第54話 義景、旅立つことへの応援コメント
恨みを携えながらの旅立ちとなりましたか…。
自分の信念を通されましたね。
それでも、その深い深い恨みを子孫に残さなかったのはとても立派な態度です。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
義景という男の最期でした――
かれの長い長い、戦いが終わりました。
小さな人間社会……そしてそこで負った小さなつまづきにこだわっていた彼が、死に臨んで、大きな世界へと心がひらかれてゆく。
>それでも、その深い深い恨みを子孫に残さなかったのはとても立派な態度です。
そうですね、そう思います。
すこしだけ、彼の心にも変化が訪れた、臨終のシーンでした。。。
第50話 景義、鎌倉を追放されることへの応援コメント
景義さま、悪四郎ちゃんと仲良しで…。
なんか、良かったです(涙)。
2人とも、誰も恨んでいない様子なのが素晴らしい。
作者からの返信
ふでばこさん、お星さまをくださいまして、ありがとうございます!!!✨✨✨
この「ふたり揃っての出家」は史実で、すごく印象深いものがあります。
ふたりは何年も、何年も、命をかけて、頼朝のために身を尽くしてきた。父・義朝の時代から、ずっと身を尽くしてがんばってきたふたりです。
そのふたりが、この頼朝の将軍拝命のタイミングで出家したということが、とても印象深く、ふたりの心からの安堵の様子さえ、目に浮かぶようです😊
第49話 景義、弾劾されることへの応援コメント
きっと、景義さまがキラキラ輝いて見えていたんでしょうね。
だからこそ、不遇な己が惨めに思えて仕方がなかったのでしょう。
丸く収まるのでしょうか…?
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
この事件前の景義は、ほんとうに、キラキラ輝いてた✨と思います! 頼朝から特別に寵愛され、隠していた罪人の件においてさえも、恩赦を勝ち取ってしまった、景義。
……このことは実は、鎌倉においては天地をひっくり返すほど「とんでもない話」であります。「出る杭は打つ」という、小さな心の持ち主がたくさん居たに違いありません。
さてさて、景義・絶体絶命の事件の顛末は……!!??
第46話 みお、光を放つことへの応援コメント
有常は1番良い選択をなさったと思います。
かがり姫も良いお方で良かった。
有常がみおを大切にすることを邪魔しなかったようですから…。
ハラハラしました。
それでも、「少し苦い春菜」が悲しくつらい。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
有常とみお、現代ではありえない展開・顛末となりました。「1番良い選択」と、受け止めていただけてよかったです……。ホッ。
かがり姫……深く愛される先妻がいる前提で、後妻の話を受ける、かがり姫。このあたりはなかなかに、心境も考えも、複雑ですね。
彼女にとってのこの結婚は、「有常の妻になりにゆく」というよりも、「波多野家、松田家という組織の仕事をしに行く」といった意識のほうが、強かったかもしれません。
「少し苦い春菜」……みおの心を想うと、少しほろ苦いエンディングでしたね。でも、彼女の真っすぐさ、天真爛漫さで、新しい幸せを、きっと見つけていってほしい。西行師も、天国で見守っている~~✨✨✨
第36話 冬の夢、四への応援コメント
ダイヤモンド富士の「月」ヴァージョンですね。
月の写真をよく眺めますが、確かに見たことがありません。
考えたこともなかったです。見てみたいですねぇ…。
この章を読んでいると、綺麗すぎてちょっと怖いくらいですけどね(笑)。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
>月の写真をよく眺めますが
ふでばこさんと、お月さま、似合いますね! ロマンティックな感じが!
>ダイヤモンド富士の「月」ヴァージョン
……「パール富士」というそうです。ふところ島でパール富士が実際に見える日を計算サイトでシミュレーションして、この稿を書きました。
そのパール富士に加え、富士山が火山活動している! ものすごい景色だと思います!!😆💦
第35話 冬の夢、三への応援コメント
景義と毘沙璃は運命の二人なんですね。
たとえ結ばれなくとも、心はいつも繋がっている。
誰にも邪魔されることのない、強い信頼関係が築かれている。
こういう相方には、なかなか巡り会えない。普通の恋人とも違いますしね。
すごいなぁ…。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
そうなんです。このふたり、なかなか一般的ではない純愛関係で……。そこにはやっぱり、信仰心も関係しているんでしょうね。
押しつけの宗教ではなく、その人の心の底から湧きおこる渇望・衝動のような信仰心。……それは現代人が思い描くことが難しいもののひとつかもしれません。
何が起こっても、神仏と、この世の善性を信じて疑わない……そんなピュアな心を、ふたりは持っています。その面で、心が響き合っているんだと思います。運命の二人です😊
第20話 毘沙璃、景義をたしなめることへの応援コメント
景義さま、毘沙璃には頭が上がらないのですね。
初恋の相手には弱い…というのは真実なのでしょうか?
人によると思いますが。
それにしても、毘沙璃は「景義殿は私に強く出られない」ことを自覚してますね、きっと(笑)。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
初恋に思い入れの深い人は多い?みたいですね。KAJUNは……初恋……なんだかよくわからず、あまり思い入れはないのですが……。
景義にとっては、お互いにいくつ年を取ろうが、毘沙璃は、自分が恋をした昔の少女のままなんだと思います。(毘沙璃が他の男と付き合わないことがわかっているから、なおいっそうに……)
>毘沙璃は「景義殿は私に強く出られない」ことを自覚してますね
してますね!笑 ……自覚した上で、手のひらのうえで転がしている。景義も、喜んで転がされている。飼い主とワンコみたいな……笑😅
第10話 義秀、八つ的を射ることへの応援コメント
人馬一体となり、且つ、ゾーンに入っている!
