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  • 少年少女へのフォーカスという話からは外れるんですが、サイバーパンク的な……衰退した未来を描いたSFは時代的に訴求力があるのではと思ったり。「科学技術の夢」ではなく(科学技術の衰退をフックに)「人間個人としての夢」を描ければ、アリなのでは。アニメですけど、サイバーパンクエッジランナーズとか凄い伸びましたし。あとはポストエヴァとかでたら流行りそう。(適当)

    作者からの返信

    ポストエヴァは仏教+科学で出来るのかもしれないね。エヴァはキリスト教。でも現代物理学の真理を突いたのは実は仏教。

  • すごく、分かる分かると思ってしまうくらい納得いきました。
    ドラえもんなどのロボットを見るたびにこのレベルのものを作るのに、あと何百年かかるんだろうと思ったり、1桁の年齢のガキの頃、祖父の所蔵していた未来予想図の本に出ていた空飛ぶ車が未だに普及していないのを思い出しました。(自分語りすみません)

    作者からの返信

    私も同感ですよ。

  • うーん。
    そもそもで『ライトノベル』と『ライト文芸』って明確に違うんでしょうか……というのが正直なところ。
    純文学はまだわかるんですが。
    落ち着いた文体で書かれてたらライト文芸なんでしょうか?
    その理屈だと、アルスラーン戦記とかが該当しそうな……。

    作者からの返信

    ※回答変更
    本来のライトノベルは読者対象年齢が14~24
    ライト文芸の読者対象年齢は14~39

    だそうです。つまりラノベの要素も入ってる文芸書と言う事です。
    「流浪の月」や「膵臓」や「謎解きはディナーのあとで」で有名ですね。ちなみにこれら全部本屋大賞受賞です。
    つまりラノベジャンル作品では取れないであろう「本屋大賞」が取れるかどうかが「ライトノベル」と「ライト文芸」の違いでしょうね。

    アルスラーン戦記はたぶん本格ファンタジーラノベであってライト文芸では無いと思いますよ。

    編集済
  • そういえば中学生の頃にコバルトで読みました。若桜木虔さんのSF。
    確かアポロンの剣闘士…だったかな? 他にも沢山コバルトで書かれてましたね。

    新井素子さんも好きで追いかけていたけど、あの頃は赤川次郎さんが毎月新刊を出していて、コバルトでも出ていたのでお小遣いが全然足りなくて困っていました。
    母に渡されたバス代を浮かせて本代にするため、必死で歩いて帰ったのを思い出します…

    作者からの返信

    わかります。そうやってがんばって本を買ったんですよね。

  • 子供の頃、親に文学入門書として「青い鳥文庫」を買って貰ったことを思い出します。
    「三国志」「ムーミン」「シャーロック・ホームズ」など、今にして思えば小さな子供に読ませて大丈夫な作品を慎重に選んでくれていたと分かります。
    ハーレムだのNTRだのざまぁだの、もし自分が親なら子供に読ませたいか? と考えると絶対にNoですね。むしろ遠ざけます。

    だから今のラノベは児童書になれない、と言われて納得です。
    まず子供の親に受け入れて貰える作品を出すことが今後の要となりそうです。

    作者からの返信

    そうですよね。。。。

  • 『ラノベ→児童書に再ノベライズして大成功した本って『ぼくら』シリーズぐらいしか無い。』

    『"(;゚д゚)!?!?" そうなの?』
    と思ったが、説明を見て納得。

    確かに児童書からラノベにはできるけど、
    ラノベから児童書は難しいわ。

    児童書を描いている専門の人じゃないと
    書くのは難しそう。

    作者からの返信

    ないですよ。『本好き』も『スレイヤーズ』も児童書再ノベライズで出てますが2巻ほど、つまり原作の1巻分ほどです。

    ※つばさ文庫創刊時に『ブレイブストーリー』を再発刊し「ラノベ→児童書」に移った作品としての成功事例を確認。それでも成功事例は2作品程度なのかな。

    編集済
  • 我が国の出版市場の推移への応援コメント

    ライトノベルの大人向け化によって、若年層の読者が児童文庫に移行したというヤツですね。

    しかし、児童文庫のライトノベル化も要因にあると考えた方が良さそうです。
    ラノベの要素を取り入れて、イラストありでマンガみたくなっていましたからね。

    児童文庫は読書の入り口としての役割も担っているようです。
    ・ ソードアート・オンライン(SAO)
    ・ 涼宮ハルヒの憂鬱
    ・ 転生したらスライムだった件(転スラ)
    も児童文庫で出版されていますし、児童向けというよりは、
    幅広い層を獲得できるコンテンツとみるべきかもしれません。

    作者からの返信

    それも、あります

  • ラノベ作家同士で共食いをしている状態……。
    ゼロサムゲームのレッドオーシャンなんですね。
    非常にわかりやすく危機感を新たにしました。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    はい、こちらこそ

  • はじめまして。興味深く拝読させて頂いております。
    公表されている数字から導き出された分析と予想、非常に的確であると思います。

    特に「今のラノベ(=なろう系)は中高年をターゲットに絞り込んでいる」という分析は衝撃的であると同時に納得でした。
    中高年と言えば確かにお金は握っていますが、10~20年もすれば娯楽を嗜む体力・気力も萎えてくる、先の無い客層のはず。
    本当に中高年向けコンテンツを提供するならば、次の中高年を担う若者を取り込んでおかなければ一世代で消滅します。少なくとも自分ならそう判断します。
    実態は「今だけ稼げればいい」という短絡的な方針です。出版業界の経営陣はここまで腐ったのかと。
    十数年前、初めてなろう系に触れた時は「これ誰が喜ぶんだろう? アダルトコンテンツを見れない未成年か?」と思ったものですが、その予想は完全に的外れだったと分かりました。
    人生にくたびれつつ性欲だけギトギトの中高年が有難がって読み、しかし本になってもお金は払わず。道理でこうなるわけです。

    そして今回の「最悪のシナリオ」も恐らくは的中します。出版社が現状維持を続けるのならば。
    ラノベはその歴史に幕を下ろし、書籍化の夢が途絶えた投稿サイトは次々と閉鎖される――誰もそんな結末を望まないにも関わらずです。
    20年くらい前はネット小説をアップするにも自分でサイトを持たねばならず、敷居の高いものでした。今は投稿サイトがあるおかげで誰でも気楽に作品をアップできます。いい時代になったはずなのです。
    だからこそ今のうちに、この評論を多くの方に読んで頂き、現状維持では将来が無いことを知って欲しいところです。
    青少年に読んで貰えるような作品が増えればまだ希望はあります。まだ引き返せる。

    衝撃を受けたので思わずコメントを残させて頂きました。長々と失礼致しました。

    作者からの返信

    そうならない事を願いましょう

  • あとがきへの応援コメント

    あっ、1つ言いたい事があります。

    例えばデスマーチから始まる異世界協奏曲の
    15巻って分厚くて面白くて読み応えがあって
    1200円なんですよ。

    となると500円のラノベ文庫を見てイラストとかは無くしていいからもっとページ数を増やして厚くして。と思ってしまうかもしれません。

    デスマの半分くらいの厚みが欲しくなっちゃうんですが600円で作れるかなぁ。

    やっぱ書籍は消費税を0%にしてもらいたいと思ってしまいます。
    それが一番効果的なアニメ&ラノベ&マンガの応援に繋がると思いますがねえ。

    作者からの返信

    今ラノベ文庫って800前後+税なんすよ。500+税ではまず買えないですよ。単行本だと相場的に1400+税ですからね。
    『デスマーチから始まる異世界協奏曲』ってこれ2020年完結で32巻ですか。まだその時代は1200円+税で済んでたんですよ。たぶんでもデフレが終わってウクライナ進攻と円安などで物価が上昇した結果特にインク代で響いて1400円という価格になってるんだと思いますね。
    今調べたら30巻目ぐらいになると1400ぐらいなんで15巻目だとまだ1200円で済んでたって事だろうなって。

  • あとがきへの応援コメント

    (続きのコメントなんですが、カクヨムのコメント欄は編集しても通知が行かないので新規にここに書きますね)

    ライトノベル年表へのクラッシャージョウの追記ありがとうございます。けっきょく80年代のガンダムノベライズやドラクエノベライズやクラッシャージョウ・キマイラ・吸血鬼Dで育った少年がそのまま現在のなろう ・カクヨムの作者層・読者層なんでしょうね。

    レーベル分けせずに既存のライトノベルレーベルがそのままおっさん向けにシフトしていってしまって、もともとのジュブナイル<SF・ファンタジー>のターゲットである中高生向けのレーベルがなくなってしまっているのが現在の問題なんだと思います。まあだいたいのおっさん向けなろう発小説は単行本で出てるので出版社側も分かってはいるんでしょう。
    既存のライトノベルレーベルはイメージ悪すぎて中学生の朝読みに使えませんから、たぶん角川つばさ文庫あたりから高校生向けの小説を出していって、ヒット作が出たら独立レーベル化するんじゃないですか。

    最近商業化されたウェブ発小説で中高生も楽しめそうなものとしてシャングリラ・フロンティアがあります。残念ながらコミカライズ版だけで小説は発売されていませんが、コミカライズだけで累計1000万部を超えてるので転スラ以来のウェブ発小説の大ヒット作品と言えるでしょう。
    逆に言えばこれだけのヒット作品が小説としては発売されず漫画原作に使われてしまうというのが今のウェブ小説の現状なんでしょうね。
    自分が読んでる作品にも「小説は3巻以降が出なくなったがコミカライズは続いてます」みたいな作品がいくつかあります。ウェブで一発当てたら漫画原作者を狙うというのが今はむしろ現実的なのかもしれません。

    作者からの返信

    へぇ


  • 編集済

    ライトノベル年表への応援コメント

    クラッシャージョウシリーズは年表に入るほどは売れてなかったんでしょうか。獅子王を創刊号からリアルタイムで買ってた自分の認識ではガンダム等アニメノベライズを除けば朝日ソノラマの看板はクラッシャージョウだったです。

    ライトノベルのピークがスレイヤーズの頃で、2010年代はどんどん売上が落ちていってたというのは転スラアニメ化発表ぐらいまではオリコン売上を追っていた自分としてもそのとおりだと思います。
    けっきょくウェブ発小説の大ヒットってアルカディア・なろう黎明期のオーバーロード・ダンまち・リゼロと転スラだけで、転スラ以降はこのクラスのヒット作って出なかったんですね。

    ライトノベルは萌エロばかりと言われますが、自分の認識ではライトノベルレーベルはそもそも萌売りで、萌に走るのが嫌ならスニーカー文庫で出すでしょう、というものです。
    既存のライトノベルレーベルのイメージが悪いのはもう20年も前からずっとですから、出版社も真面目に男子中高大学生をターゲットにした娯楽小説を出すならライトノベルレーベルではなく別レーベルを作るでしょう。
    おそらく「それよりはまだ中高年向けのウェブ発小説の方がまだ売れる」んでしょうね。

    作者からの返信

    調べてみますね

    ※結論。記述。星雲賞受賞も記述。ダーティペアの方が有名ですがこちらはハヤカワ様のみでラノベじゃないです(純文学としてのSF)。クラッシャージョウはソノラマでも途中まで出てるので出します。

    しっかしこれだけの作品で歴史に埋もれてますよ。私も指摘されるまで気が付かなった。本当残念ですね。ラノベってどこで道を間違えたのですかね。

    編集済
  • 中国の投稿サイトの興隆を見ますと、私は、海外向けの作品作りに希望を感じています。但し目的は、紙の本ではなく、ドラマ・アニメ・物品販売になっていくでしょう。ウェブトゥーンに近似した手法です。強いて言うなら、紙の本はプレミアグッズとして残留すると思ってます。

    ただ、ラノベに限定はしませんが、小説という形式は残ると思うのですよ。ドラマやアニメには、ストーリーが必要です。そして伝達の速さと精確性を考えた時、読解に独特の技術が必要な線描(漫画)より、文字情報(小説)の方が、よほど自由度が高いからです。機械翻訳のお陰で、翻訳のハードルも下がっていますし。

    本当に、今の本の価格の高さは、若者を締め出しているとしか考えられませんね。だったら、今すぐ、安価なeインクタブレットに各投稿サイトや出版社のアプリを搭載するなど、電子書籍を読む環境を整えるべきと、強く願ってます。

    生意気申しました。どうぞお許しを。

    作者からの返信

    本当にね、価格ね。

  • より良い未来を夢見ていたいですね。

    作者からの返信

    はい!

  • コメント失礼します!

    市場が減っていくのはとても悲しいです。

    個人的に思うのは、ラノベの表紙が昔より過激な気がします。
    装丁をお洒落にしてくれたら書店でも買いやすいのにと感じております。
    (いっそ帯でバーコード部分以外を包んでしまうのもアリかもしれません)

    収集している小説は最近ではすべてネット通販で取り寄せております。

    作者からの返信

    最近過激な表紙は減少してます。大丈夫ですよ!

  • 『磁性媒体』に関しては、結局スキャンされるコードの場合、そこには物理的なメディアがあるから時代遅れに見えても仕方ないところはあるのかと。
    オンラインでダウンロードされる際には別にJANコードスキャンされませんしね……(そもそもJANコードがないかと思われます)

    あと、現状では一桁目の4も使われてるみたいです。気になったので確認したら、『その他・消費税非課税品・検定教科書』となってました。
    まあ、学習参考書を義務教育とそれ以外で分ける理由はもうあまりないですし、『婦人』は『家庭』という名前にすればいい気はしなくもないですね。

    結局時代と共に変質するものですから、Cコードでの分析諦めて、ISBNの書誌情報とJ-BISCとかを連携して売上分析を出版社、書店横断でルール作りからやるとかしないと難しい気がしますが、その前にラノベというジャンルが別のものに変質していそう。
    そもそもで、『ラノベ』という定義もよくわからないといえば分からないですしね……。
    極端な事例ですが、SF小説はラノベ的要素を持つと言ってしまうと、多分ラノベの歴史はもっと古くなる。
    私の好きな作品ですが、ハインラインの『夏への扉』なんて今読めば完全にラノベ的な要素(しかも今流行りの『ざまぁ』的なもの)満載ですが、書かれたのは1957年。邦訳も翌年には出ています。

    作者からの返信

    なるほど!! 情報提供多謝!!
    >SF小説はラノベ的要素を持つと言ってしまうと、多分ラノベの歴史はもっと古くなる。
    これは「純文学としてのファンタジー文学とライトノベルとしての文学との違い」と同じにするだけでSFでもOKです。

    【変更済み】
    1:ラノベは番号を4から7にするべきと変更済み(高校学参のみ分類に意味を感じない。
    2:「5婦人書」は「5家庭書」に変更するべきに同意
    3:電子書籍と紙書籍を同一タイトルで販売する場合は書籍JANコード必須のようです(電子書籍オンリー本は要らないようです:2024年現在)。

    編集済
  • 我が国の出版市場の推移への応援コメント

    実際問題、出版売上最大の講談社でも、本業である紙の雑誌・書籍は赤字らしいですからね……厳しいのはお察し。
    本の最大の弱点として、物理的なスペースを一定量必要として、それをなくせる電子媒体という選択肢が出てきてる以上、おそらく100年以内には紙書籍は完全に趣味の世界になるとは思いますし、その流れは止められない。
    これはおよそありとあらゆる媒体がそうなっていくでしょうし。
    まあ、完全なフルダイブ技術が実現すると、その中では紙の本(に見える電子書籍)がまた出てくるかもですが……その頃には生きてないな(。。)

    作者からの返信

    どうでしょうかね?私は漫画以外の電子化が全く進んでいないのを見ると「紙媒体」は無くならないでしょうね。じゃなんて業績悪いのかというと人口減少というファクターの方が大きいと思います。

  • この前久々にラノベコーナーに行ったら棚の前に冴えないおじさんばかり立っていていたたまれなくなってコーナーを離れました。結局そういうことなのだろうとおもいます。自分も中高生のときにエロが入ったラノベは読まなかったし、今でもなろう系は読まないし、なにもかも体感として薄々分かっていたことをこのエッセイでは統計的に分析してくれていて、非常に興味深いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 言いたいことをスパッと小気味よく言ってくれて嬉しいエッセイです。正直なろう系に心酔するのは精神的負け組の現実逃避。そりゃ面白くないわけですね。

    作者からの返信

    子供は「社畜」という用語が出た瞬間本をそっ閉じしますからね。だって希望は異世界転生=希望は〇ぬことってそれ「大人として」どうなんですかねって。絶望の国、日本ですよ。冗談抜きで。なお10代~40代の死因第1位は自〇です。そして自〇率世界4位の国それが日本です。
    ※カクヨム規定のせいで一部伏字があります。

  • 書店数推移への応援コメント

    ここ10年で地元の書店数は半分以下になりましたねぇ。
    全国チェーンの店も例外なく潰れました。
    なんならテナントで入ってたデパートごとお亡くなりになった例も(´・ω・`)
    大型店舗だと50万都市の県庁所在地にあった7階建ての書店まで……嗚呼……。
    慢性的な不況と物価高のご時世、紙の本が贅沢品になる未来もそう遠くないのかもしれませんね……orz

    作者からの返信

    50万都市でそのタイプの書店が消えるのは痛いですね。

  • ストレスに弱い人が増えましたから。
    主人公に共感するのではなく、主人公に自身を投影して自分以外の人間を見下す快感に酔いしれる人が多くなりました。

    ある主人公(にんげん)の成長や葛藤を馬鹿真面目に考えたって、それが求められる事は少なくなったように思います。

    作者からの返信

    大人として、どうなんだろう?

  • あとがきへの応援コメント

    今の異世界転生ラノベは、当時中学生だった頃の自分は、たぶん読まないでしょうね。
    まぁ今も読んではいませんが。
    自分はロードス島世代ですが、あの当時ってまだバブリーだったせいか、世の中も明るい話題が多かったし、未来に色々と希望持ってましたからね。
    かくいう今は、現実世界にもまれて色々と世の中を知ってしまい、厳しさを感じてついつい現実逃避したくなる時もあるので、異世界転移系は結構好物だったりします。
    でも、これも当時の若い自分は読まないんだろうなぁ。

    作者からの返信

    そうですよね。「希望は異世界転生」って「希望は来世」って意味ですからね。そんな残酷な物語を中高生が好む方がおかしいです。


  • 編集済

    買ってないです。仰る通りだと思います。
    というか……紙媒体の書籍を私もここ5年は買っておりません。
    最後に買った書籍が、5年前に買ったギターの楽譜くらいなんで、もうすさまじいロスです。
    IT文化によって、旧態の既存文化を破壊してるのも一因かもしれませんね。

    作者からの返信

    そうですよね。普通はこれだけ書き手が増えるのなら相乗効果でラノベ購読者数も増えないとおかしいはずなのです。つまり無料版しか読んでおらずその無料版の模倣しか出来ていないという事です。

  • なろう系あるあるかもしれないですね
    メイン読者が30代後半から50代のオジサンオバサン
    たぶん、なろう黎明期がその世代にドンピシャなんで

    作者からの返信

    そうかもしれませんね。あとドラクエチックな「ステータス、オープン!」のやり方も。

  • 我が国の出版市場の推移への応援コメント

    この論の紹介記事を見てきました。全部理解できたとはとても言えないのですが、また実は昨今のラノベが苦手なんですが、何度もそっか、そういうことだったのね、と啓蒙です!

    私は野生の野良で、さっぱり読まれない小説ばかり書いています。思春期の方にだけは読まれたいと高望みしてましたが、あまりの過疎ぶりに、また、諸々の事情から、さすがにもうダメかな、と。ですがこちらへ来て、まだ頑張れる気がしてきました。

    完結後、時間が経ってからのコメントですみません。

    作者からの返信

    お読みいただいてありがとうございます!

  • わかりやすい解説ですね!!
    市場が伸びていないのに本の数は数倍に膨れ上がっているので、食い合いですわね。

    しかし、それだけ色々な作品が世に出ると言う(別に印刷されなくてもよい)事自体は素晴らしい事かと思います(^^)

    作者からの返信

    ありがとうございます!


  • 編集済

    書店が無くなってるのは、売上の大半を占めてた「雑誌」がWebの発達で売れなくなった事と、コミックみたいなコレクションアイテムはAmazonで送料無料で入手できるようになった所が大きいんじゃないかなぁ。
    以前は書店は立ち読み・チラ見が出来て、面白い作品に出会う場だったけど、今はキッチリとパックされて表紙しか見れんし、Webで注文するのと変わらんていう。

    追記:お取り寄せとか使わんでしょ…送料無料が無かった時代なら兎も角。
    ドライバーの犠牲で成り立ってるのは確かにその通り! 早くAIカーとドローン配送の法整備が進んでほしい。マスドライバーで荷物射出なんてSF展開でも可。

    作者からの返信

    実は書店ってお取り寄せ出来るんですよ。2024年問題のことを考えると、最悪物流崩壊しますよ。だからネットショッピングって害だよ。だってドライバーの犠牲で成り立ってるサービスだもん。いずれそんないびつなサービスは崩壊する。

  • ポイント至上主義は言いえて妙な感じ。

    で、コレになる原因ってランキングの制度だと思うのです。なろうもカクヨムも☆の合計値でしか評価してないので、短期間で沢山注目を集めた作品(キャッチーな作品)が評価されて、それに特化する方向で収束する。

    ハーメルンみたいにマイナス評価が可能で、つまらないと感じたらガンガン低評価落としてランキングから排除する仕組みにすれば、キャッチーなだけの作品は淘汰されるんじゃないかな。

    それでも売れるか売れないかは別問題だけど。(面白ければ売れるなら、ライトノベル以外の書籍レーベルが壊滅してたりしない)

    作者からの返信

    ハーメルンってナイナス評価あるんですね。勉強になります。

  • 高校生から読者層が激減…というか、ゲーム層が超激増するって確かデータがあったはず。女子の場合はケータイ層。コンテンツの消費が早くなる時期でもあるから、読書は共通の話題としては使い勝手が悪いのよね。
    もっと疎結合な付き合いができる大学~社会人まで行くと読書くらいの速度感が楽になるんだけど。

    作者からの返信

    それでも90年代と比べたら高校生でも本を読んでる方なんですよ。

  • 面白い考察だけど、アンケートベースで集計してる「学校読書調査」でエロとかラノベ(特に女の子の露出度が妙に高いファンタジー系列)作品を愛読書として回答する勇気は無いんじゃないかなぁ。クラス単位の集計だから、何書いたかを見られる可能性があるし、自分なら人間失格とかかが好きって誤魔化すわ。もしくは、なんか読んでたら頭良さそうに見えるやつ。
    高校とかになったら一周回ってオープンになりそうな気もするけど。

    集計内容も集計対象も含めて、かなり選択バイアスかかってそうな気がする。

    作者からの返信

    いや、高校生はバリバリラノベを回答してますよ。高校生男子総合1位は転スラです。

  • 考えたら、私も鷹見一幸先生の作品とか、
    3〜40%くらいSF作品買ってるし、
    ラノベで買ってる作品減ってるな〜

    ラノベデビューを目指してる人には辛い時代だなぁ。

    作者からの返信

    つらいと思います。SFジャンルで売れてる商品が自称SFの「MMORPG」の世界で「ステータス、オープン!」ってやってるだけでそれは異世界転生物と変わりませんからね。


  • 編集済

    我が国の出版市場の推移への応援コメント

    紙の雑誌は総じて中~高価格帯にあったPC情報誌/技術誌・ゲーム情報誌やディスクムックがインターネット(特にブロードバンド)の普及や個人端末の普及・高性能化に従って情報媒体としての役目を終え休廃刊していったのも無視できないファクターなのではないでしょうか。
    書籍においても、辞書・辞典・事典類が紙書籍からWebサービス/ソフトウェア/ポータブル端末にシフトしたりネット決済の発展で専門書系海外書籍原書の購入発注先が国内流通取次から海外ネットモール直輸入にシフトしたことも挙げられるのではないかと思います。

    作者からの返信

    はい。雑誌は確実にネットに負けました。

  • 無理無理、でも最後に希望が!😉

    作者からの返信

    そうですねぇ。まず萌えは止めること。真摯にSFを書くことじゃないんですかね。当たり前のことですが。でもわが国、この当たり前が出来ないんですよ。万博すら禄に開けない位には。

  • 無料の悪循環によって、どんどん質が下がっていく訳ですね!😉

    作者からの返信

    無料経済って悪ですよ?搾取ですから。タダほど高いものはないんです。これはボランティアでも一緒です。なぜなら公務員臨時職員として現地の被災者の方を雇った方がよっぽど経済が回るからです。わが国は戦後昭和時代には無かった『偽善で儲ける方法』を覚えてしまってのです。。報酬に対する対価を支払うという当たり前すら忘れたのです。

    編集済
  • 隠れキリシタン、評価者のズレ!
    的を射ていますね!😉

    作者からの返信

    この作品は有料で本を買うという質に値するか?ということすら判らないんですね。プロですら。長年のデフレがそうさせたのです。

  • なんか分かる!
    一部の読者の中に、ラノベ世界に毒されている人がちらほらいます。
    そのコメントは、どこまでも異世界基準で、明らかに現実を知らない人。
    対応に困っています。😅

    作者からの返信

    なるほど。

  • うんうん!😆

  • 確かに〜!
    高校生に婚約破棄もスローライフもないですよね〜!😆

    作者からの返信

    高校生・女子が読みたいものは「恋愛」なんだよね。ちなみにネット小説では悲恋は嫌われるとよく言われますが現実の高校生は逆ですよ。悲恋物が大好きです。また意外なことに『人間失格』などの純文学が読まれ始めています。高校生・女子の間で。

  • ライトノベル年表への応援コメント

    新井素子! 赤川次郎! 懐かしいなあ~! 星新一や小松左京のSF小説も同時期に華やかだったなあ~。

    作者からの返信

    そうですよね!

  • 2021年度時点でBOOKWALKERの売上は約400億円、そして2020年下半期ではBOOKWALKERの売上の約25%がラノベなどであることを考慮すると、2021年時点で電子ラノベの売上はBOOKWALKERだけで年度約100億円くらいがあるではないか?

    作者からの返信

    【全面改稿:2023年 12月30日】
    飯田氏が2023年12月30日に電子ラノベ市場の推計額を発表したのでそちらをご確認ください。年20億円になるとのことです。
    また紙媒体のラノベ単行本市場は返品分を入れてない額らしく本は再販制度ですから返本分を抜くとラノベ単行本市場は年70億円程度にしかならず電子分を合わせて100億円行くかどうかだそうです。

    参考文献も提示いたしましたのでご確認いただけたら幸いと存じます。

    それではよいお年を。

    編集済

  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    拝読させていただきました!

     小中学生がピュアだからライトノベルに触れづらいという部分に非常に共感しました。自分自身も初めてラノベを読んだときに表紙と中の挿絵のイラストの刺激が強かったのが印象的でした。

     これは当時、中学生で精神が未熟だったため、萌えを理解できなかったからだとこれを読んで納得しました。自分がラノベにハマったのも高校生からだったということからも、今のラノベが小中学生に受け入れづらいのはわかります。

     しかし、いわゆるおっさんやスローライフという要素が強まっていき、学生などの若者を無視したために新規の若い読者がいなくなってしまったことについては、私自身も非常に残念なことだと思っています。

     こうした状況を打開して若者への人気を取り戻す必要があったと思う一方で、時代の流れでライトノベルのあり方が変わってしまったと割り切った結果、現在の状況になったと考えると、それはそれで現実的であるとも感じました。

    作者からの返信

    ありがとうごさいます!

  • まあ実感としても異世界転生100冊あったら元から読んでた作品が20冊あっても、ほんとに面白くて買ったのが2冊イラストでバフあって買うのが1冊くらいのイメージはあるなー

    作者からの返信

    はい、よく分かります。外れ多いですよね。

  • 。⁠:゚⁠(⁠||;⁠´⁠∩⁠`⁠;⁠)゚⁠:⁠。ぅっぅっぅっ。ザマァはね、病んでからその味がくせになる、大学時代は敬遠してたけど就職後にウマウマ味わう苦いおビールみたいなものですのよ。ザクザク刺さる。
     実際ラノベに狭く深くハマったのは2006年(大学1年)。高校はうつで引きこもりで読書ムリムリムリ(ネットの二次創作界隈には居た)。
     青い鳥文庫は、パスワード探偵団と怪盗クイーンを中2頃に去った。
     小学校の頃からミステリーは好んで、今も続いては居るから、一つでも好む種類や文体があれば、作者がどこのレーベルから出しても読むのでは?
     がんばれかつてお世話になったライトノベル(好んだのは『キノの旅』と『碧陽学園生徒会』シリーズ。異文化見聞/問題解決短編連続ものおよびあとがき探しスキー)のような物語が書きたいなぁ。

     お邪魔しました。

    作者からの返信

    泣かないで~!

  • 優れたSF作家は、欧米では国家戦略にさえ関わってるのですよね。
    SFラノベと普通のSFの違いは知りませんが、優れたSF作家がいないことは国の衰退の一因になるかもしれませんね。まあなろうのジャンル区分では一番、素養がいるジャンルと言えるかもしれません。アメリカもSF名作が多いというだけて、現在盛んかと言われると、かつての隆盛と比べると確実に人気は落ちています。
    ただ、プロを見渡せばPSYCHO-PASSの脚本を書いている虚淵さんや攻殻機動隊の士郎政宗さんがいますし、嘆くほどでもないですかね。なろうはあくまでも素人の作品発表の場ですから、単に素人向けジャンルではなかったという可能性もあります。SFにちょっとかすってるのが魔法科やSAOかなぁ。SAOは超ニッチな分野ですけど、SF的な考察はしっかりとやってますよ。ラノベ的恋愛ハーレムに隠れがちですけどね。


    あと「児童・生徒の暴力件数と不登校件数が戦後最悪」については真面目に受け取らない方がいいですよ。「昭和」なら暴力には寛容だったのでカウントの基準が違いますし(そもそも鉄拳教育があった時代)、不登校なんてしたら親が追い出して無理矢理登校させてました。むしろ現在の教育現場では堂々と不登校が許されて、些細な暴力行為がカウントされる時代になったと捉えるべきです。
    1911年は軍国主義教育はまだだと思います。あれが始まるのは日中戦争が始まる、世界中がきな臭くなった頃だったかと。まぁ今現在の基準で見ると軍国主義なんだという主張をされるなら、知りませんが。

    個人的な考えですが、SFが流行ってないのはただの流行の移り変わりだと思います。
    ハイラインやアシモフ、アーサークラーク、あるいはスターウォーズの様な業界にムーブメントを起こす様な作家や作品、事件が出てくれば、嫌でもそのジャンルの作品が増えると思いますよ。
    ちなみにアメリカでは、アメリカ対中国の架空戦記などがちょっと流行ったらしいです。中国資本がハリウッドを抑えてるので、かつての対ソ連モノに次ぐムーブにはならんでしょうけどね。

    作者からの返信

    この超少子化で不登校史上最悪ってめちゃくゃ病んでると僕は思う。


  • 編集済

    男子大学生ですが、ラノベを読んだ経験がある人自体が少ないのはずっとそうだったけど、今のなろうやカクヨム、アルファポリス発のラノベを読んでる人は同級生200人に2人しか会ったことない。それも魔法科高校の劣等生とSAOを愛する8浪したオッサン学生がその1人。もう誰も読んでない。
    鬼滅などの深夜アニメがメジャー化した影響で無職転生とかのアニメ化作品はラノベ未読勢にも知られてるようだが。
    かくいう自分も、自身のラノベの原点にして頂点はバカテスから進んでないとこからもお察し。

    追記
    6年制学部で多浪してでもって人はかなりいますね。その上でさらに院もありますし。医学部よりも生涯年収は低いはずですが…
    おかげで上記以外にもラノベも読まないガチ古参ガンオタの40代学生や子持ちの元社会人、還暦退職再受験成功者なんて濃いキャラクターもいますw世界って広いですね。
    大人向けラノベよりもリアルの方が個性的で面白い

    作者からの返信

    8年浪人って凄いですね。院生でも二部でも無いわけでしょ?

  • 電子書籍が一般化すれば、過去の名作が掘り返されると信じています。
    打ち切りになっても再開されることがあるらしいですし。

    それはそれとして、ラノベとなろう系セミプロ作品は分けて表現して欲しいかもしれません。大手出版社でさえわざわざ別でレーベルを作って、そこに隔離している時点でお察しなのですよね。
    粗製濫造は出版コストが下がったのである程度はしゃーないっす。DMMなどがやってるように、同人作品や素人作品を有料販売するのがプラットフォームになるか、出版社になるかの違いでしかありませんよ。

    ゲーム業界が参考になるかもですね。あそこはAppStore、Google play、Steamなどの大手プラットフォームで大手、中小、個人制作のゲームが洋の東西を問わずに鎬を削っていますから。
    翻訳のコストダウンと正確性がAIで進めば、出版業界も同じ状態になるかもですよ?

    作者からの返信

    多分今のままでは電子は漫画しか普及しない。

  • なろう系が若年層に読まれていないのは同意。旬のネタやおっさんおばさんのノリも多いですしね。まあ電撃文庫さんなんかのトップレーベルはなろう系侵食に対してかなり頑張ってると思いますよ。定期的にいい作品を出してますし。
    ただ、男子中学生が市場に与える影響には疑問があります。中学生って小遣いは少ないけどバイトは出来ないし腹が減るので、新品の本なんて買えても月一冊くらいだったので。私の家だけかしら?今はスマホゲーなんかもありますし、買う人はもっと減ってるでしょうね。私やその周囲は、中学生時代は図書館と古本屋、友人間での貸し借りが主流でした。
    逆に女子高生市場は大きいでしょうね。当たると大きいでしょうから。そもそも乙女ゲームというジャンル自体、ギャルゲーに比べても小規模でしたし、プレイヤーも20代の人が多かった気がします。調査したことがないので感覚ですけど。
    ただ、SNSに時間を取られて、小説を読む時間は私たちの頃より減ってそう。

    作者からの返信

    多分、真の主戦場は大学生市場なんですよ。ラノベの場合。でも購買力が無くなったから図書館が買ってくれる児童文学に負けた。そう思うのです。


  • 編集済

     Twitterの宣伝からこのページを拝読させていただきました。
     小タイトルが気になったもので。

     読んでいてなるほどと納得するところが多く、何故人々はエロばかり関心を持ちこんなにも混とんし、夢のない物語ばかり生み出そうとするのか? と思っていた理由にたどり着いたような気がいたします。
     元々ラノベは読まない派ですが、SFジャンルが減ったというのは言われてみればそうかもと思いました。ホント、いろいろと納得しました。
     読んでよかったと感じたエピソードです。論文かな?

     追伸、たぶんこちらの作品を読まれた方の読了宣伝だと思います。
     Twitterの相互さんのツイから来ました。
    (作者さん本人のツイートではなかったのですね。大変失礼いたしました)

    作者からの返信

    あ、ありがとうございます。ところで宣伝ってなんですか?私ツイッターアカウントなんて持ってませんが?

  • チラムネは完璧除外できると断言できますね。あれも受験や進路と恋愛という、高校生が悩むことをドストライクで突いてくる作品ですから。

    作者からの返信

    高校か。高校なら、まぁチラ胸ぐらい。ただし、いい加減に飽きたって話だよ。

    編集済

  • 編集済

    非エンタメ分野ながらメディア業界で生きている者です。まさにご指摘の通りだと思います。メディア界を取り巻く環境も、表に出にくいところでわずか数年前の2010年代後半から一気に激変の様相を見せています。コミケですら申込サークル数の減少に歯止めがかからず、(数年前から理由もなくデータ非公開となっていますが)今の申込数は参加サークル数と落選率の噂から推測するとこれもわずか10年ほどで半分になっているはずです。

    テーマとされたラノベも含め、これらすべての変化は「世代交代」が表面化してきたということなのだろうと思います。

    ラノベでいえば「萌え」という言葉に名を借りたその実「エロまみれ」としたいまの中高年世代、第二次ベビーブーマーを核とするいわゆる「氷河期世代」が、自らの世代ボリュームの巨大さにあぐらをかき、後の世代のことも眼中になく、「こどおじ」として自分たちの欲望をただ満たすことにいそしんできた結果、それらの受け皿となったジャンルや媒体、イベントなど全体がまるごと、後の世代から見放される結末を引き起こしつつあるな…と感じているところでした。

    アプレゲールしかり、太陽族しかり、GSブームしかり、また漫画でいえば劇画ブームしかり、かつてであれば10年もすれば同等もしくはより大きなボリュームの次世代層に圧倒され、「もう若くはない。もう俺たちの時代ではない」と自覚できたでしょうし、あとの世代にも受け入れられる形に変容できたのでしょうが。

    若い世代から見放されているのに、いまだ若いつもりでメインストリームを気取っているわれわれ中高年世代はいま、急速に老害化しつつあります。自分たちが老害化するだけなら勝手にしろというところですが、文化そのものを道連れにする無責任さぐらいはせめて自覚しなくてはならないと思っています。

    追記:ご返信ありがとうございます。氷河期世代が受けた仕打ちの大きさは私自身も身にしみて感じておりますが、だからといっていつまでも席を独り占めして後の世代に譲らないということにはならないとも思っております。消費者も作り手(編集者)も、すでに時代の流れから立ち後れている自覚はやはり必要ですね。

    コンテンツとして50年余の長さを持つ「ルパン三世」シリーズについて、「アニメの市民権が確立した今、もう子ども向け劇場版を作る必要ないじゃん。大人(=俺たち)向けだけ作ればいい」というアニオタ氏がいたことを思い出しました。

    トムスは彼のような熱烈中高年オタの言い分を鵜呑みにせず、彼ら受けのよいテレビシリーズだけではなく、子ども向けの劇場版も作りつづけることで、全世代に絶えずルパン視聴層を醸成し、コンテンツ生命を維持するのだという強い意図が感じられます。出版社も本来はかくあるべきなのですが。

    作者からの返信

    だってコミケってもう性的に過激だもん。あれはもう僕たちのコミケじゃないっすよ。

    老害か……。本当はね、受験戦争で勝ち抜いてきたはずの高頭脳世代なのだから何か新しいサービス、新しい産業、もっと過激なことを言えば日本を見捨て出稼ぎあっせん会社を作ればよかった。でも現実的には正社員だろうが非正規社員だろうが「お客様」にしかなれず何も作り出すことは出来ず、誰一人有名財界人すら出せずオワコンになってしまった世代、それが団塊ジュニア世代かなって思ってるの。その知識を応用することすら出来なかった。
    それどころか非正規社員同士で首を絞めあって奴隷の鎖自慢をした。それが団塊ジュニア。生涯離婚率35%・生涯未婚率25%という過半数がまともに家族も作れなかった世代。それが団塊ジュニア。
    特に団塊ジュニアオタクはプログラム言語と親和性があったのに例えば「ソフ開」持ってる人は自動的に情報教員免許取得という形でプログラマーを大量生産したりなんていう政治的請願すら起こせなかった。なすがまま50代まで失われた30年を生きて来た。
    文化もそう。消費するだけで何一つ新しい文化は何一つ作れなかった。
    せめて「引退」という自覚を持ってほしいのは事実。


  • 編集済

    ライト文芸年表への応援コメント

    ・「時をかける少女」(筒井康隆)
    ・「クラインの壺」(岡嶋二人)
    は一般的にはラノベ扱いになっていると思われますが、ライト系レーベルからの再販は無かったんでしょうか?

    作者からの返信

    【全面改稿済み】
    「『時をかける少女』はラノベに出来ない」という結論になりました。
    学研『高一コース』・『中三コース』連載作品(1966)→書籍化(1967)
    1:ラノベレーベルの無い時代に発刊してる
    コバルト文庫が1975年で朝日ソノラマも1975年ですよね。でも時をかける少女はそれよりもはるか前の1967年。いくら中身がライトノベルでも時代が早すぎる。日本に「ジュブナイル文学」という概念の無い時代にラノベ認定をするのが無理がある。
    2:これ認めたら他作品も「ラノベ」になっちゃう
    『百億の昼と千億の夜』(1965:光瀬龍)などのラノベという概念無い時代の作品がSFラノベになっちゃう
    3:1974年以前の『高一コース』や『中三コース』などに連載された作品が全部ラノベになる。ラノベレーベルじゃないのに。学習雑誌連載は学習雑誌連載小説と判断する。
    4:まだ中卒が大量に集団就職している時代で「青春時代」が実質ない人たちがまだ大勢いる時代だから。1964年の中卒就職率は約50%です。

    念のために言うけど『時をかける少女』は高確率で中身ラノベです。
    『ぼくらの7日間戦争』は1984年刊行だからラノベ史に「ラノベとみなす」と記述できたけど1967年の作品に「ラノベ認定」はできない。
    つまりあまりにも出すのが早すぎた。筒井氏はそこまで天才作家何だという結論に至った。

    難しいお題だったけどご質問ありがとうございました。お返事に1日かかったことをお許しください。「クラインの壺」(岡嶋二人)は「大衆文学」ではないかと。

    編集済
  • 乙女ゲーラノベの問題は乙女ゲーラノベしか知らない人が小説投稿サイトで乙女ゲーラノベを書いている人もいることが問題の一つであると思います。またそれをただそうとせず出版する出版社の編集者の怠慢も原因でしょう。

    作者からの返信

    それは大きい。本当そうだよ。

  • そう考えるとライトノベルの衰退というのはライト文芸、児童文学へ一部の作品層及び読者層が移ったことによる多様性の低下とも考えられますね。

    作者からの返信

    そうかな?あくまで中年向けにターゲットしただけで「中年向けとしての多様性」はあったんじゃないかな。週刊文春も「質が低下したんじゃない」って言ってるし。

  • あとがきへの応援コメント

    拝読させて頂きました。

    確かにいまのライトノベルって中高生が読むにはきついものがあるなぁとは実感します。
    今の時代、活字を読む習慣自体が少ないとは思うのですが、習慣付いてる子って言うのはやっぱり小学生の時とかに児童文学を読んでた子だと思います。
    私は児童文学→ライトノベル→ライト文芸って進んだタイプですが児童文学から今の時代のライトノベルってギャップが違いすぎて中高生が読むのはしんどいはずです。

    もう一つ実感している事としてライト文芸というジャンルが拡充してきているのはとても感じるところです。
    元々、メディアワークスさんにはお世話になっていたのですが新潮文庫nexだったり角川さんなんかはキャラクター文芸って括りを作ってたりと各出版社が力を入れてるところかなと思います。

    話が変わりますが、かなり前から図書館とか図書室にライトノベルが置かれています。
    置かれ出した時期はだいたい2013年頃からかなと思います。ぶっちゃっけ私の学校がそうでした。置かれてたラインナップとしてはSAOと涼宮ハルヒだった記憶です。
    涼宮ハルヒは当時の担当者のオタク感が滲み出るのですが時期もあってSAOは他の図書室や図書館で見かけました。
    おそらくいまも読まれるのはその影響だと思います。今の時代も子供が本に触れる機会になるのは公共図書館(学校の図書室も含めて)です。
    公共図書館は偉大ですね。
    ただその頃から置かれているラインナップが変わってないのです。
    置かれたということは要は大人も認めている、
    容認し出しているはずなのに...

    まあ、なぜかっておっしゃっる通り表紙です。
    今のライトノベルがおけるわけがない。
    ただ出版社もそれはわかっていてその代わりがライト文芸なのだと思います。実際にライトノベルが増えてない代わりにライト文芸とかが図書館に置かれてたりします。

    この表紙問題については書き手側ではなく出版社が大きな問題だと思っています。
    私の趣味として追憶だとかざまぁとかが苦手で
    いわゆるなろう系の非テンプレ的作品をよく読んでいます。その中で過去に読んでいた作品が書籍化した事があります。
    その作品は追放もなければざまぁもない、
    ハーレムというより男友達同士でわちゃわちゃしてるって感じの作品でした。
    そんな作品でしたが、書籍化してみるとピンクの下着の女の子が前面に描かれていました。
    元々、全身黒タイツのインナーっていう格好ではありましたが露出を増やすための改変ですね。なんなら作品設定としてVRものだったのもありそういう下着は違反みたいな話があったのでそれごと改変されていました。
    その辺りのことについて作者の方が出版社の人に最近の作品にしては女の子が少ない。露出増やした方がいいと言われたと話しておられました。
    他の作者の方でもそういった事を言われたという話をたくさん見てきました。
    その話を見る度にこの作品の良さはそこではないと思うのですが、出版社はその作品の良さなんて見ていません。
    た出版社はその作品のマネジメントをする気もなく適当に声を掛けて発売して売れなきゃ打ち切りの数撃ちゃ当たるの戦法です。
    そのため認識が個々の作品ではなくライトノベル(もしくはなろう系)と作品と捉えているのです。
    要するに詳しくない人がなろう系ってチートでハーレムで〜みたいイメージで語りますが正にその通りの考えでライトノベルは露出が激しく女の子が多いのが売れるからそれをしておけばいいって感じの対応しかしてないんです。
    粗悪品が乱発されている中で書き手はプロではなくアマチュアです。出版社というプロに露出の激しい女の子増やしたら売れると言われたら言う事を聞くに決まっています。

    結果的にライトノベルというジャンルは同じものばかりで真の意味で新しい作品は生まれる事もなく出版社はライトノベルは数撃ちゃ当たるでそこに労力を割かないかわりにライト文芸に力を入れているっていうのが真実なのかなと思います。

    長々と駄文失礼致しました。

    何が言いたかったかと言うと私の好きな作品をよくも潰しやがったな出版社、てめぇのせいで
    エタったよっていう愚痴です。

    作者からの返信

    気持ちわかるな~


  • 編集済

    出版月報2005年5月号の特集「ライトノベル研究」では市場規模自体の数字とかは書いてないですけど、とても1996年あたりにラノベ市場のピークがあるようには思えませんが。

    追記
    こどもの数は1996年よりもその前の方が多いです。

    追記2
    13~23歳でももうちょっと前の年の方が多いけど、話進まないから置いといて。
    流行り廃りがあるんだから人口や所得だけで決まらないと思うんですが。
    出版月報の特集や、出版科学研究所が当時出してた刊行物でも80年代末や90年代初めはブームだって書かれてるのに対して90年代中頃ではブームが終わった扱いですよ。
    ブームが終わって新しい道を模索したのがその後につながったって書き方ですが。

    作者からの返信

    思い出して下さい。元々ラノベは中高生向きでかつ女性に売れていたということを。だから2005年だと既に超少子化で苦しいですよ。ただし、2003年からもうラノベの市場価格は算出されていてこの出版不況にも関わらず当時は横ばいだったのです。これに味をしめて余計に萌えを強化したのが終わりの始まりです。

    ※追記に対する答え:ラノベは本来13~23歳が読者ターゲットです。したがって成人しても3歳分余裕があるのです(当時は20歳で成人です)。1973年生まれつまり「第二次ベビーブーム」が18歳に到達したのが1992年、受験戦争のピークが1993年で1973年生まれの大卒1浪生の入学時期です。この1973年生まれが1浪で大卒者になるのが1997年なのです。よって第一のラノベのピークは1996年・1997年と推測しました。なお当時はまだオタクに対する迫害が強くたとえ青少年も下手するとラノベを読んでるだけでいじめられた……市民権を得るのはもっと後の時代という時代です。ゆえに24歳以上がラノベの主要読者層である事は当時では考えにくいのです。これでご理解いただけたでしょうか?

