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  • 興味深いデータの話だった。

    ただ結論部に関しては、単にある程度ラノベとかを通ってきた30前後 (以上?) 向けに最初から書かれていると思う。世界観自体がテンプレドラクエ? フォーマットであることが多いし。

    あるいは、中年云々に関しては書いてる方も読んでる方も両方かもしれない。今の情報環境で「発信者」と「受信者」を分けて考えるのはムズイと思う。

    作者からの返信

    たぶん、ですがまだ中1~中3では「発信者」ではない。まだ中3の学力ではいくらラノベと言えども小説を書くのは難しい。まだまだ常用漢字を覚えるので精いっぱいのはず。

    嘘だと思うのであればラノベに出る常用漢字が読めるかどうかテストしてみるといい。そのために漢字検定という試験がある。そして漢字検定の結果は残念な結果となっている。

    残念だが、中学生は童話はともかくまだ「書き手」にはなり得ない(高校生だって学区のトップ校の文芸部に居てやっと書き手に回れるかどうかって感じだ。そんなものは全高校生の数%でしかない)

    したがって中高生の場合は圧倒的に「受信者」、つまり「消費者」と考える。

    この「章」はあくまで中高生の消費動向かつラノベの主要読者層である中高生を調べたものである。じゃあ30歳以上はどうなのかというと残念なかなもうこの年齢になるとかなりの確率でラノベ本は買ってないよ。たぶんね。

    編集済
  • この記事を読んで、逆に「あしたのジョー」などの昔から、大学生や大人までターゲットにすることに成功したマンガというメディアは日本の娯楽の王様なのだなと感心した

    作者からの返信

    そうですね。本当そうです。そこが「漫画」との決定的な違いですね。

  • あとがきへの応援コメント

    2000年代前半、ちょうど萌えブームが入ってきた辺りに中学生で、富士見ファンタジア文庫のラノベに目を輝かせていた私には衝撃の内容でした、と言うと白々しいですね(笑)
    当時のラノベは楽しかったのですが、中学生なりにも萌えという言葉で濁される性描写や半端な暴力描写に苛立ち、今は亡き朝日ソノラマ文庫の吸血鬼ハンターDに感動しました。
    (萌えは萌えで大好きですが、主としてラノベに求めない感じです)
    私の場合は極端なきらいはあるものの、中高生の当時からしてラノベに求めるところは「ほんの少し背伸びした先の景色」でした。
    私は趣味の物書きとはいえ、初心というか原風景というか、いささか以上にかすんでいたところにこちらを読みまして、探し物を見つけたような心地です。
    本当に語りたい夢を書いて、喜ばれる事が作家の幸せであり、誉れだと再認識しました。

    長くなりましたが、素晴らしい著書です。
    より多くの書き手に読まれますよう祈っております。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    ちょうどそのころは萌えが珍しく私も一過性のブームで終わるだろうと思っていましたし、そんなもんだろうと歓迎さえしてました。しかし2007年頃から「いつまで続けんだよ」と呆れてきて2009年頃には「萌え一色」になりラノベから完全に離れていきました。まさかそれが20年以上も続くとは思っても居ませんでした(厳密には「萌え」は2012年頃から異世界転生ブームの付属物になった。特にハーレム系の)。ちょうどこの頃リーマンショックと東日本大震災で「第二次氷河期世代」が誕生しました。俗にいうゆとり世代です。ゆとり世代は社会に出るとゆとりある人生とは程遠い人生となりました。つまりWの世代から支持されたのです。

    萌えブームが2002年頃から始まったという部分が超重要で要は氷河期世代の大人の社会人……つまり大人なのに大人になれない非正規雇用者や名ばかり正社員の「慰め」(当時は「癒し」と言ってました)としてのブームでそれしか知らない人が出版社の編集部などにまで入って半・永久ループに入ってしまったと考えるべきです。つまり中身は「退化」したのです。なぜなら中高生が本来求める物語とは成長譚だからです。

    しかも「過激描写はいかん」と攻撃すると「表現の自由戦士」に変貌するのも彼らの特徴です。デフォルト化した証拠です。

    非正規雇用者・名ばかり正社員のまま10年以上も経ると……元祖氷河期世代は自分の人生の破滅が見えて来てそれが異世界転生ブーム、つまり「人生を別の世界でやりなおしたい」という願望とのセット販売にラノベが変遷したというのが真相なのかも。しかもその転生先の世界が古臭いコマンド制RPGの世界(=自分の青少年時代の唯一の戻りたい青春の記憶そのまま、女性の場合は主に少女漫画の世界か?)そのまんまということで受験勉強と部活とアニメ・漫画・ゲームしかしてこなかった、出来なかった受験戦争氷河期世代の悲哀や悲鳴が伝わってきます。要は日本という国は教養教育や文化教育すらも敗北したからこんなことになったのでしょう。だから今から7年ほど前から当時の少年・少女たちはそういう大人たちを見てラノベを見放してきたのです。