義秀さまは、自分の力で信頼を勝ち取りましたね。見事です。
作者からの返信
ふでばこさん、第四部をお読みいただき、ありがとうございます!
そう、まさに、人馬一体ですね!
極限まで集中力が高まった時、アスリートはゾーンに入り、心技体に調和がもたらされます。まさにそんなシーンでした。
今、自分でも読み返してみましたが、このシーンは四部中でも、屈指の名場面であります。このシーンが描けて、幸せでした。
自分の力で信頼を勝ち取った、義秀。頼朝も、御家人たちも、彼を認めざるを得ないことでしょう!😊
最終話 ふところ島、ちから風への応援コメント
大事に読んでいましたが、ついに読み終わってしまいました。
胸がすくような爽やかでゆったりとしたラストでしたが、読み終わってしまったことは寂しいですね。
頼朝やたくさんの同時代の人々の最期が描かれながら、
景義だけは最後まで元気な姿でよかったです。
景義は、若いころの戦で足が不自由になったゆえに、この歳まで生きられたということもあったかも知れませんが、
円熟した素晴らしい人生後半を歩んだと思います。
素晴らしい伝記を読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
綾森れんさま、
全稿読破! おつかれさまでした~~~!!!
そして、最後の最後まで大事に読んでくださって、ありがとうございました――!!!
新連載で、お忙しいことと思います。ありがとうございます!
僕は、一人で書いていると、自分の視点の狭さに、限界を感じます。れんさんには、たくさんのコメントをいただき、そのたぐいまれなる聡明さで、たくさんのすばらしい視点に、気づかせていただきました。僕にとって、かけがえのない体験でした。ありがとうございました!
勝手なイメージながら……れんさんは、血が出るのとか、残酷なのとかお嫌いそうなのに、よくこの小説を読んでくださったなぁ、と、いつも不思議でした。
……最後に、ささやかなお礼ながら、和歌をお贈りいたします。
あしびきの 山路を越えて 武士(もののふ)の 理非と愛との 歴史知るらん
(脚をひきずって山路を越える老人の物語を、あなたは長い長い山路を越えるようにして、ついに読破されました!
この物語をお読みになられて、武士の道理、武士の非道、そしてなにより、武士の愛情、……それらが渾然とまざりあった、武士の歴史を、あなたは知ったことでしょう。
おつかれさまでした! そして、ありがとうございます!!!
※ 頭文字+最後の「ん」で、お名前に)
お別れは寂しいですが、また、どこかで……
……そうそう、今、16世紀フランスの、ルネサンス音楽の小説を書こうとしています。完成はいつになるかわかりませんが、完成したら、ぜひ読んでいただきたいなぁ……☺
第60話 頼朝、ふたたび落馬することへの応援コメント
頼朝は早くに亡くなり、北条政子は長生きをする――なんとなくそんなイメージはありましたが、こうして読むと次々と知っている者たちが亡くなっていく中、生き残る・・・強い政子といえどその心中はどんなだったのだろうと思われます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
政子の心痛は、大きかったでしょうねぇ……
この後の二十五年を、さまざまに悩みながら、鎌倉を支えつづけ、鎌倉武士たちの柱となって、鎌倉武士たちに慕われながら、尼将軍と呼ばれて生きてゆく。
この物語で「北条政子」という名前を使わなかったのは、それがあまりにも、後世の人々に色付けされてしまった名前だったからです。暗く、重い色合いで。
この物語では、頼朝に恋をして、頼朝と一緒に駆けあがってゆく、シンデレラ的な、かろやかな若い女性を描きたかった。
なんでも万能な女性なのではなく、お手玉が下手だったり、不器用なところもある、そして人情ぶかい、田舎武士の娘を描きたかったのでした。
そういう一面が、実際の北条政子さんにも、必ずあったと思います。
政子さんのお墓は、鎌倉の寿福寺にあります。
またお参りしたいな~☺
第59話 頼朝、落馬することへの応援コメント
え、、、不安になります。
頼朝、何か脳に異常があるのでは!?
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
頭の打ちどころが悪かった……のでしょう……
頼朝の死因は、一説には、虫歯が原因で、歯周病になって、体じゅうに毒がまわり……などという説もあります。たしかに、当時の記録『吾妻鏡』を見てみると、頼朝はたびたび虫歯に悩んでいる。
おもしろいのは、鎌倉沿岸から発掘された庶民たちの遺骨には、一切、虫歯がなかったとのこと。上流階級は虫歯(砂糖が原因)や脚気(白米が原因)で苦しみ、庶民は自然状態で健康に暮らす……そんな構図が見えてきます^^
←余談ですが、これまで文末に「^^」と、何も考えずにスマイル・マークを使ってきましたが、最近これに、「挑発」の意味があるということを知りました! えぇ~!? そうなの!?
これまでれんさんを挑発していたわけではないので(苦笑)、どうぞお許しを~!
