する、の繰り返しです。不審者(笑)考え事しすぎて事故にあわないようにしないといけませんが…お試しください!


  • 編集済

    電気や、超音波そこまでエビデンス高くないんですね。そうなんだ~。

    整骨院とか整形のリハビリで良くやっているのですが・・・


    作者からの返信

    これらの評価はあくまで腰痛の「治療」に対するものですので、マッサージ的な効果やリラックス効果を得ることが目的であれば全然ありだと思います。サウナが好き、とかそういう感じで利用するのであれば、決して無益なものであるとは思いません。コストに見合ったパフォーマンスを感じられるのであればそれでいいのかと。
    あ、誤字報告有難うございます。いつも助かります!

  • 柔道整復師です。
    コルセットは急性期の患者さんで動かなければならない方にはおススメしています。
    治療(施術)でいったん楽になってもまた再発する可能性が高いので支えは必要かな…と。
    ただ、2~3日で外す方向にしないと(特に高齢の方は)自分の筋肉が衰えてしまうので痛みが落ち着くまでだからね!と伝えます。
    逆に牽引機は慢性期の方に好まれています。グーっと伸ばしてもらえるのが気持ち良いそうで、ストレッチのようなものですね。
    病気や骨折が絡んでいなければ自分の筋肉をしっかり鍛えるのが一番の予防法だと思います。

    作者からの返信

    @to-sanka-3様。お仕事お疲れ様です、コメントありがとうございます!

    おっしゃる通りで、「治療」ではなく腰~骨盤帯の「保護と再発防止」という意味ではコルセットは有効かもしれません、主に意識付けの観点からですが。農業の方とか米袋数十キロとか抱えますし、重量挙げの選手だってコルセットがなければとても危なくて見ていられません…痛みが出る前に予防、ご指摘のように基本だと思います。安全靴みたいに場面に応じた使い方をすれば、筋肉の廃用という長期装用のリスクも抑えられそうです。

    牽引もある意味、慢性腰痛の急性化の予防という意味があるかもしれません。特に慢性腰痛の方は姿勢が前屈位をとっていることが多いので、血行改善効果が期待できるかもしれませんね。座骨神経痛に対してはやはり厳しいとは思いますが…

    貴重なご指摘ありがとうございました、今後ともよろしくお願いいたします!

    編集済
  • リハビリテーションって、re・habilitationだったんですね。
    勝手にリハビリ・テーションだと思ってました(^-^;
    まずそこにビックリ。

    そして、物理療法は今まで指示されたことは無いのですが、コルセットは出して頂いたことがあります。(5千円ぐらいだったかなぁ)
    しかし、推奨度とエビデンスの低さにはビックリです。

    私は暗示にかかりやすいので、医師から出してもらった=これで治るぞ。となってしまうので、腰痛が酷い時は頻繁にコルセットを使用してましたが、筋力低下を招く恐れがあるとは知らなかったので、正しい知識の無いまま使用することに怖さを感じました。

    私も受け身にならずもう少し踏み込んで聞ければよいのですが、なかなかお医者様に対して意見するのはハードルが高いと感じてしまうので、ここでのお話しがすごくありがたいです。
    いつもありがとうございますm(__)m

    作者からの返信

    ビックリポイント、そこですか~。また祐里様にカワイイ!って言われますよ~(笑)
    病は気からとも言いますし、プラセボ効果やリラックス効果も私は大切だと思っています。問題は、そこにコストに見合ったパフォーマンスがあるかどうかですね。コルセットを付けたら安定するような気がして長く歩ける!のであれば、装着も全然ありだと思います。10万円とか20万円とかの磁気入り高級コルセットなんてものは買ってはいけませんよ!


  • 編集済

    腰にカイロ貼っています。

    追記:いえいえ!予告をみたときに、牽引効果ないって言ってた覚えがあるけどもしかして場合に寄るのかなー?と思ってたんだけど、概ね否定的な意見で逆にほっとしました。大手振って自宅療養できる!

    作者からの返信

    て、低温やけどに注意です…! いろいろ書いてますが「気持ちイイ」を否定する意図は全くありません。エビデンスに負けるな…!


  • 編集済

    ん? カルシウムイオン? とどこぞで見た文言が、と思ったら、家人が処方されていた○リージェでした。
    神経痛には有用なんですねえ。なるほどねえ。私は、(おそらく坐骨神経痛由来の)痛みがあったとしても動けないほどではないのですが、もし「あれ、これやべえ。仕事どころではないぞ」レベルのがあったらロキソ○ンと○リージェちょいとパクろうかと思いました。おっと、お医者様の前で、こういう発言はいかんですねw

    でも初めてなったときは経験ない痛みに耐えられず、仕事周りに任せて横にならせてもらってたことを思うと、人間、痛みには慣れていくんだなあ、とも思いましたw


    追記:よく三大激痛みたいの見ますが、その昔私がもののほんで読んだのは尿管結石・痛風・胃穿孔でした。全部経験したことないですが、全部身近に経験者がいる! 胃穿孔で入院した友人の見舞いいったとき「は? 胃センコー? 閃光?」とかなりましたがw

    作者からの返信

    私自身は腰痛はほとんど・座骨神経痛は全く経験がないのですが、座骨神経痛がかなり痛いものだとは肌で感じます…一番痛そうなのが尿路結石、二番目が座骨神経痛かなあ…副作用さえ十分知っていれば内服を試されても可かと、ただし下肢に神経痛がある場合にはまずMRI診断が推奨ですが…

  • >ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液
    この子だけ、とても覚えづらいし、なんだコレ感ありますねw
    兎って! と思ったらほんとに兎なんですか。面白いなあ。

    作者からの返信

    おっしゃる通りです、名前だけで何だか怪しさ満載ですよね(笑)皮膚抽出液って… それでも正真正銘の日本発、オンリーワンな薬なのです!
    使い方もそれにふさわしくおまじない的な…げ、げふん(祐里様風に)

  • 前回は丁寧な返信、ありがとうございます。
    (原則としては保留ながら)やっぱり坐骨神経痛なんだろうなあ……🤔

    それにしても腰痛の定義にびっくりしました。ちょうど上と、そして下がその時々で痛くなり、治ります。一日中痛いとかはマレだし、寝起きはちとしんどいだけで、痛いながらも散歩に付き合わされたりもできるぐらいで。あまり頻繁すぎるようなら(時期的にしょっちゅうなるような時期もありますが)医者にかかってみようかと思いました。
    仕事柄、年二回はきちんと健康診断は受けていますw

    作者からの返信

    スロ男様、こんばんは!
    ん? 臀溝下端(お尻の一番下)の下? ケツ、ケツの穴ですか⁉(千織様の「あながち」に毒されている)じょ、冗談です…
    結構痛む範囲が広いですね、背筋が阻血になって痛むのかもですね…
    健診は超大事です、さすがです!これをしないのは自殺行為!


  • 編集済

    参考になりました(復習というか)
    トラマール出てこなかった

    プレガバリンの初期副作用の眩暈は本当に顕著でした。もう慣れましたが、これは入院しながら管理しないと多分事故起こしますね。家の中にいるからいいけど。老人だと絶対転倒する!と確信しました。

    NSAIDsはあんまり効いてない……カロナールはきいてる。(相乗で)

    過去の治療経験がなければ今の薬剤を呑むことには相当の抵抗があったと思います(経験がものをいう)

    アセトアミノフェン400mg
    トラマール50mg
    プレガバリン75mg
    プリンペラン

    このセットで飲んでいます。

    本当にお世話になりました。

    プレガバリンが一日二回なので、間が少し不安になります。

    3回飲めたらいいのに。ということでたまに途中でのこしていた容量の少ない方を呑んだり、トラマールだけ飲んだりで調整してます

    作者からの返信

    ト〇マール、ガイドラインには言及されていませんが効果は確実にあると思われますし、自分もよく使います(ト〇マール+アセトアミノフェン=ト〇ムセット)。
    プ〇ガバリン、めまい凄かったですか…慣れるものなんですね、最初の1週間で継続できなくなる方も結構多くて。150mg/日で眠気が出るのならば、300mg/日は厳しいでしょうね…3回内服は問題ないと思います(眠気をクリアできれば)。
    というか、坐骨神経痛でいいんですよね…?症状合ってますよね?まあ結果良ければそれでよしですが!

