アゲイン 高校の同級生が、ペットショップで売られていました。

作者 柳なつき

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目次

連載中 全717話

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  1. プロローグ 高校の同級生が、ペットショップで売られていました。
  2. 再会
  3. 顔を上げた
  4. 「救済」
  5. 最高の涙目
  6. ひとごろし
  7. 再開
  8. 第一章 高校の同級生を、自宅に迎え入れました。彼女はいろいろと、傷ついているようです。
  9. 包み込む
  10. こいねがう
  11. 受け入れる
  12. ホットミルク
  13. そして、カップラーメン
  14. 第二章 高校の同級生とはじまる、奇妙な同居。愛おしいけど、憎かったりもして、どうしようもなさが募るなか、それでも僕は――
  15. 同質な笑み
  16. 宣誓
  17. 僕はなにひとつ変われていない
  18. あのとき、地獄がはじまった
  19. どうしても、それを
  20. お互いにね
  21. やっとのことで帰宅をしてみたら、
  22. 約束を守ったのは、そして約束を破ったのは
  23. りんごのすりおろし
  24. うまくやれ
  25. もういちどとこんどこその狭間で
  26. 第三章 高校の同級生を、どうしても元に戻したい。ただひたすらにその一心で、おなじ目にあったというひとのお家にお邪魔して、打開策をさぐります。
  27. ふたりのドライブ風景
  28. 丘の上の赤い屋根の家
  29. 旧時代的なおそろしい家庭
  30. 夫婦のトラウマ
  31. あまりにも中途半端な表情
  32. むかし、むかしのおはなしです(1)孕むがごとく
  33. むかし、むかしのおはなしです(2)説明してもわからないこと
  34. むかし、むかしのおはなしです(3)クズ、ゴミ、カス
  35. 乾杯は泣き笑いを隠して
  36. 法的バックグラウンド
  37. ましてや彼女は神だった
  38. 圧倒的強者
  39. 春のはなし
  40. 幸奈のはなし
  41. その赤色の意味
  42. せめてもの毛づくろい
  43. 幸奈の結論、春の結論
  44. 草原は無限に続くように思えた
  45. 第ゼロ章 こんなことになってわたしははじめて、高校の同級生だったあのひとのことを、なんどとなく、なんどだって、思い出すの。
  46. きっともうすぐ殺してもらえる
  47. デザインキッズのしんちゃんとばけちゃん
  48. ひととイヌの狭間の心で
  49. 人間未満は良い資源となれ
  50. 時給百二十円の四足歩行型発電機
  51. オープンルームの地獄(1)お手に三回おまわりのワン
  52. オープンルームの地獄(2)わたしはもう、殺人罪さえおかせない
  53. オープンルームの地獄(3)褒めて、そうでなければ殺して
  54. オープンルームの地獄(4)人ではなく、かといって犬になりきることもできず
  55. オープンルームの地獄(5)死にたいんだって?
  56. オープンルームの地獄(6)天国では
  57. オープンルームの地獄(7)「ねえ、シュン。人間になりたかった?」
  58. ひだまりをゆずるかのように
  59. 第四章 高校の同級生は、すこしずつ、いろんなものを取り戻していきます。けれども、やはりそれではなにかが足りないと思った僕は――
  60. その住所のやばさ
  61. 南美川さんの尻尾の動き
  62. 幸いにも
  63. 爪がね
  64. どうしようもなさ
  65. 欲情についての簡単な答え合わせ
  66. ずぶずぶの抱擁
  67. 単純な疑問
  68. 犬の肉球、人間のネイル
  69. 南美川さんの後悔
  70. ごほうび
  71. 眼鏡型ポインティングデバイス
  72. 黒ぶち眼鏡の南美川さん
  73. 人間どうしでそうするみたいに
  74. 南美川さんの性能
  75. この期に及んで
  76. 南美川さん、起きて
  77. 春のデジャヴ
  78. 南美川さんの決意
  79. 耳うち
  80. 深刻な話を切り出そうとしてみたら、
  81. 夢の細胞
  82. その細胞の可能性
  83. 作戦会議は、ひとのいぬ間に
  84. 第五章 高校の同級生を、ちゃんと、もとに戻したい。その一心で、専門家の先生の研究室を、ふたりで訪れます。
  85. 高柱寧寧々
  86. 寧寧々の気質
  87. 生物学者の本棚
  88. ネネさん
  89. その学者の専門分野
  90. ひとりの無性愛者の苦悩(1)
  91. ひとりの無性愛者の苦悩(2)
  92. ひとりの無性愛者の苦悩(3)
  93. 南美川さんの本気
  94. まるで女を知らないみたいじゃないか
  95. それぞれの困惑
  96. だいじなことを
  97. 社会性向上レクチャー(1) 南美川さんをひっくりかえして
  98. 社会性向上レクチャー(2) ましてや、いまさら、この期に及んで
  99. 社会性向上レクチャー(3) 僕も理不尽だったけど、
  100. あとのふたつの実現条件
  101. 戦いの前くらい
  102. 第六章 必要なものを揃えるために、高校の同級生の実家にお邪魔します。彼女の元婚約者や家族にも会うことになって――
  103. 決戦直前
  104. 行くしかなかったから
  105. 峰岸狩理(1)インターホンで応えたのは
  106. 峰岸狩理(2)コンプレックス
  107. 南美川真(1)きょう、ゴミの日だっけ?
