応援コメント

ライト文芸年表」への応援コメント


  • 編集済

    ・「時をかける少女」(筒井康隆)
    ・「クラインの壺」(岡嶋二人)
    は一般的にはラノベ扱いになっていると思われますが、ライト系レーベルからの再販は無かったんでしょうか?

    作者からの返信

    【全面改稿済み】
    「『時をかける少女』はラノベに出来ない」という結論になりました。
    学研『高一コース』・『中三コース』連載作品(1966)→書籍化(1967)
    1:ラノベレーベルの無い時代に発刊してる
    コバルト文庫が1975年で朝日ソノラマも1975年ですよね。でも時をかける少女はそれよりもはるか前の1967年。いくら中身がライトノベルでも時代が早すぎる。日本に「ジュブナイル文学」という概念の無い時代にラノベ認定をするのが無理がある。
    2:これ認めたら他作品も「ラノベ」になっちゃう
    『百億の昼と千億の夜』(1965:光瀬龍)などのラノベという概念無い時代の作品がSFラノベになっちゃう
    3:1974年以前の『高一コース』や『中三コース』などに連載された作品が全部ラノベになる。ラノベレーベルじゃないのに。学習雑誌連載は学習雑誌連載小説と判断する。
    4:まだ中卒が大量に集団就職している時代で「青春時代」が実質ない人たちがまだ大勢いる時代だから。1964年の中卒就職率は約50%です。

    念のために言うけど『時をかける少女』は高確率で中身ラノベです。
    『ぼくらの7日間戦争』は1984年刊行だからラノベ史に「ラノベとみなす」と記述できたけど1967年の作品に「ラノベ認定」はできない。
    つまりあまりにも出すのが早すぎた。筒井氏はそこまで天才作家何だという結論に至った。

    難しいお題だったけどご質問ありがとうございました。お返事に1日かかったことをお許しください。「クラインの壺」(岡嶋二人)は「大衆文学」ではないかと。

    編集済
  • コバルト文庫は名作ばっかですよねー。

    作者からの返信

    そうですね。