    編集済
  • 次が楽しみですね。

    ガイドラインからは外れますが、トリガーポイント注射や整体なんかはどんなものでしょうか?

    作者からの返信

    hekisei様、ご無沙汰しております!
    ガイドラインにおける腰痛治療。まだご紹介してないものとして、物療(牽引、超音波、TENS、温熱)・コルセット・運動療法・認知行動療法・インターベンション(硬膜外ブロック・神経根ブロック・脊髄刺激療法)・手術療法・代替療法(徒手整復・鍼・マッサージ・ヨガ)があります、順次記事にしていく予定です。
    トリガーポイント注射については、「トリガーポイント注射は RCT などの臨床研究を行った報告はほとんどなく、ガイドラインでの推奨としてはエビデンスが弱く、積極的な推奨はできないものと判断した」と記載されており、あまり有効ではないと評価されているようです。また整体については各施設でやっていることが非常にばらばらで(上記のヨガ、温熱、マッサージなどを組み合わせていることも多い)、ある程度日本特有の文化であることもあり、ガイドラインには「整体」としてはまとめられていません。
    なお、「柔道整復師・あんまマッサージ師・指圧師・鍼灸師が医師の同意を得た場合以外では,非外傷性の腰痛や慢性腰痛に対する診療行為は行えないことになっている」とされており、一般的な腰痛には整体での治療に保険診療は適応されないことになっています(…が、建前であって実際にはザル法です)。


  • 編集済

    今のところお薬には頼らないですんでいます。

    腰とは関係ない話ですが、最今、左膝を捻ってしまったのか、半月板付近が痛くなってきました。

    加齢も有るのかな。44才です。

    腰もいつ悪化するかわからずヤバイので、次回も期待しています!

    追記)

    激痛ではなく、鈍痛ですね。常に痛いわけでも無いです。

    靱帯損傷したことはないです。

    不味いなと思ったら、MRI行ってきます!

    多分ですが捻挫してるんだと思っています。

    作者からの返信

    半月板断裂を疑わせるような痛み、という事は内側か外側かのどちらかでしょうか?40台だと変形性関節症のように骨に変化が出るにはまだ早いし…(以前に靭帯断裂をされたことがあれば別ですが)半月板断裂は10台の学生でも強くひねれば起こり得ます。長引くようであればMRIも考慮ですね!

  • いつも有用な情報をありがとうございます!
    お薬出してもらったら確認させていただきます(*´ω`*)

    作者からの返信

    zawa-ryu様は腰痛はあっても下肢の神経痛はないんでしたよね?でも今回の薬物、坐骨神経痛に限らず上肢のしびれや帯状疱疹(ヘルペス)後神経痛など、幅広く応用されています。頭痛と腹痛以外の鎮痛薬はおおむね紹介しましたので、何か不明の薬があればぜひコメントくださいませ!

  • >「6月から1件7700円を徴収ちょうしゅう 救急車〝便利使い〟歯止め 救急搬送はんそうされ入院至らずの患者 三重・松阪市」
    こんなニュースは知らなかったのですが、そういううちわけがあったのですね。これまでの諏訪野様の話でもそうですが、詳しく書かれていてためになります。

    記事タイトルは、週刊誌ならば「おあり」は常習ですが、新聞では正しくとらえるようにしてほしいですね。ただカクヨムの小説タイトルも全体的に胸を張って他人様に紹介できないようなものも多く…。運営も注意していますが性的表現が露骨なのも読まれるため、とはいえ酷いのもありますし、自らのもちょっと苦笑いしてしまうのもあります。

    話は変わりますが、救急車の有料化は救急隊員の関係者の方に聞いたら、そうすると「サービス」を重視しなければいけないのでできない、と伺いました。「金払ってんだろ」となってしまうからと。確かにと頷きましたが、実際の救急隊員の方の対応を見ると、どんな方(急病ではない方やそもそも病気ではない方などへも)すごく丁寧な口調で優しく頭が下がる思いです。

    作者からの返信

    タイトル、頭痛いですね。拙作については流行りに逆らって短いタイトルをつけることが多く、閑古鳥の体たらくです(苦笑)「~悪役令嬢が女医に転生して腐った医療界を無双する!」なんてサブタイトルをつけたら伸びますかね…(センスゼロ)
    救急隊の方には本当に頭が下がります。たらいまわしされた経験を情報共有して、救急要請を受けたらあらかじめ候補を絞って連絡するのだそうです。満床で断らざるを得ないこともあるのですが、ここまでさせて本当に申し訳なく思います。緊急性がない救急要請にも辛抱強く対応されており、こういう方々にこそ報酬を手厚くしていただきたい!
    コメントありがとうございました、感謝です!

    編集済
  • はじめまして。興味深く拝読しております。
    病気が”有る”、と診断することはたやすい(異常が見つかった場合)ですが、病気が”ない”と診断することは難しいですからね(患者が症状を訴えていても見つからない)。違う科だったり、予測していない必要な検査をしていなかったりもありますし。

    >何も検査しないのに大したことがないと断言するような医師は、避けた方がいいでしょう。
    この文にそう思いました。

    今は診断を医師がしていますが、彼らが聞き流していた症状の全てを入力(世界中のデーターの集積)して、AIが病気の診断をするようになれば(最終的には医師が確定するとしても)確実性が増すのでは、と期待しています。

    作者からの返信

    高瀬さくら様、はじめまして。お読みいただきありがとうございました。
    エッセイ読ませていただきました、胸が苦しくなりました。神の手Drなんて持ち上げられて自分が背負っている十字架の自覚もないような方は、私は全く信用していません…彼にとっては有象無象の一人でも、患者さんにとって自分はただ一人なのですから。専門職を名乗る人間の心無い言葉は、助けを求めている人をより深く傷つけるので、大変罪深いことだと思っています。
    おっしゃる様に放射線科の読影や病理診断の場ではAIがすでに応用されていますし、いずれ一般の外来診断もそうなると思います。きっと正確性が段違いだと思います。ただAIにできないのは、相手の立場に応じた最善の治療提案をすることだと思います。といっても、人間の医師にもこれができていないことが実に多いのですが…
    高瀬さくら様の作品、身が引き締まる思いです。今後ともよろしくお願いいたします。

    編集済
  • 整形外科 腰痛 概論1への応援コメント

    素人判断で間違ってる可能性は否めないんですが、おそらく坐骨神経痛っぽくて。
    昔、あぐらで在宅みたいのやってて、それが五時間だ十時間だ、場合によっちゃ二徹、三徹とか。

    で、いまの仕事始めてから立ち仕事だったもんで、それがキタのか、朝起きたら右尻に痛みがあって、びっこひきながら歩いたり。
    いまでも頻繁にではないですけど、右尻だったり左手尻だったりに痛みがあったりして特に寝起きがズボンはくのに難儀したり。
    家人には病院行けっていわれるんですが、病院いってもどうせ湿布出されたりとかなんだろうなあ、みたいな。

    腰痛編2も読ませていただきます!
    勉強になります🙇‍♂️

    作者からの返信

    スロ男様、いつもお世話になっております!(主に祐里様が)
    お尻だけですか?足のしびれとかはなさそうですよね…股関節は痛くないですか?(変形性股関節症的な意味で)でも両側あるのなら座骨神経痛でしょうか…平地を歩くのにも困るのなら一度診断だけでもつけてもらうのもいいかもですね、股関節が大丈夫かどうかはX線だけでもわかりますし。治療は…多分湿布と内服になると思います…

  • 報道機関はかなり間違った正義感を振りかざす傾向にありますから、
    報道機関や広告主等自分たちに都合の良い方向に、受けが良いように
    捻じ曲げた報道をする傾向がありますから、困ったものですね。

    〇流ブームなんてのは、テレビ局等の都合、利益のためにつくった
    良い?例です

    作者からの返信

    「綺麗な風景写真が撮りたい」様、コメントありがとうございます!

