#20. 一斤色
東、暮れ差す茜色
鬼神一過、後に残った黄金虫。
まとう色に決まりはあれど、憂いてもとどかぬとどかぬ。
錯綜する妄言に木の鎚を下ろせ。
年輪に刻んだ過去を燃やせ。
川を埋め、山を潰し。
危うければ危ういままに、変じず身にまとう色は
我々は変わらない。
変わらないと根拠もなく、今日を蔑む。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます