編集済
第135話への応援コメント
グノーシスとか古神道系のオカルトでは、どんな者の命であっても等しく命で、ただ情念や欲望のみが命に価値をつけるという考え方があります。
これは、客観的に人類全体を観る割と科学的な考え方でしょう。
それとは対照的に命に価値があると考える|妄信《オカルト》もあります。
それは【神仏というあるかどうかもわからない存在】をあると決めつけた宗教権威が、人為的に創ったと考えられる主観的で非科学的な考え方なのでしょう。
権威というものは【恐怖と欲望を利用して動物的本能により人間を制御しようというシステムの根幹】であるという事を考えると、古代では集団を率いる王が、【神という人知の及ばないとされる存在の子孫】であると語ったのは当然なのでしょう。
科学的に考えるならば、【恐怖と欲望を施す権威】の象徴として生み出された概念が、神や【自分たち以外の集団の神である悪魔】だから。
本能には生存本能と同時に自滅本能があり、その二つは混在していて分けることはほぼ不可能で、人間の場合も理性によって二つを分類してはいても、個人の主観で、それを判断するには客観性が必要になります。
そういう【科学的客観性を排除するために権威が創った概念】が【真の正義】という考え方で、大乗仏教権威でも聖書宗教権威でも天皇権威でも、他の利権集団とあるいは自らの権威内の派閥と敵対する時に、使われます。
それこそが権威システムの構造的欠陥で、自滅本能までもをシステムに組み込んでいることの弊害なのでしょう。
【自分の内の情念がそのどちらに起因しているのかを考えずに行動する者】は、権威というものがどういうシステムかを理解しようとせずに、現状のシステムに盲目的に従い、自滅していく。
自然淘汰というものに集団で抗い、家を造り、食料を造り、個人の外に知識を蓄えるために文字を創るという【文明を創ることを自らの種の生存戦略とした人類】にとって、権威という考え方は種全体としては本末転倒になる毒ということなのでしょう。
そうした権威によって造られた集団が欲望に染まるのは当然で、それによって命に価値が創られ、権力が命を使いつぶす。
神の子孫というオカルトと宗教権威という|盲信《オカルト》と朝廷権威という|妄信《オカルト》。
このエピソードはそういうものを表しているのかもしれません。
な~んてね。
作者からの返信
コメありがとうございます。
そこまで深くは考えてはおりませんでしたが、この時代の武士が如何に武運と言う物を考えているかと言ったところなど書きたかった部分ではあります。
それに、この時代の浄土真宗のやりようが気に入らないと言う部分がありましたので、超常に対して宗教権威が如何に瓦解していくかと言う部分と「阿弥陀如来以外は信じません」などと言って滅茶苦茶な事をやっている者たちが実際に神と相対した時、自己保身に走る様を描きたかったのかも?
うんちく織り交ぜた良いご意見ありがとうございます!!
第134話への応援コメント
あぁ~(-_-#)(怒)三好のクソ爺のせいで……
女神として時々降臨しても良いのよ?
作者からの返信
コメありがとうございます。
残念なことですが真里が亡くなりましたが、また登場するかも?
結構迷いました。
本当は美羽を摩利支天の末裔にとも考えましたが、黒人種のヒロインは残したいし、天狗の末裔としたかったので白人種の真里を摩利支天の末裔としました。
摩利支天は古代インドのウシャス神と言われますのでギリシャ神話のエーオースと起源が一緒と言われますから白人種でも良いか~神だしという事で決めましたが・・・
最初からこの件のストーリーを考えていたのでヒロインが亡くなるのは可成り考えました。
次話はお仕置きパート?となります。
第14話への応援コメント
ザビエルさんのミイラが中国にあって、それを見て興奮した少年に足の指噛み切られたってTVで言ってた。
作者からの返信
コメありがとうございます。
ザビエルは確か中国で亡くなって聖人認定後ミイラとしてインドの大聖堂にあるって聞いたことはありましたけど・・・少年がミイラに噛みつく・・・
10年に一度そのミイラが秘仏的にそのインドの大聖堂で公開されるって聞いたことあるけど、少年が噛みついたの初めて聞きました!!
それ凄いうんちくですね!!
追記です。
序に序にザビエルは死後一年後も死んだ遺骸が腐らずに生きたままのような状態だったことから聖人と認定されたそうで、当時の記録が残っていて当時のローマ法王がその報告を受けて信じられなかったようで証拠として右腕を切り落としてローマに送ったそうです。
その時に普通に血が出て生きた様な状態だったそうで、届いた右腕を見て聖人認定されたそうです。
だから、今は右腕が無い状態らしいですね~
編集済
第130話への応援コメント
「妙」技→「妙」法
?グループ「然り!念仏とは無間地獄に落ちるものなり!」
スッゴい物騒で少数精鋭?な宗教グループが乗ってきそう((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
追
誤字指摘の積もりじゃなかったです(^o^;)
でも念仏グループと比べたら少数で過激でしょ?(元々色々と苛烈な宗派ですし、苛烈が過ぎて公権力には危険視されてるし、ある意味宗教らしい宗教ともいえる)
作者からの返信
コメありがとうございます。
妙技で問題無いです。
「妙」とは凄い・素晴らしいと言う意味なので妙技は凄い・素晴らしい技てことですね~
日蓮宗ですかね?・・・戦国時代の日蓮宗は一大勢力ですね~
比叡山とガチでやり合いましたし・・・(天文法華の乱)
応仁の乱を上回る戦火だったとか・・・
少数精鋭という事は他の宗派?