    「これは僕たち・私たちの物語ではない」と。

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

    今のラノベ読者層の30代、40代女性です笑

    普段はあんまり感想残さないんですが、凄い共感してしまって思わず書いてます。

    10代の時、コバルト文庫読み漁ったなぁ…でも、お小遣いでは、全部は買えなくて、本当にお気に入りの物だけ何種類か集めてました。

    あの頃は携帯もガラケーだったし、ネットの小説もまだあんまり出てなくて、二次創作が主流でしたし、沢山沢山紙の本読んでました。

    今の子達は活字離れがって言いますが、読みたいものが少なくなってきたのも一因なんでしょうかね。
    そう思うと寂しい気持ちになりました。

    とても面白かったです。
    乱文失礼しました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • あとがきへの応援コメント

    なんとなく音楽のジャンルが高年齢化・高級化していく流れと似ているのかな。
    ジャズはそうなったでしょ。
    クラシックはもっと前にそうなった感。

    声楽の世界で奮闘してきて、まったく需要がないな、と思わされた立場からすると、ラノベはまだまだマシに見えるので、ここらへんで踏みとどまってほしいですけれどね。

    『ぼくらの7日間戦争』ってあれ、ラノベだったんですね。
    高校の時課題図書にされて読みました。
    時代遅れのくせに軽いノリでうんざりしたのを覚えています。
    男子だけが戦って、女子は後方からの援助のみって、いつの時代の話? って思ってしまった。
    ジェンダー感覚が古すぎて読めなかった。

    三島由紀夫の『金閣寺』なんかも課題図書でしたが、こちらは昔に書かれた雰囲気は伝わって来ても、そこに描き出された感情はあまりに生々しく、決して時代遅れじゃなかったんですけどね。

    作者からの返信

    どうなんだろう?J-POPって高級化してるのかな?
    僕らはビーイング系や小室系で育ったけど
    むしろここ15年のJ-POPは瀕死になってる気がする。特に握手券商法で。コロナ禍で握手券商法はやっと下火になったけどJ-POPの復活の兆しが見えないし高級化も見えない。

    それどころか音楽はサブスクで1曲当たりの価格がタダ同然の方向に向かってる気がする。つまりラノベとは逆になってる気がする。

    編集済

  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    朝日ソノラマ文庫で妖精作戦とか笹本祐一氏の作品が登場した頃がラノベと呼ばれる作品の走りだという話を読んだ事があります。それまで、なんらかの能力や使命を持った少年や少女が主人公をはっていた世界のなかで、主人公がただの高校生で、なんの力もなくて、ただ女の子を救いたいという心意気だけで周りを動かして話を進めていったところが、ラノベのスタートだったという話だったと思います。

    ラノベの芯は、少年と少女が出会って、一夏の冒険を繰り広げて、家路に着くというものではないか思っています。エロは、主人公達に対する誘惑や罠であって、それが主なテーマになったら、ジャンルが違うので、お客様は買わないような気がします。

    早速の調査ありがとうございます。

    作者からの返信

    情報ありがとうございます。調査を開始します。  

    ※追記:調査をしたところ妖精作戦は1984年でキマイラより2年遅いのでちょっと違うかな?と思います。

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

    一気読みでした。
    正直感服いたしました。評論ってこういうものをいうのだと思い知らされました。
    統計やデータをしっかり持ってきてそれについて自身の考えを述べられており、
    とても興味深く、納得のいく内容でした。
    心からこの作品に出会えてありがたい時間を過ごさせてもらえたと思いました。

    あとがきまで読んで感じたのは筆者さまの書籍や出版業界に対する熱い思いで、
    本当に本がお好きな方なのだなと感じました。

    私自身も二つほど長編に挑戦してみましたが、一方は本格ファンタジーで、
    一方は転生ものです。正直、転生ものの方が数字は伸びる結果となりました。

    この両作品はなろう様にも投稿してみたのですが、やはり結果は転生ものの方が伸びはいいようです。

    とは言えどちらもせいぜいPV5桁というところですから、もっと数字を出される方からすれば誤差の範囲とも言われるレベルかもですが、
    どちらもほぼ同時期に書いているもので、
    文章や構成などにはほとんど差がないと思われますので、
    やはり、数字の伸びやすさという意味ではそうなのではないかと思う次第です。

