概要
一般人は私だけ!?
王国大学校。
それは、魔法士を志した者ならば一度は憧れる王国最高学府。
そこに入学出来ただけでもお祝い沙汰。将来は約束されたも同然。
けれど、今年の大学校は例年と少し……いいえ、かなり違っていて。
「こんにちは、今、丁度、紅茶を淹れたところなんです。お菓子も食べますよね? ここの焼き菓子は絶品なんですよ。何しろ、教授一押しの御菓子屋さんですから。好きな所に座ってください」
「え、えっと……わ、私は、き、教授の研究室の試験に……」
私の名前はテト。テト・ティヘリナ。
王国最高魔法士の一角、教授の教え子にして、『剣姫』と『剣姫の頭脳』という怪……こほん。素晴らしい先輩達の後輩です。
それは、魔法士を志した者ならば一度は憧れる王国最高学府。
そこに入学出来ただけでもお祝い沙汰。将来は約束されたも同然。
けれど、今年の大学校は例年と少し……いいえ、かなり違っていて。
「こんにちは、今、丁度、紅茶を淹れたところなんです。お菓子も食べますよね? ここの焼き菓子は絶品なんですよ。何しろ、教授一押しの御菓子屋さんですから。好きな所に座ってください」
「え、えっと……わ、私は、き、教授の研究室の試験に……」
私の名前はテト。テト・ティヘリナ。
王国最高魔法士の一角、教授の教え子にして、『剣姫』と『剣姫の頭脳』という怪……こほん。素晴らしい先輩達の後輩です。
※まず間違いなく、原稿中の珈琲及び菓子代に消えます。気を付けてください。