う~む、今の所は日蓮宗と絡むことは無いですね。
キリスト教とは・・・
第130話への応援コメント
他の仏は信じずということだったら「念仏無限(地獄)、禅天魔、真言亡国、律国賊」とか言ってる法華宗(日蓮宗)も、同じく「法華経が最高」としている天台宗以外は全部敵ってスタンスなんですけどね。そりゃ山科本願寺が法華一揆に襲われて陥落して一向宗が京都から追われるほど戦争するわな(笑)。
作者からの返信
コメありがとうございます。
日蓮宗は一番大切にしている教えが妙法蓮華経(法華経)としているだけで、神仏を1つに絞っている訳では無いですね。
しかし、釈迦牟尼仏(釈迦如来)が最高の仏として十界曼荼羅を本尊としていたりと特殊ではありますね。
他宗派を否定するのも特色?
浄土真宗と日蓮宗は特殊と言えば特殊な宗派ですからね~
浄土真宗は仏教の形態を取った何か別宗教と言えそうだし、日蓮宗はギリで仏教と言えなくもない宗派ですから・・・
日蓮宗は最高の仏が釈迦如来(お釈迦様)としつつ仏陀(釈迦)の教えの真逆を行く教えですからね~お釈迦様は多様性を重んじたのに日蓮は多様性の排除(否定)・・・でも、多分、お釈迦様から見れば日蓮宗の教えも多様性なんでしょうね~
特に二宗派を否定するつもりではなく客観的に特色を語っているだけですが、否定的にも取られそうでもありますらここまでとしますね~
第128話への応援コメント
本願寺何とかさんって、九条家の猶子じゃなかったっけ?
公家トップの一角が崩れる((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
作者からの返信
コメありがとうございます。
顕如は九条稙通の猶子ですね。
近衛前久と九条稙通は政敵関係です。
近衛家と九条家は元々から政敵関係ですけど、中々良い所突いてきますね。
崩れることは無いのですが、恨みは間違いなく・・・
近衛前久と仲良くする以上は政敵関係にある九条稙通とは対立構造しか生まれませんのでこの物語でその事を使うかどうかは決めていませんが、伏線にもなるとは考えてはいます。(間違いなく使う!だって~この人色々と美味しい人物!!)
ちなみに、十河一存正室が九条稙通の娘ですから三好義継の祖父になりますね。
更に更に、飯綱の法を修めたらしいですし・・・小狐丸の所持者!!
色々と本当に美味しい人物ですね~
編集済
第127話への応援コメント
徹甲弾じゃない弾で腹部か、ショック死してないのが不思議なくらいだなあ。
これは、本当に神とか主人公を転生をさせた存在の介入がないと助からないだろうから、そっちにいかなければ、傭兵とか集めて積極的に歴史改編する復讐編か。
やはり、こういう転生とかオカルトが絡んだ荒唐無稽な物語は大きな歴史改編がないと、小さくまとまりすぎて、だんだん飽きてくるからなあ。
どこまでも風呂敷を広げて本当に海外に出てルパン三世のアレを超えるような「世界一の剣士」になったりするのか先が楽しみですね^◡^
作者からの返信
コメありがとうございます。
火縄銃で腹部の場合でもショック死は意外と少なかったと聞きます。
場所によりますが、胴体上部の場合はショック死か肺に穴が開いての窒息死が多かったようですね。
下部だと後日、腹膜炎や破傷風で死ぬことが多かったと聞きます。
戦の場合だと胴体でも心臓と肺は可成り鎧で守られていた様で下部への銃撃が多かったようですね。
飛距離も50m位が有効射程距離なのですが、それ以上になると鉄砲の玉がお辞儀するそうです。
あ~カルト絡んでくる予定です・・・
河童とか天狗とか出る作品ですから^^;
復讐ものとはなりませんが、話が大きく動くスイッチとして今回の事件なので思い描いている物で読者の皆様に楽しんで頂ければいいな~とは思っております。
第127話への応援コメント
この時代の鉄砲だったら、ほぼ効能?はダムダム弾だしねえ。
せめて腹じゃなかったら、転生したスーパードクターが居れば助かるかもだけど( ノД`)…
作者からの返信
コメありがとうございます。
信長が撃たれた時は20m位の距離からの狙撃だったようですね~
明智光秀とか約30cmの正方形の的に50m位の距離で100発撃って100発当てたらしいですし、雑賀孫一は150m先に当てたと言われますので少しの間に鉄砲性能が上がった訳ではないでしょうからダムダム弾でそれやるって異質だったんでしょうね。
村上もとか先生のJINて漫画で主人公が江戸時代(幕末)にタイムスリップしスーパードクターになりましたけど、戦国時代なら神の奇跡的な扱いだと思いますね。
編集済
第125話への応援コメント
あの武藤VS高田戦はリアルタイム当時にワールドプロレスリング中継で見ましたよ。
あれ以降、ドラゴンスクリュー→足4の字のコンボがプロレス界では大流行しましたっけ。ドラゴンスクリューも一躍有名技にランクアップしましたけど、それまで「過去の技」だった足4の字固めも大復権しましたね。
シャイニングウィザードが雷光でドラゴンスクリューが辻風、カッコ良いじゃないですか。
あとは使えそうなプロレス技というと、自分が無手になったときに飛びつき腕ひしぎとかどうですかね。無刀取りの別パターンで(笑)。
私が好きだった女子プロレスラーがフランケンシュタイナーからそのまま巻き込んで腕ひしぎというのを必殺技にしてたんですけど、さすがにそこまで派手なのは使えないかなと。
作者からの返信
コメありがとうございます。