    害がないものなら笑って済ませることができますが、こと健康に関連した情報に関しては、本当に問題があると思っています。あと、それに便乗して現場のことを調べずに拡散してしまう人も。災害時の誤情報を拡散してバズらせてしまうのと同じ構図ですね。

    子宮頸がんワクチンとかとか女児に対する側弯の学校健診とか、その代表かと。議論は大いに結構ですが、メリットデメリットの双方をしっかり伝えてほしいと思っています(マスコミの自浄作用にはあまり期待していませんが…)。代案の提示とかもまったくないし、言いっぱなしじゃんと。

    貴重なご意見、感謝です!

  • 左足の甲、小指の下あたりにヒビいれた経験あります。
    かかとがあるサンダルで自宅内の石段降りてて踏み外して、足をひねってパキッと。
    翌日になっても痛みがあったので休日外来(踏み外したのが土曜の夜)受診しに行ったら「ヒビはいってますね。ギプス固定します。全治三か月」と言われました。
    当時は配送業の手伝いしてたので、事情を言って休ませてもらったのが苦い思い出です。
    二十年くらい前のことですが、いまだに患部に違和感を覚える(痛みとかではない)ことがあります。

    作者からの返信

    中足骨の基部ですねかね?ここはズバリ「げた履き骨折」といって、結構有名な骨折です(ネット検索すると出てきます)。おおむねギプスで治るのですが、ずれが大きいと金属スクリュー固定術が行われることがあります。恐らく骨はきちんと癒合しているでしょうから、違和感はあるかもしれませんが、スポーツなんかしちゃっても大丈夫だと思います。再度の怪我にはお気を付けを!

  • 昨日に引き続き、失礼します。
    実母……雨の日に自宅前のタタキで滑って手をついて。
    その時にどうも手首を骨折していたらしいのです。
    手をついた時にねん挫したのだろうと軽く考えて、整形にかからなかったようです。
    その後もずっと痛むので診てもらったら、折れた(というかヒビ)あとがあると。
    この間数年。
    それよりずっと前にも、よろけてフェンスで肩を強打したあとずっと痛がっていたので、そちらももしかしたら肩あたりにヒビが入ってたのかもしれません。
    もっと強く「病院に行きなさい」と言ってたらと後悔しきりです。

    作者からの返信

    奈那美(=^x^=)猫部様、お返事遅くなりました!
    腰、股関節、肩、手首。中高年の方の骨折の4大部位です。70歳以上の女性の半数以上は骨粗鬆症ですので、1週間以上痛みが続く場合はかなり骨折の可能性が高いんですよね…それでも手首は多少変形が残っても日常生活には意外に困らない方も多いので、つい放置されがちな場所ですね~。昔はおおらかでした、田舎もですね!

  • 以前、腰痛が続くけど病院では異常ナシと言われた職場の先輩は、出されたお薬で体がダルくて仕方ないと言っていた事がありましたが、確か、〇〇パルタだったような気がします。(うろ覚えですみません)結局その先輩は飲むのをやめてしまいましたが、拝読して納得しました。
    なかなかお薬で慢性の腰痛を治すのは難しいのですね。
    その先輩も体操を始めてマシになりましたし、
    やはり人間は適度に運動しないとダメなのかなと思います。

    今回も貴重なお話をありがとうございました。

    作者からの返信

    サ〇ンバルタでしょうね~、眠気で内服が継続できなくなる方は結構いらっしゃいます。ガイドラインはあくまで大まかな指針で、「この通りに処方しなさいよ!」というような強制力は全くありません。合わない時はすっぱり切り替えるべき!ですね。
    温熱治療(超音波や電気治療、ホットパックなどですね)・コルセット・運動療法・注射・手術など、これらもガイドラインに記載されてますので順次ご紹介させて頂きます。運動の慢性腰痛にたいする推奨度・エビデンスは…なかなかですよ!

  • いろいろとためになるお話を書いていただいてありがたいです。
    ここまで読ませていただいて、救急車で姑を搬送していただいたときのことを思い出しました。
    コロナ前のことですが、夜間に39度の熱を出していたので(90歳)、救急医療情報センターに電話したところ「救急車を呼んでください」と言われたので救急車で救急病院に搬送してもらいました。
    解熱剤を処方してもらったり、それなりの処置はしてもらえました。
    で、その夜の担当医に言われました。
    「熱も下がったようなのでお帰り下さい」
    ちなみに姑、それまでにも自宅内で意識なくして救急車のお世話になったこと、複数回ありました。
    かかりつけ医には「不整脈の気がある」と言われてました。
    その心配もあったので担当医に食い下がってみました。
    「この状態の高齢者を連れ帰ることは家族として納得しない」と。
    担当医はしぶしぶといった感じでCTを撮ってくれました。
     
     
    しばし後。
    担当医は言いました。
    「CTの結果、心臓が腫れているようなので緊急入院となります」
     
     
    あのまま言うことを聞いて帰宅していたら、もしかしたら……と思うとぞっとします。

    作者からの返信

    奈那美(=^x^=)猫部様、猫部の大先輩ではないですか!No.24の諏訪野と申します、ご訪問有難うございます。
    お姑様、大変な目にあいましたね…高熱が出た時には通常は何かしら熱の原因について見当をつけないといけないわけですが、短時間解熱しただけで帰宅させようとするのは、救急で忙しいとは言っても感心できない対応だと思います。
    若年者で明らかにインフルかコロナが疑わしい!という時は帰宅もありかと思いますが、高齢者の高熱は対応を誤ると命にかかわるので、食い下がられて本当に良かったと思います。
    肺炎と尿路感染症の2つが高齢者では特に多い高熱の原因疾患ですが、いずれにしても90歳であれば入院対応が望ましいと思います。家に帰っても水分も取れずに脱水になる可能性が高いし、恐らくは抗菌薬の点滴が必要になると思われますが、自宅では点滴治療はできませんから…しかも心臓が腫れているとなれば心不全か心筋炎か心嚢液貯留か、いずれにしても到底放っておけるものではありません。
    その場にいたわけではないのであまり無責任なことは言えませんが、ご家族の目から見て危ないと思ったら、しっかりと主張していただいて良いと思います。あってはならないことですが、重症患者の方が次々に来院されるとスルーされてしまう可能性もあるのですから…!
    何かお困りごとがありましたらコメントいただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします!

    編集済
  • 参考になります。自分が特に病院とは無縁なタイプなので、余計にこれからは気にしていかなきゃいかんというのもあって。
    読みやすいし、わかりやすいし、すごく面白いです。

    作者からの返信

    お読みいただき有難うございます!病院とは無縁なタイプ、うらやましいです…縁がないに越したことはない、私も同意見です。健診を除いて!
    この仕事についてよかったと思うのは、医師にだまされなくて済むことですね…そんなわきゃねー!と思われるかもしれませんが、まあいろいろと…何かお困りごとがございましたらコメくださいませ!

  • 先生、本文中にカロナー○が伏せ字になっていないところがあります!

    作者からの返信

    うう、また誤字ってる…修正させていただきました、ありがとうございます!…がやはり伏字になっていないという(笑)先生はだめです…

    編集済

  • 編集済

    筋弛緩薬、という言葉が出たので前々から思っていたことを一つ。

    筋弛緩薬がきくなら、ブスコパンとかもきくんじゃないの?と薬切らしたときに勝手にのんでみた(きかなかった)のですが、
    その作用機構を……ざっくり。あれは消化器系のみなのかな

    ルナさんのところの、「カ〇ナール(ほぼ伏字になってないですね…)」に笑ってしまいました。

    追記:ご回答ありがとうございます。ああ、回答がうれしい。それにしても緑内障禁忌の薬が多すぎます……。

    作者からの返信

    ブスコパンは副交感神経を亢進させるアセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑えることで、消化管の運動が亢進することに伴う痛みや痙攣・下痢などを抑える薬です。こちらは腸管の「平滑筋」という筋肉に作用します。一方で筋弛緩薬は 脊髄レベルに作用して脊髄反射を抑制することで「骨格筋」の 緊張を緩和すると考えられています。つまりは作用する筋肉の種類が異なると考えていただくのが良いかと(厳密には境界がややあいまいな部分もあるのですが)。やはりブスコパンは内臓痛に効果があり、体性痛には効果に乏しいと思われます。
    なお、ブスコパンは(解放隅角)緑内障には禁忌ですのでお気を付けを!