    ですが、もし後世に残し、読んでほしいのはどちらかと問われれば、やはり、
    「リセットボタン」
    のない物語を読んでほしいと思うのが本心です。

    ですので、趣味で書いているのであれば、
    書きたいものを書く、伝えたいものを書くという強情でいいのではと思うのです。

    いえ、むしろ書きたいものを書いていていいのだというエールにも聞こえました。
    とても勉強になりました。ありがとうございました。



    作者からの返信

    いいえ、こちらこそ!

  • 面白かったです。こんにちは。

    エロはいらない、私もずっと思ってました。エロが見たければそう言う本を買う。なんで今こう言うのが流行っているんだろう? って。

    大人向けに作っているからエロが蔓延ったり、転生物がいまだにはばをきかせているんですね。なるほどです。

    趣味で書くのが好きなので、書いている一人ですが、このエッセイは興味深かったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

  • とても勉強になりました。
    サクッとしたものが読んでもらえる。そして、サクサク感の前に奇抜なアイデアとエロ要素があったほうが売れる、と見込んだ先に、いや、それなら漫画の方が良くね?となってしまう。そしてアイスクリームのごとく溶けて消えていく作品たち。。。

    小説ならば、他の媒体にはない魅力を出していかないと、結局は衰退してゆくのかもしれないですね。参考にさせていただきます。

    作者からの返信

    いえ、今の中学生はかなり児童の世界に居てピュアなんですよ。ズバリ、エロなんて求めて無いんです(それならば「なろう系」のコミカライズが売れなければ。打ち切りになるということはなろう系コミカライズも売れてないんです)。拙著で紹介したように読売新聞調査を見れば判る通り今の中学生は小学生と思考・志向が大差ないんです。
    そして、今の高校生の女子もズバリ、エロを嫌います。判らないのは遠い昔に中高生だった人だけなんです(高校男子は高校2年あたりからわりとエロを好みます)。

    筆者……ここからは邪推ですが「つまり、今の子供は思春期の到来が遅れているのでは?」と思います。

    ただ、「小説ならば、他の媒体にはない魅力を出していかないと」というのは本当でたぶんですけど「ステータス、オープン!」みたいなのはたぶんリアルな中高生から嫌われてますよ。「バカじゃね?」って。

    ご参考になれば幸いです。

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

    本の値段は盲点でした。
    手持ちの講談社X文庫を確認してみたら、税込480円。
    最近のライトノベルは税別1300円。下手すると3倍以上のお値段……これは買えない!

    あと、ライトノベル。地味に重いのが問題かも。
    文庫本なら鞄に入れて学校に持って行って、休み時間に読める。
    ライトノベルを学校に持っていくのは、正直無理。大きさが邪魔。

    スマホばかり見てる、と言われがちですが。
    持ち運びしやすい文庫本で新刊が出ないのも、紙本離れ理由かも。
    本屋でその場で選んで買うには、ノベル(1500円以上)は重過ぎるので。

    作者からの返信

    うーん、それだと物理的にヘビーノベルですね。

  • あとがきへの応援コメント

    昼休みに一気読みさせて頂きましたw
    仰るように昔のラノベもそうですが、歴史・SF小説も500円未満の文庫版が、
    それこそ駅ホーム上のキオスクなどでも購入できていましたが、
    今じゃ500円未満の文庫も、書店以前にキオスクも無いですからね。

    作者からの返信

    あー、無いですね。

  • 大変勉強になる内容でした。
    時々、思い出したように書いている趣味物書き人ですが、本来は「子どもたちに読んで欲しいなぁ」と思っていたのに、いつの間にかポイントを追いかけるようになってしまいました。
    作者様のおっしゃる「お客様の敵」になろうと頑張っていたんですね。
    反省しきりです。

    作者からの返信

    例えば「NTR」とか子供は読まない(読みたくない)んですよね。そういうのがもうラノベの書き手側がマヒしちゃったんですよね。たぶん今のラノベ書きが80~90年代に発行されたコバルト文庫とか読んだら仰天するだろうし90年代の電撃文庫とか読んだらたぶん仰天するでしょうね。実は性的描写ってほぼないんですよ(あっても過激にしない)。それが突如2002年頃に「萌え」ブームが始まってからラノベ文化に異変というかダメになってきて王道ファンタジーとか王道学園ラブコメも廃れてしまったんです。