プロレスファンは武藤VS高田とかリアルタイムで見てますね~
技名気に入って頂きホッとします。
フランケンシュタイナーとかは流石にプロレスでのお約束技ですが、相手が暴れると中々使えないので剣術では難しいかな~と判断しました。
そう言う点ではシャイニングウィザードもドラゴンスクリューも瞬間的な形で使えるし派手なので今回は採用しましたが、史実で丸目蔵人がプロレス観たらこの2つは取り入れそうかもと思ったから採用した感じですね~
第125話への応援コメント
出ましたねー。ドラゴンスクリュー。昔ファイヤープロレスリングってゲームですげぇ使いました。
自分も鍔迫り合いの膠着状態とか跳んだときにイケそーなフィニッシュホールドすげぇ使う人思いついちゃいました。『方舟の盟主』の方ですね。好きでした。
名前と技名書いちゃうともし今後物語に使う予定があったとしたらネタバレで使いづらくなると思うので伏せときました笑
作者からの返信
コメありがとうございます。
三沢選手は2代目タイガーで、空中技得意ですからありそうですね~
いえ、使う予定は・・・今の所無いですね~大規模興行と言うので盛り上がると言えばプロレスだよね~剣術とかで使えそうでド派手な技と考えて出したのが作中の2つの大技なのですが、他のプロレス技は出し辛いのもありますからね~
ジャーマンスープレックスとかバスター系を出したかったんですけど、「どうやってそこに持って行く?」と考えた時・・・「無理」と思いましたから!!
三沢選手の技で剣術とかで使えそうなのエルボー・バット、ドロップキックとかしか思いつきません・・・
第125話への応援コメント
>刀で斬り付ければ雷光斬りてろこだな
→てところだな
俺はすかさず間合いを詰めて木刀をそれる
→そえる
ですかね
>1995年10月9日、高田延彦選手戦において、高田選手の蹴りをキャッチした武藤選手はドラゴンスクリューを繰り出し膝の靭帯を損傷させ
あれは痛そうでした
完全に踏ん張ってましたから
作者からの返信
コメありがとうございます。
誤字報告感謝です。
当時、プロレスには興味無かったので見ていませんが、2010年位にプロレス沼に嵌って動画サイトで過去試合など観ておりました。
プロレス技は踏ん張ると大怪我する物多いのでドラゴンスクリューとかは特に掛ける時は予定調和で相手も飛ぶので凄いド派手ですよね~
1995年の武藤選手の高田選手戦は動画で見ましたけど、絶対痛い奴です!!
第124話への応援コメント
太陽ケア選手が出たので、相棒の新崎人生さんの拝み渡りが好きでした!
そのペアを打ち破ったテンコジバスターももちろん好きです。
作者からの返信
コメありがとうございます。
新崎人生(ハクシー)選手は耳無し芳一みたいな人ですね!!
仏教キャラプロレスラーですが、みちのくプロレス社長をグレートサスケの後に一時していたり、センダイガールズプロレスリングの立ち上げ時に尽力したり、ラーメン屋やうどん屋、カレーうどん屋さんとかオープンさせる凄いバイタリティーの人ですね~
彼の技名が実に面白いですよね~高野落とし(スプラッシュ・マウンテン)、曼陀羅捻り(ドラゴン・スクリュー)とか念仏~とか。
編集済
第124話への応援コメント
>3本のくじの先に赤井印がある2本
→赤い
>猛攻であったが流石に永遠と続くことはない
→延々とor永遠に
>すかさず俺は間合いを更に詰め様とした
→詰めようと
>間違えなく俺の伝説じゃなくて美羽伝説になるね
→間違いなく
ですよ~
作者からの返信
コメありがとうございます。
誤字報告感謝です。
「間違えなく」は問題無いのでそのままとさせて頂きます。
「間違えない」という「え」を使うのは、間違わないことが前提となっているが、もしかしたら、間違えてしまうかもしれないというニュアンスも含まれたものになるのであえて「え」を使いましたので問題無いと思っておりますのでそのままとさせて頂きます。
またありましたら宜しくです。
第122話への応援コメント
可児才蔵の死に際と神槍李が出たのが丁度良すぎるのでひとつ逆ウンチクをw
李書文は敵を倒しすぎて最後は恨みで毒殺されます。その死に際が死期を悟って座禅を組んだ状態で亡くなったと言って逸話があります。
前回コメに出した連也斎も正装で正座して亡くなった逸話がありますし去り際って大事ですね。
作者からの返信
コメありがとうございます。
李書文は病気説もありますね~
藤原芳秀先生の「拳児」と言う漫画でこの人物を知ったのですが、脳溢血より試合に負けた武術家の遺族に毒殺されたの方が武術家としては何だかかっこいいですね。
それこそ中国は毒殺大国で毒殺多いから納得しそうです。
散り際は重要ですけど、石田三成の処刑までのプロセスとかも何処までが本当かは解りませんが、来るものがありますね。
それと、戦国時代とかは討死は意外と美学だったようですしね。
編集済
第117話への応援コメント
›通常の太刀が2尺6寸4分(約80cm)で70~85cm位の物を太刀とカテゴライズされる。
それを超えて長い物が大太刀、短い物が小太刀と言う。
以上転記
大太刀が3尺以上
小太刀が2尺以下
通常と記載されてますが、太刀の平均刃長が概ね2尺6寸前後です。
これは読手の知識と受け取り方によるのかもしれませんが、刃長の記載が無いため太刀全長に感じてしまいます。
作者からの返信
コメありがとうございます。
刃長と入れた方が解り易いですかね?