第58話 景義、国司となることへの応援コメント
糞尿の匂い・・・そ、そうか。そうなるのですか(;´∀`)
ベルサイユ宮殿のそこかしこにウンコが落ちていた、パリの街中はさらに糞尿だらけ、というのは聞いたことがありますが・・・
日本は江戸時代になると下水道が整備されますが、このころはまだだったということかな。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
パリの話は、よく聞きますよね。窓から汚物が落ちてきたとか!笑
この時代の日本は、まだ糞尿の肥料利用が行われていなかったのです。
平安京では、ある程度水量のある、東西二本の堀川が下水として機能。あと、野良犬たちががんばっていました。(食べて回る!笑)
でもやっぱり、それ以上に人が多く、悪臭に満ちていたようです。
『平安京のニオイ』(歴史文化ライブラリー) 安田 政彦 (著)……という本が、おもしろかったです^^
第57話 景義、京にのぼることへの応援コメント
よかった! 景義、許されたんですね(そもそも言いがかりからの冤罪でしたが)。
最後は罪人として終わるのかとハラハラしていたので(現実に起きたことを描いた伝記なので十分あり得るかと)、もう一度晴れ舞台に姿を現すことができて、ほっとしました。
そして悪四郎がまだ元気そう・・・笑
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
どんな苦難がふりかかっても、知略と胆力で、乗り越えてゆく……景義殿の真骨頂でした。この人は、根が強い!
悪四郎さんも、まだまだお元気です(笑)
京⇔鎌倉の旅も、たいへんだと思うのですが……
熟練の馬乗りの、うちの叔父(国体優勝二回)が、神社の神事で馬に乗ったときのことを話していて、和鞍(わぐら・木の鞍)について、「あれはほんとうに、硬い! 尻が痛ぇぞ! 乗ってられねぇ」と、ぼやいておりました。
その硬い鞍で、片道二週間ちょっとを馬に乗っていくのですから、相当尻がすりむけたものと……思われます。武士ってたいへん💦
景義と悪四郎は、悪四郎のほうがだいぶ年上ですが、一緒に出家するくらいですから、この頃は無二の親友のようになって、最後まで仲良かったのだろうと思います^^
第56話 景義、時政を動かすことへの応援コメント
景義、湯の中の脚気の話からうまく自然に話を進めましたね。
本当に人心を動かすのがうまい。
酒は人の心をまろやかにするといわれますが、一緒に湯に浸かるのも相当効果が高そうです。
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
時政が、政治家・謀略家ではなく、ひとりの裸の男に戻る時を狙って、畳みかけたのでした。う~ん、景義、cleverです。
>一緒に湯に浸かるのも相当効果が高そうです。
効果高いでしょうね! 特に、体育会系の男どうしは……景義も時政も、体育会系っぽいですから(笑)
第54話 義景、旅立つことへの応援コメント
三途の川ではないけれど、この世からの旅立ちですね。
よかった、義景、この心持ちなら成仏できそうです。
義眼の老師は何者だったのでしょう?
仏教に漁師いたかなあと考えたけど、思いついたのは聖ペテロ。ってカトリックじゃん!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
義景の成仏を思ってくれるなんて、れんさんはさすが、慈悲深いですね! ありがとうございます!
義眼の老師は、義景のおじいさん、
……つまり、鎌倉権五郎です。
先祖神が、迎えに来たのです。
老漁師に姿を変えて、不肖の孫に、大きな心というものを教えにきた。
……義景が見たのは、そういう、今際のきわの夢だったというわけです。
そうか~、ペテロは漁師でしたね(笑)
騎士物語なら、聖ペテロが似合いますね!^^
第51話 義景、病床に笑うことへの応援コメント
こういう年の取り方はしたくないと教えてくれる義景殿です。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
妄執の大きさ、視野の狭さ、、、
物質面を課題にして日々を生きている人は、老いるに従って、衰える肉体とともに、心を失ってゆく。
精神面を課題にして日々を生きている人は、老いるに従って、自分の魂のなかに新たな成長を発見する。日々、心が若返ってゆく。
後者でありたいものです^^
第49話 景義、弾劾されることへの応援コメント
外と戦って領地を増やせないとなると、内部で共食いを始めるのですか(;_;)
なんと悲しい人間のサガ。
景義、足元を掬われましたね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そう、まさに! 足元をすくわれました。
おそらくこの時期、内部の共食いが起きないよう、頼朝が必死にバランスをとっていたのだと思います。頼朝亡き後、タガが外れたように、内部争いが表面化します。
第47話 鎌倉、大火のことへの応援コメント
出たッ、悪四郎!
それはそうと大火の様子が目に浮かびます。
全然時代が違うのに映画「吉原炎上」を思い出しました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
悪四郎が悪四郎してますでしょうか……笑
鎌倉も吉原も、密集地の火事! 一度勢いがついたら、止められませんね。おそろしや~!
第46話 みお、光を放つことへの応援コメント
みおつくし(身を尽くし)という言葉がこれほど似合う女性もいませんね。
いやー、この歌が先にあって「みお」という名前だったのですか!
あっぱれです。
百人一首にある「わびぬれば~」の一首を思い出しました。
この一首を学んだとき無感動だったのが申し訳なるくらい、みおさんの物語は素晴らしかったです。
作者からの返信
お褒めのお言葉、ありがとうございます!
いや~、正直言いますと、みおという名前のほうが先だったんですね(笑)
それから、エピソードが生まれてきたという。。。
僕も百人一首が好きで、「わびぬれば~」は聞き馴染んだ歌でしたが、確かに、感動は・・・(笑。ごめんなさい、元良親王!)
文字も書けなかった子が、一生懸命勉強して、すばらしい歌を詠めるようになって……このみおのエピソードは、僕としても大好きなエピソードです^^
第44話 波多野尼、意中を告げることへの応援コメント
みお・・・可哀想に😢
時代の違いを勘案すると、絶対に嫌とは言えない。
だからといって、「はい」と言えるのだろうか?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「嫌です」とも、「はい」とも言えない……みおはこの状況を、どう切り抜けるのか!?
