メンバーの武器紹介

〇レンカ

・拳銃型魔道具；ハンドガン・リングパニッシャー＆リングテイル

…レンカが両足のホルスターに収納している２丁拳銃型の魔道具。作成者はレンカ自身。この２つとも内部機工はほぼ変わらないが、パニッシャーは貫通力を高める魔術回路（魔術刻印が刻まれたコア）を、テイルは連射性能を高める魔術回路が組み込まれている。他にも威力増加、反動軽減などの魔術回路が積まれた非常に優れた１品。因みに名前は、この外観モデルになったリンゲージ２１とブラックテイル１９から取った。レンカの主力武器の１つ。

・ナイフ形魔道具；大型振動ナイフ・アイスノート

…レンカが腰に装備している大型のナイフ形魔道具。作成者はレンカ。５０ｃｍほどのブレード部には魔術刻印が刻まれており、魔術刻印の効果は硬度上昇。グリップ部にはブレードが高速振動する魔術刻印とコアが埋め込まれており、グリップ部の底にはブレードの振動をグリップ部に通さないように振動吸収の魔術刻印が使用されている。名前の由来は、帝国が誇るサバイバルナイフのメーカーのアイスノート・フロンティアから取った。因みにメーカーのアイスノート・フロンティアは神下災害時に本社や支店の多くが甚大な被害を受け、すでに倒産している。近接時によく使用する武器の１つ。

・手榴弾６個；延焼手榴弾２個・フラッシュグレネード２個・通常手榴弾２個

…魔力の節約や魔術の起動が間に合わない時などに使用する、レンカのサブウエポン。使いきりなので消耗したら補充しなければならないため、滅多に使用することは無いが、非常時に備えて任務中は常に携帯している。

〇ガレス

・手甲型魔道具；ガーディアンレッド

…ガレスが主力武器として使用している手甲型の魔道具。製作者はレンカとファルガの合作。外装はファルガが、内部の魔術刻印とコアはレンカが担当した。外装の金属には非常に高度な金属、クロム鋼鉄材にマギアを取り込んだ鉄鉱石、魔鋼鉄を合金している。魔術回路は硬度上昇、高速振動を付与し、装着部には振動吸収、衝撃吸収の魔術刻印が使用されている。体術を基本の戦闘スタイルとするガレスが、ファルガとレンカに相談した結果、作成された。因みに名付けの際、ガレスに何がいいか尋ねたら「撲殺鮮血拳」というセンスのかけらもない名称を上げてきたので仕方なくファルガがつけた。ガーディアンレッドのレッド部分は「鮮血だけは譲らん」というガレスの訳のわからない主張の強さで付け足された経緯がある。

・ナイフ形魔道具；振動投げナイフ・ライトスピア

…ガレスが中距離用の飛び道具としている小型ナイフ形の魔道具。製作者はレンカとハオリ。刃渡り１０ｃｍの投げナイフに高速振動と、グリップに振動吸収、さらに指向性加速の魔術刻印が刻まれたもの。指向性加速は投げた方向への速度を加速させるものであり、その魔術はハオリが完成させたもの。先制攻撃や近距離へ接近する際の隙を作るためなどに使用されている。名前の由来は、アイスノート・フロンティアの子会社でもあるサンダーバード社が開発した小型ナイフ、ライトエッジズから取った。

〇ファルガ

・機工疑似アーム；半自動型疑似アーム４本腕バージョン（試作品のため、名前は無い）

…ファルガが開発した音声入力型の半自動疑似アーム。４本の腕が付いていて、攻防を命令一つで行動してくれる優れもの。ただし、開発途中であるためか高度な命令は無理で、キャパオーバーの命令は処理できずフリーズするという改善点がある。

・拳銃型魔道具；ハンドガン・ラインホーク

…ファルガの持つハンドガン型の魔道具。開発者はレンカ。魔術刻印は威力上昇、反動軽減の２種類付与されている。レンカの持つ魔道具のように他の魔術刻印も考えたが、あまり魔術の制御が得意でないファルガには扱いきれなかったので、２種類でやめた。名前の由来は外観モデルになったレッドホークから。

・機工射出型パイルバンカー；接触射出型パイルバンカー・漢のパイルバンカー

…ファルガが作成した杭を近距離で射出する機工機械。腕に装着できるほど小型化されているが、威力は絶大で下級神兵なら一撃で木っ端みじんにできるほどである。また、重量もファルガが研究をかさね、機工の細部からこだわって作ったため軽量化されている。対象に触れて起動する仕組みのため、超接近戦でしか使用できないが、それ以外は使用勝手のいいファルガの主力武器である。因みに命名はファルガで、ハオリに教えたときにドン引きされていた。（レンカとガレスは爆笑していた。）

〇ハオリ

・魔術補助杖；小型杖・フェアリーズティターニア

…ハオリが最初から持っていた杖。魔術師は生まれた際に量産型の魔術補助杖を渡され、基本的に生涯にわたって使用し続けるが、優秀な魔術師は魔術を使用しているうちに杖が変化し、専用武器となる。その際に、杖に名前が付くらしいのだが、名付けは誰が行っているのかまだにわかっていない。杖に意思ができたとか神が決めているなど、眉唾的な見解も多い。ハオリの杖は魔術構築の加速や威力の増大（変換率向上）、また変形して細剣にも使用できる。

・拳銃型魔道具；小型ハンドガン・フェアリーズホール

…非常に少量の魔力で使用できる小型ハンドガン。もしハオリが魔力切れで戦闘できなくなった際に使用できるようにとレンカとファルガが開発した魔道具。要求魔力量が少ないがそれに応じて威力も低いため、使用用途は敵を倒すことより牽制用として用いられることを想定している。ただし、威力が低いといっても一般のハンドガンよりは高く、神兵以外なら十分に武器としての効果を発揮する。射出時の反動の軽減は魔術刻印ではなく、内部機工で賄っているため、レンカやファルガの持つものより反動は強め。魔術刻印には魔力保存が刻まれており、普段魔力をストックして置くことができる。ただし、これは魔術の構築をストックする遅延魔術構成と呼ばれる超高等技術を応用しているため、一度ストックした魔力は「銃弾に変換されて射出される」という命令を遅らせているに過ぎない。つまりはこの魔道具でストックした魔力（詳細を言えば既に術式を構成した魔術）はこの魔道具でしか使用できない。名前の由来はハオリの持つフェアリーズティターニアからフェアリーズ、ホールの部分は風穴を開けるという意味でホールとハオリが名付けた。因みにレンカからこの魔道具をもらったハオリは非常に喜んでいたが、その時の名付けで「相手に風穴を開ける」という表現をしたハオリに、レンカはちょっと引いていた。

・他にもあるが今後出てきたら紹介する。