少し文章考えてみますが、今は時間が無いので確定申告終わってからどう修正するか考えさせて頂きます。
アドバイスありがとうございます。
追記です。
修正しました。
少しは解り易くなったかな?
第116話への応援コメント
宮本武蔵に関しては、後世の剣道家が寄って集って貶した結果って言う気しかしない。
確かに二刀流は、馬に乗って槍や太刀や遡って弓で戦う武者には響かない、武芸ではあると思う。
馬で接近戦するなら左に武器なんか持ったら自分の馬を傷つけ兼ねないし、弓に至っては最初っから両手を使う。
しかし、平和な時代片手で扱うに足る軽く短い打刀が主流の時代、武士の決闘も徒でやるよう時代に、二刀流を選択した武蔵は間違いなく天才だと思う。
というか1対1で騎乗もしない殺し合いで太刀や槍を選択する必要は無いんじゃ?
二刀流が習得出来たらタイマン最強だろう(出来ない人間なら盾持てと思う)。
作者からの返信
コメありがとうございます。
宮本武蔵が当時あまり評価されかったのは2点あり、後世に大幅に評価されたのは3点あると考えています。(あくまでも私の私見)
当時評価されなかった理由としては、二天一流の再現性が低い事と有名にした戦いが潔い物ではなかった点だと思っています。
後世の評価は二刀流と言う物珍しさ、そして、五輪書や二天記や吉川英治先生の「宮本武蔵」等の書物の影響かなと思います。
更に、不遇だったからと言うのが大きいかな~と思います。
判官贔屓と言う位で凄く不遇に見えれば肩入れしたくなるものですから。
評価と言うのは時代と共に変わることもあるので、意外と武蔵の評価も200年後とかになると今の私たちが一般的な評価として言う剣聖と評価をされるかも解りませんね。
上泉信綱や塚原卜伝の様に当時剣聖と言われたならいざ知らず、当時は剣聖と言われなかった人物なので評価基準が変われば一変しそうな気がします。
第116話への応援コメント
おもしろくなってきましたねー。天下一武道会(仮)➡️鑓が混ざってるので剣術じゃなくて武道っすね!剣術自体に小具足ありますし。
林崎勘助は浅野民治丸の転生後(時間軸的に甚助が大体20代前半くらい?)かなって勝手に思ってます。神夢想ってかっこいいっすよね響きが。
作者からの返信
コメありがとうございます。
剣術だけにすると胤栄さんが出し辛かったので得物は自由とした感じです。
勿論、胤栄さんが剣術も相当な腕なのは知っているのですが宝蔵院胤栄と言えば槍!!
浅野民治丸だと流石に気が付く人が少なそうなので単純に勇名を馳せた林崎勘助の方を名前として使いました。
1561年に19歳で仇討ち成功を記載した資料がある様なので年齢的にも丁度いいと思い登場させました。
神夢想がかっこいいと思うの解ります!!
出す予定なかったのにこの大会で誰出すのか迷った時に「神夢想林崎流」の名前がかっこいいと思って出したくなりましたから!!
(うんちく語りたくて入れた・・・剣豪です・・・)
第116話への応援コメント
吉川英治の『宮本武蔵』は歴史小説じゃなくて創作バリバリの時代劇でしょう。一説によると菊池寛と「武蔵は名人か否か」って話題で口論して言い負けて、悔しかったんで「武蔵は最強の剣豪」って小説書いたら大当たりしたとか(笑)。ある意味「これは事実である」とか言いながら500%くらいふかしてる『空手バカ一代』レベルの創作作品なんじゃないかと。
作者からの返信
コメありがとうございます。
吉川英治先生ある意味凄いですね~底辺の剣豪を一般的には剣聖と思われるまでに押し上げたんですから!!
明らかに武蔵の史実漁ると「何でもありのヤバい人」なんですよね。
勝つためなら卑怯と言う言葉見当たらないのでそりゃ強いし、本当の有名どころは敬遠しますよね。
実際に隙を見せなかった剣豪とは戦っていないので、ある意味それは凄いんですけどね。
勝てる相手にしか喧嘩売らない!!
孫氏の兵法の基本ですからね。
編集済
第115話への応援コメント
新免無二斎とか居ないのかなと思ったんですが、もうちょっと後の人なのかな。既に生まれてたとしても、まだ若いですよね。平田太郎左衛門とか、長恵が「誰?」みたいに思う名前の若者として参加してたりとかしませんかね?
作者からの返信
コメありがとうございます。
新免無二斎は実際はよく解りませんが宮本伊織の小倉碑文には彼の記載もあるみたいで、十手術の達人で足利義昭に招かれて吉岡と戦ったらしいです。
2戦戦い1勝1負らしいですね~そして、「日下無双兵法術者」の号を賜ったらしいですが・・・これも凄く怪しいんですよね~他の資料で全く見かけない・・・あったらこっちが教えて欲しい程に見つからない・・・普通は2個か3個位は胡散臭くともあるのですけど・・・
武蔵関連は後々ですが、小次郎さん出したので無二斎はこの物語ではあまり必要無いので出す予定は無いのです。
平田太郎左衛門は平田増宗で合ってますか?