    なお1973年生まれは年210万人もおり現・18歳人口の倍も居るという事実と日本人の世帯所得のピークが1997年だったという「所得」の面でも語っているという事を忘れてはなりません。日本人は自分の国の世帯所得のピークが実は四半世紀前という当たり前の事実すら知らない・知らされていないのです。所得が減れば真っ先に削るのは娯楽費ですよね?だからラノベの売上ピークには人口学的にも経済学的にも根拠があるのです。

    編集済
  • 筆者の意見は少数派だと思いますが、私は同意しかありません。

    久しぶりに気骨ある人間に会った気がしました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

  • すごくよくわかります。藤原祐さんの鮮血のエルフが打ち切られた時、世界が終わったと思いました。

    作者からの返信

    少年は特にそう思う時期ですね。

  • 好き勝手言ってるようでちゃんとデータあるとこ好感持てます。全部読ませてもらいます~!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 当方50代のまさに中年・・・いや高年齢だけど、今日秋葉原ボークスで富士見ファンタジア文庫35周年とやらを見た。
    そのころ読んでいたファンタジーとかSFがラノベだと思っているけど、最近は筆者さんの書いた通り別ジャンル扱いされてるのに驚いた!
    ※早川JAに移動した作品もあるけど、もともと早川JAもラノベ扱いだったはずが今はライトSFとか別ジャンル扱いなのかな?

    で、ピークの話は自分的には2000年代前半で、神保町でラノベの扱いが変わったときかな?そのときに乱造しすぎでもう復活はないだろうと思ってたけど、ある時にざまぁものでまた盛り上がり始めたイメージがあります。

    でも、これも乱造しすぎで書泉グランデで再びラノベの扱いが変わってまた終わった感がありました。

    まぁ、それでもいつか何か新しいジャンルで復活するかもしれないけど、次こそ乱造を控えて異世界転生ものでない王道ファンタジーやSFが増えてくれるとありがたいですね。

    作者からの返信

    ライトSF、そうなんですよね。まあ、私は良いことだと思うのですが、ガチ勢には不評ですよね。ただライトSFまで萌えに走ったら終わりですね、SFというジャンルは。だから、気持ちわかりますよ。

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

    中学生からラノベ読者デビューして高校生になり、ラノベからラノベ文芸へと移り変わりを実際に見てきた現オタク兼趣味でたまに書く人です。
    当時、声を大にして言いたかった事が全て言語化されており、非常にスッキリしました。ありがとうございます。
    昔からメディアワークス文庫などラノベやライト文芸を読んでいましたが、特に好きなジャンルが「ラブコメ」です。実は2019年頃に萌えもエロもないしっかりとした青春と恋愛があるまさに奇跡のラブコメ作品が出版されて以降、記載の通り、2020年にラブコメトレンド化みたいになりましたが、1年でほぼ崩落したのが現実。
    伸びなかった原因は、安易なエロ(こういうのが欲しいんだろという魂胆が見え透いたサービスシーン)が特に目立っていたので、すごくわかります。(その一年後にはVtuber系ラブコメによる萌え作品が再発したので、読む気力すら削がれました)
    読みたいものは挿絵じゃなくて物語なのに。

    今でもたまにラノベを読みますが、正直高くて、今の中高生は読んでみようかなという好奇心すら失ってしまうのではと。現Web作家様は「コレクションの為に本を買った」という声を耳にしたほどにコレクション意識が高くなっていると感じます。
    文庫本は7~800円、文芸本は1200~1500円にもなり、オタク目線になるんですが、ここまでくるとそこそこいい推しグッズを買えるので、そっちに流れていきそうだなぁと思います。(だからなのか最近は予約特典付きのラノベが多い気がする)
    この高級ラノベ時代がいつか終わるといいなぁ……。

    最後に長くなりましたが、とても共感できることが多く、ラノベ市場の知らなかった一面も楽しく読むことができました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    こちらこそ!

  • 青い鳥文庫、中3の僕の学年で読んでるひとを見たことも聞いたこともないです。

    作者からの返信

    中3の10月だよね。どんな友人クラスタに所属するかにもよるけどもうこの時期は受験勉強に集中だから「読みたくても読めない」んだ。で、高校1年・男子になると一気に読書ランキング1位って「転スラ」なんですよ(2022年調査)。だからもうもうそろそろラノベ読書年齢に差し掛かったとみるべき。

    ※本文でも書いてるようにラノベの読書開始年齢が男子の場合12歳前後から15歳前後に3歳繰り上がった。で、もう一回重要な事言うけど今は受験勉強に集中して。


  • 編集済

    現代日本史年表(50年史)への応援コメント

    ライトノベル、ライト文芸、児童文芸のレーベル誕生した年と、終わった年の年表をまとめると面白いと思います。
    軽くまとめたことがあるのですけれど、あまりにも多すぎて(とくに2000年代後半から2020年代まで)疲れてしまいました。
    いつ、そのレーベルが終わったのかを追いかけるのが難しい部分もあるのですけれど、レーベルの立ち上がりから、いかに各出版社がラノベブームにあやかろうとして群がっていったのかが見える気がします
    結果、ラノベをはじめとする文芸が衰退し、児童ものと絵本が売上を上げたという感じなのしらん。

    子供の心の栄養のために、が物語の役割だったはずなのですけれども。
    お金を求めたから、市場が半減したのでしょうかね。

    作者からの返信

    ライトノベル→1975年(前年に高校全入達成)
    ライト文芸→1981年(安定成長時代)
    児童文芸→これは文学概論でもやるけど義務教育が導入された年から。それまでは児童というのは「小さな大人」であって労働力だった。その児童が守られるべき存在となって義務教育が導入されたときに大人向けと児童向けの文学に分離した。よって児童文学はヨーロッパでは19世紀の前半、日本では1910年頃に誕生したとみるべき。旧制小学校は1886年(明治19年)に誕生したがまだこの時は通学率も低くむしろ児童労働力を取るのは許さんとなんと農村を中心に学校が全国的に焼き討ちに遭った。しかも就学期間は4年間だったのでやっと文字が読める頃に卒業だったのでこの時期はまだ児童文学が誕生しなかった(=10歳で大人の世界に放り込まれる)。
    1907年(明治40年)。この時に2年延長され小学校の就学年数は6年になった。この時にようやく児童文学が本格的に誕生した。日清・日露戦争もあったおかげでやっとこのころに教育の重要性が全国に周知された。よって日本における児童文学誕生は実は明治末期に生まれたとみるべき。つまり日本は児童文学の誕生が遅かったんだ。

    次にラノベは終わったのかというとそういう事ではなくて市場は半減しても逆に言うと半分は残るんだ。よってラノベは死んでないんだ。ただラノベは年齢のターゲッティングを間違えただけという話なんだ。逆にライト文芸は順調に市場を拡大してるからライト文芸の年齢ターゲッティングは正しいということになるね。

    編集済

  • 編集済

    概ねは同意するが、流石に福一の事故を以て「現代日本はディストピアだ!」とか「日本の科学は敗北した!」はちょっと無理がないか

    本邦における科学の衰退や敗北を結びつけるなら、それこそ人災の原発事故よりは大学への助成金やらノーベル賞激減の方がはっきりしているし、
    ディストピアは望ましからざる社会構造や未来を描くものであって科学への警鐘云々はまるで本題ではない(その基準では1984年も時計仕掛けのオレンジもディストピアではなくなる)

    自分の願望を権威付けたいのが透けて見えるし、あまりに解釈が恣意的すぎる



    福一の後始末は現在進行形で続いている、というのはそれがディストピアであること、並びに「科学の敗北」を一切論証していませんし、
    なんなら現在進行形で処理水からの核種除去が行われているという事実は「コスモクリーナーがさぁ」みたいな話を尚更怪しくしますし、
    JCOも下請けいじめやコストカットの結果であって放射能に対するマヒとはやや趣が異なりますよね

    ディストピアというならそういった人命軽視やブラック企業、人権無視の話でも十分成り立ちますし、あなたが繰り返し言及している衰退国家日本という話にも合うでしょう
    日本がディストピアであること、それにより未来に希望が持てずSFが書かれなくなったことを示したいならこれらのようにいくらでも説得力のある問題があるのに、なぜ無理筋で原発事故とディストピアをくっつけるんです?

    それを無視して「お前らは感覚が麻痺してるんだ!」で精神勝利に走るのは良くないでしょう

    作者からの返信

    福島第一は、現在進行形ですよ?あのタンク群見て何も思わないのですか?
    やはり、日本人は感覚がマヒしてますし、今がディストピアだなと。放射性物質をちょっと舐めてると思います。そして、その兆候はもうJCO臨界事故の頃からもうあった。なおSFはそういう感覚のマヒまで書いてSFです。

    ※あまり言いたくないことでしたが……2回目の処理水放出の時に実はトリチウム以外の核種が見つかって放出が一旦中止となった時があったでしょ。この時点でそれは「処理水」なわけがないんだよ。汚染水なんだよ。俺はね汚染水を処理水とか言いかえる言葉遊びは科学なんかじゃないし、そんな国でSFとか流行するわけないと思ってるの。

    編集済
  • やはり異世界バブル崩壊は近いかもしれないのですね。何となくではなく、ここ3、4年はそれを強く感じていました。かくも似たような作品が多いのかと。

    人気のジャンルというよりも、閉塞感を感じていたので。作品が消耗品になっている。作者は己が職人であることを忘れてはいけません。自分への戒めとしたいです。

    作者からの返信

    いや、異世界転生バブルは2016年がピークで今は滑り落ちるように落下中です。ラノベ市場のピークは2016年です。

  • あとがきへの応援コメント

    初めまして、非常に興味深い分析であり、夢中で読んでしまいました。
    ただ一点、どうも腑に落ちないことがありコメントさせていただきました。
    それは、作者様が中高生は萌えを求めていないとおっしゃる点なのです。類似のコメントが複数存在しましたが、近年の動向として、例えばVtuberの大ヒットがありましたが複数の統計が示すように、メインの視聴者層は10代男性のようです。また、萌え系ソシャゲも無数に存在し、ヒットを飛ばしているものもありますが,同様にメインの客層は10代、20代の男性です。
    これ、やはり10代の若者が萌えを求めていないとは言いづらい現実だと思うのですよ。実感として,中高生がVtuberの話をしているところや電車でソシャゲをしているところは嫌というほど目にしますし。
    その上で、なぜ同じ萌え系の土俵にありながらもラノベがここまで人気を失った理由が気になるのです。
    私は単純に、そもそも若者の小説離れが主因と考えています。私が中学時代の話(2016年くらい)ですが、すでに学校図書館で本を年に2冊以上借りる人は10人を超えるかどうかというレベルでした。ラノベの売れる理由として、文章の苦手な若者でも読みやすいという点は確かにあるはずなので,それすらも読めない層の増加は無視できないと思います。

    作者からの返信

    いえ、違います。児童文学の売り上げは実売数で過去最高です。

  • まことにその通りだと思います。今のラノベって現実感ガン無視な現実逃避系ばかりなのですが、(たぶんカクヨムの中では若いほうである)私からすればうんざりです。もっと自分の年齢に近く、共感できるようなジャンルや作品が欲しいと思っています。ラブコメは特にです。

    まだ小中学生だったときに、青い鳥文庫よく読んでました! 家にもいっぱいあります。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 大変興味深い話で面白かったです。
    2000年代初頭ぐらいにラノベを買っていましたが、
    あの辺のはもうライト文芸になりそうですね。

    自分はゲームが好きで特に任天堂のを好んで買っていますが
    あそこは家族や母親に好まれる商売の仕方をしているなあと日頃から感じていました。
    特にポケモンやマリオ、スプラは親子や家族で楽しんでるのを
    よく表に出してるイメージです。
    ああいう商売をラノベ業界が出来るようになれば最高ですが、
    とてつもなく難しいでしょうね…