次話へ!^^
第43話 かがり姫、現れることへの応援コメント
笑ってはいけないのですが、若い二人にとって悲劇なのですが、
それでも「とんでもないところに居合わせてしまった! 弓矢の用意もしていないのに戦場に来てしまったようなものだ!」と思う浄蓮の気持ちが分かりすぎて、笑ってしまいました(^▽^;)
作者からの返信
ご笑覧、ありがとうございます!
……思えば、あの石橋山から十年も経ったころに、佐奈田与一の奥さんと、加藤景廉の弟が、こうしてひとつの場で話しあっているというのも、ふしぎな感じがしますね^^
有常(たすけて~!!)
浄蓮(え!? 私ですか!? 私が助けるの!?(;-ω-)ウーン)
第41話 有常と浄蓮、語り合うことへの応援コメント
全部人力で物を運び、建築を行う時代。
想像を絶する苦労をして、人足たちは寺を建てたのですね。
絶景スポット・・・という言葉に、造作の大変さがしのばれます!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
本当に、昔の人はすごいですよね!
松田町のHPから、、、
「応仁・文明の戦乱のため、最明寺は次第に衰えた。文明年間……中略……寺の復興を計ったが、山道険しく、人ともに困難であるため、寺を金子の郷に移した」
、、、寺が再興されなかったのも、立地が厳しかったからとのこと。
最初に浄蓮と景義で相談して、その場所に決めたのでしょうが、よく建てたものです(^^;
第39話 みお、涙することへの応援コメント
みおの素直な反応に心を洗われます。
本当に悲しい時は涙を流す方が自然ですよね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
返信、遅れまして、ごめんなさい!
>本当に悲しい時は涙を流す方が自然ですよね。
そのとおりだと思います。
みおにとって、あの西行逗留の数日間は、それほど特別なものだったんですね。西行師から、一生懸命、文字を教わって・・・練習して・・・文字というものへの最初の感動と努力の大きさの分だけ、みおの悲しみも大きいですね。
第37話 冬の夢、五への応援コメント
なんとも美しい。素晴らしい夜明けですね。
二人の魂が触れ合うのを感じます。
彼らには男女としての体の触れ合いは必ずしも必要ではなかったのでしょう。
ただ、毘沙璃が景義の母上と同じ病を得ているのではないかと少し心配になりました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
母上と同じ病……さすが、れんさん。景義はまさに、そこで、母の病を思い出していたのでした。深く読んでくださって、感謝です!
この物語では、毘沙璃とはここでお別れです。彼女がもっと長生きして、先代のババ様のようになったのか、あるいは、旅に出ることもなく、この後すぐに亡くなってしまったのか……そこは読者様のご想像にお任せいたします。
そこから先は、輪廻が好きな僕の考えでは、、、
景義と毘沙璃は、来世でもまた巡り逢って、手をとりあい、助け合い、人を助けながら生きるのだろうと、確信しています。
ふたりとも、より強く、よりやさしく、より賢くなって、新しい人生の道を、ふたたび並んで歩いてゆくことでしょう^^
第35話 冬の夢、三への応援コメント
そうそう、強さがないと優しさを貫くこともできないんですよね。
時には流される弱さになってしまうから。
お母様の話が出て来て心があたたかくなりました。
年を取った景義はもう父に対する憤りも消えていてほっとします。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そうですよね。やさしさと強さ(心の強さ)はセットになっていてほしいですね。自分でも、自戒するところです。
母との絆、父との絆……
年を積み重ねて得られたたくさんの経験によって、人生が磨かれて、純粋な絆が、結晶となって輝き出る。
そんな人生は、素敵ですね。
自分も景義のように、しっかりヴィジョンを描いて、明るい心を忘れずに、前向きに歩いていこうと思いました^^
第34話 冬の夢、二への応援コメント
なんだか巫女さんに背後を見られたら、守護霊に陽春丸がついているのかと思ってしまいますね!
いやむしろ景親が立っているかな?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
そうそう、陽春丸と、景親と……。
う~む、ここで、「景親が立っている」という読みは、深いですね! 綾森れん先生、さすがです!
景義の昔の恋を知っているのは、景親だけ。
景親の霊が、あの世からすこしおせっかいを焼いて、ふたりを引き合わせたのだと思うと、このシーンもまたいっそう、味わい深いものになりますね。
☆ ☆ ☆
景義の背後に、毘沙璃は、景親の姿を見ていた。
耳の奥に、景親の言葉が伝わってきた。
(あの時の、三人でのケンカも、今となっては笑い話ですね。さあ、もう私は邪魔しませんよ。ふたりの時間を、楽しんでください)
景親らしい、笑みを含んだ、穏やかな言葉だった。
生きているうちには重ならなかった三人の魂が、今、ようやくひとつになって安らいでいるのだと、毘沙璃は胸に感じた。
(ありがとう、三郎殿……)
静かに、両手を胸の上に重ねると、景親に、陽春丸に、毘沙璃は感謝の言葉を唱えるのだった。
☆ ☆ ☆
……みたいな^^
第32話 ふところ島、月見の宴、終への応援コメント
悪四郎さん、つねにキャラが立っていて素敵です。
絶対忘れることのない人物!
楽しい月見の宴、混ざりたくなりました😋
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
以前、れんさんからいただいた、「悪四郎が悪四郎してますね」というコメントは、名コメントだと思いました!(笑) じわじわと、心に残って、笑えてきます。
>絶対忘れることのない人物!
