25日 あとがき

 おつかれさまでした。ここまで読んでいただきありがとうございます。あとがきから読む派の人も興味もってくれてありがとうございます。昔はだいたい何を投稿しても無反応で、僅かに増えるアクセス数を見て一喜一憂する生活を五、六年間くらい送っていたものですが、最近は毎回なんらかの反応がもらえるのでやったやった~!となっています。めちゃくちゃ恵まれている。


 くれはさん主催の「カクヨムでアドベントカレンダー2020」に参加するために書き始めたわけですが、当初はこんなに掌編の割合が多くなるとは思ってもみませんでした。ほぼ会話劇にして、10日に1度くらいの頻度で気が向いたら1000字くらいの掌編書くか~とか思ってた。でもなんか数えたら最終的に7本書いてましたね掌編。エッセイや没原稿(時代小説のやつ)やオールスターメドレーも含めると11本。へっへ……つい書くのが楽しくなっちまってよ……結果的に他の連載小説書くのをおろそかにしてしまった(死)


 しかもまだ本作に出せなかった書き途中の文章もあるし、それを含めるとけっこうな量になる。

 出せなかったやつを紹介していきます。



『【掌編】星に願いを』

 流れ星ガチ勢が、流れ星に三度願いを言って叶えるために奮闘するやつ。あんま自分でも面白さがわからなくて没。



『【掌編】文字斬り侍』

 文字を駆使して戦う侍の剣豪譚。ロとヌとヌとヌとヌの話を書いたことによって思いついた作品。アイデアは今後どこかで使いたいので、この場で具体的にどういう話なのか紹介することはしません。巧く書くにはすごく頭を使いそうだったし、「テキトーに書く」という本作のコンセプトと合わないと思って没。



『【掌編】フードイーター・モグ子』

 食べ物に魂が宿った怪物・フードソウルを食殺するために、武者小路もぐ子が戦う話。コメディなのかシリアスなのかシュールギャグなのか方向性が定められなかった。これもいずれリベンジしたい。



『【会話劇】無人島で暇すぎて子供向け番組を見る常務と社員』

 〝株式会社にゃん天堂の常務と社員は、なんやかんやで、ヤシの木一本しかない小さな無人島にスーツ姿で取り残されていた……!〟から始まる会話劇。『無人島シリーズ』としてシリーズ化できるポテンシャルを秘めていたがうまく書けなかった。いずれリベンジ。



『【掌編】カワイイカラテ』

 半年前に書いた『ロリータカラテ』という作品のセルフパロディ。『ぽんぽこ大学ドンドコ学部ドゥッダンツカドゥッドゥン学科』や『シャイで可憐な僕の彼女は、スナイパーライフルを構えた。』などのかぎろ作品におけるヒロインたちが〝カワイイカラテ〟という新時代のカラテで戦う! 書けたら面白くなったかもだけど、うちのヒロインたちのこと知らない人のために説明回入れなくちゃな~とか考えてたら疲れちゃって無理になった。



 という感じです。

 小説書いてるとすごい量の没が出てきますよね。特に僕は、思いつくことの九割はつまんないがために残りの一割で小説を書いていかなくてはならず、没がすごい多い。他の方の事情はわからないけど……。


 あとがきに書くことあんま思いつかなくなってきました。そういえば『ふたりの誰かの会話の切り取り』に登場したなっちゃんとほよみ、動かしててすごい楽しかったので、あの子たちの会話劇作品をいずれ新しく連載したいです。現時点での連載小説をあらかた終わらせてからになると思う(いつになるんだ……)。


 そんな感じですね。


 読んでくれたみなさま、本当にありがとうございました。自主企画を主催してくださったくれはさんもありがとうございました、あなたがいなければ本作は生まれていません。★や♡やフォローやコメントやツイッターでのRTや感想、全部励みになっています。これからも小説、書いていけます。メリークリスマス。じゃあ、また。

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脳直! かぎろ劇場 ~アドベントカレンダー2020~ かぎろ @kagiro_

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