お邪魔します。
かつてアルバイトしていた整形外科クリニックでは、毎週のように【腰のブロック注射】(と患者さんは言ってました)を打ちに通う方がいました。でも、看護師さんに「この注射は月に2回までだよ!」と言われて2回に1回は諦めさせられていました。
患者さんの中には(特にご高齢者)薬信者、注射信者がいらっしゃるので効く効かないだけではないのかもしれません。
作者からの返信
@to-sanka-3様、お寄りいただき有難うございます!
ガイドライン、この後は手術ともう一つ「代替治療」についても言及があります(今後アップする予定です)が、患者さんは「はり治療」などに近い効果を求めているのかもしれませんね。実際トリガーポイント注射については、疼痛スケールに関しては不変であるものの、患者満足度についてはそれを高めるとする論文もあります。通院のために高齢の方が外出する機会を得たり、精神的に安心を得られるなど、疼痛だけでは測れない様々なメリットが隠れているのかもしれません。
ただ、医療財政がひっ迫している現在ではエビデンスのない治療については保険点数が減額、あるいは抹消されることすらあります。医師会は強く反対すると思いますが、やり玉に挙げられやすい物理療法やトリガーポイント注射などは、今後は減少していくと予想します。高齢の方が医療機関を集会所にする時代は終焉を迎えようとしています。
貴重なコメント、ありがとうございました!
編集済
絶賛腰痛中でして、いくつか前の分から改めて読み直しています。
もともと興味深く読ませていただいていたのですが、当事者になると読みながらいろいろと思うところがあります……。腰は要とよく言いますが、身をもって感じています笑
応援のボタン100回くらい押したいです。
私は医療知識がほとんどないので、腰痛や肩こりになると即「ブロック注射とか打ったらいいんか!」と思ってしまうのですが、安易に打てばいいってものでもないんですね……。
すごく勉強になります。加えて、さっさと病院に行くべきだったなと思う日々です。
作者からの返信
来宮ハル様、おはようございます。ご無沙汰しています!
腰痛持ちだったのですか……寝る<立つ<座る、の順に腰に対する負荷が上がっていきますので、ずっと机に向かっていると腰にかなり負担がかかるかもですね(作家あるある……)。
注射については、うったその時は調子いい!と感じることも多いので、安心感を得る効果については否定しません。けれど所詮は局所麻酔薬なので、持続時間も一般的には短く、根本的な解決にはならないのですよね……
お若くあられるので、レッドフラッグ的な病気が隠れている可能性は低いと思います。通常の非特異的腰痛であれば、いちばんリスクの低い治療は適度な運動でしょうか(これが難しいのですが💦)。
お読みいただき有難うございます、何かお困りのことがあればお気軽にご相談くださいませ!