概要
最果てに至る夢への道半ば、なれど楽しく行きましょう。それが私の人生録。
遥かな太古の時代。
高度な魔導文明を誇り世の栄華を極めた王朝が存在していたと言われている。
大陸を統べる彼の国の名はルクセンドリア。
人の世の歴史の中で最も神々に近づけし時代……『神々に挑みし黄金の時代』と文献に残されし神世の時代に名を成した偉人たち……その名もまた物語と共に後世に語り継がれている。
中でも最たる一に語られる人物の名は偉大な王の名でも無く、英霊、英傑の名でも無く、異端と評された一人の錬金術師の名であった。
古代書曰く彼の者は時代の寵児であった、と。
曰く、異端の麒麟児であった、と。
その名はクリス・ニクス・マクスウェル。
『転輪の際者』と讃えられた彼の者の偉業と共に輝かしき御名は千年の時を超えて尚、伝説として、神話の一編として語られ続けている。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?