第20話 能力確認!
少しして、ツムギとヒカリが人を連れて帰ってきた。
「遅くなりました、3人を連れてきました」
来たのは男女と受付嬢さん。
「マユ何のようだ?」
男が言うと、受付嬢さんも言ってくる。
「私も何ですかね」
そして3人に映像とこれまでの事を話した。
「ハァー、この頃はダンジョンに行ってないと思ったら、詐欺にカツアゲですか?」
「それで俺達はどうして呼ばれたんだ?」
「本当は受付嬢さんには、お金を回収してから犯行を訴えようと思ったけど、どうしようかな?」
先生はお金を回収したら受付嬢に言って処分して貰いたかった様だ。
「この人達と100万円の勝負をして勝ったから、貴方達にお金を回収して欲しかったのよ、折半でどうかしら」
「マユさん私の前でその話はしないでください」
焦る受付嬢。
「6:4でどうだマユ」
「OK交渉成立ね、後はよろしく!私達はまだ訓練するから」
受付嬢さんは納得しないけど、倒れている者達を運ぶ男女と一緒に戻って行った。
「さて、実践はどうだった!怖い事もあるけど面白かったでしょう」
あんただけだよ面白かったのは、先生!
「はい自分の魔法の威力が分かりましたけど、連発出来ませんでした」
「それね、きっと雷魔法は魔法力を多く取られるからかもしれないわよ!
倒れないなら、魔法力は残っているはずよ、0で倒れるよりはいい事ね、少し剣技を覚えても良いはずよサクラさんはね」
「先生聞きますけど、私の能力って何ですか?」
「フフフ参謀の能力は凄いのよ、貴女で3人目ね!」
「そんなに凄いんですか?」
「ええ、まず一つ目をやりましょうか?私が肩を掴んだらあの先の木の所に移動と考えてね」
アオイの肩を先生が掴むと、目の前から2人が消えて先の木の所にいる。
「凄い」
「動いたわよ一瞬ね」
「戻って来られるかしら」
思ったら突然現れた。
「どう体がおかしくない?」
「平気ですね」
先生は考えている。
「そうだサダ君、アオイさんとサクラさんのギフトを見て魔法力はどれだけ減っているか教えて」
まずアオイを見る、見る見る!
「ねえ、透視してるの?マンションに帰ったらいっぱい見ていいから、報告してください、助平さん」
バレたか。
「アオイは魔法力が200残っている」
「はい今度はサクラさんよ」
先生に言われて見る。
「サクラの「待ってなんでアオイちゃん見たくずっと見ないのよ!
やっぱりさっきの罰は取り消して3個に戻す!」
「待て待てサクラホラホラずっと見てるぞ!」
「遅い、それに言われて、見られてもね、罰4ね!」
罰4てなんだよ!
「ほらイチャついてないで、報告よ、全く羨ましい」
なんのコツチャですよ先生
「えぇと50残ってます」
「大体魔法力は一晩寝れば元に戻ると言いますけど、後は家で検証ね」
「なんの検証ですか?先生!」
「貴方のあれでもしかして貴方の魔法力を移せるかよ、慈愛のギフトよ!」
「慈愛って魔法力を移せるの?」
「そんな能力なら面白いと思っただけよ!」
「それと銅ランクと剣技で打ち合えるって、貴方の剣技は可笑しいわよ、後はレベルが上かね!」
俺も思いました、体が反応した事を!
そしてマンションに帰って明日に備える。
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