    一番仰天する部分は当時だと「SF」ラノベジャンルが普通に生きてたことでしょうね。ロボット系とか宇宙系とか生物系SFに書き手(WEB上の読み手も)が興味を示さなくなったのです。そもそも異世界転生する先ってだいたい中世風世界じゃないですか。完璧に書き手が過去を向いてる証拠なんですよね。なぜ未来に転生して「未来は明るい」とか書けないのでしょうね。

    だからもう20年ずっとラノベって子供・親・教師・学校を敵に回してしまいましたよね。

    そしてこの20年というのがポイントで評価する側も評価される側も「オタク」文化にどっぷり漬かってるせいで一般読者層が見えなくなってしまったというのがおそらく真相なんでしょう。

    だから従来居たラノベ読者層は児童文学やライト文芸に逃げた……。それが真相なんでしょうね。

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

    大変、興味深い考察と分析で良かったです!


    80年代については
    朝日ソノラマ文庫やDシリーズやトレジャーハンターシリーズの菊池秀行先生も良かったですね。

    あと、80年代の大ヒットアニメの小説化はラノベの中に入るような気がします。

    しかし、今のティーエイジャーは古書店で昔のラノベを買う楽しみがありそうな感じがする。

    WEB小説はスナック感覚で読めるものが多く楽しいです。
    また、その中でも読み応えの在るものも多くあります。



    作者からの返信

    古書店どうなんだろうなぁ
    俺90年代のラノベを探したけどもう古書店には目当てのものが無いんだよね
    古書店は古書店でネットフリマに駆逐されて行ってるから

    つまり新刊本を売る書店の危機って当然次に襲い掛かって来るのは古本屋なんだよね。

    私は本を手に取って探すという楽しみを無くしてほしくないなあって。

    編集済

  • 編集済

    あとがきへの応援コメント

    ここまで何度か見返すほど読ませていただきました。

    ラノベを子供の手に返して欲しい、本当に切実な願いが伝わってきます。かくゆう私もそうです。趣味でも本気でも何かを書こうと思うきっかけは、おそらく多くの人々より評価を得た大作や良作から影響を受けているはずです。そしてそれらには間違いなく作者からのメッセージや魂がこもっていました。次代に伝播する熱意となるほどに。

    ここ数年の粗製濫造のWEB界隈を見て、夢があると感じる者は間違いなく減少し続けています。きっと中には往年の大作に匹敵するものもあるのでしょうが、あまりに大きい波に飲み込まれ波紋すら伝わってきていないのが現状でしょう。

    ここまで言っておきながら、私はWEB小説という文化はとても良いものだと思います。誰もが創作し、試行錯誤し、倫理観に大きく振れない限りは自由が保障されています。実に素晴らしいことです。しかしながら自由には責任が伴います、次代に文化を繋ぐという責任が……。

    いきなり長文失礼しました、我々の憂いが少しでも晴れることを祈っております。

    作者からの返信

    そう、大事なのは、少年・少女の夢

    編集済
  • 学校界隈で生計立ててると分かるけど、店開けなくでも地域の学校に教科書卸してると、それだけで食っていけるという事実。

    作者からの返信

    です。

  • 原作一巻打ち切りなのに漫画の話きたことあるぜッ、ひゃっはー(*'▽')

    作者からの返信

    本当にそういう話が来るんですね!責任とか何も感じてないんでしょうね。

  • 供給過多で爆死した作家もどきがここに(*º▿º*)

    作者からの返信

    ようこそ!

  • ここまで読ませていただきました。
    なるほど、と確かに、の連続で面白かったです…!
    言われてみれば、私も書き手の端くれですが別に買ってまでラノベを読まないなあと思いました。
    表紙の雰囲気もですが大人になってあんまり可愛い感じだと手に取り辛いものがあります笑

    大変勉強になりました!こちらの作品を通して、青少年に対して恥ずかしくないものを作りたいなあ、と思いました(*^^*)

    作者からの返信

    こちらこそありがとうございます!

