この知識が中高生の時に欲しかったなぁ・・・
子供たちにはスポーツについて注意していようと思います。
私は分離すべり症ですが、そこまでズレていないので神経の圧迫などがまだ無いのが幸いですね。
将来の為に体幹トレーニングしなきゃですね。
作者からの返信
お読みいただき有難うございます、げんさんに読んで頂きたかった項目でもあります。
画像上分離症があっても無症状の方も半数以上いるという報告もありますし、深刻に考える必要は全然ありません。普段通りに制限なく日常を送られて、まったく問題ないと考えます。
お子様たちはスポーツをされていらっしゃいますでしょうか?本文では過度なスポーツには注意と書いていますが、自分も含め、やるからには限界まで自分を試したいというのがアスリートの本能。スポーツ、ガンガンやっちゃってください!腰痛が出ればその特に適切に対応すればいいのですから。少なくとも、知識がある今のげんさんのお子様なら大丈夫!
諏訪野 滋さま
こんにちは。今日は大分からです。九州も朝晩はめっきり涼しくなったようですね。
IASPって、あらゆる「痛み」に関する学会なのですか。めっちゃ対象分野が広そうですね。分野横断型の面白い学会なのかなあと想像いたします。
重たいかばんが肩こりの原因にはなっても腰痛の原因になるわけではない(ない、といえるよりも、因果関係が今のところ認められない、というのが正しいのかもですが)というのが興味深かったです。漠然と、肩こりを引き起こす要因は腰痛も引き起こして当然だと思っていましたが、そういうものでもないのですね。
「心理社会的要因により、慢性腰痛の経過は左右される」これは諸刃の刃ですね。つくづく、体と心は切り離せないものだと思わされます。
すみません、「よもやま話」と念押しされているのに、それがおもしろくて。つらつら書いてしましました。
腰の捻り運動のあるスポーツとして真っ先に思い浮かべるのは(競技レベル、コンクールレベルで練習する)体操やバレエなのですが、これらが例にあがっていないのはたまたまでしょうか? それともこれらに関して腰痛が多発するという報告はないのでしょうか?
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。大分なのですか、今日は九州は快晴ですね!
重いかばんと腰痛の関係、確かに意外ですね。ただこのセッションは「小児・学童期の腰痛」についてのお話で、凄く後の方に書いたのですが成人の場合には「オランダのガイドラインではリスク評価として 、25kg 以上の負荷は常に腰痛のリスクであり、3kg 以下の荷重はリスクの対象外としている」というのがあります。つまり重量物を扱う労働者の場合、このガイドラインだと3~25㎏の間にある重量物は大なり小なり腰痛と関与している、と明示されています。この小児と成人の差がどこから来るのかは興味深いですが、はっきりとした結論は出ていないようです。(ランドセルやデイバッグなど、背負った上で左右均等に重量がかかるかばんが多いため、負荷が分散されるのかもしれません…)
メンタルは腰痛の原因・経過・予後共に大きな部分を占めています。これは腰痛ガイドラインの中でエビデンスとして言及されていますし、治療法として認知行動療法などが提案されています。
バレエ、体操、新体操。他のスポーツより割合が多いかどうかを比較したデータはないのですが、同比率程度には腰痛は起きていると考えられます。またそのスポーツ固有の動きによって腰痛発症のメカニズムが異なっている場合があり、スポーツ別の対策が必要なことがあります(バレーボールのアタッカーでは腰伸展、ゴルフでは回旋のメカニズムですね)。例に挙げてないのは、単に競技人口の差ですね…申し訳ありません…
コメントありがとうございました、大分満喫してくださいませ!