著作：橋民レイカ様

※ネタバレあります。

　恐るべき能力Rackに目覚めた少女の物語です。

　意図せずに殺戮者となってしまった少女が発狂する様子は鬼気迫るものがあり、心臓がバクバクしました。

　鉄の処女の凄惨さに指が震えますが、他にもRackに目覚めた子供たちがいるというのも恐ろしいです。

　Rack識別No.73が同じ人間を数えているのでないなら、猟奇的な事件が頻繁に起こりそうです。

　少女の発狂、四百年前の話など、恐怖を感じさせる演出が良かったです。

　一方で個人的には、少女の容姿はもっと早めに提示されても良かったかと思います。読み進めればやせ細った少女である事が分かるのですが、決して身体が大きい方ではない事を予め分かっている方が、より悲壮さが増した気はします。

　少女の外観描写は、静寂な部屋で座り込んでいる時あたりでもいいかなと思いました。

　的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

　これからも執筆を頑張ってください！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい