概要
己がため 世界を駆けろ 魔導士よ
ーー消えた記憶を求め、彼は今日も世界を駆ける。
この世界には魔導が存在する。
それに伴った魔導現象や生物も、少なくなったが消えてはいない。
主人公、形無貴己《あらなしたかみ》は消えた記憶を求めながら今日も幼馴染の保崎果琳《ほさきかりん》と共に依頼をこなす。
依頼により訪れたのは千年の古都、京都。
馴染みの老舗旅館の亭主に頼まれたのは鬼退治。
ごく簡単な依頼かと思っていたが、しかし予期せぬ事態の発覚により京都全体を揺るがす大事件に巻き込まれることになっていく。
魔導が存在する現代社会で描かれる、伝奇風ローファンタジー開幕。
この世界には魔導が存在する。
それに伴った魔導現象や生物も、少なくなったが消えてはいない。
主人公、形無貴己《あらなしたかみ》は消えた記憶を求めながら今日も幼馴染の保崎果琳《ほさきかりん》と共に依頼をこなす。
依頼により訪れたのは千年の古都、京都。
馴染みの老舗旅館の亭主に頼まれたのは鬼退治。
ごく簡単な依頼かと思っていたが、しかし予期せぬ事態の発覚により京都全体を揺るがす大事件に巻き込まれることになっていく。
魔導が存在する現代社会で描かれる、伝奇風ローファンタジー開幕。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!本格幻想伝奇。少年少女は京の闇を駆る。
しっかりと構築された世界観と丁寧な展開が何よりの魅力だと思いました。
クライマックスもバッチリと満足出来る読み応えに仕上げてあって、筆者の真摯な姿勢が感じられます。
これからが楽しみな作者さんだなぁと思いました。
全編読んだ後に振り返ると序盤の展開がやや足踏みしてるように感じてしまいます。終盤の疾走感があるだけに余計にですね。
先述通り魅力ある設定と丁寧なシナリオには感服しましたので、だからこそそれに引き込むための感情移入の手段が欲しいと感じました。
『記憶喪失の主人公』という設定がかなりの縛りになってしまっている印象です。もちろんそれ故の魅力も生まれていますが、最も重大な主人公格のアイデン…続きを読む