概要
「......スマホも家の鍵も無い。え、どうやって家に帰んの?」
社会人一年目の中田君が目を覚ますと、そこは駅の通路のど真ん中。どうやら昨晩飲みすぎて、ここで倒れてしまったらしい。
二日酔いの頭で状況を整理しようとするが、昨晩のことを思い出せない。加えて、スマホも無ければカバンも無い。持っていたのは、ポケットに入っていた物と傘のみ。
幸いにも交通系ICカードがポケットに入っていたので、電車に乗って帰ろうとしたところ、あることに気づく。
「家の鍵が無い......。」
自己嫌悪しながら、記憶を取り戻しながら、中田君は自宅に帰るために奔走します。帰れなければ、明日の仕事を無断欠勤することになってしまう。
......そもそも、仕事に行きたくなくなってきたぞ。どうしよう。
飲みすぎた経験がある人、最近働くことに疑問を抱いている人に捧ぐ
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