ねがめ

世界には、いろんな形の家庭があってあたりまえ

幸せな家庭
不幸な家庭

娘、息子、母、父
誰もが、今を生きている

どんな感情を持って明日を思うのか

幸せな家族の形を、今、できるうちに作って欲しい思う物語でした

本作品は、親子の絆を描いた感動作である。

この物語の魅力は以下の三点である。

第一に、細やかな心理描写が読者の感情を直接揺さぶる点。

第二に、普遍的な家族のテーマが、誰もが共感できる形で描かれている点。
例えば、誰もが身近な物の眼鏡を通して、父と娘の愛と成長の軌跡を描いている。

第三に、過去と現在を巧みに繋ぐ記憶というテーマが、物語の深みへと読者を誘う点。
例えば、幼少期の「ねがめ！」のエピソードや、父の遺品である眼鏡を通じた感動的な結末は、この物語の核心を象徴している。

以上の魅力を含め、この物語は、人生の尊さ、時間の価値、そして愛の力を読者に改めて教えてくれる。

読後、自らの…続きを読む

「ねがめ」は先にリリースされている「僕の娘の涙」と一対の物語です。
どちらか片方でも完成されたお話ですが、未読の方はぜひ「僕の娘の涙」を先に読まれることをお勧めします。

子育てエピソードとメガネの破壊は、縁の深いもの。
その中でも詩織ちゃんは、ずいぶんとパパのメガネを壊してきた猛者に分類されるでしょう。

壊すたびに許してくれて、一緒に眼鏡屋さんへ行って、ソフトクリームを食べるところまでがひとセット。
娘を目に入れても痛く無いほど、かわいがっている父の姿が目に浮かびます。

やがて幼かった娘は思春期にさしかかり、父への反抗も強くなり、数年ぶりにメガネが壊れます。
この後の、詩織ちゃんの心の…続きを読む

愛してくれて、ありがとう。
愛してくれた、ありがとう。
愛しています、ありがとう。

わたしを愛してくれるひとが、今日、また一人、増えます。

見ていてください。
見ていてくれて、ありがとう。

……お父さん。

わたしと、お父さんと、めがねさん。
そして、お母さん。
皆が、皆を、愛しています。
ただ、それが、愛おしい。

素敵な物語です。
前作を、読まれた方も、未読の方も。

愛して、愛した、そしてまた、愛する。
そんな繋がりを、見届けて下さい。

「僕の娘の涙」
というショートの、娘視点の物語。
未読でも楽しめますが、ぜひ、あわせて読んでいただきたいです。

泣ける。

マジで涙で画面が滲んで、見えない。

深い、深い愛情が描かれています。

もう、最後まで、心が持っていかれっぱなしです。

おすすめですよ。
激しくです！
ぜひ、ご一読ください。

眼鏡に寄せて愛が溢れる素晴らしい話でした！感涙必至ですから、読む時は場所に注意です（私の場合）。

やられた…。
また胸をガッツリつかまれ、私は泣いた。

子を思う親とはこんなにも「愛」が溢れいるのですね。すごく素敵なお話です！

短い文章の中に、人生が走馬灯の様に見えてくるのです。
すごく主人公の感情が流れ込んでくる、そんな切なくて愛がつまった物語です。

私の父もこんな思いで私を愛していてくれたのかしら？

自分を重ね、暖かい思いが流れ込んできます。
お読みになるときは、ハンカチを忘れないでね。

どんなジャンルでも書けるのでは？と思ってしまう作者様ですが、こと「愛」というものに関しては、堪らなく胸にくる物語を書かれます。

この物語を読ませて頂き、私は亡くなった父を思い出しました。
作中の父親とは、全く、まるっきり違うタイプであるのに思い出したのは、表し方は違っても、親が子に向ける愛情とはこういうものだ、と感じたからかもしれません。

「生まれてきてくれてありがとう」
「ずっと大好きだよ」
「幸せになってね」

そんな想いが詰まった一話。
ぜひ読んで胸を温めて下さい。

親ならば、子の幸せを願わないものはいない。（と信じたい）
子供が幼いころの記憶というのは、案外忘れないものである。
あの頃はこうだった、こんなこと言ってた、こんな悪戯された……。

いつしか子は大きくなり、巣立っていく。
当たり前だけど、嬉し寂しい。

「そんなに！？」
と、読みながら苦笑いですよ。
自分だったら若干キレるかもしれない。(笑)
でも、父と娘ってこうなのかなぁ、とも思う。
母と娘とは違う、特別な関係。

朝から「くそぉっ！٩(๑òωó๑)۶」ってなりました。（褒めてる）
いいお話です。

このレビュー時点では説明文には書かれていませんが、
「僕の娘の涙」
という掌編の続編となっております　この「ねがめ」だけでも楽しめますがそちらから見た方がより楽しめるかと思うます

注意書きとしては……まぁ前作と合わせても5,000文字に満たず、早い人なら2作で10分程で読める作品ですので、


まずは見てください


後悔は致しません


いや本当、この作者様の近況ノート等の奇烈な人柄を知っていると偶に忘れそうになるのですが＾p＾　この方は「こういう小説の超名手」なのですよ……

最近はお仕事等が忙しいのか寡作気味になってますが、いやこれ等小説を仕事にしてしまえばいいんじゃね？と思う事間違…続きを読む