そう言っていただけて、僕もいっそう、悪四郎という人物が好きになりました。
ぜひ月見の宴に混ざってください! みんな、れんさんを大歓迎してくれますよ!!
そうそう、そういえば、ここの月見の宴は、第二部の22話
https://kakuyomu.jp/works/16817139558605709514/episodes/16817139558948736329
とリンクしていまして、
ふところ島に館を造る前から、若いころから、景義はずっと、この月見の宴のビジョンを抱いて、それにむかって歩んでいたのです、実は^^
第30話 ふところ島、月見の宴、三への応援コメント
すごく良い言葉ですね!!
なるほど、と唸りました。
確かにつらい経験をして素晴らしい人物になる者もあれば、卑屈になり道を誤ってしまう者もいる。
その違いは、手を差し伸べてくれた人がいたか、もっと言えばその存在に気付けたか、なのでしょうね。
苦しいときに心に響いたのが目の前の人の言葉ではなく、音楽や小説・漫画や映画などだったとしても、人間に救われたことに変わりはない。
それに気付けると、人間愛みたいなものが芽生えるのかなと思います。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
>もっと言えばその存在に気付けたか、なのでしょうね。
そのとおりだと思います。たくさん気付けば気付くほど、パワーも愛も、高まってゆくことでしょう。
>音楽や小説・漫画や映画
作り手の愛が、作品の愛となり、
作品の愛が、受け手の愛となって、心を救う。
素敵な連関ですね、、、
この社会は、悪意ばかりがピックアップされがちだけど、ほんとうは、たくさんの善意からも成り立っていると、僕は思っています。
この物語の第二部の、景義と宝草が海に入る場面で、「顔をあげさえすれば、いつでもそこに、希望は輝いていた」と書きましたが、苦境にあっても、ポジティブな方向に目を向ける……というのが、この物語の骨子なのだろうなぁと思いました^^
第29話 ふところ島、月見の宴、二への応援コメント
子供は仕方がない・・・のかな?
まるで猫ちゃんのようないたずら!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
僕は正直なところ、独身で子供もいないのですが、普通に子供が大好きで、子供がいると観察しちゃいます。
特に、この太郎丸のような、大人の枠組みを、自然に破ってしまうような子は、かわいくてしかたがない。あまり叱らないであげてほしいです、有常君。
そして景義は、大笑いして許してくれるでしょう。間違いなく^^
第28話 ふところ島、月見の宴、始への応援コメント
片見月の話、知りませんでした。
ググってみたら「なぜ縁起が悪い?」などサジェストが出てくる。
おお、有名な話でしたか!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
四日前の10/27が、九月の十三夜、お月見の日でしたね。れんさんの読まれる回と、実際の季節が、けっこうリンクしているような・・・笑
「十三夜」、「晩秋の名月」、「片見月」……どれも現代では、聞かれない言葉になってしまいましたね。
僕も昔は、玄米を粉にして、圧力鍋で蒸して、お団子を作ったりしたのですが、最近はとんと、サボっております。
「片見月」どころか、十五夜も十三夜も、両方見ていない!笑
第27話 緑御前、落髪することへの応援コメント
これまで憎しみに染まっていた緑が、亡き夫との幸せだった時間を思い出す――これからの余生は、安らかに生きていけそうに感じます。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ずっと一人で閉じこもって、淀んでいた緑御前のなかに、ようやく、新しい風が吹き込んできました。
明るい風が。清らかな風が。
ゆっくりと、心を癒していってほしい。
そういう体験をした彼女にしか見えないものが、必ずあるから。新しい日々を、光にむかって生きてほしいですね^^
第25話 緑御前、景義を打つことへの応援コメント
緑はひたすら戦の被害者ですね。
乗り越えられなかったら、こうなってしまうのか・・・
ずっと悲しみと恨みの中に生き続けている。
悲しいです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
悲しいですよね。
もはや理屈も言葉も届かないところまで、精神が荒廃してしまっている。
それでも受け入れてあげる景義は、偉い。僕的には、見習いたい、理想の姿です。
(景義、シンギング・チャーム発動の回でした。笑)
第23話 緑御前、景義を訪れることへの応援コメント
戦で勝利したのがもし平家方だったら、兄弟の運命は逆になっていたかも知れませんね・・・
兄弟の約束に胸を打たれます。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
兄弟の約束に注目していただいて、うれしいです!
第四部の名前を「何編」にしようか考えたとき、一番ぴんときたのが「絆編」で、この物語には色々な人々の絆が出てきますが、一番には、やはり、「景義と景親の絆」がテーマの柱なのだろうと思います^^
第22話 大庭兄弟、道を別つことへの応援コメント
共に育ってきた兄弟が敵味方に分かれて戦う悲しさよ・・・😢
二人とも本当にまっすぐなので、やるせない気持ちになります。
でも・・・兄弟が別の陣営にいたからこそ、一族が壊滅しなかったとも言えるので、未来を知っていると二人して平家に与したりしなくてよかったなと思ってしまいます!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
>兄弟が別の陣営にいたからこそ、一族が壊滅しなかった
そのとおりだと思います!
景義が平家側で滅びていたら……あ! 長江義景が鎌倉一族党首となるのか……う~ん、想像もできない、パラレルワールド(笑)
第21話 大庭兄弟、会談することへの応援コメント
ここで二人の命運が分かたれてしまったのか!