    作者からの返信

    巻末の年表見れば分かりますよ。実はもうとっくにそうなってるんです。『七姫物語』とかもうライト文芸のレーベルに移動してしまっています。

    そう「家族で楽しめるもの」こそラノベの正統進化だったし00年代初頭まで本当にそういう動きだった。でもそういう流れを突如2002年から始まる「萌えブーム」がぶった切るんですよね。ぜひ「ライトノベル年表」をご覧ください。特に2003年の年表が一番面白いと思いますよ。「ライトノベル年表」だけでももう答えは出てるんですよね。

  • >今の中学男子はラノベに「エロ」なんて求めてない。今の中学男子・中学女子・高校女子は「ピュア」な世界を求めている。

    その理由の一つは、ラノベのエロが今の中学生には中途半端すぎると思う。
    今の若者は、スマホで検索するだけで、好きなだけエロ画像や動画にアクセスできるようになりました。無料で。
    一方、ラノベがどんなにエロくても、一冊に数枚のエロシーンと数枚のイラストしかない。動画を早送り時代の人間には、この数少ないエロシーンのために何百ページもの文字をどうやって耐えられるだろうか。

    作者からの返信

    というか、それだったら萌えブームが始まった2002年からずっと同じなのでは?2002年なんて既にブロードバンドの時代ですし?なんだったら当時はガラケーからでもアクセスできる。
    私は萌えブームってのは所詮ごり押しでそのごり押しが2012年頃からバレてそれで少年達から見捨てられたんだと思います。

    編集済
  • 90年代のラノベは500〜600円台の価格帯だったでゴザル。
    最近の価格帯には驚きを隠せないでゴザル∑(゚Д゚)

    作者からの返信

    そうなんだよね。

  • ライト文芸年表への応援コメント

    コバルト文庫は名作ばっかですよねー。

    作者からの返信

    そうですね。

  • あとがきへの応援コメント

    自分「星々の声」川俣千秋先生が元祖の気がします。
    ※厳密にはジュブナイルですが

    作者からの返信

    ごめんなさい。書名聞いたことないです。

    ※ 「川又千秋」で書名「星々の声」がヒット。1982年ですのでそのころは『キマイラ』第一巻が朝日ソノラマからもう出てたから答えは「違う」でしょうね。ラノベの元祖は。まあ、史実的には小説版ヤマトであるということは確実なようです。実際にNDL-OPACで調べて朝日ソノラマの記念すべき第一巻であることも分かりましたので。

    ※追記:ライトノベル年表に追加される作品が見つかりました。横溝正史氏が朝日ソノラマで『幽霊鉄仮面』を発刊してることが判明しました。これだけの大家がラノベのレーベルで出していたことも驚きですが朝日ソノラマは間違いなくラノベですのでかの『犬神家の一族』などを執筆した大推理作家がライトノベルを書いていた、ということになります。金田一耕助シリーズと言いまして『八つ墓村』でも有名なんですが、どうしてこの史実が埋もれてしまったんでしょうね?私は国立国会図書館の検索結果を二度見しましたよ。「え!?」「何っ!?」って。だからライトノベルを馬鹿にしては絶対に行けないしラノベがここまで地位を貶めたのは間違いなく『萌え』作品群のせいでしょうね。歴史が歴史だったらラノベというのはミステリー作家の大家がついでに書く場所だったんですよ。残念ですね。。。。私は残念なものを「発見」してしまったよ。

    編集済
  • つまり政府。右左関係なく想像力がないオトナ。
    文科省と日教組が悪いんですよね(極論)

    夢がない。未来が見えない。イコール期待できない。

    なるほどと腑に落ちました。

    作者からの返信

    お返事遅くなって大変申し訳ございません。そう、夢がないとSFは書けないです。


  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    とても興味深かい内容でした!
    私は中二の頃から現在高二までラノベが好きだったので同年代の人たちがそこまでラノベ好きではないのに驚きました。でも今思うとクラスで自分ぐらいしかラノベ読んでいる人居ませんでしたね(^^;)
    おまけ5の話で表紙などに過激要素があるのはちょっと読みづらいって言うのは少し共感しました。私も「えっそこのイラスト描いちゃうの⁉︎」って思うことは多々ありましたからね。特に私が読んでいる「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」や「ノーゲーム・ノーライフ」は裸もしくはそれに近い物が多かったので、中学時代 教室で読むのは少し恥ずかしかったです。女の子が襲われるシーンとかお風呂のシーンなど。そのイラストが来た瞬間素早く読んで次のページに行きました。懐かしいです。
    私はweb小説とラノベで生きてきた人間なので乙女ゲームの知識は小説内で知ったことだったので、婚約破棄や悪役令嬢がいるのが普通だと思っていました。実際は違うのだと、とても驚きました。

    この作品を読んで行き着いた考えが自分は実は歳がもう少し上だってのではと言うことです。婚約破棄やスローライフ、異世界転生などが好きなので高二では無かったんだなと思いました。青い鳥文庫なんて中一以降読んでいませんでしたからね。しかも本屋に行っても青い鳥文庫などが置かれている所には近づかないようにしていましたから。何となく小学生までが読む物だと思っていたのもあったので歳的に避けていました。今は違うんですね。

    色々と驚かされました。ラノベは色んな理由があって手に取りづらいんですね。私の場合はお金が無いから買えないと言う理由が9割程占めていますが、そう言う理由があるのだと知り、とても面白かったです!

    作者からの返信

    『ノーゲーム・ノーライフ』って2012年ですよね。ちょうど中学生がラノベを見捨て始めた頃です。(※『ノーゲーム・ノーライフ』はちょっと中学生が読むものではないかな^^;)

    ちなみに今から11~13年前と今ではラノベの読者主力がまるで異なってることに要注意です。ちょうど時代の境目に中高生だったんだなと。

    >しかも本屋に行っても青い鳥文庫などが置かれている所には近づかないようにしていましたから。

    昔はそうだったんだよね。でもちょうど10年前から変わって来て7年前にはもう君が考える中学生の読者光景とはまるで別物に変化しています。青い鳥文庫を中学生が気軽に手に取るようになったのは2015年頃から。だから君の3年位下の後輩にあたる世代じゃないかな?

    編集済
  • 現代日本史年表(50年史)への応援コメント

    膨大な資料を基に詳細な分析をありがとうございました。昨今のライトノベルと呼ばれているものは私が読んでいたライトノベルと違うなあと思っていましたが、その理由がわかりました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 趣味で小説?を書いている者ですが、これは頭が痛い!あちこちのサイトに書きかけばかりたくさんおいています。完結は一割もないです。書いているうちに別のが書きたくなる性分なので。
    でも打ち切りのつもりはないです。何年かかっても続きはいつか書くつもりです。多分(笑)
    やっぱり最後まで書かないとダメなのですね。考えさせられました。

    作者からの返信

    打ち切りって自分で完結してても出版社側から強制的に打ち切られるのでその場合は「エタる」って奴ですよね。

  • はじめまして。ただのぎと申します。(一応女子大生やってます。一年前までJKでした)感想失礼します。

    ここまで拝読いたしましたが、すごい!私が言いたかったけど上手く言語化できんかったことが全部書いてある!ってなりました。

    女子の読書ライフコースがまんま私で驚きです。

    確かに青い鳥→オレンジ文庫みたいなライト文芸→大衆文芸(+薬屋のひとりごとみたいなラノベ)と歩んできました。女子高生時代にも君の膵臓を食べたいとか、推し、燃ゆとかも読んだなあ、と懐かしくなります。そうです、エロなんかいらないしスローライフとかも良くわからないです。若者心(?)を代弁してくださったらんた様のデータ収集能力、分析力に脱帽です。

    あと乙女ゲーマ―としても一つ感謝を。

    本っっっ当に、驚愕の事実通りです。全部当てはまってます。乙女ゲームを謳った小説をいくつか拝見してきましたが、あれは本物の乙女ゲームとは別物ですね。私は15作品くらいプレイ(同人含めると20作品くらい?)して参りましたが、初手で溺愛してくる男は大体やべー奴です。令嬢処刑シーンは一つもありません。闇落ち令息はいたはいたけどサブキャラで、クーデターはされるよりする派ですね。というか、乙女ゲームでは敵キャラは大体男です……。女同士はまずありません。イケメンがヒロインと共に自分の過去を乗り越える話が多いので。

    なんだか長くなってしまいました。突然の自分語り並びに乱文失礼いたしました。でも、本当によくぞ言ってくれた!と思います!

    作者からの返信

    そうなんだよね。ラノベの乙女ゲームってのは偽乙女ゲームなんだよね。

  • 辛口の考察が面白い笑
    一刀両断ですね。

    私もアニメを見て、最近はなぜこんなに現実逃避したがるのかなと感じてはいます。最近の流行はそれに加えて配信とダンジョンなのかな。(私も流行に乗ってダンジョン要素入れましたが)

    ランキング上位がそういうのに偏るのはいかがと思っていたので、考察を見てなるほどと思いました。

    ただ、この前、アニメが好きな若い女性がオーバーロードが好きと言って意外でしたね。最強のキャラは安心してみれるらしい。

    作者からの返信

    ほかの人にもチラッと言ってるし巻末の年表見ると分かりますが異世界転生ブームって2012年からなんですよ。その前年になにがあったかもうわかりますよね。そう、東日本大震災と原発事故です。私は単に異世界転生ブームだけでなくオリンピックも万博も「日本スゴイ」ブームもすべて現実逃避の賜物と考えてますよ。もう日本にはいろんな意味で「過去」しかないんですよ。

    本当に未来に希望持ってたらゲーム世界に転生したいとか思います?

    編集済
  • 勉強になります。私のイメージではラノベ→漫画化、アニメ化→映画やパチンコかゲーム化という、一攫千金を狙うものかなと思ってました。
    漫画でも、原作と絵を描く人が違うのもあるのでそういうのもありかなと。どちらにせよ、ほんの一握りだろうけど。

    結構ラノベはシビアなんですね。
    有名なラノベ以外では、なかなか儲けるのは難しそうですね。

    作者からの返信

    そりゃシビアですよ。というか有名ラノベ作家でも10年後には路頭に迷うなんてざらです。また下手すると1巻目で打ち切りもざらです。それだけ安易にみんな発刊しすぎなんですよ。数うちゃ当たるみたいな。

    編集済
  • ライトノベル年表への応援コメント

    グインサーガ……私が生きている間に終わるかな……(それよりも作者様の寿命が足りるのかな、が正解かな?)

    コバルトは、漫画雑誌を卒業してから数年間購入してました。懐かしい。
    故氷室冴子さん好きだったなあ……当時の連載追ってた身としては、突然の訃報にかなり衝撃を受けました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

  • あとがきへの応援コメント

    非常に興味深い話でした。
    個人的にはなろうの「誰が勇者を殺したか」に僕は期待してます。
    異世界ものだけど転生とかはないし、ちょっと変わった作品なのである程度ウケるんじゃないかなと思います。
    なろうも先月から異世界転移・転生の隔離が解除されましたが、それによってハイファンタジーのランキングが異世界転移・転生ものに埋め尽くされるようなことになったらすごい残念だなと思います。
    ということで青少年の僕にラノベを返してください(´・ω・)

    作者からの返信

    『誰が勇者を殺したか』は割と期待大きいです。最後の望みと言っていいくらいに
    ちなみになろうはもう異世界恋愛で覆いつくされて男向きのラノベが上位に来ることはもう不可能じゃないかな。なろうは『おっさん剣聖』と『魔女と傭兵』と『誰が勇者を殺したか』までかな……。これらですら本として見るならばプチヒットですからね。しかもこれらって2022年の作品なんだよね。もうラノベから1000万部突破の作品が出なくなって約7年経ってます。7年という月日は大きいと思います。

  • 中学生男子ですけどやっぱり同級生にラノベ読んでいる人はあまりいませんね。クラスに一人だけ転生したら剣でしたを読んでいる人がいるのですが、それ以外はほぼみませんね。
    中3で受験前なので学校でも単語帳を見ている人が多いのもありますが。
    僕は結構異世界転生ものとか読むので、友達にも勧めてみたんですけど、え~、あのクソ長ダサタイトルのやつでしょ、ていわれて撃沈しましたw

    作者からの返信

    やっぱそうですか。そうですよね。本当にこれが15年前だったらそこらじゅうでラノベ読んでたという感じでしょう。
    ※ただ受験期ですからラノベはいったん諦めて本気で勉強してください。


  • 編集済

    すみません! ここについてだけちょっと気になったのですか、少年漫画が打ち切りまみれなことについてはどうお考えなんですか?
    それは70年代の大昔から存在することかつ、青少年の心を傷つける筈の行為であるに関わらず、少年漫画離れは特に起きてないですが。

    追記:いえ、漫画の打ち切り自体は電子書籍どころかインターネットすら普及していない、昭和の中期から頻発してることじゃないですか。聖闘士星矢みたいな人気作でさえ信じられないところで打ち切り食らってますし。
    本当に打ち切りが青少年の心を傷つけるなら、昭和の時代に漫画離れが起こっていないとおかしいのではないですか? でも漫画の売上のピークって確か90年代で、それは言うまでもなく打ち切りを乱発した後の時代の話ですよね?

