第17話 怪しい奴が!
声を掛けて来たのは1組の男女だ!
「あれマユ久しぶり、元気だった!また冒険者始めるんだ?」
「久しぶり、違うわよ生徒達の探索者になる為のサポートよ、2人はダンジョンに行くの?」
「今さっき帰って来たところだ、会計待ちだよ! あっちでお茶でも飲まないか?」
「今登録始めたばかりなの、時間がかかるから今日はごめんね」
「なら仕方ないや、その内にあったらお茶でも飲もうね、また」
2人は離れていく。
「先生知り合い?」
「言ったでしょう、あの時の仲間よ!」
「あゝ男の方が狙っていて女の人に誘う様にした人達ね」
「まだ先生を狙っているのかな?」
「さぁ分からないわよ、今はサダ君一本だしね!」
「一晩で、先生がメロメロなんてどんなギフトなのかしら?」
「貴方達も一緒でしょう、同じ竿仲間よ」
「先生のH」
「一晩で女は変わるのね」
「早々年下はかわいいよ、サダ君早く帰ろうか」
腰痛いって言ってただろうに。
「先生登録しないとダーメです、帰宅は禁止です!」
「アオイさんは相変わらず真面目ね、ベットと大違いよ!」
「もう、茶化さないで下さい」
そして受付嬢が戻ってくる。
「マユさんギリギリですけどシルバーランクにいました!早めに何処かのダンジョンに入って、何か提出してください、大物だと直ぐに延長の手続きが終わりますから」
彼等と共にとりあえずは初心者ダンジョンに潜るから何かは持ってくるわよ」
「では指導者はマユさんで残り5人で、パーティーとして潜るんですね」
「後ろの練習場で、少し連帯の訓練してから明日にでも潜る事にするわね」
「練習場の手続きはしますか?」
「そうね独占で2時間取れるかしら?」
「お待ち下さい」
受付さんはパソコンの画面を見る。
「第4なら空いてますけど?」
「良いわよ、そこでね!装備を揃えてからまた来るわね宜しく」
「お待ちしてます」
今度は3階に行く、装備の買い物だってさ!
「此処で装備を揃えるわよ、最初は私が出すけど、後でパーティー資金から精算してね」
さすが先生太っ腹と言おうとしたけど、言うのをやめたよ計算高いね!
「私は昔の装備を使うからあなた達の装備を揃えます、銅ランクのダンジョンには潜れる装備を揃えます」
靴から始まり、洋服下着まで買い揃える。
「先生武器は?」
「5階より上よ、まず装備を決めてから上に行くから待っていなさい」
俺はその辺をウロつく、すると定員に声をかけられる。
「君君、その装備だ銅のダンジョンしか潜れないよ! 持っと高級品を買わないとね」
定員のお姉さんが言って来たので、興味本位で聞く事にする。
「その装備って御高いんですか?」
「ズバリ定価の半額で良いよ!」
「なら見せて頂けます」
その時俺はこのお姉さんに鑑定をかけた、その結果は付いて行ってはいけない人だ!
「こっちよこっち」
「お姉さん、この先に男の人が3人いますけど、どんな関係ですか?
もしかしてその方達の装備品を半額で譲って頂けるので?」
「チィ、お前素敵持ちか!」
素敵というギフトもあるんだ。
「おいおい大人しく有り金を置いて行け、そしたら帰って良いぞ」
こんな白昼、それも建物の中でカツアゲかよ!
「ほらね、目を離すと女の人について行くでしょう」
「先生の言う通りになった」
「油断は駄目ね、サダ君から目を離しちゃ」
「「ウンウン」」
ゲゲ、何故皆んな背後にいるんだ?
「何だお前達は!」
「この子の保護者よ、有り金は多分千円位は持っているかもね!」
そんな事ない俺は3千円は持っている。
「サダ君良い、こんなギルドの中にも馬鹿な奴はいるのよ、たまにね!
そうだ、通報をするよりも貴方達私達と勝負しましょう、賞金は100万でどうよ!」
「何のことかは分からんな?」
「そうね分からないことは言わないでね」
そこに先生は携帯を見せる、俺を誘った時から一部始終写っていた。
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