概要
優しさの果て。正義の果て。竜を巡る戦いの果て。悲劇の末路までの話。
『この国』の最東端にある〈自治区〉。中学生の千戸世(ちとせ)と藤華(ふじか)は、人々に恐れられるだけの竜・アズマに特別な恩を感じて、必死に守ろうとする。周りは謎の組織・『ピアール隊』の洗脳や呪縛に浸りきった者だらけ。自分たち以外の味方が誰もいない社会と戦い、最後に待ち受けるのは最悪の悲劇だった…。*小説「回廊の中で」姉妹編。 ※この作品は「note(ノート)」「小説家になろう」(創作投稿サイト)に投稿したものと同一(再掲載)になります。誤字等、少々修正があります。