著作：雨月様

　恐ろしい。

　その一言に尽きます。

　人間の悪意がどこまで残酷になれるのか、垣間見た気がします。

　同時に、現実にありそうで考えさせられるとも思いました。

　夢も希望も救いもない、しかし読ませる作品でした。

　女性の一人称で書かれる物語でしたが、女性のゆがみっぷりに恐怖を覚えましたし、迫力さえ感じました。

　作品が振り切れると読み手にこんな感情を植え付けられるのだなぁと勉強になります。女性の悪意が丁寧にかみ砕かれていて、リアリティもありました。

　オチは読めたものの、読後感が強烈です。

　的外れな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

　これからも執筆を頑張ってください！

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