二人のうちどちらが時代を読めていたか、ということになるのでしょうが・・・
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
この頃のふたりの状況を考えてみますと、景親は、平家からの命令や領地経営などの、実務に対応するのに、非常に多忙な状況。
景義は隠居していて、たくさんたくさん考える時間と、心の余裕があったんだと思います。
……そんなことを、今ふと思いました^^
第20話 毘沙璃、景義をたしなめることへの応援コメント
「宇宙静謐、干戈永収」ここでこのキーワードが出てくるとは。グッときます。
戦いは人間の本能なのでしょうか?(男の8割と女の2割?笑 女性が全員平和主義者でもないですし、男が全員血気盛んでもないでしょうから)
歴史を見ると確かに戦いはなくなっていないけれど、千年前は日本の内部で戦っていたのが、その後、外部と戦うようになった。ヨーロッパ史なんてまさにそれで、今は戦争なんて考えらない雰囲気ですね。
(仲がいいわけじゃないけれど、戦以外の方法で解決する感じ)
そう考えると遠い未来はやっぱり地球規模でまとまって宇宙戦争!?笑
レビュー読みました!
そうそう!!とうなずきまくりました。
特に「短編の名手」という言葉。
そうか、それだ! と気付かされましたね。
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
人間はどんどん頭がよくなっているし、インターネットができて、他国を鏡として見ることができるから、常識のレベルもあがってると思います。
自分の心のなかに、たくさんたくさん、戦うべき悪魔がいる。自分のなかのその悪魔をこそ、倒さなきゃいけない。そのことに気づいた時、人々は真の意味で、共闘でき、連帯できるんだと思います。
その時には、これまでの戦い・戦争の歴史も教訓となって、心のなかの、悪魔退治に使えるんじゃないかな。
小説というのは偉大で、そのインナーファイトのやり方を教えてくれるものだと思います。どんな小説でも、ただ読むだけで、普段はつかめぬ心のパーツを、操作できるようにしてくれる。小説を書く・読むというのは、平和活動だと思います(笑)
教育レベルがあがったり、識字率があがったりすることが、平和のためにはとても必要だと思います。
レビュー、読んでくださり、ありがとうございます! 「短編の名手」……目指して、今後もがんばります^^
第18話 河村兄弟、ふところ島を去ることへの応援コメント
よかった――
義秀はようやく自分の人生を歩み始められるのですね。
じーんとして涙が出そうです。
美しい瞳を持つ葛羅丸・・・子供の頃見た『オペラ座の怪人』の海外ドラマを思い出しました。
ものすっごくマニアックな話でごめんなさい!
劇団四季のミュージカルではなく、1990年頃なのかな、アメリカでテレビドラマが撮られているんです。
台本は、元はと言えばミュージカルだったんだけど、偶然ではありますが先にアンドリュー・ロイド=ウェバーが出して大ヒットさせたため、台本だけテレビ会社に売ってしまったという(のちにこちらもミュージカル化されました)。
で、このテレビドラマの吹き替え版が日本で平成5年か6年頃、放映していたのです。
私は当時小学生だったので、母が録画したものを横からのぞいていただけだったのですが、仮面からのぞくファントムの瞳が大変印象深かったのです。
その後10年以上経ってから、英語字幕版をDVDで買いました(日本語吹き替えも字幕も売ってなかった涙)
するとロイド=ウェバーのミュージカルとは違って顔を全部覆うタイプの仮面をつけたファントム役の俳優さんが、
ひたすら瞳だけで純粋な男の内面を演技していて、
「これを覚えていたんだ」と感慨深かったです。
長々と失礼しました!
葛羅丸を想像しているうちに、この映画(テレビドラマですね)を思い出してしまいました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ちょうど、物語と今の季節がシンクロしていて、僕の住んでいるあたりでは町中にキンモクセイの香りが漂っていて、このシーンが思い出されます。
そのテレビの『オペラ座の怪人』は、観たことなかったです。瞳だけで純粋な男の内面を演技……って、すごいですね!
他人の瞳の美しさがわかるのは、そう思う人のほうも、心が純粋だからでしょう。仮面からのぞくファントムの瞳を受け取った綾森さんの、純粋でセンシティブなお心が、想像されるようです。
『オペラ座の怪人』が観たくなりました! レンタル屋に行ってみます。置いてあるかな~??^^
第16話 景義、義秀を斬ることへの応援コメント
名シーンですね。
読み返すと第一部の感動がよみがえってきます。
頭の方を読み始めたらつい全部読み直していました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「名シーン」と言っていただけて、とてもうれしいです!!
一部からしっかり読んでくださって、綾森さんには、ほんとうに厚い感謝の思いのあるばかりです。ありがとうございます!!!^^
(そうそう……第一部のほうに、新しいレビュー・コメントをいただきましたので、よろしければ、お目通しくださいませ)
第13話 大庭兄弟、和歌を交わすことへの応援コメント
風流なだけでなはく、というより「風流なのではなく暗号」だった!!
かっこいいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
和歌のシーンでコメントいただけるとは、とても意外でした。しかもかっこいいとは!! うれしいです。ありがとうございます!
この物語の和歌は、どれも勝手にぽんぽん出てきたもので、気がつけば、景義と景親が和歌を詠みあっている。作者は自動書記状態です(笑)
……多分、これを書いた頃は、和歌の出てくる古典ばかり読んでいたから、こういうシーンが書けたのかな~と思いました^^
第12話 頼朝、嘆願を聞き届けることへの応援コメント
そうか。郎党ではなく一人の武将としての立場に戻ったら、役目を与えてやらないといけませんものね。
頼朝も「ったくこのじいさん、食えぬやつじゃ!」と思っているでしょうね笑
作者からの返信
コメントありがとうございます!