  • 整形外科 腰痛 安静治療への応援コメント

    うおー!( ..)φメモメモ

    ・急性腰痛に対して、痛みに応じた活動性の維持はベッド上の安静よりも疼痛を軽減し、
      機能を回復させるのに有効である。

     ・一方、下肢の神経症状(坐骨神経痛)を伴う腰痛では、安静と活動性維持に明らかな差は
      ない。

    軽減し、 機能を回復 の間に改行入ってます
    明らかな差は ない の間に改行入ってます

    意図的だとは思うのですが、私のVIEW(PC)では、その手前で改行されていました(環境でかわるでしょう)ので、スマホだとさらにずれるかも。

    作者からの返信

    ありがとうございます、修正させて頂きましたm(_ _)m このエッセイ、週一で更新しようとバタバタ書くので…(言い訳)いつも助かります!

  • 成程、自分は熱が出た時とか、よくカ〇ナールを処方されるのですが、
    副作用が少ないという事もあるんですね。
    自分はそうでもないですが、相方はかなりの種類の薬を処方されているので、
    薬同士の相性の考慮もあり大変です。

    個人的には、ジェネリックに関しての忖度のない意見を聞きたい所ですが、
    まぁ話しにくい事もあるでしょうし、言える範囲で聞いてみたいです。
    一時は必要以上に勧められたので。

    作者からの返信

    カ〇ナール(ほぼ伏字になってないですね…)は鎮痛作用は強くないですが、解熱に関してはそこそこ期待して良い薬剤ですので、発熱には使い易いですね。仰るように副作用が少ないので、小児などにもいいと思います。

    ジェネリックへの切り替えを勧められる、これは完全に医療財政が原因です。しかしその効果や安全性あるいは副作用も含め、基本的に新薬と同等といって差し支えないと思います。
    ただし薬を飲みやすくする添加物などの種類や配合量が異なっており、新薬からジェネリック医薬品に変更したときに違和感を覚えたり、新薬と異なる添加物由来の何らかの副作用が出る可能性はあります。また名前が独特なものがあるので、新薬との比較がやりにくいこともやや難点でしょうか。
    とはいえやはり安価ですし、新薬と同じ信頼度で使用していただいてよいかと思います。私自身は、ジェネリックをあえて避けることはよほどの理由がない限りは行っておりません。

    編集済

  • 編集済

    大体いつもロキソニンと胃薬を処方されますので、これもエビデンスに則ってのことなのですね。
    質問ばかりで恐縮なのですが、食後3回で出されることが多いのですが、痛みが消えたら服用しなくていいのでしょうか?それとも出された分は全部飲み切った方がいいのでしょうか?
    私はいつも余らせてしまうもので。


    追記
    ご回答ありがとうございます。
    助かります。
    近場の整形外科の先生には聞きづらくて。
    いつも質問ばっかりで、すみませんm(_ _)m

    作者からの返信

    痛みがゼロであれば自己判断で中止して良いと思いますが、少し痛みが残っているのであればきっちり3回服用したほうが良いと思います(個人的な意見です)。1日3回の薬というのは裏を返せば8時間で効果が切れるという事ですので、飲んだり飲まなかったりだと効果が欲しい時に切れている可能性があるので…内服薬は飲んでから効果が出るまでタイムラグがありますし。おっしゃる通り、痛みが消えたら服用中止で構いません(その場合もちろん余ります)。
    なお胃薬は粘膜保護剤(ム〇スタとかレ〇ミピド、セ〇ベックスなど)よりも、PPIと呼ばれる胃酸分泌抑制剤(タ〇プロンとかネ〇シウムとか)をお勧めします。特に胃の弱い方や長期にNSAIDsを内服する予定がある場合には。

  • こうしてみると、エビデンスAってなかなか無いんですね。

    作者からの返信

    NSAIDsは歴史が長く使用経験も膨大で論文が豊富にあるため、効果が検証しやすいという事も理由にあるかもしれません。
    慢性腰痛ではエビデンス「A」の薬剤が2つ出てきます、お楽しみに!(なお、推奨度…)


  • 編集済

    整形外科 腰痛 安静治療への応援コメント

    今回も分かりやすくて為になるお話をありがとうございます。

    ただ、1点だけ補足していただけるとありがたいな、と思うことがあります。

    それは「安静」の定義です。

    多分ですが、お医者様の言う「重症」と医療従事者ではない我々のイメージする「重症」が違うように、「安静」もイメージが違うのではないか!?と思いました。

    お忙しい中恐縮ですが、できましたら対応よろしくお願いいたします。


    (追記)
    追記ありがとうございます♪

    作者からの返信

    ああ、説明できていませんでしたね!ここでいう安静とは、「食事とトイレの時以外は横になっている」というものです。追記させて頂きます、助かりました!
    例のお知らせも感謝です、お返事かかせて頂いてます!

    編集済
  • 整形外科 腰痛 安静治療への応援コメント

    これは驚きです。以前も少し仰られていましたが、安静よりも動いていた方が治りが早いなんて。
    ただ、経験則として、仕事を休めない時は多少無理して出勤していましたが、確かに寝ているよりもマシだった記憶があります。
    反対に一日寝ていると余計に悪化していた気もしますし、、。
    町医者では、そこまで踏み込んで教えて頂けないので(お医者さんにもよると思いますが)とても助かります。
    次回の薬物療法も気になります。

    作者からの返信

    安静にしておいた方がいい病気って実はあまりないんですよね~。心不全ですら、多少安定したらすぐリハビリが入りますし。安静にした方がいいのは骨折と感染くらいでしょうか。
    町医者さんがおすすめするのは、多分薬とリハビリ通院だと思います。どちらも収入に直結しますからね(身もふたもない)。次回、薬やリハビリの効果にもメスが入ります!

  • 私的にホットな話題で大変ありがたいです。感謝。

    作者からの返信

    おっと、「猫部はこちら」が加わって一瞬びびりました~。神経症状ありの方はMRI推奨ですが、まあ場合によりけりということで。麻痺なしなら、とりあえず内服で経過を見れますからね。それにしても右は何でしょうねえ…

  • >X線だけで椎間板ヘルニアだと言われたら、それは少し眉唾です

    なに~!!そうなんですね!

    私は椎間板ヘルニアだと言われたことはないけど、知人はX線だけで言われてたんじゃなかったかな!?疑いがあるからってMRIとりにいったんだったかな!?
    詳細は忘れましたが、今後覚えておきます。

    作者からの返信

    なにしろ椎間板はX線で写りませんからね…年齢的に椎間板自体が減っているという場合はありますが、それは「変形性腰椎症」であって「椎間板ヘルニア」とは言えないのです…
    なお椎間板ヘルニアが問題となるのは、腰痛よりも下肢の神経症状(典型的なものでは坐骨神経痛)の原因になり得るからです。下肢の神経症状がなければ、ヘルニアであっても通常の非特異的腰痛と治療方針は変わりません。つまりは、下肢の神経症状がなければ、椎間板ヘルニアかどうかはあまり問題にならないのです。ご参考になりましたら幸いです。

  • Xで私が読むか悩んでおられたので(ノランさんが教えてくださいました!)勝手に読みに来ました!
    全然、参加して頂いて大丈夫です!
    でもですね、今☆3入れたので意味ないですよw
    中1女子のくせに医療もののドラマとかはよく観るんですよ。
    だから時間があればこのエッセイも読みに来ます!
    頑張ってください!!