平田増宗なら1566年生まれですね~まさに生まれたばかり。
歴史スキーの余程の人でないと誰それ?言いそうな人出るかも?です。
誰出そうか考えてる時にあ~そう言えばこの人居たね~的人も数人リストアップしましたけど、出すとしても1~2人かな~と思ってます。
既に面子は足りているし、お腹いっぱいでしょうしね~
編集済
第113話への応援コメント
今回は、名跡を継いだ訳ではないので程度は低めですが、『家柄ロンダリング』の一種ですね。
ちなみに『名跡を継ぐ』事による『家柄ロンダリング』については、
世襲制でありながら、戦乱期故に能力主義も必要としていた当時の日本なので、
『名跡を継ぐ』→『名跡』が持つブランドを継承する仕組みを利用して、
人的流動性を確保した(補った)
などと理解しています。
戦国時代で『家柄ロンダリング』を最も活用したのは、恐らく斎藤道三とその父親でしょうが(西村→長井→斎藤とその時々の地位に応じてステップアップ)、
例えば、島津忠良が島津一族の伊作氏から島津氏の相州家にステップアップし、その子・島津貴久が島津宗家を継承して戦国大名と化した様に、名門復活に利用されてもいます。
日本の場合、易姓革命の類いが起きていない影響だと思いますが、
戦国時代でさえ能力主義一辺倒にならなかったのが面白いと思っています。
戦力としては無力な筈の朝廷が、権威として存続出来た社会ですし。
この手の『家柄ロンダリング』の仕組みが江戸時代でも生き残り、
有能だけど庶民の出の者が武士階級に紛れる余地を生んだのは、幸いだったとも思っています。
=-= 以下、追記 =-=
説明下手で判り難かったかもしれないので、念のため追記です。
要は『家柄ロンダリング』の事を、単なる成り上がりではなく、肯定的に捉えてると言いたかったのです。
日本は、易姓革命の類いが起きず、神話の時代から同じ一族が支配者層に居続ける社会です。
そういった社会が、
正倉院の宝物類や平安時代の貴族の日記といった代物を、遺物の類いではなく地上で比較的アクセス容易な形で存続する事を可能とした、
ある種の土壌だと好意的に解釈しています。
一方で、古い支配層が生き残り続けていると、社会が閉塞的に成りそうですが、
その弊害を緩和してくれたのが『家柄ロンダリング』だと認識しているので、肯定的に捉えてる次第です。
幕末~明治にかけて西洋の荒波に応じる事の出来た柔軟性が日本にはありましたが、その手の能力保持と、
一方で、古くからの文化の継承という、恐らくは上記と相反しそうな事柄、
両者をバランスしてくれた仕組みの一つとして捉えている
と言った方が良いかな?
作者からの返信
コメありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
これ実は日本だけの話ではなく世界的にもあるある話だから人間の考えることは一緒なんだな~と思わせる事例でもありますね~
ただ日本の場合は、朝廷があり続けたことで世界でも珍しい変わった権力構造になったのが歴史では魅力的に感じます。
第113話への応援コメント
行進を育てる
→後進
ですよ~
後にこの件を題材に書かれた作品こそ
かの有名な井原西鶴の好色一代男であった!
作者からの返信
コメありがとうございます。
誤字報告感謝!!
早速、修正します。
好色一代男って確か7歳で幼児(女)の行水を覗き10歳位の幼児(男)を口説くのからスタートの浄瑠璃ですね~女護ヶ島に行くだったかな?
主人公の様な人物が居たら本当に浄瑠璃とかの題材にって・・・題材にされたんですよね~何で読んだかは忘れましたが、蔵人(くらんど)って声掛けられて「蔵人佐(くらんどのすけ)だ」って言ったら指さした方で講談師?落語家?が「丸目蔵人(まるめくらんど)が~」と言ってるとこ見てありゃ?みたいな顔するのどっかで見た気がします。
編集済
第112話への応援コメント
>追認の様な物であるが、誰も損をしない一石三鳥の事よ。
読んでて何となく、三方一両得、って言葉が脳裏に浮かんできました。
この時代だと『両』よりも『貫』のイメージだけど、語呂的に『両』の方が馴染みあるし、
一応この時代でも『両』は貨幣単位として機能していた様ですから。
(砂金の質量から転じて生まれた貨幣単位としての『両』だけど、額面に対して実際の金の質量が少なくなり、仮想化が進んで貨幣単位として別枠になっていた様なので)
この手の物語で金といえば、
南蛮吹きなどを用いて、粗銅から分離しての錬金術ですが、
作中世界でも前倒ししていましたっけ?
今回の話しを読んでふと思ったのですが、
信長という共通の敵が居たとは言え、史実で三好と本願寺がよく手を結べたよなぁ、
などと思いました。
勝ち戦を本願寺によりひっくり返され三好元長が討ち死にしているし、特に三好にとっては手を結び難い相手だったと思うのですが。
あとついでに、似たような感じで本願寺による側撃を受けたのに、致命傷にならなかった『野田城・福島城の戦い』での信長、
何気にピンチに強いですよね。
作者からの返信
コメありがとうございます。
三方一両得って大岡越前の逸話ですのでこの時代で無いかも?