  • 山田さんの所から来ました。

    90年代後半に中学生でした。
    スレイヤーズに大いにハマりました。
    女子も男子も読んでましたね。

    高校に入って、ラノベより一般書籍(宮部みゆき、司馬遼太郎など)のほうが面白くなってラノベから離れました。

    大学に入ると音楽活動を初めて、本から離れました。

    スマホを持つようになってまた、漫画を読み始めたという世代です。
    つまり、おっしゃる通り漫画は電子ですね。

    しかし。
    中高時代、ラノベにせよ一般書籍にせよ、すべて図書館のお世話になっていました。
    いや、幼稚園・小学生からずっと、かな。



    Web作家はユーチューバーのように「広告収入モデル」に移行するのかな?
    私はブログの広告収入でちまちま、小銭を稼いでいたことがありますが、
    アルファポリスのほうが稼げるかな、くらいでした。

    ちなみに食うための職は、アフィリエイト系サイトを複数運営するWebメディアの編集者です。
    つまり広い意味での広告収入。
    すごい売り上げですよ。企業なので当然ですが。

    物を買わずにシェアする時代だし、本という形あるものを買って本棚に並べる時代が終わりに差し掛かっているのかもしれません。
    音楽や映画はずいぶん前からサブスクだし。
    車すらカーシェアリングとか言われてるし。
    なんて思いながら読んでいました。

    作者からの返信

    「広告収入モデル」……。どうなんでしょう。ラノベの市場規模ではたぶん成り立たない気がします。※個人的感想です。

    編集済

  • 編集済

    怪盗クイーン、懐かしいなあ。中学生の頃読んでいたなあ。はやみねかおる先生の本ですよね。
    この衝撃記事読みました。Twitterで何の気なしにシェアした記事が1万2千インプレッションがありました。
    あまり普段はライトノベルを読まない純文学好きですが、この記事は衝撃だった。
    どうなってしまうのだろう。

    すみません、文春の記事がです!
    勘違いさせてすみませんでした。
    素晴らしい記事でした。

    作者からの返信

    お読みくださいましてありがとうございます!

    編集済
  • とても面白かったです!レビューにも書かせて頂きましたが、現実に沿い的を得た非常に興味深い作品でした。読めてよかったです。ありがとうございます。

    作者からの返信

    いえいえ、お礼を言うのはこちらの方です!ありがとうございます!

  • そういえば図書館で今時のラノベはほぼ見かけませんね(^^;
    この手のティーンズ系の文庫(コバルトやスニーカー)って自分が現役時代の高校の図書館にはそれなりにあったんですが……むしろそこで出逢って自分でも買い出したりとか。今だとジュニア文庫やライト文芸がその役を受け継いでいるのかしら。
    ラノベもせめてカバーをリバーシブルにするとか……(おぃ

    作者からの返信

    ライト文芸ってほぼほぼ大衆文学ですから要は80年代に戻っただけなのでは?児童書の次はいきなり大人の世界という感じの時代に。

  • 確かに大人は待とうと思えば待てる……んだけど……流石に四半世紀も待たされるのは想定外でですね……H浦先生?

    それはともかく。昨今のラノベ市場ってかつてのWJの"アンケートで順位落としたら10週で打ち切りゲーム"をまるっと市場でやってる感はありますね。粗製濫造と薄利多売の挙げ句に市場ごと"打ち切り"にならねば良いのですが……。チャンスを広く開放するという点は評価できるので、もそっと上手くじっくりと作家を育てる手段だか方法論が確立できることを切に願う次第。

    作者からの返信

    市場額が思ったよりも落ちないのは文庫ラノベ市場が壊滅してるけど、一般書サイズのラノベが1200~1700円(文庫の約1.5倍、下手すると約2倍の額)で売ってるからですよ。むしろ高級ラノベをごくごく一部の層に売ってるからラノベ市場がしぶとく生き延びてるんです。これが機能しなかったら私が2019年時に「note」で書いたようにもうラノベ市場は壊滅ですよ。だって文庫市場はとっくの昔に壊滅してるんだし。つまりオタクの中でも熱烈な支持層が子供では買えないだろうなという価格の本を買い支えてるだけなのでは。こういうのを「推し活」と言うのかな?そこまでは2019年当時の私は分析出来なかったですよね。

    でもね、これたぶん無駄なあがきですよ。たぶん。コア層にすり寄るってことは大多数に見放されてる証拠ですもん。

    編集済
  • ざっと内容見た感じで女子の精神的成熟ぶりがもうね。対して男子ェ……男は永遠の少年とは言うものの……いい歳してラノベ書いてるオッサンが言えた義理じゃないのだが……ほぼ中学生vs小学生的な感じですな(ーдー;)
    ランキングの作品は最近よく見かける(書店に背が並んでる&平積みされてる)タイプのですな。"ライト文芸"なのは"ラノベ"より意識高い自負があるネーミングなのかしら。
    実質、ガチの"ライト文芸"は半分くらいで、後は一般作の比較的ライト寄りの作品といったところですね。ハリポタも基本設定だけ見ればかなりのなろう系ではあるし。10位の瀬尾まいこなんかはむしろ試験問題や教科書から来た勢の票かも?

