ハリウッド・オブ・ザ・デッド

電撃文庫大賞落選策供養

映画俳優になりたい、そう願い単身でハリウッドへ向かった康介。彼は伯父の経営するスシ屋でバイトしながら、友人、マリナとボブとともに俳優への道を目指していた。
しかし俳優への道は険しく、自分の思ったようにいかない康介は不貞腐れ、オーディションから逃げていた。
そんなある日、主演で映画に出てみないか、とロバートという監督に誘われる。
彼に誘われ向かった場はゾンビ映画のエキストラのロケ地。そこにはマリナとボブもいた。主演だと言われたのに、と監督に文句を言う康介だが、制作側はロバートという監督はいないという。
不思議に思う中撮影が始まった。
だが、撮影だというのにゾンビ役がエキストラに本当に噛みついたのだ。すると噛まれたエキストラがゾンビ化し、あたりは大パニックとなる。
ゾン…続きを読む