断罪の∞アマツミカボシ ～死神になった僕は生者の死を守る～

最新話まで読了です。

超常の存在の抗争に巻き込まれた挙句に家族を含む人々から己の存在の全てを消され、更には一方の力を埋め込まれて『ヤミ』の存在になった主人公響。

しかし、振りかかった絶望があるのならまた希望も存在して多くの同族に助けられながら自分が手にした力の真価を知り、相棒となったアスカと共に彼らの仕事に臨む。

優しすぎる響はときに重い決断を迫る仕事に葛藤し、押しつぶされそうになる。

それでも、響は自らの選択を信じて前へと進んでいく。

とりあえず、不幸ばかりの響が報われて欲しい！！

主人公が「大変」とは言い切れない程、凄まじい事に遭遇する。

普通なら、乗り越えられずに終わる事なのに……

背中を押してくれるのは、内なる「優しさ」なんだ。

報われてくれええええええええ！！！！！

とてもしっかりとしたストーリーに、半人半闇の主人公が敵に狙われてしまう。

それはなぜなのか？？

そして、この厨二病な作品に惹き込まれない人はいないのでは？？

丁寧な情景描写もあり、とても楽しいです👍

この素晴らしい物語、皆さんもぜひ読みましょう💪

めっちゃ面白く、読みやすく、次がどんどん気になる作品です！

これを読まないのはもったいない、そう言える作品です！

主人公がいろんなことに巻き込まれていって……さぁ、どうなってしまうんだ！？

レビュータイトルに書いた通り、
心に中二を飼っている人には絶対に刺さる設定が満載です！

たとえば……
半分ヤミ属半分人間になってしまった主人公だったり、怪しいマスク男だったり、主人公が半分ヤミ属になるきっかけを作るのが天使とされるヒカリ属の男だったり！

しかも、刺激たっぷりな設定を勢い任せに書くのではなく、情景描写も心理描写も丁寧に書かれていて、頭の中にすぅーーーっと溶けていって咀嚼が難しくありません。

更に更に、設定だけでは終わりませんよ！　
物語の力でも読ませてくれます！

半分ヤミ属になってしまった主人公と家族は再会できるのか、
能力に目覚めた主人公はどこへ向かうのか、
主人公の…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（217文字）

孤立無援な主人公の、ひたっすらに漏れまくる哀愁がもう何とも言えません。
筆致がとにかく強烈で、戦闘描写から飯テロまでやたらめったら読み手に刺さる。

（三章開始時点で）正直まだ主人公のヒロイックな活躍などはありません。
いわゆる起承転結のまだ承の段階なのでしょうが、ここまでぶっ刺されたら、長そうな先に付き合うしかありません笑。

ダークファンタジーというジャンル自体よく知らないし、正直読むのキライをあちこちで言いまわっているような自分が言います。読んで損無しです。

面白い。大事なことだからもう1度言います。面白い。

インパクトある冒頭から面白そうと思って読み始めましたが、引き込まれる展開と文章力の高さに一気読みしてしまいました。

最後に声を大にして言わせてください。
伸びろ！！！！伸びてくれ！！！！

現代を舞台にした主人公が、悪夢をきっかけに非日常に巻き込まれる物語。

テンポの良さ、描写の繊細さ、それに対して考慮された読みやすさ。この作品を賞賛する点は数あるが、なによりも内容が面白いです。

一話一話の引きが考慮されており、読み始めるとついつい読み進めてしまいます。
読者に楽しんでもらうことをいかに考えているかを感じさせる作品であり、この先の展開に大きく期待できる作品です。

WEB小説的な雰囲気というより、ジャンプ漫画のような魅力を感じました。

たくさんの方がこの作品を楽しめると思っています。

是非ご一読ください！