概要
婦人科での盗撮被害とS病院内での二次被害です。
祥子は21歳の時に生理痛で受診した婦人科で盗撮被害に遭っている、しかし被害を自覚しないまま、30歳のときに再びS病院に足を踏み入れてしまう、そこで二次被害にも遭遇しているが、やはり自覚がない、しかし祥子の代りに傷ついて自害してしまった青年がいた。55歳になって始めて祥子は性被害を自覚する。過去の記憶が蘇った祥子は、自分を侮辱していた職員達の名前を聞いていたり名札を見ていた。祥子のように過去の記憶が場面として見えることを精神科医に長期記憶の持ち主だと言われる。
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