概要
かたくなまでの一途な愛、すべてを捨てても己の心が欲するままに生きる!
山の湯治場育ちの三治は、謀反により命を狙われた藩主の子であった。記憶喪失の上に失語症となった三治を支えたのは、半年ごとに療養に来る武家の娘『紗季』だった。共に育ち、愛を育んだ二人を分かつ過酷な運命。三治を捜し彷徨う『平九郎』、剣術を教える『源兵衛』、そして遥か江戸にて息子のために奔走する母『祥法院』、彼らの愛が三治を後押しする。謀反を嗅ぎつけた公儀隠密
との戦い、謀反の首謀者との対決と、方向を変えながら愛の物語は終結へと向かう。
との戦い、謀反の首謀者との対決と、方向を変えながら愛の物語は終結へと向かう。
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