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2023年12月2日 01:15 編集済
頼朝は早くに亡くなり、北条政子は長生きをする――なんとなくそんなイメージはありましたが、こうして読むと次々と知っている者たちが亡くなっていく中、生き残る・・・強い政子といえどその心中はどんなだったのだろうと思われます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!政子の心痛は、大きかったでしょうねぇ……この後の二十五年を、さまざまに悩みながら、鎌倉を支えつづけ、鎌倉武士たちの柱となって、鎌倉武士たちに慕われながら、尼将軍と呼ばれて生きてゆく。この物語で「北条政子」という名前を使わなかったのは、それがあまりにも、後世の人々に色付けされてしまった名前だったからです。暗く、重い色合いで。この物語では、頼朝に恋をして、頼朝と一緒に駆けあがってゆく、シンデレラ的な、かろやかな若い女性を描きたかった。なんでも万能な女性なのではなく、お手玉が下手だったり、不器用なところもある、そして人情ぶかい、田舎武士の娘を描きたかったのでした。そういう一面が、実際の北条政子さんにも、必ずあったと思います。政子さんのお墓は、鎌倉の寿福寺にあります。またお参りしたいな~☺
2023年8月12日 07:32
いつも勉強になります。多くの人に読まれてほしい、素晴らしい作品です。
よくぞまあ、ここまでお読みくださいました! ありがとうございます!!ほんとうに、海石榴先生の支えなしには、つづけることも難しかったことでしょう。(こちらこそ、いつも、たいへん勉強させていただいております。ありがとうございます!!)残り一話となりましたが、どうぞ最後まで、よろしくおつきあいくださいませ^^
編集済
頼朝は早くに亡くなり、北条政子は長生きをする――なんとなくそんなイメージはありましたが、こうして読むと次々と知っている者たちが亡くなっていく中、生き残る・・・強い政子といえどその心中はどんなだったのだろうと思われます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
政子の心痛は、大きかったでしょうねぇ……
この後の二十五年を、さまざまに悩みながら、鎌倉を支えつづけ、鎌倉武士たちの柱となって、鎌倉武士たちに慕われながら、尼将軍と呼ばれて生きてゆく。
この物語で「北条政子」という名前を使わなかったのは、それがあまりにも、後世の人々に色付けされてしまった名前だったからです。暗く、重い色合いで。
この物語では、頼朝に恋をして、頼朝と一緒に駆けあがってゆく、シンデレラ的な、かろやかな若い女性を描きたかった。
なんでも万能な女性なのではなく、お手玉が下手だったり、不器用なところもある、そして人情ぶかい、田舎武士の娘を描きたかったのでした。
そういう一面が、実際の北条政子さんにも、必ずあったと思います。
政子さんのお墓は、鎌倉の寿福寺にあります。
またお参りしたいな~☺