真実のキスになれなくて

高校生になった行村真由には生まれてこの方、人の顔が見えなかった。
彼女の目には人がのっぺらぼうにしか映らず、自身の顔も見ることはできない有り様。
母の顔を見て気絶したこともある彼女は、ある出来事がきっかけで自分の顔が見えるようになったが、翌日にはまた見えなくなっていて……

ある意味ホラーな世界に慣れてしまった普通の女子高生(前世の記憶有り)と、顔がない男の子の馴れ初めとそれからのお話。

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※主人公には顔がありません。顔なし=のっぺらぼうと表現しています。
※主人公の視点で話が進むため、ほとんどの人にも顔がありません。
※顔がないという特異な設定なため、苦手でしたら自衛をお願い致します。

この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。