私は近江商人の「三方よし」も考えたのですが、「一石三鳥」にしてその言葉って偶に聞くけど、言葉としてあるのか?と思い調べたら検索結果で焼き鳥屋さんとかが出てきて・・・疲れてそのまま寝ちゃったので今この話題振られて、あ!そこ如何しようか迷ってたんだ!!と思い出しました・・・さて・・・どうしたものか・・・考えときます!!
う!ここで本願寺出して来るとは!!まぁバレバレでしたかね~史実でもありますしね。
信長は色々な意味でこの時代のラッキーボーイ?武将なので本当に奇跡的な勝利を積み重ねてますよね。
まぁ戦国時代最強の運持ちの秀吉と次点の信長いるから本当に武運が凄いですよ!!
編集済
第111話への応援コメント
自己正当化の為に、義輝(が過剰に与えてくれてたお墨付き)を必要としていた地方の下克上勢力と異なり、
過去に三好政権を歓迎していた京の町衆などは、『判官贔屓』的な空気に酔っていただけではないかな?、
などと穿った見方をしています。
とは言え、そんな空気の中で『追認』するのは、朝廷としても難しいでしょうね。
なので、主人公が企画している大規模イベントによる高揚と、その際に三好も協力して治安維持を行えば、
上記『空気』も少しは緩和するかも?、などと思っています。
『誰が京都を抑えているか』を実感したら、『気分先行の批判』の矛先だと、
命が軽い時代だけに、鈍る可能性もあるでしょう。
ただし、仮にそんな形で『依頼』が果たされた場合、幕府の遺臣の中には主人公に反発する人も出てくるだろうなぁ。
主人公と反りの合わない人達は、既に討ち死にしたかもしれないけど。
作者からの返信
コメありがとうございます。
幕臣では無いですけど違う所から・・・続きでお知りください。
編集済
第110話への応援コメント
北条政子のアレは、『後妻打ち』の風習があった当時でも派手な部類だったのかもしれませんが、
その行為は単なる嫉妬だけでなく、『地位保全のための威嚇行為』な側面も含んでいたと解釈しています。
当時の北条家の地位は、頼朝と政子の個人的な繋がりによる所が大きいでしょうから、
家の衰退が掛かってた分、より必死だったのだろうと。
『一所懸命』の時代の、しかも蛮族だった頃の板東武者の一族ですし。
ちなみに『後妻打ち』は、
平安時代には既に存在し、一方で男尊女卑が定着した江戸中期には廃れた様なので、
『女性の権利』の一種だったのかな?、などと思っています。
戦乱の時代だと、
夫が討ち死にした際に、妻が家を守る必要があった為だと思いますが、
女性は財産権だけでなく統治権も認められていた様ですね。
『尼将軍』『女戦国大名』『女城主』などといった肩書きの女傑達が稀だけど存在出来たのも、女性にソコソコ権利が認められてたからだろうと。
一方で、医療が未発達な時代に男子相続で家を維持するには、
(『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』な世界なので)多くの子が欲しくなり、
一夫多妻制を容認する流れが出来たのでしょう。
『権利関係』に対して『社会的要件(一夫多妻制)』は捻れを生んだ様に思え、
そのストレス解消の手段として『後妻打ち』の慣習が出来たのかな?、
などと妄想しています。
儒学由来の『男尊女卑』が定着した頃には『後妻打ち』の風習が廃れた様ですが、
それも、『男尊女卑』というネガティブな方向で上記のストレスが解消されたから、と。
作者からの返信
コメありがとうございます。
うんちくの補足ありがとうございます。
北条政子は尼将軍呼ばれるだけあって理性的な人物だと思います。
そうじゃないとただ権力あるだけで上に居るって中々出来ませんから、特に自己主張強い坂東武者の上には・・・
第3話への応援コメント
コメント失礼します。3話まで読みました。
導入部分は入りやすく、2話と3話で作品の世界を少しずつ広げていく手法が良いと感じました。
私個人は、日本史が専門外なので細かい部分(名付けの細かい基準)はさっぱりなのですが、文章の読みやすさでこの後も読み進めていけるかな? と感じました。
執筆頑張ってください。
ところで、3話で誤字とおぼしき箇所がありましたのでご指摘をば。
誤 探したいた → 正 探していた
かと思われます。僭越なご指摘かもしれませんが、どうかご確認ください。
作者からの返信
コメありがとうございます。
お褒め頂きありがとうございます。
堅苦しくなく歴史を読んで頂こうと思いフランクな感じの主人公の口調で話を進めております。
うんちく盛り込んでいますが読みたい人が読む様には工夫しておりますのでお読み頂けると嬉しいですが、強制ではなく、読まなくても話が分かる様に書いておりますのでお好きな様にお楽しみください。
誤字報告は大変に有難いです!!
追記です
「日本史が専門外なので細かい部分(名付けの細かい基準)はさっぱり」とのことでしたので、近況ノートに「氏(うじ)」「姓(せい・かばね)」「名字(みょうじ)」を説明した物を作りました。
良ければ読んでみてください。
https://kakuyomu.jp/users/221t2/news/16818093072905911763
編集済
第106話への応援コメント
三好長逸さん。
コミックの影響で、妖怪『斬るべし』のイメージが個人的に根付いています。
島津豊久が、妖怪『首おいてけ』のイメージになったのと似たような感じで。
>「美作守殿が知らぬとは思わなんで・・・」
『上様の密命』『他言無用』、その意味を真摯に受け止めず、
勝手な解釈で明後日の方向に行動して、物事を拗らせる御仁。
作中世界の三淵藤英は、『無能な働き者』の傾向がある様ですね。
細川藤孝と、将来明暗が分かれる事の伏線なのかな?
