第14話 無事発行(年2回発行の1回目)
無事入稿の日を迎えた。
「無事」、いや、それに尽きる。
あーーーーーーーんなにすったもんだあったのに、大本営チェックと学校チェックを済ませ、最終校正入れてもう一度チェックして、印刷会社氏に「お願いします」って言ったら。
あっけなく、製本が納品されていた。
ここで文句言って良い?
納品された製本の紙をピリピリ破いてさ、印刷したてのインクのにおいを「すうはあすうはあ」するっていう同人誌の醍醐味みたいなもんを味わえなかったことをここに記しておく。
事務さん有能だからさぁ、「分配用にクラス分けしておきましたからね」(各クラスに配布できるように仕分け済み)
こっそり、事務さん、あなたインクのにおいを「すうはあ」する派でしょ、って突っ込まなかったのはオバ・ハーンの理性のたまもの。
前期の紙面は広報部の総力をかけて取材しました、というよりも「走力かけて戦闘しました」感満載の紙面となりました。
そうよ、最後まで走り回ったのよ!
こうして、発行日に生徒の手元に届くように、学年ごとに箱詰めされた学内広報誌は部員の手で職員室にドナドナされてゆきました。
まぁ、これから後半戦、後期の学内広報誌は大変なんだ。
何が大変だっていうかというと。
副部長の二人が文化祭に駆り出されるので、ほぼほぼ編集作業のメンバーには加えることができない。
しかも、文化祭は取材することがたくさん! 大本営から広報に割り振られた仕事もあるので、それをやりつつ広報の本来の取材もしなきゃいけない。
各種学校行事への取材(これが即日取材のものと事前取材が必要なものと、継続取材が必要なものの三本立て)
これらの取材割り振りをしながら、割付表から作るのだ。
前期の学内広報誌は「作り方」以前の問題でがったがったしたように思うのだが、後期の学内広報誌はスケジュールに追われること間違いなし。
いや、まぁ、それは広報部の中のことというより、大本営の内規によるものだったわけなんだけど。
まぁ、忙しかったわけだ、うん。
とりあえず、今日は乾杯。
ぶじ、発行。
後期割付表をながめながら一杯やりますわ。
ホント、見えないとことに、ネタ満載だったから、後期は少しでもネタ満載になりませんように。
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