仕事柄、重い荷物を運ぶ事もありますので、ギックリ腰には気を付ける様にはしています。極端に重い荷物を持つ事は少ないですが、腰を落として持ち上げるようにはしています。
運動が有効なのは、ずっと同じ姿勢にならないからですかね。草刈りとかでずっとしゃがんでいると腰も痛くなりますので。
今のところは腰痛で苦しむ事はない状態ですが、多少歩くぐらいしか運動もしていないので、無理しない程度での運動も考えないとなぁと思っています。
いつも情報、ありがとうございます。
作者からの返信
榊琉那様、こんばんは!
草刈りについてですが。ご高齢の方が草取りなどで腰痛を生じるのは、私は以前は「脊椎が老化と共に変性してくるから」だと思っていました。つまり骨/関節の問題と考えていたわけですね。しかし実はそうではなくて、前かがみになっている状態を長く続けることにより腰背部の筋肉に血流障害を生じ、痛み/疲労物質が蓄積することによって痛みを生じるのだという説が徐々に力を持つようになっています。まさに榊琉那さまの仰る通りです。
となると、若い方であっても同一姿勢で筋肉を動かさずに血行が悪くなれば痛みを生じる理屈ですね。これはデスクワークにおける肩こりなどにも当てはまる話で、かなり信頼できる説ではないかと思っています。つまりは休憩をとりながらストレッチ、あるいは軽い運動をすることによって痛みの発生や持続時間を減少させることが出来る可能性があります。スポーツの現場でも、ハードな練習をした翌日には完全に休むのではなく軽い運動を行うことによって疲労を回復させるという方法が多く取られています(アクティブレストというものです)。
疲れているときはむしろ軽い運動、これがかなり効くようです!(ただし猛暑についてはいかんともしがたいですが💦)
コメント、ありがとうございました!
編集済
お邪魔します。
柔道整復師です。
腰痛とコルセットの有用性ですが、あくまでも予防にはなるかと思います。
重量挙げの選手がしているようなものです。
過度の伸展屈曲をしなくなりますし、腹筋を意識しやすくなるので背部(腰部)のみに頼らなくなります。(姿勢矯正)
同じ理由で、初動時の痛みには「意識する」ことで姿勢に気をつけたり手すりを使ったりという緩和動作をさせる一助になります。
ただし、慢性的に使用するものではないと思います。
個人的にはずっと水泳を続けていまして、ある程度体幹を使えているのか腰痛は無縁です。
作者からの返信
@to-sanka-3様、いつもコメントありがとうございます。
ガイドラインにおける今回のコルセットについての指針はコホート研究を取り入れたシステマティックレビューをもとにしたものですが、職業的腰痛とひとくくりにしていてもやはりその内容には大きな差があるため、個人の状況によって印象が異なるのも当然だとは思います。また特定の職業では軟性装具ではなく半硬性や硬性コルセットを使用することもあり(安全靴と同じですね)、コルセットとひとくくりにするのも限界があります。また、腰痛予防と外傷予防とではコルセットを装着する目的も異なると考えております。
コルセットを装着して腰痛が軽減した、あるいは再発しなくなったと感じた場合、それがコルセットによるものかどうかを判断することは非常に難しいのですが、少なくとも装着群と非装着群で腰痛発生率に有意差はなかった、というのが今回の結論になります。おっしゃる様に動作についての意識付けにはなりますが、それはコルセットでなくてもいいのではないか、という判断なのだと思います。またコルセットによる固定感、安心感、安楽性などの主観的な効果について否定するものではありませんし、それらはむしろ日常生活を営む上で大切な要素だと思っております。
長文申し訳ありません。費用対効果を感じることができればありですよ、というのがコルセットに限らず私の結論です。内服治療とは異なりデメリットが比較的少ないというのもポイントだと思います。
貴重なコメント、ありがとうございました。
編集済
術後のコルセットの必要性についてかるく補足いただけたらと。
術後ももしかして、なくてもいいのでは、くらいのものだったりしますか?
追記
やっぱりそうかあ。
予防というか、意識づけ、制限をくわえることで可動域を狭めて…という感じですね。
いや、腑に落ちました。これで堂々と外せます笑
ググってませんが、矛盾してるなーと感じたもので。ありがとうございます!