ちなみにここでの『無能』は、
実務能力に対するそれではなく
情勢とかの判断能力が劣る事を指す
といった説に沿ってのモノです。
イメージするとしたら極座標表示のグラフ。
『実務能力』は長さに該当して、『情勢判断能力』は角度に該当する感じ。
『情勢判断能力』が欠けると、その角度は確率論よりになって、『働き者』なので角度の選択自由度が無駄に大きく、成功か失敗かは運次第。
そして『無能な働き者』は、
情勢判断能力が欠けているけど指示外の事もやりたがるので、自己判断で勝手に明後日の方向に努力する事があり、
下手に事務能力が高い場合だと、物事を破局に向けて導いてしまう可能性を秘めた人物と化すでしょう。
ちなみに史実での義輝を『無能な働き者』の類いと評したのも、『物事を破局に導いてしまう可能性を秘めた人』の系統と見なしてのものです。
組織を運営する側としては、単なる凡庸よりも質の悪い、最悪の部類になり得る系統と(なるかならないかは運次第)。
ちなみに『無能な怠け者』は、指示された枠内での業務はこなし(指示外の)余計な事は行わない合理主義者、
プロジェクト・リーダーの類いはダメで、プラスαの成果も期待出来ないけど、担当者としてなら戦力として計算し易い人材です。
作者からの返信
コメありがとうございます。
印象に残るキャラクターだとイメージ引き摺りますよね~凄く解る。
三淵藤英と弟の細川藤孝対比が出す前から先に読まれるとは・・・
次話で主人公たちが遺臣たちと相対しますがその時に対応するのが弟の藤孝としてます。
義輝、藤延どちらの指示かは書きませんでしたが、何方の者にしても情報を漏らした藤英に対して信用ならんと思い代表の対応者を変えた様に書いたのですが見事に先読みされました。
気が付く人は気が付く程度で書いている部分ですから気が付かれると嬉しいですね~
しかし、先読みされちゃいました^^;(重要なので3回言いました!!)
@tegetegemk2さんが言われるように要らぬ事をする味方の足を引っ張る者として藤英を描きました。
史実で藤英は信長に突如所領を没収され、明智光秀の元に預けられ後に長男の秋豪と共に坂本城で切腹させられております。
何か要らぬ事でもしたんでしょうね~
第103話への応援コメント
>「おお!そうでした、そうでした。女人禁制なのは仏様が禁じているのではなく自分たちが惑わされぬように戒めておるのです」
ここは上手い説明だな、と思いました。
『規則だから』といった文言に逃げず、
相手を非難するのでもなく、
あくまで自分たちの都合で語っているのが良いですね。
いわゆる『不正のトライアングル』、
機会
動機
正当化
の不正リスクの三要素を絶つことはコンプライアンス系の教育でよく目にしますが、
そこに通じそうなのも良いですね。
作者からの返信
コメありがとうございます。
実はこれ2パターンあります。
修行寺とかは作中の物が普通に言われます。
もう1つが神が女人を嫌う場合があります。
それと、女性の月ものが穢れと取られて=女性は穢れているかどうかは自己申告によるから解らないから入れないにしようと言う物です。
今のお寺は基本的には前者が多いですね~
後、逆に男子禁制もあります。
男を嫌う神も居るし、尼寺は普通の寺の逆バージョンです!!
戦国時代とかは寺でも「血の穢れ」を嫌います。
何故ならば、神仏習合の観点から神も祭っています。
神と言う存在は「血の穢れ」を特に嫌います。
その観点から女性だけでなく、生傷を負って流血している男性が神域に入ることと、神域での狩猟も同様な理由で禁止です。
神社などのお参りの場合は怪我をしていると・・・流れ落ちない様に注意!!
