【詩・童話・その他 】『岬義弘の日記』読了しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921878148/episodes/1177354054921878169
※複数のエピソードがあります。
著作:ヘイ様
※ネタバレあります。
日記のようにつづられた文章から、いじめられている人間の切実な叫びが聞こえるようでした。
周りには、自分に危害を加える人間しかいない状況です。一番頼りたい母親からも突き放されています。読んでいて胸が痛くなりました。
学校に行くべきというのは正論なのですが、規律や常識を守る事だけを言われた岬義弘の絶望は計り知れません。
「(世間体を考えて)~~するべき」という言葉はついつい使いたくなりますね。考えさせられる作品でした。
6月6日から6月20日の間に何があったのかは分かりませんが、日記を書く余力がなくなったのだと推測します。最後につづられた言葉も含めて、一貫した物語になっていたと思います。
御作を読み始めて最初の方から、最後がどうなるのか予想がついてしまいますが、それだけ冒頭に力が入っていたという事だと思います。
この物語のような悲劇を繰り返さないように、現実では努力したいですね。
的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。
これからも執筆を頑張ってください!
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