……思っているでしょうね(笑)
僕はこの小説を書く前、このシーンを幕府の記録『吾妻鏡』で読んで、(景義! なんて素敵なキャラなんだ!)と、一気に大庭景義のファンになったのでした。
半月前の流鏑馬の日に、恩赦を勝ち得たものの、領地のことなどは不問のままだった……というのが、当時の混乱を思わせ、リアリティを感じます。
ご参考までに、原文はこちら。
景能=景義です。
吾妻鏡・建久元年・九月三日
https://www5a.biglobe.ne.jp/~micro-8/toshio/azuma/119009.html
「時に、二品(頼朝) 頗(すこぶ)るこれを咲(わら)わしめ給う」
景義の言い分を、頼朝は笑って、受け入れた。
ふたりの関係性が、目に見えるようです^^
第10話 義秀、八つ的を射ることへの応援コメント
すごい。。。
また久し振りに小滝大先生の超絶描写力を目の当たりにしてしまった。
涙が出て体が震えました。
ヴェネツィアの野外コンサートでヴィヴァルディのアリアを歌ったときの身体感覚を思い出しました。
リハーサルでは絶対起こらない、観客を目の前にしたときだけ起こる、世界が全て消える瞬間、音楽と自分が一体になる感覚、魂を強く感じるある種、宗教的な体験があるんですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
……大先生とは、おこがましい限りであります。
それにしても、感動していただけて、作者としても、たいへんうれしいです!! このシーンはまさに、一~四部のなかでもハイライトですね。
綾森さんが、ご自分のコンサートのことを思われたのも、まったく自然なことで、スポーツの世界ではこの体験は「ゾーン」と呼ばれていますね。
自分は二十代のころ、小さなライブハウスでライブをしてたのですが、その頃は、エレキギターの速弾きに命をかけておりました。ある日、ステージ上で、もっとも速い速弾きフレーズが来た時に、突然、「ゾーン」に入りまして、自分の指の動きがとてもゆっくりに見え、時間の流れが変わったように感じたのです。その体験が、このシーンに生かされました。光のなかに飛び込んだような……神の世界に踏み込んだような……不思議な体験でした。
「世界が全て消える瞬間、音楽と自分が一体になる感覚、魂を強く感じるある種、宗教的な体験」……まさしく、そのとおりだと思います!! それを共感できるとは、スゴイ!!
それにしても、ヴェネツィアの野外コンサートとは、スゴイですね!! 綾森さんの歌、その時、その場所で、聴いてみたかった~!!!
第8話 義秀、三々九を射ることへの応援コメント
これは難しそう・・・!
自分も馬上で動いている上に、的も動いているということですか!
頭の中で瞬時に弓の軌道を計算しているんでしょうね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
いえいえ、的は動きませんので、高さが変わるだけです。
三⇒三⇒九と、最後の的が突然に高くなります。急に狙いを変えなくてはならないので、難しくなります。
六⇒六⇒六だと、ずっと同じフォームで行けるのですが、三三九では、最後にフォームを変えなくてはならなくなります。そこが難しい!
……やったことはありませんが(大笑)
第6話 景義、塗籠の戸をひらくことへの応援コメント
「怪我人がひとり出る予定になっておる」という言葉を聞いて、偽葛羅丸も怪しい、じゃなかった。自分のためにここまで策略――いや、お膳立てしてくれたんだと、ハッとしたのでしょうね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
おっしゃられるとおり、偽葛羅丸は、ハッとしたでしょうね。
「怪我人が出る予定!? そんな予定、あるかいな!? 本気なのか!?」
この準備期間は、景義も義秀も、ドキドキだったことでしょう。幕府をたばかり、そして、それを公然と告白する。想像を絶します。ふたりとも、よくやったものです。尋常の胆力ではない(^^;)
第5話 頼朝、裁決を下すことへの応援コメント
平和を求める皆の心が一つになった瞬間でしたね。
ただし義景は除く、って感じですが。
すっかり悪役が板についてしまった汗
今に始まったことではありませんが~!
子供時代から読んでいると不思議と情が移るものですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
毎度おなじみのパターンで、カラんできます、義景公!(笑)
でも、今回は、景義の完全勝利! 十年前の景親の裁判と、まったく違う景色が広がっています。
前話にいただいたコメントで、ふと思ったのですが、ユニヴァースの語源を考えてみますと、ユニ=ひとつの、ヴァース=戻る
つまり、
uni、verse = ひとつに返る = 宇宙
「放生会」の世界観は、まさに、ユニヴァース!
図らずも、仏教と西洋哲学が一致しました!
「平和を求める皆の心が一つになった瞬間でしたね」
……すばらしいコメントをいただきました。ありがとうございます!^^
第4話 景義、秘奥を明かすことへの応援コメント
宇宙はこの世、静謐は争いがなくなった様子を表すのですね。
明治の学者たちが「スペース」や「ユニバース」の訳語として、日本に元からあった古い言葉である「宇宙」を使ったんでしょうね。
今回も流鏑馬を機会に選んだ理由がよく分かりました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
>明治の学者たちが「スペース」や「ユニバース」の訳語として、日本に元からあった古い言葉である「宇宙」を使ったんでしょうね。
そのとおりだと、思います!
余談ながら、あと、「コスモス」というのもありましたね……
「space」大気圏外の宇宙
「universe」地球もふくめた、全宇宙
「cosmos」学術用語。ギリシャ哲学でよく出てきます! カオス(渾沌)の反対語で、「秩序ある、調和した宇宙」のこと。
このみっつのなかだと、古来からの「宇宙」という単語は、「universe」が一番近いですね^^
第2話 頼朝、激怒することへの応援コメント
千鶴丸にすら明かせなかったのに、びっくりなところで出してきたものです、景義殿!
