著作：須戸様

※ネタバレ含みます。

　とある猫のキャラクターが大好きになった『わたし』の物語です。

　しかし、成人しているため、そのキャラクターが大好きである事を周囲にバレるのは躊躇してしまいます。

　プライドを捨てられなかった代償に失ったものは大きいですね。

　周りにバカにされたり、視線が嫌でついつい自分のものだと言えなくなる……誰にでもありうる経験だと思います。

　大人のプライドは難しいですよね。

　一人称で綴られた文章から、『わたし』の価値観がよく分かります。

　猫のキャラクターにはまった理由が少し弱い気はしますが、理由付けをしたら別の物語になりそうですし……お題を与えられて書く小説の難しい所だと思います。

　お題を忘れてもう一度書き直すと、また違う魅力が生まれる作品である予感がします。猫のキャラクターにはまった理由によって、物語が大きく変化すると思います。

　仕事でストレスを抱えた時に癒やされた、彼氏とのツーショットに良いアクセントになった、友達からプレゼントされた、などなど。きっかけは何でもいいと感じます。

　的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

　これからも執筆を頑張ってください！

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