    作者からの返信

    こんばんは!ノラン様が噂されていた、イケイケの先輩様でございますね!後輩の諏訪野です、ご評価ありがとうございました!
    しかし、よりによってこのエッセイを読まれるとは…医療に縁がなければそれに越したことはないのです、将来お困りになったときに思い出して頂ければそれで結構ですよ!今後ともよろしくお願いいたします!

  • 運動不足は自分でも感じていたので、きっとそれが原因かなと思っていたのですがメンタルが腰痛に影響しているなんて、、
    しかもエビデンスとして出てるんですね!
    驚きでした。

    客観的なデータを用いて説明して頂いて、
    わかりやすかったですし、納得できました。

    最近はマシなんですが、歩けなくぐらい酷い時もありますので、そんな時に、冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか。
    ぜひ教えて頂きたいです。

    いつも有用なお話をありがとうございます。

    作者からの返信

    こんばんは、ちょうど今「矢沢龍美のブログ」最新話読ませていただいたところでした。ちょっと急展開ですね、気になります~。
    @zawa-ryu様は腰痛をお持ちなのですね。温度について。これは腰痛の原因にもよりますが、打撲の場合は他の手首や足首の捻挫と同様にアイシングで良いと思います。慢性的な腰痛の場合には、ホットパックや赤外線などの温熱療法は効果があると思います。よく草取りなどで前かがみになると腰痛が出るという方がいますよね。あれは別のに腰の骨や椎間板が悪いのではなくて、前かがみの姿勢をずっと保持していると筋肉の血流が悪くなって腰痛になるらしいのです。温めることは血流を促進することになるので老廃物の除去には効果的だと思いますし、他の方法としては同じ姿勢を長時間とらずに適度に軽い運動をはさむことによっても血流が改善します。
    ただし全く動けないような急性の腰痛には、アイシングも温熱療法もそこまでの効果は期待できないかもしれません。自分なら内服薬に頼りつつ、ひたすら回復を祈るかなあ…(頼りなくてすいません)自分は腰痛はほとんどないので、これは首がまったく動かなくなった時の経験談ですが。
    長文すいません、参考になれば幸いです。

    編集済
  •  たまたま見かけたのでコメント失礼します。
     救急外来、自分自身も家族の付き添いでも何度かご厄介になった事があるのですが、ことに家族の付き添いで待合室で診察中に待っている時、明らかに「便利使い」としか思えない人が救急車で搬送された事によってそれより緊急性の高そうな外傷で出血している方より早く診察を受けているのを見てモヤッとしました。
     個人的には「どうでも良いのに自己都合満載で呼んだ」て方だけを医師判断で金を払わせる、でも良いと思うのですが難しいところですよね……

    作者からの返信

    川中島ケイ様、お寄りいただき有難うございます。
    救急外来ではトリアージと言って、救急患者のの重症度・緊急度を分類して優先順位を決める手法がとられています(これは地震などの大規模災害では特重要になります)…が、これはトリアージを行う医師や看護師のマンパワーに余裕がある医療機関の話で、大部分はおっしゃる通りに救急車で来院したというだけで機械的に優先されてしまうこともしばしば…
    ただし、お金を払わせる、払わせないの基準がはっきりと決められていないところが難しいところなのです…あいつはただなのに俺だけ払わせやがって!と医師が刺されたりすることも冗談ではない世の中です…
    まだまだ議論していかなければならないところですね。お読みいただき、有難うございました!

  • この知識が中高生の時に欲しかったなぁ・・・

    子供たちにはスポーツについて注意していようと思います。

    私は分離すべり症ですが、そこまでズレていないので神経の圧迫などがまだ無いのが幸いですね。

    将来の為に体幹トレーニングしなきゃですね。

    作者からの返信

    お読みいただき有難うございます、げんさんに読んで頂きたかった項目でもあります。
    画像上分離症があっても無症状の方も半数以上いるという報告もありますし、深刻に考える必要は全然ありません。普段通りに制限なく日常を送られて、まったく問題ないと考えます。
    お子様たちはスポーツをされていらっしゃいますでしょうか?本文では過度なスポーツには注意と書いていますが、自分も含め、やるからには限界まで自分を試したいというのがアスリートの本能。スポーツ、ガンガンやっちゃってください!腰痛が出ればその特に適切に対応すればいいのですから。少なくとも、知識がある今のげんさんのお子様なら大丈夫!

  • 私自身は内臓疾患(=地雷)か筋骨格系疾患かの区別は動作時痛があるかないかを目安にしています。
    実は自分自身が尿路結石とギックリ腰をそれぞれ経験しました。
    前者は腰に痛みが張り付いていて動作で変化なく、後者は腰を捻った時に痛みが増強しました。
    しかし高齢者の脊椎圧迫骨折の場合は腰を捻ってもあまり痛みが増強せず、前屈したときに痛みが増強するので洗面動作ができないと言われることが多いように思います。

    同様に五十肩と間違えられる心筋梗塞や大動脈解離も地雷ですが、動作時痛の有無である程度は見分けられるのではないでしょうか。

    作者からの返信

    ご指摘の通りです、安静時痛は腰痛のレッドフラッグの一つです。椎体骨折は軸圧がかかる動作の時に痛みが励起されますので、立ってしまえば歩くこと自体は大丈夫、という方も多いです。脊椎の骨折は起居動作が困難となることが特徴ですね。胸椎の椎体骨折も同様ですが、この場合前胸部に放散痛が出ることもあるので注意が必要かもです。胸痛に対しCAGを行って冠動脈に異常がなく、後に上位胸椎の骨折が判明したという事例を経験したことがあります。

  • 自分の経験からですが、腰痛が出る部分より上の部分が痛いようなら、
    尿路結石、若しくは腎臓の腫れを疑った方がいいと思います。
    (自分も素人なので正しいかわかりませんが)
    その時は異常に顔色が悪くなっていたので、病院直行でしたが。

    そういえば、自分はヘルニアもぎっくり腰も経験がないので、
    痛みの違いが説明出来ないですね。まぁなりたくはないですが。

    作者からの返信

    尿管結石や腎結石は上位腰椎かそれよりやや上なので、おっしゃる通りですね。あとは安静時痛の有無ですね、結石はじっとしてても痛いのに対し、筋骨格系の腰痛は安静にはあまり痛みがないけれど起き上がる時の動作で痛みが増す、というのが典型的です。
    尿路結石、激痛だったでしょう? 自分がみてきた痛みランキングでは、1位尿路結石・2位椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛・3位腹膜炎、という感じでした(個人差アリ)。

  • 概論その①の分離すべり症のコメントですが、高校生の時に鬼顧問の元でかなり激しく運動していました。

    それも原因の1つのなのかな??

    次話を楽しみにしています♪

    作者からの返信

    まさしく、スポーツなどの反復負荷によって起きる疲労骨折なのです…原因の一つというか、主因です。ただし発症初期はMRIでしか診断がつかないので、MRIが普及する以前の早期診断は極めて困難でした。今の子供たちはクラブなどでスポーツに特化している子と、まったく運動しない子に二分される傾向にあるので、お子さんががっつりスポーツをしているのであれば、たまに腰痛の有無を聞いてあげるとよいかと。

    編集済
  • スゴイ作品ですね!
    この貴重な情報は広めたいですね!
    (^^)

    作者からの返信

    崔梨遙様、こんばんは!このようなコアなエッセイにお寄りいただきありがとうございます!
    何というか、患者さんと医療機関がお互いに不信感を持ちつつあるのがいたたまれずに書き始めたものです。お互いの都合を知っていれば、きちんとした妥協点が見えてくると思うのですよね。医療機関に縁がないに越したことはありませんが、お困りの時は思い出していただければ!