でも確かに頼朝の恩赦をいただかない限り、生きてはいてもずっと隠れ続けなければなりませんからね・・・
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
景義には、「ベストなタイミングは、ここだ!」という、直感的な洞察があったのでしょう。
そして、(義秀は)必ず浮上できる、浮上させる、という信念も。
名射手が、弓矢で的を射抜くように、このタイミングで矢を放ったのでした^^
第1話 鎌倉の大祭、ひらかれることへの応援コメント
「宇宙静謐」!?
この時代に宇宙という言葉があったんですね。
いや確かに真空の宇宙は静謐だけど・・・という現代人の考えとは随分違うんでしょうね!?
芸人や踊り子、怪力自慢の大道芸まで出て、まさに祭りの様相を呈していますね。
流鏑馬の盛り上がり様が伝わってきます!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「宇」は空間、「宙」は時間。空間と時間を合わせて、「宇宙」は、世界のことだそうです。中国由来の古い言葉で、なんと『日本書紀』(奈良時代)にも使われています。
こののぼりを用意したのは、祭りのすべてを取り仕切る、鶴岡八幡宮の寺社奉行……つまり景義で、作戦の一環なんですね^^
第60話 頼朝、ふたたび落馬することへの応援コメント
いつも勉強になります。
多くの人に読まれてほしい、
素晴らしい作品です。
作者からの返信
よくぞまあ、ここまでお読みくださいました! ありがとうございます!!
ほんとうに、海石榴先生の支えなしには、つづけることも難しかったことでしょう。
(こちらこそ、いつも、たいへん勉強させていただいております。ありがとうございます!!)
残り一話となりましたが、どうぞ最後まで、よろしくおつきあいくださいませ^^
第47話 鎌倉、大火のことへの応援コメント
解き放たれた、恐るべき化け物……全身が腹であり、全身が舌でもあるこの貪欲な化け物は、真っ赤に爛ただれた赤い舌を伸ばし伸ばし、飢えきった巨大な腹を満たすまで、侵略の手を休めなかった。
鎌倉大火の描写の素晴らしさに、感嘆です。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
お褒めのお言葉を、ありがとうございます!!
後から読み返してみると、自分でも、思わぬことを書いている時があります。この大火も、そんなシーンのひとつで。。。
小説を書くのって、ほんとうに、おもしろいですね!^^
最終話 ふところ島、ちから風への応援コメント
毎朝すてきな物語を読ませてくださって、ありがとうございました!
作者からの返信
こちらこそ、毎朝お読みくださり、応援のハートをつけてくださいまして、ほんとうに、ありがとうございました!!
心が励まされました。
そして、☆☆☆、ありがとうございました!!!
とても、うれしいです!!!!
第25話 緑御前、景義を打つことへの応援コメント
「いつまでも暗がりの中に漂っていた」
印象的な表現での締めくくりに感嘆です。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
共感をもっていただけて、うれしいです。ありがとうございます!!
第10話 義秀、八つ的を射ることへの応援コメント
神がかったような義秀の騎射術。
感動的な描写ですね。
いつもながらの素晴らしい筆力に感嘆です。
作者からの返信
お褒めのお言葉を、ありがとうございます!
うれしいです!
……こちらこそ、いつも海石榴さんの文章のバランスのよさ、美しさに、舌を巻く思いでおります。いつも勉強させていただいてます。ありがとうございます!!
第1話 鎌倉の大祭、ひらかれることへの応援コメント
待っていました!
鎌倉武者絵巻、第4弾。
画一的、非個性的なライトノベル全盛の
カクヨムの中で、まさに鶏群の一鶴。
期待しています。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「鶏群の一鶴」とは、たいへん素敵なお言葉をいただきました。ありがとうございます!!
そのお言葉に恥じぬよう、励んでまいりますので、どうぞごゆるりと、お楽しみくださいませ^^
最終話 ふところ島、ちから風への応援コメント
完結、おめでとうございます。
歴史の教科書には大きく取り上げてもらえないであろう人物に光を当て、壮大な歴史物語を完成させましたね。
よく出来たドラマのようなエピソードが史実だったりして(流鏑馬とか、悪四郎と一緒に出家するとか、その他いろいろ)、全編全話通して目から鱗が落ちまくりの読み応えのある物語でした。すごい。
資料の読み込み&執筆、お疲れ様でした。
最後まで読むことができ、嬉しかったです。
作者からの返信
ふでばこさん、四部読了、完全踏破、おつかれさまでした~~!!!✨✨✨
登場人物およそ200人、時間にして百年超の物語、読むのはたいへんだったと思います。大庭景義、ドラマな人生ですよね。最後までお読みいただき、心から感謝いたします。
◆完全踏破の読者様には、ささやかながらお礼として、短歌を贈らせてもらっています。
……よろしければ、お納めくださいませ……
不思議なる 出逢いは永遠(とは)に はるばると
この時、刹那(せつな)、いとうれしくて
(人と人との出逢い、人と物語との出逢いというのは、ほんとうに不思議なものですね。そうした出逢いの絆が、永遠のものであってほしい。今この瞬間、ふでばこさんが、この物語を読み終えてくださったことを、とても嬉しく思っています。刹那よ、永遠なれ)
……三十一文字のなかに、お名前と御苗字が込められております。
心より感謝です。ありがとうございました!!!😊✨✨✨