    作者からの返信

    これは本文にある通り単に電子漫画に移行しただけです。紙媒体で読まなくなっただけ。
    だって電子書籍市場はたったの5年で1000億円市場から4000億円市場になったんですよ。
    ただしここからが重要ですが本当ラノベ系のコミカライズって打ち切りが多いですよね。たぶん電子漫画バブルもはじけますよ。

    また日本人は漫画を縦読みで読みません。これは韓国式です。これは韓国文化のごり押しだと気づいた時が電子市場バブル崩壊の瞬間でしょう。そう、電子漫画のプラットフォーマーの上位は全部韓国資本の会社なんです。

    だって、そんなもの求めていないんですから。日本人の読者は。

    電子漫画バブルもはじけますよ。もうすでに頭打ちですし。

    ※追記:ラノベは児童文学、ライト文芸、大衆文芸といくらでも逃げ道あるけど漫画は漫画以外替えが効かないってことです。

    編集済

  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    興味深い記事でした!
    ところで、個人的にこの数年ずっと気になり続けていることをいくつか質問してもいいでしょうか?
    エイティシックス、ななつま、たんもし、スパイ教室など、ここ数年でアニメ化されたなろう系でもないしラブコメでもない作品たちや、ラブコメではあるけども男女ともに楽しめそうなお隣天使などのラノベについてはどう思われますか?
    ちなみに上の四つは、アニメ化されるまではとても好調で、アニメ化されたときにあまり話題にならず、100万部前後で部数の伸びが止まってしまったという共通点がありますが(ラブコメを含んでもいいなら俺好き、友崎くん、ママツレ、おさまけなども似たケースですね)、その現象についてはどのように分析されていますか? ここ数年そういうケースが非常に多いように思われます。
    またアニメのタイミングで話題になって、さらに発行部数を500万部以上まで伸ばしたはがない、俺妹、バカテス、俺ガイル、デアラ、生存、ノゲノラ、よう実、ハイスクールdd、アリアなどの2010年代作品と、それらの作品の違いはなにで、2010年代に発行部数500万部越えの文庫ライトノベル作品がこれほど出現して、ここ2018〜2023年の5年ほど恐らく1本も出てきていない理由はなんだと思われていますか?
    私は2009〜2014中高生だったので、↑にあげたような萌え系コンテンツが中高生の間で流行りまくっていたことを身を持って味わっています(それが部数にも現れているのでしょうね)。なぜ令和の今はそういう作品が出なくなったのでしょう? ここ5年といえばちょうどVtuber出現の5年間ですが、なにか関係はあるのでしょうか?

    追記:とはいえラノベに限らないなら、五等分やリコリコやぼさろやウマ娘など、中高生バカ受け萌え系コンテンツが近年いくつか出てきているのも気になるんですよね。そこについてのお考えもよければ聞かせていただきたいです。

    追加の追記:いえ、当時の実体験として萌えは中高生に受けてたと思いますよ! オタクっぽくない奴でもけいおんやらハルヒやら夢中で見てましたし。あとバカテスも人気でしたね〜部活の先輩みんな読んでました。オタクに限ればレールガンとかはがないとか俺妹とかはめちゃくちゃ受けてましたし、あと物語シリーズですね! これも大人気でした。
    僕が言ってるだけではなく、事実として全国的に受けていたというのは、↑にも書いたように部数が物語っていると思います。中高生の僕ら馬鹿じゃないですし、ゴリ押しされただけで良いと思ってないものお小遣い払って買いませんよ。
    反対に、正直児童文学が流行ってた感は、少なくとも当時はゼロでしたね。小学生のときはもちろん違いましたけど、中学上がってから青い鳥文庫読んでる人には会ったことないです。

    作者からの返信

    本文に書いたようにここ約20年の中学生は精神が成熟してません。というか中学生なんて元から萌えなんて求めてないし、受けてすらいない。だから児童文学の方が面白いとなったのです。萌えは明らかに中年男専用コンテンツというのが約10年前にばれたんですね。「流行っている」と「ごり押し」は意味が全然違う。つまりごり押しが中高生にもバレたと言うことです(なお余談ですが音楽も同じで当時の握手券アイドルもブームもそうですよ。ごり押しです)。たぶんですけど2010年代の調査でも「俺妹、バカテス、俺ガイル、デアラ、生存、ノゲノラ、よう実、ハイスクールdd、アリア」は俺妹とバカテスはともかく中学生はもう既に見捨てていましたよ。これらを読んでいたのは高校生・男子から40代男性までのはず。

    「なんだ、キモい萌えより児童文学の方が面白いじゃん」&「これは僕たちの物語じゃない」と

    なので中1参入ラインが高1参入ラインにラノベ参入ラインすらも高年齢化したのです。もうずっと前からですよ。中学生がちゃんとラノベを読んでたのはシャナ、はたらく魔王様、バカテスまであたりまでですよ。だからちょうど時代の境目に居たんだなって。

    ※:追記『ハルヒ』って2003年デビューなんですよ。だから本当に中学生にラノベが受けていた最後の世代に居たんだなって。君を否定してるわけじゃないよ。それと2011年に起きた東日本大震災がものすごく文化に影響を与えたんだなと。そういうとんでもない異常な時代に君は青春時代を過ごしてきたわけ。2011年3月11日で日本人の意識ってのはガラっと変わったのよ。悪い意味で。で、文化も2012年から徐々に変わっていったんです。その前のリーマンショックからもう日本人に暗い影を落としていたけど……日本って国がどん底に落ちる3.11がトドメだった。あれ以降物語を書くのは極めて難しくなり……翌年から文字通り特に大人達が「異世界転生」ものに逃げたんです。現実逃避って奴ね。だから2012年以降に突如異世界転生ブームが大流行したんです。これを「異世界転生バブル」と言います。これは史実ですから曲げられないかな。だから君は3.11前のラノベ文化を知っている最後の世代だと思ってください。君はちょうど2012年あたりに高校に入学してないか?だからちょうど世代交代前のラノベ文化を持ったまま高校に進学したからそういう錯覚を持ってしまった。それが「答え」かな。

    答え:ここ20年の間中学生・男子と高校生・男子では読書傾向が全く違う。「中高生」とひとくくりにしない方がいい。また中学生が青い鳥文庫を読む文化は君の時代から既にあった。特に約20年から女子から始まって行った。君は男だから変化に気が付いてないだけなんだ。世の中の半分は女性なのね? 分かる?青い鳥文庫とかつばさ文庫を中学生・男子でも読むようになったのはちょうど2012年頃からなんだ。

    質問はここまでで。超・長文になったから。

    編集済
  • 大変勉強になるお話でした、熱弁も相まって読み応えのある考察でしたね。

    自分はもうオッサンの領域を通り越してて、なんとなく趣味で書いているんですが、カクヨム始めウケている作品って、作者と中年以降の読者の欲望がダダ洩れで「なんじゃこりゃ」って思うものばっかなんですよね。
    世界そのものが主人公の為に在る、みたいなのばっかで世界がとにかく幼稚で狭い。これじゃ世界に夢を見る若者に受けるわけ無いですよねぇ。

    個人的にラノベ本はほとんど買ってませんので、あまりえらそうなことは言えた立場ではないですが、確かに今カクヨムで星を多く獲得してる作品を書籍化しても平均ラインに埋もれるのが関の山かもしれません。

    まぁそれでも書籍化は一つの夢ではありますね。プロの出版社から認められたらそれだけで嬉しいものです。そんな書き手は多分大勢いるでしょう。

    ちょうど今、異世界転生しますか?な物語を書いているので非常に参考になります。ありがとうございました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。異世界転生ブームはもう終わりました。多分ですが正常化するでしょう。その方が出版界にとって良いのです。多分。

  • 大変興味深い考察とデータでした。

    自分は転生チート系がどうも苦手なので、こういった記事を読むとかなり救われた気持ちになります。今の子供はまだまだピュアな心を持っているんだなぁ、と。

    でも出版社としては売れなきゃ困るわけですから、ある程度需要が見込める流行りのジャンルに乗っからなきゃいけないんでしょうね。
    業界全体を見るよりも明日の飯の種が優先なのはどこも一緒なんでしょう。

    作者からの返信

    流行ってるけど、売れてない、が現実なんですよね。

  • ライトノベル年表への応援コメント

    後2年でライトノベルの登場から半世紀か、今後が楽しみ。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • 言いたいことには賛成するけど結局文句を言いたいのはどっちなんですか?
    打ち切りをしなければいいんだから作家が頑張ればいいのかマーケティングを戻すために出版社が頑張ればいいのか

    作者からの返信

    タイトルの通りですよね。(作家側を応援するものではない。また中高年読者にターゲッティングするな、売り上げが低迷しているからと言って簡単に作品を打ち切りするなという事です。作品打ち切りって作家のせいじゃないですよね。だって純文学ならどんなの少数の売上でも完結させますよ。非常に残念ですよね。まさにそれが「中高生読者を傷つける論理」なんですよ。がっかりです。)

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

    結論部はあたりまえ体操だけど今そういうの書いても結局売れるだろうか。

    作者からの返信

    売れると思う

  • あとがきへの応援コメント

    他の業界にも通じるものがあり、非常に興味深く示唆に富んだ内容でした。

    異世界転生・悪役令嬢といったコンテンツは陳腐化し、表紙の過激化で本質を見失っているから、出版業界・作者ともに戦略を見直した方がいいよ、という見解について全面的に合意します。
    私にとっては十二国記がバイブルで、これが異世界(転移)物語だと今でも思っています。

    一消費者としての立場で述べさせてもらうと、市場半減とは正確には日本市場での売り上げが半減になるという意味だと思います。

    海外の若者にウケるかどうかわからないですが、ライトノベル全体としての売り上げは日本国内に限れば斜陽産業ですが、海外に目を向ければ、ブルーオーシャンな気もします。

    近い将来、自動翻訳装置が発展しますので、海外市場に目を向けることで、これまでとは違った変化が生まれるかもしれないですね。(ただの個人的な願望です)

    本作品を通じて非常に有意義な時間を過ごせました。作者様、ありがとうございました。

    作者からの返信

    >海外に目を向ければ、ブルーオーシャンな気もします。
    本当にそうです。だから「外人に受ける」ラノベを作らないと駄目なのです。

    ※お読みいただき本当にありがとうございました

  • せめてつばさ文庫宣伝してあげろよ。ただつばさ文庫はYA向け怪盗レッドと僕ら以外有象無象があるだけっていうのもあるけどさ。
    ちなみに怪盗レッド読んだことないぞ。
    なんなら2004年だけどユリエルとグレンなんで児童文学とか言っておきながら流血シーンあるからね。

    作者からの返信

    え?ちゃんとこの評論読んだ? 『絶対絶命ゲーム』とか載せてるじゃん?

