庭に出来た不思議な深い深い穴。何を捨てても大量に捨てても溢れる事がない優れもの。これ幸いとゴミ捨て場にする主人公。産廃処理会社も立ち上げ、世界規模でゴミを集め穴に捨て捲くり大儲け!しかも捨てれば捨てる程、力が、体力がついて来る!ライトなテイストで始まる話ですが次第に怪しい雲行きに……後半に行くにつれホラー風味のテイストが濃くなり、マジ怖い。次第に人が、物がゴミを捨てる程大きくる穴に侵食されていく。世界が人が、じわじわ異界に侵食されていく恐怖を味わいたい方にお勧めです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(70文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(56文字)
このままでいってください。と、お願いしてから、時間が経ちまして、いやぁー、カッケェなコレ。
異世界門をゴミ処理に使う発想がすごい。三途の川に始まり異世界と現世の間を分つもののモチーフは意外と古いがそれを現代ファンタジーとして気持ちよく利用している。自分もときどき夏の暑い空気を無限収納袋に入れて冬に暖房として使いたいなとか思っているので共感し楽しめる。応援してます。
最初の印象と現在の印象が全く違う。読んでるとゾクゾク来る。いつか、世界が反転してしまいそう。
この穴は人類への福音なのかそれともパンドラの箱か。淡々と進むストーリが破滅への序章のようにも見える。一体この穴から何が出てくるのか今後の展開に期待。