  • 「効果が(十分に)あるなら薬になるのでは」と、「メリット・デメリットを比較した上で治療方法を選択すべし」に、まさに正論! と思いました。
    何かに手を出す前に、ちゃんと診断してもらう(現状を把握する)のが、大事なのですね。

    作者からの返信

    蒼井シフト様、コメありがとうございます!
    不安を動機に動いているときりがないですからね…ある程度健康ならそれでいいかな~と緩く考えていた方がいいのでは。私は結構身体に悪いと言われているものと摂っていますが(ポテチとか。KACの時はMo〇ster飲んでました(笑))、一つのものを極端に摂り続けなければ大きな問題はないと思っています。摂りすぎは問題、水ですら大量に摂れば命取りになりますから…
    健診で問題なければそこそこ自由でいいと思いますよ!

  • 私は脳神経外科メイン、総合診療科サブで医師をしていますが、仰る通りだと思います。
    今回の騒動で「サプリは怖いので全部やめました」という患者さんが結構おられるので、その事については怪我の功名かもしれません。
    身体不調を訴える患者さんについては、内服薬、漢方、サプリ、健康食品を必ず確認するようにしていますが、チェック項目が1つ減るだけでも助かるからです。

    引き続き連載を楽しみにしています。

    作者からの返信

    hekisei様、おはようございます。「「診察室のトホホホホ」、いつも楽しく拝見させて頂いております!
    脳外であられながら総合診療もされているのですね、凄い…!問診で健康食品とサプリも確認されているのですね、多忙な診療のなかでなかなかできることではないと敬服いたします。
    うちの病院では、今回の件が明らかになる前に腎臓内科の先生がすでに件のサプリを疑い会社に報告までしていました(その時点では、そのような健康被害の報告はない、と会社側に否定されたようです)。その患者様はたまたは既往症が全くなく内服薬もない健康な状態で、それがクレアチニンが20台(!)に上がったために原因物質がそのサプリしかないという話になったのでした。薬やサプリと副作用の因果関係を明らかにするのはかなり難しいですよね、薬疹などもそうですが、究極すべての内服をやめなければなりませんし。
    私の連載は当面自科である整形外科に特化気味になっていますが、おかしなことを書いていましたらご指摘いただければ幸いです。
    コメント誠にありがとうございました、hekisei様の連載も引き続き楽しませていただきます!

    編集済

  • 編集済

    自分のことで恐縮ですが、頭脳のキレを良くしたくてDHA飲んでたら下痢が多くなって、そこから自分が赤身の魚で下痢してしまう体質だとわかりました。
    まあこれはサプリメント摂取が功を奏した?と言ってもいいのかもしれませんが、サプリメントのせいだと気付かないで、なんか調子悪いなーと思うだけの人も多そうだなと思ったりします。
    (効果がないだけなら、まだいいんですけどね…)
    私は、サプリメントは怖いと思う派です。

    ※お忙しいようなので返信は不要です。

    [追記 2024/04/05/22:10]
    返信ありがとうございます。
    残念ながら、イワシもサバもアジも赤身なんです(泣)
    好きなんですけどねぇ。
    まあ、DHA/EPA飲んでたら下痢する、イコール赤身の魚を食べると下痢するとわかっただけでもよかったんですが。
    (今は皮膚科で言われたのでビタミンCだけ飲んでます)

    確かに、サプリメントは値段高いです。
    バランスよく食べるのが一番ですよね。

    作者からの返信

    祐里様、返信不要などとつれないことはおっしゃらずに…隙間時間うまく利用してます、食事時間は常に小説タイムです!
    頭脳のキレを良くしたいって、あれだけの小説を書く祐里様が…
    DHA/EPAは確かに身体に必要ですが、サプリ摂るくらいなら普通に魚の缶詰を食べてください!サラダに混ぜるとか。イワシやサバ缶なら赤身ではないので大丈夫ではないでしょうか…
    自分も普通の食事が最大の健康食品だと思っています、サプリは怖いというか単純に値段が高い!サプリ買うお金で美味しいものを食べたほうが断然メリットあり!と思っています。

  • 個人的な意見ですが、○○が健康にいいとテレビで紹介されたら、
    『テレビで紹介されたから間違いはない』と勝手に思い込んで信じ込む人が多すぎるなと。
    いや、自分が捻くれているんですかね?
    実際、出鱈目な情報を提供して番組が打ち切りになった例もありますし。

    かという自分も、野菜が不足だなと思ってビタミン剤を服用していたりもしていましたが、
    当然ながら医薬品でもないので、効果は感じられませんでした。
    今は、大量に摂取しても人体には貯めこみが出来ない成分もある事や、
    逆に取り過ぎると悪影響を及ぼすものがあると多少なりとも勉強したので、
    特に何も服用していませんが、特に生活への支障はありません。
    まぁ少々油分を取りすぎとコレステロールをちょっと下げた方がいいとの事ですが。

    詳しい事は、やはり医師とかに相談するのが一番でしょうけれど、内科医でしたら大丈夫ですかね?

    作者からの返信

    榊琉那様、いつもお寄りいただきありがとうございます!
    実は私もがんがんマラソン練習をしていた時に、プロテインを飲んでいたことがありました。そしてやめました、高価だというのが主な理由でしたが。あえてサプリを取らなくても、肉や野菜や卵などそれ自体が健康食品ではないかと思うのですよね。食事がなかなか摂れない方は仕方ないのかもですが、普通に食べることができていればまず不要ではないかと。
    あとは治療の必要がある病態が自分にあるかどうか、ですね。医師についてはどうかな…私もそうですが、結構ふわっとしたことしか言えなさそう…少し大きな医療機関に行けば栄養指導を専門にされている方がいます、糖尿病などでは外来で指導が行われています。多少のメタボリックシンドローム程度であれば、少々のダイエットと適度な運動で解決することがほとんどです。

    編集済
  • 当方、内科医です。大学院時代に所属した講座では、「マラリアワクチンの開発」と「新規抗マラリア薬の開発」を二本柱としていました。メトトレキサート(リウマトレックス)や、ST合剤のターゲット酵素となるDHFR(ジヒドロ葉酸還元酵素)を阻害する薬品の製薬を目指していました。

    MTXは白血病など抗がん剤としても用いられる薬剤であり、某製薬会社との共同研究で、その会社がかつて「抗がん剤」として開発研究に用いたDHFR阻害薬のセット(1万種類近く)を分けていただいて、マラリア原虫のDHFRとの親和性を測定するような仕事を先輩方としていました。

    新規薬剤の開発には数百億円規模のお金が必要とされていますが、その中でもカギになるのが、「薬剤の目的」となる性質を持つ「リード化合物」を見つける/開発することです。リード化合物が見つかれば、容易に側鎖をいじることができるので、一気に創薬が進みます。そんなわけで、製薬会社はどこも、「リード化合物」となりうる物質を血眼になって探しています。

    患者さんから「サプリメントを飲んでいいですか?」とやはりよく聞かれます。その時には、この経験をお話しして、「ハイエナのように血眼になって「リード化合物」を探している製薬会社が、効果がある物質をスルーするわけがないです。なので、基本的にはサプリメントが薬の代わりにはなりません。『飲みたい』というものを無理に止めるつもりはないですが、もし飲むなら、しっかりと名前が通った会社のもので、妥当な値段のものにしてください」と説明しています。

    なので、ある程度しっかり名の通った「小林製薬」の製品で、今回のようなトラブルが起きると、自分の言ったセリフを考えて胸が痛くなります。

    作者からの返信

    川線・山線様。専門家からの貴重なご意見、有難うございます!当方は整形外科医ですので、MTXはRAのキードラッグとして重宝させて頂いてます。私は院で研究生活をした経験もなく、基礎的な考え方が欠落していることを恥じ入るばかりです。
    おっしゃる通りですよね、疾病に効果のある物質が「健康食品」にとどまるはずはなく、製薬会社が見逃すはずはありませんよね。製薬は生き馬の目を抜く世界だと聞いていますので…
    大変参考になりました、重ねて感謝いたします!


  • 編集済

    健康に王道なし!ナルホド!

    生活習慣病という言葉があるくらいですからね!