    編集済
  • 今のラノベもそれなりには面白いですけどね。


    異世界転生とかも俺つえー(すみません変換どうすればよいのかわからなくて)とかも爽快だとは思ってるんですけど、やっぱり私の同級生にそういうの読んでる人ってあまりいないかもです。


    あと、女子中高生向けのピュアな恋愛とかだと、野いちごとかもある気がします。


    エモい系が増えてるって話をサイトで見たので・・・。


    とっても興味深い文章をありがとうございます


    コメント失礼しました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!


  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    2回目のコメントになります。
    (ライト文芸についてお尋ねした者です)
    これで最後にします。

    私も青春を1990年代のラノベとともに過ごした身として、嘆くお気持ち痛いほどわかります。

    その上で、ラノベの売上減少や、少年少女のラノベからの離脱を、行き過ぎた「萌え」への傾倒に原因を求めていらっしゃるようにお見受けします。

    ですが現実として、サブカルチャーとしての「萌え」は20~30年前と比較して驚くほど市民権を得ました。

    街中にはアニメ調のイラストが溢れ、大企業は積極的に萌えキャラを採用し、官公庁でさえ可愛い女の子の絵を使ったばかりに炎上しています。
    Youtubeにはアニメ調の女性アバターを被った芸人が踊り、おっさんのみならず学生までもが少ない小遣いを平然となげうっています。

    以前では考えられないような時代に、ことさら「萌え」だけを悪役にするのは違う気がしてなりません。

    また、タイパという言葉が盛んに使われる現代、手軽に短時間でストレスなく「消費」できるコンテンツとしてのWEB小説と、ある程度の金額を支払ってそれなりの時間を捧げて楽しむ書籍を、同列に扱うのも若干違和感を覚えます。

    売上についても、出版業界全体が低迷しているという現状を踏まえれば、ラノベだけに限った話ではないのかもしれません。

    そもそも、少年少女が楽しめる娯楽の種類が以前と今では大きく違います。
    誰もが同じ番組を見て、同じ歌を口ずさむ。
    「それぐらいしかなかった」時代と、コンテンツが飽和して動画を1.5倍速で見なければ時間が足りない現在を、単純に比較できるものでもないのではないでしょうか?

    そして彼らの財布は常にひとつです。

    使う対象が増えれば、必然的に各コンテンツへの割当額が減少するのは仕方ないことなのかもしれません。

    ラノベの質は確かに「なろう系」の台頭で読むに耐えないものにまで落ちたのかもしれません。
    ですが、レーベルの主催する公募か、出版社への持ち込みぐらいしか手段のなかった昔と違い、簡単に自作を発表できるWEB小説の果たした意義は大きいとも思っています。
    (コミケでサークル活動もしていますので、自費出版のハードルについてはある程度わかっているつもりです)

    繰り返しになりますが、現状を嘆くお気持ち痛いほどわかります。
    より良い未来のために行動しようとした作者様には尊敬の念を禁じ得ません。

    ですが、今が昔と違うからと言って、昔に戻そう!と叫ぶことも、それはそれで違うのではないかと愚考した次第です。

    作者からの返信

    週刊文春の記事は、実は質の低下が原因ではない、と書いてあります。ラノベ衰退の原因は、本来のターゲットではない中年をターゲットにしたから、なんです。参考文献も当たってくれたら幸いです。つまり萌えとか青少年が求めてるものじゃないんですよ。じゃなかったらこんなに児童文学の市場は伸びないのです。つまり、お客様の事を20年も見ずにやってきた結果なのです。
    青少年にラノベを返してあげてください。


  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    衰退したのは単にソシャゲやVtuberなど、ラノベよりも熱中できるモノがあるからではないでしょうか?

    作者からの返信

    第二のラノベ市場のピークが2016年という事を考えると違う気がします。2016年とかもろにソシャゲの覇権の時代ですから。


  • 編集済

    全編拝読させて頂きました。

    なるほど確かにと頷ける点も多く、御論考ぜひ多くのラノベ作者様の目に留まればいいなと思った次第です。

    惜しむべくは、筆致が若干好戦的だなと感じたところでしょうか。
    わかります、これぐらい書かなければラノベ界は救われない、目が覚めないとの使命感に駆られてのことだと推察しますが、文章はより多くの方に読まれてこそかと存じますので、唯一そこだけが残念でした。

    ところで、最近近所の書店で平積みされているラノベ(文庫に限る)の半数近くが、純愛ラブストーリーだなという肌感覚があります。
    ラムネ瓶、天使様、ロシア語デレ、二番目の彼女、義妹生活……等々。
    (悪い意味で)相変わらずな作品も多々あるとは思いますが、これらの作品が台頭していることを考えると、出版業界も(遅まきながら)、いわゆる「なろう系作品」の限界を感じているのではないかと。

    ただ、上に挙げた作品群がどうしても「男性読者に向けた物」であることは否めないため、おっしゃるような女性読者の獲得という点において、救世主たり得ないことは重々承知しております。

    とは言え、スレイヤーズ!やオーフェンはやはり男性が、じゃぱねすくやマリ見てはやはり女性が主な読者層であったことを考えれば、どちらの読者層も掬い上げるような作品やレーベルの誕生は、あまり現実的ではないのかもしれません。

    最後に、メディアワークス文庫などを始めとする、一般文芸レーベルのラノベ化(とは言わないのかもしれませんが)についても、ぜひお考えをお聞かせ願えると幸いです。
    ちなみに個人的には、これらも「ラノベ」じゃね?と思っていたりします。

    駄文長文大変失礼致しました。

    作者からの返信

    だってね……。もう「萌え」ってもう20年超もやってるわけだよ。20年以上も進歩が無かったわけ。その間どうなったかといったらみんな児童文学に逃げるってことになったんですよ。いつかラノベは変わるはず……。みんな私も含めてね20年もの間そう思ってたんです。でも結論から言うとこんなに市場額が激減してるのになにもラノベは変わらなかった。もう本当の意味でのラノベを作るノウハウまでここ20年の間で失ったのでしょう。ラノベを読む期間は一般的に中学2年(14)から大学4年(22)までです。一生涯の間で短いんです。でも、変わらない。だからみんなとまでは言わないがかなりの人がラノベ見捨ててしまった。だって読者ターゲットは中年、下手すると初老になったこどもおじさんの団塊ジュニアですからね。当時30代のこどもおじさんが50代のこどもおじさんにターゲットをシフトさせただけ。同じ世代層をターゲットしている以上何も変わらない。そりゃ攻撃的になりますよ。

    20年って時は長いよ……。生まれた子供が成人しちゃうくらいにはね。

    最後に、ライト文芸はラノベじゃないと思ってます。大衆文学とラノベの間に位置する文芸だと思ってください。「一般文芸レーベルのラノベ化」とはもしかしてライト文芸の事を言ってませんか?あれは読み比べると分かりますがもうちょっと文章のレベル高いですよ。

    編集済
  • まさに男子高校生です。
    近頃、異世界転生やザマァ系やNTRにうんざりしていました。
    筆者さんのおっしゃる通り、もっと、純粋で幸せでどちらかと言えば青臭いような話が増えてくれればと思います。

    作者からの返信

    やっぱり高校生でもそう思いますか?
    90年代のラノベとかライト文芸に逃げた方がいいと思われます。
    ライト文芸は一般文芸、つまり大衆文芸の棚にあります。『烏は主を選ばない』とか聞いたことありますか?そういった本にかつてラノベ扱いだった『十二国記』などが置いてあります。そうですねあとは『卵王子カイルロッド』(富士見ファンタジア文庫)などは復刻してほしいですね。あれが本当のラノベだからです。純粋で青臭い。

  • あとがきへの応援コメント

    ラノベに対する熱い思いが伝わって来ました。

    私自身はラノベに出会ったのは社会人になってからなので、皆さんとはかなり読書体験が違っているかもしれません。
    が、ジャンルは何であれ、中高生に伝えたい物語を書いているつもりです。
    今のところ、中高生らしき人からのコメントはいただいていませんが、いずれ届くはずと思って書き続けています。

    他の作品も読ませていただきます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • あとがきへの応援コメント

    ・で、このあとがきってほぼタイトルしか見てない人に警告するために ~~ そして書籍化作家のスタートはもっと地獄になるんだよ?
    (高単価傾向になっていくのはそうだと思う)

    ・私はね、そういう不健全な状態はどう見ても長くは持たないと思ってるのよ。 ~~ 中学生・高校生のお小遣いで1冊1500円もするライトノベル本買える? 高校生や大学生のバイト代で稼いだお金で1冊1500円もするライトノベル本買える? これに消費税を払うんだぞ?
    (「官需」云々と言っていた事と話、主張が整合しない。)


    全体として何を命題として、メインの主張として書かれたのか、一番な肝心な部分がブレていて何も伝わってこない記事だった。
    「このままではマズい」という筆者の焦燥感だけが、ただただ伝わってくる内容だった。

    作者からの返信

    題名の通りです。いまだにラノベは成長産業だと思っている人が多いからその誤解を解くための「評論」です。

    それとですね、大変いいにくいのですが乱投はおやめください。

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  • 編集済

    らんた氏は書店員の方なのかな?
    書店を救う話がしたかったのか、ラノベを救う話がしたかったのか

    ・だって「限界書店地域」の売上は何で成り立ってます? ~~ 官需と参考書・問題集という学需ですよ。
    (商業、エンタメのジャンルで「官需」という言葉が出てくる時点で終わっていると思います。「官需」を当てにした産業の形態が「不健全」としか言いようがありません。)

    ・カフェ併設タイプ書店はラノベの敵というかラノベ読者層は暗に来るなと言われているに等しい。
    (これはもう差別する側の視点を内面化してしまっているだけです。)

    ・つまりラノベって単に見放されたんじゃない。お客様を敵に回してしまったんだ。こういう時だけ「表現の自由戦士」みたいなの出るだろ? あいつら客だと思う? ~~ 本当の顧客ってどこにいると思う? 子供・学校・親・教師・司書だよ。地方ほどね。
    (そもそも地方の古いシステムの方が、どれだけ持続性があるのか、かなり疑問です。 この「お客様」を敵に回さない本をつくったとして、長期的な少子化傾向にはどう対処するのでしょう。
    らんた氏は「表現の自由戦士」という言葉を蔑称として使用されているようですが、「表現の自由戦士」の方が見込み客や高単価客も含めてよほど「健全」だと思われます。)


    残念ですが児童書市場はここ数年でなんと過去最高額更新です。それは各種の『白書』をご覧になればと思います。

    白書の話は特に否定していません。
    そのデータの解釈が、後半の論の中で、論拠として繋がっていないという話です。
    ラノベの市場を食ったという話の論拠にはなりますが、これからそれが続くかが甚だ疑問です、という話です。
    「官需」云々の論拠にはなってないです。

    作者からの返信

    残念ですが児童書市場はここ数年でなんと過去最高額更新です。それは各種の『白書』をご覧になればと思います。そもそも図書は印税と再販制度で全数把握できる商品なのですから。

  • ・私は気が付いた。ラノベの書き手、実はラノベを買って読んでないんじゃね?
    (可能性はあるが、憶測の域を出ていない)

    ・先ほど悲しいニュースが入って来て~
    (ラノベではなくて書店の問題性の話になっている。 書店は潰れてもマンガは依然として好調らしいしなぁ)

    作者からの返信

    それは電子の話ですよね、漫画。それも一番最初に書きましたよね?

  • 前半は、エンタメとして話を膨らませるのに他の要素などを入れるのは一般論だと思う (成功してるかは分からないけど)

    後半は、「これらを考えたらそりゃ中高生女子の読者は今の異世界恋愛ものに怒るよな」
    これに関するデータとか詳細が欲しかった

    作者からの返信

    出てますよ、データ。「女子高校生」で読みたい本になろう系は1つもないでしょ?

    ※膵臓は確かになろう発だが「なろう系」ではない

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