第7話 四人を鑑定だよ!

「なら言うぞ神野サクラ、レベル50で一般人の3倍位かな、そしてギフトは

雷魔法かな」

サクラが驚いている。


「次は大日ツムギ、レベル10でギフト無しの一般人だな」

ツムギは下を向く。


「そして間手屋ヒカリ、レベル10ツムギとおんなじ一般人だな」

ヒカリも言われて下を向く。


「最後は菅原アオイ、レベル100で武力30、魔法は250で知力、知力は1,000かよ!

体力150、そしてギフトは参謀て何だ?」


「嘘〜凄いね、私がギフトを持ってるのがバレちゃったね!」

「アオイちゃんもギフト持ちなんだね、私も取ったけど黙っていたのよ」

「凄いね二人とも」

「私も何処かの寺社仏閣を回ってもらう事にしよう、家の寺では貰えなかったからね」


そして全員で、再度俺をみて来る。

「何で、そこまで分かるのよ、大体鑑定って何よ!」

「そおよ確かにレベルまで見れるのは研究材料だけど、それだけよね」

アオイが言って来たので、俺は更に言う。


「フフフ、その先もあるぞ、このバンドを切らないなら続きも言うぞ」

俺は更に彼女達を追い込むが、中々切ってもらえない。


「何を言う気かしらね、何を言われてもギフトのない一般人の私なら平気よ」

ツムギが言って来たので、俺は言う。


「AAカップの三人、胸にあんパンを今日は隠して胸上してるよな、ツムギ! サクラとヒカリはパット十枚かよ、アオイは鼻血が出るHカップかよ」


俺が言い終わると、四人とも各人の胸を見合っている。


「可笑しいと思った、ツムギが今日は私より大きいなんて、本当にあり得ないと思ったよ」

「それよりアオイはHカップなんだ、羨ましい」

「本当よね、何を食べているのかしらね!」

「また大きくなったか、ウンウン」

アオイが納得したけれどツムギは違う!


「それよりもみんな、コイツのおかしなギフトよ、もしかして透しで覗いたの、それよりも朝方に私達の家に来て、覗いていたのかな」

その言葉に全員で俺を見下す。


「サダ君、覗いてたって言っても警察に言わないから、正直に話してね。

ギフトは私と同じで雷の魔法だって言ってね」


「待ってよサクラちゃん、コイツはもしかすると複数のギフトを持っているんじゃないのかな!」

「そうね、もしかすると人類最初の複数のギフトを持っている者ね、

お母さんよりもお父さんの研究室に持って行こうかしらね」

アオイの目が光っている。


「兎に角さ、俺のギフトは鑑定だよ、透しでも覗きでもなくてね、もお解放してくれないか、君達」


「ねえサダ君、もお一度だけ聞くよ複数のギフトを持っているの?」


しばしの沈黙、それに指の痛みに負けた俺は、床に小声で話しかける。

(そうだよ、兎に角バンドを解いてくれ)


「聞こえないよ、なんて言ったの?」





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