概要
泳げなくなった俺が出会ったのは、不思議な女の子だった……。
三年前、心に傷を負って泳げなくなっていた俺。久しぶりに訪れた海で、声を出すことのできない一人の女の子と出会ってから、止まっていた時間が動き出す。
ゆあんさんの自主企画『筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】』の参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810
ちゃんと条件に合っているか、他の方の作品と被りすぎていないか。急いで書いたお話なので粗が多いと思いますが、どうかよろしくお願いします。
ゆあんさんの自主企画『筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】』の参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810
ちゃんと条件に合っているか、他の方の作品と被りすぎていないか。急いで書いたお話なので粗が多いと思いますが、どうかよろしくお願いします。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!実力派ストーリーテラーによる優しい物語🐢
カルネアデスの舟板(カルネアデスの板とも)という言葉があります。
ざっくり、こういう話。
船が大破して、海に投げ出された人がいます。仮に海斗君としておきましょう。溺れそうになって危なかったのですが、近くに浮いていた舟板につかまって難を逃れます。
すると側に、溺れそうな人が現れて救助を求めてきます。こちらは仮に茜さんとしておきましょうか。
ただ、2人がつかまると舟板は沈んでしまいます。仕方がないので、海斗君は茜さんを見捨てて舟板を独り占めし、結果、茜さんは溺死してしまいました。
刑法第37条第1項本文の、『緊急避難』の説明によく使われる事例です。
この場合海斗君は、法律上いかな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!誰もが知るあの物語がモチーフ。暗い海底に沈んだ心を引き上げたのは……
共通のあらすじ、タイトルを用いて様々な作者様がオリジナリティを織り込んでいく自主企画の参加作です。
定められたあらすじの中でどれだけその作者様の個性が光るか……というのが興味深いのですが、本作は作者様らしい、素直な優しさに包まれたストーリーになっていると感じました。
ですが、それだけでは終わらないのが流石というべきところだと思います。
このストーリーは、誰もが知る、とある物語がモチーフとして織り込まれています。
そのモチーフに気づかせるための伏線も実に巧みに張られておりました。
モチーフとなった物語は、決して幸せとは言えない結末を迎えますが、はたして本作の登場人物は…………?
気にな…続きを読む