    作者からの返信

    今の中学生がまだキッズの世界に居るだけで高校からぐっと大人になりますよ。高校から読まれる本が「転スラ」とか「とんスキ」になるんです。タイトルにもある通り「10代女子と中学生男子からラノベは見放された」と確かに私は書きましたが高校1年男子、厳密には高校受験付近(中3のラスト付近)から今の男子はいきなりラノベ特になろう系に目覚めます。つまり高校受験直前・直後で彼らの大半は人生の破滅フラグが立つから「チート」アイテムが欲しいのです。

    つまり男は従来の3年遅れでラノベ市場に参入してきます。じゃあ女子はいつごろからラノベ市場に参入するんだろうって事ですがたぶん23~25歳ごろですよ(従来の約10年遅れでラノベに参入)。つまり女子の場合は社会という残酷なものを見るようになってから婚約破棄と溺愛に目覚めるんだと思います。まさかの「幼稚帰り」が女子に起ってると邪推の域は出ませんが私はそう考えます。女子にとっての最難関である「結婚」に躓くんだろうと思ってるんです。それと「職場」ね。

    だって溺愛って「安心できる保護空間」じゃないですか。

    なお
    馬鹿王子→現実の夫
    溺愛王子→理想の夫
    とすら考えます。婚約破棄というのは下手すると「バーチャル離婚」を楽しむ場なんだと。

    編集済

  • 編集済

    ラノベが若年層に見放されたというか、むしろ原点回帰しただけ、みたいな?
    ラノベの源流のひとつ、YA=ヤングアダルト小説がそれ以前の通俗小説~中間小説から時代を経て若年層向けに先鋭化したように、そもそもラノベというジャンル自体に対象読者が高齢化する因子を孕んでいるのかも知れませんね。
    それこそかつては子供の読む物であった漫画が次第に対象年齢を上げて行き、遂にはコロコロやボンボンといった原点に回帰したように。ジャンプも昭和晩期~平成初頭(スラダンやCH)が結構高齢化していて、主役がそれまでギリ少年向けだったDBからワンピに交代した辺りから原点回帰に舵を切り直した感じはありますね。

    はやみねかおる先生、お懐かしや。一般向けの新作もたまーにでいいから出してくれないかなー……虹北恭助とか。

    作者からの返信

    ん~?そうなのかなあ?
    YAの代表格コバルト文庫って1976年創刊なんですよ。これがラノベ元年です。ラノベ元年が1990年とか大嘘です(それは男のラノベ元年でロードス島戦記が出たとき)。それより前の1975年以前の時代を僕は知らないのでうかつなことは書けません。


  • 編集済

    先日は、私のエッセイ『古希過ぎて、何が悲しくてライトノベルか……』に★をありがとうございました。

    我が家の高校1年生の孫の本棚には、東野圭吾・ハリーポッター・十二国記・かがみの孤城が並んでいます。乙女ゲーム・悪役令嬢・追放・ざまぁとかいう言葉を、たぶん孫は知らないと思います。
    4年前にカクヨムで小説を書き始めた時、30歳を過ぎた人たちが10代の少年少女を主人公にしたライトノベルを書き、それをまた30歳以上の人たちが褒め合って読み合うという現象が不思議でなりませんでした。その不思議を『古希過ぎて……』でゆるゆると書きたいと思っていたのですが。らんたさまのエッセイを読んでその不思議の謎がわかったような気がしました。

    作者からの返信

    お読みくださいましてありがとうございます

  • 学生です。かれこれ10年以上ラノベもなろうも愛読してます(なろうの方が利用歴半年くらい長い)。なろうは初めて見た時は目新しく面白かったんですが、同じような設定の作品ばかりずっと読んでいると飽きてくるんですよね。なので、商業ラノベを購入する時はなろう系を外して目新しい作品を購入してます(大体打ち切りになるわけですが)。
    人は慣れる生き物で同じ刺激ばかりだとつまらなくなっちゃいますよね。専門ではないのでこういう場合に言えるかはわかりませんが、心理学では「馴化」というそうです。刺激を求めるための娯楽なのに刺激に慣れるのは致命的ですよね。
    なろう作家はPVを稼ぐ目的のためか跳ねた作品の模倣をするわけですが、その行動が皮肉にも刺激に慣れさせてるんだろうな、と思います。出版社もそれに迎合し、保守化しているのも問題の一端だと考えているので、プロの目線で評価してほしいというのは同意見です。

    作者からの返信

    「馴化」ですか……勉強になります!