    生活習慣を見直すのが一番ですね♪

    作者からの返信

    げんさん、いつも有難うございます!
    必ずしも生活習慣が悪いから病気になるというわけでもなく、やはりある程度の遺伝的素因(なりやすさ)はあるのですよね…同じものを食べていても、糖尿病になる方もいればそうじゃない方もいる。
    とりあえずできることをやって追いつかない時には、やはり薬が必要となる場合もあります。ただ、その二つの間にサプリが入る余地というのはあまりないと思うのですよね…治療というのはオーダーメイドですので、一般化するのがかなり難しい話ではあるのですが。

  • お邪魔いたします。
    柔道整復師で登録販売者です。
    毎回興味深く読ませていただいています。
    風邪引いて薬を服用しても風邪が治れば薬を止めるのに、サプリメントは効けば利くほど長期間服用するように思えます。薬よりも手軽に手に入って薬よりも安全だと思わされているのがコワイと思えます。
    今回は亡くなられたり重篤な症状になった方が多いので問題になっていますが、これをキッカケにサプリメントを見直すようになると良いなと思っています。

    作者からの返信

    @to-sanka-3様、コメント有難うございます!お仕事お疲れ様です!
    私も以前はサプリの健康被害をあまり認識していなかったことがあり、摂取の是非について聞かれ「お金が余っていたらお試しになっては?」と伝えたことがありましたが、私もこれからは少し認識を改めないといけないようです。
    ただしサプリに限らず通常の食品であっても何らかの混入だったりはあり得るので、やはり予防は、不必要なものは摂取しない、になるかなと。だから生活に必須な食品の健康被害がサプリよりもより糾弾されるのは当然の話ですね。
    貴重なご意見、感謝です!

    編集済
  • 整形外科 腰痛 概論1への応援コメント

    自分、分離すべり症なんです。
    腰痛持ちです。

    色々庇うみたいで腰ではなく背中がよくギックリ腰(背中)になります。

    次話以降も楽しみに待っています♪

    作者からの返信

    うう、分離すべりですか。お若いころスポーツをされていましたか?この分離すべりが若年で注意すべき腰痛の原因の一つですね。疲労骨折が治らずに残存したものなので、根本的に治すことが難しいのですよね…腰回りの筋力強化か、時間を制限してのコルセット着用でしょうか…(着けっぱなしはあまりよくありません)分離症、次で書こうと思っています。

  • 娘が部活のスポーツで捻挫、骨折、靭帯損傷などよく足首を痛めます。

    予防的な事はできますか?
    十分な柔軟とアップ位しか思い付かないです。

    作者からの返信

    右なら右ばかり、左なら左ばかりといった同じ側ばかり捻挫する、という認識でよろしいでしょうか。そうであるならば、過去の捻挫で足関節外側靭帯が断裂している・あるいは弛緩していることにより、足関節の不安定性が残存している場合があります。この確認は、スポーツ整形外科で足関節ストレス撮影というX線検査を行う事で明らかになる場合があります。治療はサポーターか、高レベルのスポーツ選手であれば靭帯再建術の適応となることがあります。
    また一般的な予防法としてはウォームアップとストレッチという事になります。ただし足関節の柔らかさ自体はプロでも様々で、柔らかければよいというものでもありません(マラソンの高橋尚子選手はかなり硬いと聞いたことがあります)。
    また、男性と比べると女性はやや関節が緩い傾向にあります。
    以上、ご参考になれば幸いです。一番大切なのはウォームアップかな…いきなりダッシュしたりせず、少しジョグしてから本練習に入る、とか。

  • 整形外科 腰痛 概論1への応援コメント

    私も中学2年の運動会のリレー練習で「朝っぱらから全力疾走」という愚かなことをして、20年近く腰痛に悩まされました。(その後、自然治癒!)おかげで、整体・指圧業界に相当貢献することができました。

    たかが腰痛、されど腰痛ですね。

    作者からの返信

    無名の人様
    朝からダッシュ!自分は今でもやってます、馬鹿ですね(笑)
    私の世代は、運動については相当な根性論がまかり通っていた時代でした。夏合宿で「練習中に水は飲むな!」とか、恐ろしい話ですね。
    腰について言えば、タイヤ引きとうさぎ跳びは腰に非常に負担の大きいものだと思います。今の部活動などでは、パフォーマンスと科学的なエビデンスの関係が浸透してきて、昔と比べるとかなり改善されたように思います。
    となると、授業を担当する教員が部活動の顧問を兼任するというのはかなり難しいことであって、やはり運動に専門知識のある方を別に雇用するか、地域のアスリートクラブに部活動の管理を移管するなどといった方法が検討されるべきかもしれません。

    編集済

  • 編集済

    整形外科 腰痛 概論1への応援コメント

    私もよく腰が痛くなって、酷い時は
    体がくの字に曲がってしまいますが、
    お医者さんに行っても、いつも異常無いので
    様子を見るように言われます。

    そのうち自然に痛みは消えるのですが、
    侮ってはいけないですね。

    次回からの年代別の注意すべき疾患
    熟読します。

    作者からの返信

    @zawa-ryu様
    腰痛で医療機関を受診されたことがありますか…
    私自身は腰痛経験はないのですが、同一姿勢を保持していると腰痛が出やすい、というのは間違いないようです。ディスプレイ作業とか草取りとか、座っている姿勢の方が実は立っているよりも腰への負担が大きいのです。もしや、小説の書きすぎでいらっしゃいますでしょうか…?
    いずれ書こうとは思っていますが、鎮痛に一番のエビデンスがあるのは「適度な運動」であったりします。私のランニングは少し過度ですが(笑)

  • 一家に一冊
    カクヨム版家庭の医学必携版ですね
    続きも楽しみにしております

    作者からの返信

    おお、ご覧いただき誠にありがとうございます!現在は整形外科に偏っていますが、ゆくゆくはいろいろな分野での豆知識をご紹介できればと思っております。患者様の知識の少なさにつけ込む悪意が少なからず見受けられるので…まあ、このエッセイに縁がなく健康であればそれが一番なのですが。
    まさかの時に思い出していただければありがたいです、今後ともよろしくお願いいたします!

  • X線撮影でも、骨折が分からないことがある、というのは驚きでした。
    MRI診断とセットで、覚えておこう! と思いました。
    すごく、勉強になります(^^

    作者からの返信

    蒼井シフト様、いつもありがとうございます!
    これってよくあるんですよ、こんなに痛みが続くのにX線で問題ないとかあり得ない、これって絶対骨折だよ!っていうやつです。
    あと、これはいつか書こうと思っているんですが、ご高齢で骨粗鬆症が強い方とかは、怪我をしなくても腰の骨が折れたりするんですよ。くしゃみをしただけとか。宇宙飛行士なんて帰還した時は骨がボロボロですもんね、船内でトレーニングしているにもかかわらず。重力って尊い…
    いつまでも痛みがひどいときはMRI、お役立ちですよ!

  • いわゆる、「かかりつけ医」というものでしょうか。
    ④のように、診療科によって(検査が、診療所の設備で対応可能かどうか)で、
    判断が変わってくる、という部分が、とても専門的で、参考になる! と思いました。

    医師の治療方針にも、個人差があるので、どちらが良いか、というよりは、
    自分に合うお医者さんを見つけるのが、大切なようですね(^^

    作者からの返信

    おっしゃる通りで、病院でも診療所でもそれぞれ異なったいわゆる「営業方針」があり、それを重視する医師としない医師で温度差があるのが事実なのです。誤解を恐れずに言えば儲け主義かそうでないか…治療方針はおおむね確立していますので、患者さんにきちんと「選択」を提示してくれるかどうかがカギのような気がします。医師の都合でこれ一択しかないよ!みたいな説明をすると、知識のない患者側は簡単に信じ込んでしまいますし、それは結構悪質なことだと思うのです。複数の医療機関を回るのも一つの手ではありますが、今度はどちらを信じるかという問題も出てきます。誠実さとはなかなか得難いものですね…

