柔道整復師です。
コルセットは急性期の患者さんで動かなければならない方にはおススメしています。
治療(施術)でいったん楽になってもまた再発する可能性が高いので支えは必要かな…と。
ただ、2~3日で外す方向にしないと(特に高齢の方は)自分の筋肉が衰えてしまうので痛みが落ち着くまでだからね!と伝えます。
逆に牽引機は慢性期の方に好まれています。グーっと伸ばしてもらえるのが気持ち良いそうで、ストレッチのようなものですね。
病気や骨折が絡んでいなければ自分の筋肉をしっかり鍛えるのが一番の予防法だと思います。
作者からの返信
@to-sanka-3様。お仕事お疲れ様です、コメントありがとうございます!
おっしゃる通りで、「治療」ではなく腰~骨盤帯の「保護と再発防止」という意味ではコルセットは有効かもしれません、主に意識付けの観点からですが。農業の方とか米袋数十キロとか抱えますし、重量挙げの選手だってコルセットがなければとても危なくて見ていられません…痛みが出る前に予防、ご指摘のように基本だと思います。安全靴みたいに場面に応じた使い方をすれば、筋肉の廃用という長期装用のリスクも抑えられそうです。
牽引もある意味、慢性腰痛の急性化の予防という意味があるかもしれません。特に慢性腰痛の方は姿勢が前屈位をとっていることが多いので、血行改善効果が期待できるかもしれませんね。座骨神経痛に対してはやはり厳しいとは思いますが…
貴重なご指摘ありがとうございました、今後ともよろしくお願いいたします!
リハビリテーションって、re・habilitationだったんですね。
勝手にリハビリ・テーションだと思ってました(^-^;
まずそこにビックリ。
そして、物理療法は今まで指示されたことは無いのですが、コルセットは出して頂いたことがあります。(5千円ぐらいだったかなぁ)
しかし、推奨度とエビデンスの低さにはビックリです。
私は暗示にかかりやすいので、医師から出してもらった=これで治るぞ。となってしまうので、腰痛が酷い時は頻繁にコルセットを使用してましたが、筋力低下を招く恐れがあるとは知らなかったので、正しい知識の無いまま使用することに怖さを感じました。
私も受け身にならずもう少し踏み込んで聞ければよいのですが、なかなかお医者様に対して意見するのはハードルが高いと感じてしまうので、ここでのお話しがすごくありがたいです。
いつもありがとうございますm(__)m
作者からの返信
ビックリポイント、そこですか~。また祐里様にカワイイ!って言われますよ~(笑)
病は気からとも言いますし、プラセボ効果やリラックス効果も私は大切だと思っています。問題は、そこにコストに見合ったパフォーマンスがあるかどうかですね。コルセットを付けたら安定するような気がして長く歩ける!のであれば、装着も全然ありだと思います。10万円とか20万円とかの磁気入り高級コルセットなんてものは買ってはいけませんよ!
諏訪野 滋さま
こんにちは。いつも興味深く拝読させてもらっています。
ほほう、代表的な四つの物理療法とコルセットは、すべて「治療」という点においてはあまり大きな効果は期待できないのですね。意外でした。また、常に「副作用」についても頭に入れておかねばならないのだと気づきました。
他の方のコメントにあるように、治療とは別に、本人が「気持ちよい」と思える、コスパの妥当なものを見つけておくことは重要そうですね。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは!
今読み返してみると、かなり辛辣なことを書いていますね私…このエビデンスによる評価が低い物理療法が、特に開業での整形外科の収入の大きな部分を占めている、という現実がどうにも我慢がならなかったのです。実は私は2年間だけ開業している父の診療所に勤務したことがあるのですが、患者さんを食い物にする(言葉悪いですね…)このシステムがどうにも我慢ならず、今の勤務先(200床の手術ができる病院です)に出戻った、という経緯があるのです。あと、手術ができるのに自分の収入だけを考えて開業する、というのが自分の中の社会正義に反しているという気持ちもありました。税金を投入して教育を受けさせていただいて今の仕事に就かせてもらったのですから、手術ができなくなるぎりぎりまで還元しなければならないと思ったのです。だからどんなに大きな文学賞を獲ったとしても、専業作家になることはないなぁ…((ヾノ・∀・`)ナイナイ)
ちょっと愚痴になりました。「気持ちよさ」にお金を払えるならそれはもちろんあり、医療に限りませんものね!なんか自分の方がすっきりして申し訳ありません、コメントありがとうございました!