  • 漫画もラノベも連載をするのは一緒なのに、漫画に比べてラノベが売れない根本の原因の一つに本の大きさもあると思います。はっきり言って、ハードカバーでB5サイズの本なんて大きくて場所とるし、重いし、1ページの文字の量も多く、カバーも固くて意外と読みづらいしで鞄とかに入れてちょっとした時間に読むなんてことにならないからわざわざ買おうと思わないです。あと、ストーリーにも問題があると思って、例えば何故かモテる系では本当に読みたいのはいかにしてモテるようにするかなのにモテることが前提だったり、つえー系では一回強くなるとあとは全部主人公がチートで解決して終わりで、同じ強さの敵に頑張って勝つみたいなのがなくなって毎回話題は違うけど解決方法は結局同じなことが多いし、学園ものに至ってはあまりにも現実離れしすぎてて、現在進行形で学校行ってる身としては、違和感しかなさすぎるから中途半端に毎日更新してる人気な人より拙いけど現役学生が書いている文章の方が最近面白いと感じます。長文失礼しました。

    作者からの返信

    判ります。最近のラノベは大きすぎ

    編集済

  • 編集済

     初めまして。本作を第1話より興味深く拝見させていただいてます。あらかじめ、〝長文気味〟失礼します。

    >ラノベというジャンルを書く人が居なくなる。

     これ、当たってます。実際に〝数字〟が出ているからです。
     『電撃大賞』。ラノベ書きなら『ぜひともここで受賞したい』という〝賞〟ですが、第30回(つまり今年)からカクヨム経由でも応募できるようになりました。規定の文字数さえクリアしていれば『第30回電撃小説大賞』というタグをつけるだけで応募した事にできる。しかも今回に限り『文字数オーバーでも18万文字までの範囲で選考するよ』というガバガバのルール。

     『第30回という節目でもあるしこのガバガバルール、きっと空前絶後の応募数になるに違いない』と密かに思っていました。というのもタグを付けるだけで〝応募〟できるため、過去の落選作をほんのちょっと改稿しただけのものを4作も、他ならぬこの自分が〝応募〟しているからです。いわゆる〝使い回し〟というやつです(新作と言えるものは別に2作応募)。同じ事はきっと他の応募者の人もやっている筈です。

     ところが蓋を開けてみたら『第30回電撃小説大賞』の長編の応募作品数は3,329作品止まり。確かに『第29回』の長編の応募作品数3,041作品よりは増えているけれども、伸び率はこの程度。タグを付けるだけで応募した事になるのにこの程度しか伸びていない。正直拍子抜けです。

     そこで『電撃分析』というサイトで過去の応募数の最大値がいつだったかを調べてみました。(公式ではなく私設のサイトのようでしたがその数字を信用してみました)
     そのピークは丁度10年前、『第20回電撃小説大賞』の4,576作品でした。10年前ですから当然2013年という事になります。(この『第20回』は短編含む応募総数も史上最高で6,554作品も応募があったとの事)

     本作第1話にこんな一節があります。
    >文庫ラノベ市場に限ると2012年の284億円をピークに、2021年には123億円と実にピーク時の半減以下という悲惨な結果となった。
     2012年が売上ピークなら、『ラノベは儲かるらしい。なら俺もいっちょ』と、翌2013年の『第20回電撃小説大賞』の応募総数が史上最多を記録したのもストンと合理的説明がつきます。

     応募総数までもが右肩下がりで、『これではいかん』と、タグ付けるだけのカクヨム経由での応募も認めたのに応募総数は10年前に遠く及ばない。業界最大手の『電撃大賞』でこれなら他の賞は推して知るべし。ラノベは売上だけでなく〝書き手〟さえも右肩下がりで減っている。
     この理由は一つしか考えられません。『ラノベは儲からないらしい』、と思われ始めている。〝儲からない〟はイコール〝読まれない〟という意味になるので応募側も『競争相手が減ってくれた。しめしめ』とはならない。受賞しても〝儲からない〟のでは〝いったい自分は何をしているのか〟と。

     あまりに長文になってしまったのでここら辺りで〝締め〟を。あなたの分析、間違いなく当たってます。

    作者からの返信

    応募数という数字は盲点です。大変貴重な情報ありがとうございます。

  • >貴重な勉強時間や部活の時間を削ったうえ
    分かる~
    新刊を大人は一年待てるけど、子供は半年が限界だろうな~
    なのに、コレだ! って買った本が打ち切りだって知ったらホントちゃぶ台(もう無いけど…)ひっくり返したいだろうな~