  • 尿路結石に関しては、大昔になった時にはかなりの激痛でした。
    あまりの顔色の悪さに、すぐに職場すぐ近くの総合病院に行ったら、
    即入院レベルだったと。流石にすぐの対応をしてもらえましたが。
    幸いにして数日の入院で済みましたが、それ以降は尿酸値が高い事もあり、
    薬は飲み続けています。あの痛みは辛いので、もう再発してほしくないなと。

    普段は街の診療所に通っていますが、どうしても機材が足りなくて検査も出来ない時は、
    大きな病院に紹介状を書いてもらいます。そんなに渋る診療所もあるんですかね?
    大きな病院は、駐車場に入りにくい事もあるので、どうしてもという時以外には遠慮しています。

    作者からの返信

    尿路結石!痛いらしいですね~(経験なし)痛みのNo.1は尿路結石、No.2は坐骨神経痛という噂もありますし…
    診療所の良しあしは、ずばり紹介状を書いてくれるかにかかっています。結構ありますよ、渋るところ。理由は単に面倒くさいとか、あとは紹介すると自分の所に来なくなってその分収入が減るとか、結構自己中心的な理由です。大病院に行くまでもないよ、なんて純粋に的確な判断をしてくれるところは、想像よりもはるかに少ないと感じています。榊琉那様の通われている診療所、いいところだと思いますよ~。

  • はじめまして、いつも興味深く拝読しております。

    毎エピソード、医療制度・現場と受診者の観点から、多角的に考える機会となり読むたびに勉強になります。

    作者からの返信

    Trevor Holdsworth様、お寄りいただき誠に有難うございます!

    「美騎爾」、本当に楽しく読ませていただいてます!まだ序盤なのですが、あのドイツ第三帝国の画家志望の総統が出てきていますよね!? ほかにも戦史を知っていると国家間の政略を現実と照らし合わせることが出来て、私の中ではもはやIF戦記です! さらに百合要素まで、自分の見たいものがすべて入っているという…! それでも電撃応募に伴いLODGERともどもクローズになさる予定があるとのこと、巻いて読まないといけませんね!

    あ、私の感想ばかりで申し訳ありません。拙作をお読みいただき、有難うございます! ご健康でございましたら私の作品は不要です、万が一の時に思い出していただければ幸いです。
    大変励みになりました、今後ともよろしくお願い申し上げます!

  • こんばんは!いつも作品をお読みいただきましてありがとうございます。お邪魔させていただきました。
    救急隊の方、救急医の方にはお世話になったことがありまして、心から感謝しています。変な話、お金を払ったとしても全く構いません。メディアのやり方には憤りを覚えてしまいますね!諏訪野さんの仰る「医療の世界に限らず、年齢や世代、ジェンダー、経済力など、この世は分断であふれています」というこの通りだと思います。

    作者からの返信

    あああ、コメントありがとうございます!
    ジェンダー、経済、階級……「個」の問題、まさしくアイデンティティ・シンクロニシティですね!今まさに読ませていただいていますが、なんかもう若かりし頃にむさぼるように読んだハヤカワ文庫や創元SF文庫を思い出して感無量です……カクヨムコンに間に合わなかったのは申し訳ありませんが、完読したらレビュー必ず書かせていただきます!
    Xでのご紹介も、良作を探すうえで大変参考にさせていただいてます。今後ともよろしくお願い申し上げます!

    編集済

  • 編集済

    わかりやすい説明をありがとうございます。

    スポーツで手足等、部位にかかわらず、捻挫した場合は、とにかくすぐに冷やすようにと教わったのですが、応急処置としてはそれで問題ないでしょうか?


    (追記)

    今誰かが怪我している訳ではないのですが、子供の部活の試合なんかを見に行くと、敵味方関係なく誰かしら捻挫かな?と思われる捻り方をしてベンチに戻っていくものですから、質問させていただきました。

    詳しく説明してもらえたので、良くわかりました。ご回答ありがとうございます。

    作者からの返信

    ああ、そうなんです。この記事、基本的に治療については触れていないのですよね、不親切で申し訳ありません。もし何かお怪我されましたら、どこかでお知らせいただければ、可能な限り対応させていただきます。

    外傷の初期治療としてはRICEというのがありまして、Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)というのがあります。このうち圧迫は血流障害の可能性などもあるためケースバイケースですが、他の3つについてはおおむね正しいかと。アイシングは炎症や腫脹を押さえ、疼痛を軽減する効果が期待できます。この時の注意点は、氷枕やアイスパックなどで5分ほど冷却してはいったん離す、を繰り返すことです。30分とか当てっぱなしにしていると、凍傷などの皮膚障害を起こすことがあります。
    後は痛みの程度に応じて、医療機関を受診するかどうかを考えることになります。腫れが強ければちょっと注意ですね。

    ご参考になれば幸いです。

  • 今回も、わかりやすい説明をありがとうございます。

    肉離れ、同じ部活でやっちゃった人いました。歩けないし全快するまで時間がかかるしかなり大変そうでした。

    作者からの返信

    >大木げん様
    肉離れ。その程度もピンキリですが、子供がやっちゃうと厄介ですよね~。大切な試合に出れないという悲しみがこちらに伝わってくると特に……
    予防というのが実は難しくて、ウォーミングアップやストレッチをしっかりやっても、やる時はやってしまいます、特に競技レベルが上がってくると。これのひどい奴といってもよいアキレス腱断裂は近々。
    いつもお読みいただき、ありがとうございます!

  • こんにちは。

    捻挫は家族も含めて、わりとやっちゃってますので、参考になります。

    次回下肢編も期待しております♪

    作者からの返信

    >大木様
    コメ、ありがとうございます~。
    作品、拝読させていただきました。アレルギーって知らない人はとことん甘く見てますが、本人にとっては死活問題なんですよね……本当に命にかかわることすらあるのに。
    それよりも、自宅を建てる前に大木様の作品を読みたかった……本職の方の話ほど信頼できるものはありませんね、こういう裏話的なのは大好物です!
    建築関係の怪我もいろいろですが、現場だったら意外に多いのは脚立からの転落ですね~。鎖骨と、意外に踵骨(かかとの骨)の骨折は多い印象です。後はくぎを撃つガン(ていうんですかね?)で足の甲を撃ち抜くとか。もし前線に出られているのでしたらお気を付けください~。あ、デスクワークでしたら肩こりと腰痛ですね。
    お読みいただきありがとうございました、これからもよろしくお願いいたします!

  • え!すごく勉強になります!
    とくに⑤はホント、当たり外れありますよね、、
    若ーい頃にいくつか行ったことがあり、全員言っていることが違すぎて余計パニックになりましたよー😓

    作者からの返信

    コメントと過分なレビューまで、ありがとうございます!

    ⑤はなかなかむつかしいですね、アプローチも処方も本当に統一されていないんですよね。口コミで受診しても、ある人には良くても自分には全然合わないとか。
    やはり話をしっかり聞いてもらうことによって楽になる部分はあるので、あまりに患者さんの多い診療所は診察時間も短くて満足度が低いかもですね。そういう意味では完全予約制のところがいいのかな?

    何か少しでもお役にたてれば幸いです、ぽつぽつ更新していきたいと思います。
    お読みいただき、ありがとうございました!

  • とても分かりやすい解説をありがとうございます。
    病院の選択でその後が変る場合も多々ありますし、運も絡みますよね。
    おかしな報道をするマスゴミの問題やモンペなどのこともありますが、ホントに医療従事者のみなさんは真摯に取り組んでおられると思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

    作者からの返信

    それがですね、医療機関にも都合があって、すべてが患者の為にというわけにはいかない現状があります。主に経済的なことですが。診療所は薄利多売じゃないともうからない、病院は病床をどんどん回転させていかないと経営が成り立たない。薬漬けだったり、老人に毎日通院させたり、すぐに退院/転院させたりといった問題は、医療機関ではなく国と診療報酬に問題があるんですね。おいおいそういう問題も取り上げてみたいと思います。
    一応内部の人間なので、きれいごとだけではなく裏事情的なことも書きたいなと(医療機関を責めているのではなく、そうせざるを得ない仕組みになっているという事です)。
    コメント、ありがとうございました!