例え神でも来るなら殺す

　かつての大戦で世界は４つの大国に分けられていた。その後、大国間で冷戦が続いていたが、それも続けられない程の世界的な大災害が起こった。後の歴史に「神下災害」と呼ばれる世界的な大災害である。ある日、４つの大国全てに空から巨大な柱が降ってきた。地上に落ちた柱は大きな被害を出したが、それだけでなく柱から不思議な生物が生み出され、人類へ襲い掛かった。人はその柱を天の怒りと恐れ、柱から生み出される化け物を「神兵」と恐れた。少しづつ増え続ける神兵に、人類は選択を迫られていた。新天地を求めて逃げるのか、それとも抗うのか。
　これは世界を侵食し続ける神の使途たちに抗うことを決意した者たちの物語。