作者からの返信
ノラン様、お久です!
なかなか厳しい質問ですね…結構ググりましたか? 一般的には、術後コルセットはヘルニアの再発を防ぐために装着する、とうたわれています。しかしコルセット装着がヘルニア術後の再発を予防するという明らかなエビデンスについて述べた論文は、私が知っている限りでは一つもなかったように思います(再発自体が少なく、サンプル数も十分ではないと思います)。実際に各病院のHpを見てみると、術後コルセットの装着期間は1週間~3ヶ月と大きな差があります(なお、Openと内視鏡比較で術式で再発率に差はないとされています)。
ただ私が思うに、コルセットをつけることによって日常生活において無理をしないように意識付けをする、という意義はあるかもしれません。コルセットをつけておけば過度に前屈したり重量物を持つような動作については自らためらうようになるのでは、という考えですね。ですから、重作業をしない環境下であれば厳密に装着する必要はあまりないのでは、と個人的には考えています(術者の先生にはオフレコで…)それでもご無理はなさらず、お大事にどうぞ!
3〜25kgで腰痛のリスクがある、というのを見て、ふと若かりし頃パチンコ屋でバイトしてた時のことを。現在と違い、数箱を担いでジェットカウンターと呼ばれる計測器へ運んでたわけですが。とにかくパチ屋で働く人は腰を痛めやすい、と。
当時は私も若かったもんで、無理やり玉を詰め込んだ箱は五箱は行けなかったけれども(そもそも箱の持ち手がミシッといってヤバかった)、サラに近い盛り方なら五箱を運んでたわけですが、……パチンコ玉一個は5.4〜5.7gと規格が決まっていて、サラで2000発から2200発。箱にもよるけれども大盛りにすると3000発近く入るという箱だったんです、当時。
短期だったとはいえ、無茶しやがって……と昔の自分にいってやりたいですw
作者からの返信
スロ男様、こんばんは!
パチ屋でバイトされていましたか…5g×2000個×5箱、ざっと50㎏ですね…缶ジュース系の自販機の詰め替えなどもハードだと聞いたことがありますが、なるほど腰痛持ちというのもうなずけます…
あ、喫煙や飲酒が腰痛の増悪因子というのは覚えておられますか!? まあ何かを得るには何かを捨てねばならないわけで、嗜好品を我慢する人生というのもつまらないものではありますが。苦痛に耐えられなくなった時に飲むがいい…(ストロングゼロを差し出しながら)
諏訪野 滋さま
こんにちは。いつも勉強させていただいております。
コルセットは治療のみならず予防にも期待は持てない(エビデンスCおよびなし)ということ、意外でした。
ふと思い出したのですが、知人(外国人)が長時間歩いていると腰が痛くなるとぼやいていて、何気なく、簡易コルセットでも試してみたら? と助言してしまったことがありました。訂正しておかねば……。この「長時間(1時間以上?)歩くと腰痛が出る」というのは、歩き方に問題があったりするのでしょうか? 私もときおりなります。
父も母も腰痛でコルセットを買っていたので、当然あれは効くものだとばかり思っていました。身の回りで当然のように利用されているものや頻繁に流れる情報って、鵜吞みにしがちで怖いですね。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは!
コルセット、意外ですよね…支えられているという安心感自体は得られるので、まったく意味がないというわけではないのですが…
長時間の歩行で腰痛が出るというのは、体幹の筋力が弱いのかもしれません。耐久性が低下しているというか。歩くと足が疲れてくるのと同じ理由だと考えています、あらゆる動作で体幹の保持というのは大切な要素ですので。よってこの場合の改善策は、緩やかな体幹トレーニングという事になります(ただの腹筋背筋だけでもいいと思います)。
逆にじっと座っていたりかがんでいたりすると(草取りなどですね)腰痛が出るというのは、長時間の同一姿勢のために筋の血流が低下して疲労物質が蓄積することによるものと考えられます。この場合は、軽い運動をすることによって血流を改善させることが有効でしょう。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました! まだいろいろネタはあるのですが、一般小説にかまけてしまい…いずれまた別のトピックをお届けしたいと思います、感謝申し上げます!