応援コメント

第10話 義秀、八つ的を射ること」への応援コメント

  • すごい。。。
    また久し振りに小滝大先生の超絶描写力を目の当たりにしてしまった。
    涙が出て体が震えました。

    ヴェネツィアの野外コンサートでヴィヴァルディのアリアを歌ったときの身体感覚を思い出しました。
    リハーサルでは絶対起こらない、観客を目の前にしたときだけ起こる、世界が全て消える瞬間、音楽と自分が一体になる感覚、魂を強く感じるある種、宗教的な体験があるんですよね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ……大先生とは、おこがましい限りであります。

    それにしても、感動していただけて、作者としても、たいへんうれしいです!! このシーンはまさに、一~四部のなかでもハイライトですね。


    綾森さんが、ご自分のコンサートのことを思われたのも、まったく自然なことで、スポーツの世界ではこの体験は「ゾーン」と呼ばれていますね。

    自分は二十代のころ、小さなライブハウスでライブをしてたのですが、その頃は、エレキギターの速弾きに命をかけておりました。ある日、ステージ上で、もっとも速い速弾きフレーズが来た時に、突然、「ゾーン」に入りまして、自分の指の動きがとてもゆっくりに見え、時間の流れが変わったように感じたのです。その体験が、このシーンに生かされました。光のなかに飛び込んだような……神の世界に踏み込んだような……不思議な体験でした。

    「世界が全て消える瞬間、音楽と自分が一体になる感覚、魂を強く感じるある種、宗教的な体験」……まさしく、そのとおりだと思います!! それを共感できるとは、スゴイ!!

    それにしても、ヴェネツィアの野外コンサートとは、スゴイですね!! 綾森さんの歌、その時、その場所で、聴いてみたかった~!!!

  • 神がかったような義秀の騎射術。
    感動的な描写ですね。
    いつもながらの素晴らしい筆力に感嘆です。

    作者からの返信

    お褒めのお言葉を、ありがとうございます!

    うれしいです!

    ……こちらこそ、いつも海石榴さんの文章のバランスのよさ、美しさに、舌を巻く思いでおります。いつも勉強させていただいてます。ありがとうございます!!

    編集済