    作者からの返信

    本当ですよね

  • もう手遅れな気がします。
    「かいけつゾロリ」の後、読む本がないんですよね。
    うちの子たちも中学生になてからぱったりと本を買わなくなりました。勿論、乙女ゲームものも追放ものも読みませんね。

    多分、お金落としてる30代以降に合わせて出版されていて、書く方も結局そこに合わせて書かないと読まれないという悪循環。
    書きたいもの書いても読まれないですからね。

    作者からの返信

    やっぱりそうなんですね

  •  元々、漫画に比べれば、とても小さな市場。それでも、激震が起きているみたいですね。興味深いです。
     心配なのが、アニメ化ですかね。3年後には、ライトノベル原作のアニメがなくなってしまいそうです。

    作者からの返信

    アニメ化ですか……。そもそもラノベ原作のアニメってだいたい深夜で視聴率0.1%~0.5%の番組ですよね?それって放映する意味ってあるのでしょうか。私は無いと思います。私はアニメーターの激務などを考えると無駄にアニメ化しないようにしてほしいと思います。もっとちゃんとした待遇で大作に携わるべきと考えます。


  • 編集済

    面白いですね。
    逃げたというより、児童文庫は小学生の4年生以上をターゲットにしています。長く読んでもらうために、出版側もシリーズ化を考えて刊行しているので、小学生から読み始めた子は中学になっても読み続けるわけです。
    もともと、児童書とラノベを読む間のものをということで、児童文学ではなく、読みやすい児童文庫を増やしてきました。
    女子が読むことが多く、なかなか男子は読まない傾向があったため、朝読書で読んでもらうべく、5分間シリーズや、変な生き物、ざんねんないきもの、ふしぎや駄菓子銭天堂などが刊行され、読まれるようになってきた感じです。

    ラノベは2000年代がピークで、2000年代後半に、異世界転生ものが出てきてから、人気が異世界転生ものに流れていきます。
    当時、出版界が赤字でラノベだけが好調だったために、いろいろな出版社がラノベに参入していったのです。いろんなレ―ベルが立ち上がり、児童文庫もその流れで、レーベルが増えていきました。

    ただ、流行ったのはラノベから派生した異世界転生ものだったので、2010年代に出てきたレーベルの多くが異世界転生ものを扱うものばかりになっていったのです。

    少女小説の衰退は90年代くらいに起きてて、2000年代の10代はケータイ小説に流れていました。
    少女小説で有名なコバルト文庫が二十代の大人が読むようになったといわれたのが、2000年代。それ以降は大人の女性がラノベ、BLや異世界ものを読み、2010年代からでてきたラノベより派生した、ライト文芸やキャラ文芸などを大人の女性が読むようになっていくのです。

    学校の図書館に入れている小説には、ラノベや異世界ものもあって、読まれているようです。

    とはいえ、異世界ものを好んで読んでいるのは、子供ではないですね。
    いまの10代20代の遊んでいるゲームは、異世界転生ものに登場するような異世界ファンタジーではないですからね。マイクラやフォートナイト、ポケモン、あつまれどうぶつの森、マリオなどですから。異世界転生ものに登場するモンスターの類がわからないので、読んでも理解しにくいのだと思います。
    そういう物が登場しない、「本好きの下剋上」や「薬屋のひとりごと」などはまだ人気はあるようです。

    子供が読まれない異世界ものを大量生産していては、衰退すると危惧されるのは正しいです。

    作者からの返信

    勉強になります!

  • 中々面白い考察ですなー
    でも出版社側も多分に中高生はそこまで意識してないでしょうね、金雄としてるかどうか見え辛いから
    やっぱ一部の富豪^p^な腐女子、自分の様なロリコン^p^おっさん読者のが判り易く金を落としますしねー

    中高生が青い鳥文庫などに逃げた、というか、どっちかといえば本じゃないとこに逃げたといった方がいいかもですね
    漫画アニメ全般に鬼滅とかのメガヒットとまどかとかの中規模ヒット系に集まって、すそ野を広げ過ぎたなろう系は1つ1つが一昔前のエロ漫画コミックスくらい(下手したら1000部以下)しか売れてないのかもですな

    作者からの返信

    どうなんでしょう?
    でも文春だから、僕よりは信頼性ありますよ?