仏は戒律によるところですが、神は本当に注意が必要ですので神社のお参りは注意してくださいね~穢れ持ち込むと無駄な神罰が・・・
編集済
第102話への応援コメント
久秀に限らず、『戦国三大梟雄』にあげられる四者(デタ数字の合わないやつ)は、でっち上げの側面があるようですね。
一般に人を欺くのは悪とされますが、
スポーツや囲碁将棋など競技モノだと対戦相手を(ルールの範疇で)欺くのは賞賛されます。
人命のかかっている戦となれば、その傾向はより顕著で、朝倉宗滴の有名なセリフもその流れから来ていると思っています。
一方で、平和な時代となり武士が統治者にクラスチェンジした場合、上記のような悪逆振りは都合が悪くなるでしょう。
都合の悪いことは、誰かに押し付けたいモノです。
『戦国三大梟雄』にあげられる面々は、
時代の代表者としてあげても違和感が少ない程度には有能で且つ有名、
また悪人として祭り上げても、江戸時代の統治者に流れ弾が跳んでこない、
色々と都合の良い存在。
それ故に、時代を代表する悪人として創りあげられたと考えています。
要はフィクションですけど、一部事実が紛れた方が真実味を帯びる。
まぁ、陰謀論的な解釈ですけど。
作者からの返信
コメありがとうございます。
戦国時代だと特に馬鹿だとか弱いとか言われる武将とかも細かい部分見ると結構有能なこと多いですからね~戦国の不死鳥こと戦国武将最弱との呼び声高い小田氏治何てそのいい例ですね~
本当に馬鹿な者は生き残れない時代なので、本当に愚かな者は名前が残ってないことが多々です。
中でも取り分け優秀な者は、勿論、名を残していますが悪名は逆に超有能だった証拠かな~と思ってます。
編集済
第100話への応援コメント
弑逆される程に、長慶没後の三好家に脅威と思われた事は否定しませんが、
個人的には義輝の事を『無能な働き者』の類いだと見なしています。
一見処理能力が高くても方向性を誤っていたら『出来ない』よりも害悪になる事があり、義輝はその類いだろうと。
室町幕府は、高師直らが始めた執事施行状などにより、元々地方勢力が台頭する芽を持っていたとは思いますが、
『家格の檻』に人々を閉じ込める事で、その発散振りを(可能な範囲で)食い止めていたのが『義満以降の室町幕府』だとの認識でいます。
(勿論、応仁の乱とかで、発散自体は酷くなりますが)
長慶全盛期の三好政権が、畿内ではある程度評価されていたものの、地方の武将からそっぽを向かれ破綻しています。
そして、義輝を向かい入れた後に長慶らが『三好家が足利家と同格』アピールを始めたと思います。
それらは、『家格の檻』の強固さの現れだと思っています。
一方で、義輝は地方の有力武将と繋がりを求めて、足利一門に限定されたようなモノをばら撒いたかと思います。
『将軍権威の向上』目的かもしれませんが、
その行為は、下克上の肯定・『家格の檻』の否定、にも繋がると見なしています。
要するに、『義満以降の室町幕府』の屋台骨を壊しちゃった、と。
中途半端に能力があるから壊せた、とも。
長慶の頃は、三好政権の破綻にみられるように、実力主義の限界が示さた様ですが、
その後は、信長・秀吉・家康ら天下人の台頭の様に、パラダイムシフトが起きています。
それは、『家格の檻』を義輝が破壊した効果と考えており、
それ故に、義輝の事を『無能な働き者』の類いだと見なした次第です。
上記は、歴史上の人物である義輝に対する個人的な解釈で、正直結構嫌っています。
一方で、違う視点で義輝の事を魅力的に描かれている場合、その作品の義輝については個別に愛しています。
ちょっと毛色の変わった所では、夾竹桃氏の『戦国小町苦労譚』とか。
作中世界の義輝は、当初は比較的嫌いな部類でしたが、その後は普通な部類に推移していました。
既に結論は出ているかもしれませんが、作中世界の義輝がどう生ききるのか、このあと続きを読むのを楽しみにしています。
作者からの返信
コメありがとうございます。
面白い分析ですね!!
私の分析としては無能と言うより有能とまでは行かないけど侮れない程度には有能だったから質が悪かったと思います。
一時は長慶と組んでたこともあるし、政敵的な関係の人間と組める胆力も持っていたからこそ三好家も台頭出来たと思います。
長慶が飛びぬけて優秀だったからその後は押し込められていた点もあったかな~と思います。
それと、地方の方が将軍の権威が残っていたと思えます。
関東より以北か毛利辺りに行っていたら歴史変わったかな?と思っています。
結局、機内に拘り過ぎて大局を見ていなかったんでしょうね~勿論、今のような情報社会で、尚且つ、歴史知っているから言えることですけどね~自分自身も地元に拘る感覚はあるので義輝が畿内(地元)に拘ったのは凄く解るので・・・まぁ、そう言う意味では成る様にして成った?ってことでしょうね~
既に永禄の変に突入して結果出ていますので続きをお楽しみください。
編集済
第99話への応援コメント
『遊行三十一祖京畿御修行記』と『針薬方』から、
称念寺の門前に十年暮らし
その間に朝倉家流のセイソ酸の製法を習得
田中城籠城の際に、同製法を沼田勘解由左衛門尉に口伝した
といった流れを推しているので、
『明智光秀=進士藤延』説に対して、個人的にはネガティブな印象を持っています。
『新田義貞の墓前(墓所が称念寺にある)』に十年暮らしてた事が、本能寺の変に影響を与えた
といったのにロマンを感じたのが、上記の流れを推す主要因ですが。
あと熙子・芳子の姉妹の没後に、光秀が下り坂になったとの説を目にした覚えがありますが、
能力的にも優れた姉妹だったのでしょうね。
作者からの返信
コメありがとうございます。
私も明智光秀=進士藤延は無いな~と思いますが物語に組み込むと面白そうと思うのでそこら辺から来ているのかもとも思います。
へ~家のご先祖様(新田義貞)の所で十年暮らされたんですね~
熙子・芳子は可成り優秀だったんでしょうね~
然も、熙子さんは信長に扇子攻撃かます勝気な人!!
娘のガラシャが大坂玉造の細川屋敷を取り囲まれた際に火縄式連発銃を石田三成の軍勢に撃ち込んだと言う話を聞いた時、史実でそれは無いのを知っているのに「有りそう」と思ったのは全て熙子さんの影響です!!
第82話への応援コメント
私の言おうとした【を】言葉を取った!!→【 】
作者からの返信
コメありがとうございます。
誤字報告感謝です。