男性が猟奇的な嗜好を持っていたというだけでも十二分に恐ろしいのですが、彼に関わっていた人物もまた一筋縄では行かず、独特な恐ろしさ……業を抱えた方たちばかりでした。 短いお話で文体もさらりとしていますので、気軽に人間の業を覗くのにうってつけですね。
素晴らしいの一言です。ネタバレになってしまうので、多くは語りませんが、なんとも言えない、薄気味の悪い、それでいて清々しい、気持ちになります。「神の配剤」の"神"とは一体何者なのか、どうぞご自身の目でお確かめ下さい。
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