【現代ファンタジー】『紙のない世界の作家さん(tipsまで)』読了しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918705488/episodes/1177354054918705702
※複数のエピソードがあります。
著作:江沼ラムネ様
瓦礫の森に、妖精に、迷わないとたどり着けないという図書館。
いい具合に不思議な要素が盛り込まれていて、引き込まれます。
この物語のジャンルが異世界ではなく、”現代”ファンタジーなのも意味深ですね。
それと、地の文に命を吹き込むやり方が斬新だと思いました。なんとなく渋い声のナレーターをイメージしながら読みました。
辭と灰図書の掛け合いも良かったです。突飛な発言があまりなかったのに、互いのキャラが立っていると思います。
あと、個人的にはtipsのネタはテンションが高くなりました。子供の頃に一生懸命探した四葉のクローバーってそうだったのか~と思いました。
斬新な世界観に感服しました。
重箱の隅をつつきますが、地の文の雰囲気は統一した方がいいかなと思いました。
『厭くまで』や『些か』など、難読漢字を用いた厳かな雰囲気の中に『少年の頭はスパークを起こしそうになっていた』という表現に違和感を覚えました。
『少年の脳内は混沌としていた』など、個人的には厳かな雰囲気にそろえて欲しかったなぁと思いました。
的外れな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。
これからも執筆を頑張ってください!
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