  108. 南美川真(2)お名前なんていうの?
  109. 南美川化(1)ご近所迷惑は、よくない
  110. 南美川化(2)そんなに、信じられませんか?
  111. 長丁場の同窓会
  112. アルコール
  113. 近況報告のごとく
  114. 峰岸くんの本音
  115. 宴のはじまりは服従を要求されて
  116. ウェキャップ、ネコ
  117. その映像(1)ミソギ
  118. その映像(2)犯罪者の息子
  119. その映像(3)私刑
  120. その映像(4)南美川夫妻
  121. その映像(5)誓うんだ
  122. その映像(6)決死のプロポーズ
  123. その映像(7)証拠
  124. 一触即発
  125. 蝶々を相手にした者どうし
  126. ハッタリでも
  127. 噛みつき
  128. チャンス到来
  129. プリーズ、ネコ
  130. プログラミング(1)セットアップ
  131. プログラミング(2)コンフィ・コード
  132. プログラミング(3)ジーニン・コマンド
  133. プログラミング(4)ワン、トゥー、スリー!
  134. プログラミング(5)パーソナリィ、
  135. 喉元過ぎれば、
  136. 帰ろうとしたんだけど、
  137. ワンス・アポン・ア・タイム(1)「はみ出てしまったふたごがいました」
  138. ワンス・アポン・ア・タイム(2)「理解者が、互いしかいなくて」
  139. ワンス・アポン・ア・タイム(3)「狂うからだよね、ひとりだったら」
  140. ワンス・アポン・ア・タイム(4)「世界はむかで人間でしかない」
  141. ワンス・アポン・ア・タイム(5)「あたしの弟は、あたしの神さまなんだ」
  142. ワンス・アポン・ア・タイム(6)「姉さん、自由だね」
  143. ワンス・アポン・ア・タイム(7)「だから、飼おう」
  144. 南美川夫妻との対面
  145. 親なのに
  146. かわいくなったね
  147. つがい
  148. シャットダウン、
  149. 第七章(上)わたしのせいで、こんなことになってしまった。高校の同級生のあなたがすこしでもつらくないように、わたしはがんばるの。
  150. 十七歳のシュン
  151. シュンの悪夢
  152. どうして
  153. なすすべない
  154. きたないものが、きたないなあ
  155. だって、そうでしょう
  156. 舐め取り続ける
  157. わたしは柴犬
  158. 視線
  159. 襲われる
  160. ごめん、ごめんね、
  161. トイレの管理(1)妹なのに
  162. トイレの管理(2)本能のまま
  163. トイレの管理(3)見ないで、
  164. わたしのこころは、
  165. 思いやり
  166. 撫でて
  167. だいすき
  168. 「きれいで、すばらしい朝」
  169. 笑って
  170. よかった
  171. 元気ですね
  172. なでなで(1)おかえり
  173. なでなで(2)同レベル
  174. なでなで(3)学習
  175. なでなで(4)もふもふ
  176. なでなで(5)なめなめ
  177. なでなで(6)平等
  178. なでなで(7)家族になれたね
  179. せめて、いまだけは
  180. におい
  181. エサの時間(1)都合のいい副作用
  182. エサの時間(2)ねえ、どんな気持ち?
  183. エサの時間(3)進まなくちゃ、
  184. エサの時間(4)おさら
  185. エサの時間(5)その味
  186. エサの時間(6)与えよう
  187. エサの時間(7)のみこんで
  188. エサの時間(8)いいこ
  189. ぽんぽん
  190. おはなししましょ(1)あなたの家族は?
  191. おはなししましょ(2)ぴりぴりするけど、
  192. おはなししましょ(3)ひとり勝手な反省会
  193. おはなししましょ(4)ふたりの、はじめて
  194. おはなししましょ(5)名前の尊厳
  195. おはなししましょ(6)親のこと
  196. おはなししましょ(7)知りたい
  197. おはなししましょ(8)シュンの家族のこと
  198. おはなししましょ(9)姉のこと
  199. おはなししましょ(10)妹のこと
  200. こころをひらいて
  201. 第七章(下)高校の同級生を、かならずまもる。わたしが、いじめられることになっても。高校のころにはわたしがいじめた、あなたを、わたしはかならずまもるんだから。
  202. おやすみ
  203. いちごをあなたにあげたのに
  204. 姉として
  205. 似ている
  206. シュンの異変
  207. 十七歳のくせに
  208. その質問
  209. その物質
  210. 帰りたい
  211. 狩理くん(1)煙草の時間
  212. 狩理くん(2)愛していたと言ってもいい
  213. 狩理くん(3)たまらない
  214. 真ちゃん(1)愉しそうに笑いながら
  215. 真ちゃん(2)なんども
  216. 真ちゃん(3)言いたいけれど、もう言えないこと
  217. 化ちゃん(1)近づいてくる足音
  218. 化ちゃん(2)高見
  219. 化ちゃん(3)見た!
  220. 弱さの強み
  221. 流れる宝石
  222. ヘルパス
  223. 帰って、いいですよね?
  224. さて、帰ろう
  225. 人生の課題は
  226. 灰皿代わりの
  227. いまなら、わかるけど
  228. 店員さん
  229. とある先輩の言葉
  230. 走る
  231. やるの
  232. 説明(1)優秀者からの視線
  233. 説明(2)全責任クローズドネット開示要求
  234. 説明(3)シュンのお守り
  235. 説明(4)慣れるわけないの
  236. 説明(5)ネネさんのところへ
  237. 説明(6)メッセージは
  238. 説明のあとには、本音を
  239. 風がうたう
  240. 第八章(上)高校の同級生をもとに戻すのに、必要なもの。
  241. 青天の霹靂
  242. 壮大な夜明け
  243. 単なる、希望の朝
  244. いまのうちに、その記憶を
  245. 橘さんの来訪
  246. 心臓が、鳴る
  247. 橘さんの説明(1)無断欠勤、選択有給休暇、契約書
  248. 橘さんの説明(2)選択有給休暇の使い道
  249. 橘さんの説明(3)みなし休日
  250. 橘さんの説明(4)状況確認、猫語録からの引用、そして冗談
  251. 橘さんの説明(5)杉田先輩、業務の割り振り、チームのいいところ
  252. 橘さんの説明(6)チームのふたりには、眩しく見える
  253. 橘さんの説明(7)それは、ハッキング
  254. 橘さんの説明(8)「もう、たくさんだよ」
  255. 橘さんの説明(9)春の説明
  256. 橘さんの説明(10)選択有給休暇の長期規定、対Necoプロセスアクセス社のエース
  257. 橘さんの説明から、亜音斗、そしてネネさんの説明へ
  258. 「季節外れの、アジテーター」(上)
  259. 「季節外れの、アジテーター」(下)
  260. ネネさんの説明(1)約束してくれ、無理はしないと
  261. ネネさんの説明(2)彼らは不可逆性をもつ
  262. ネネさんの説明(3)"Olivita"
  263. ネネさんの説明(4)政治家は大量の社会評価ポイントを付与できる
  264. ネネさんの説明(5)高いから
  265. ネネさんの説明(6)人間は、身体の痛みでも心を壊す
  266. ネネさんの説明(7)怒り
  267. ネネさんの説明(8)政治がかかわる
  268. ネネさんの説明(9)贖罪会見と、その裏
  269. ネネさんの説明(10)僕は弱者と猫は言った
  270. まるで修道女のように、
  271. 実感
  272. オリビタを飲めば
  273. 覚悟
  274. 寒いんだよ
  275. こっそりと向かう先は、
  276. Necoとのやりとり(1)Before the turns
  277. Necoとのやりとり(2)Opening:How justified it is
  278. Necoとのやりとり(3)Closed game:What you may understand
  279. Necoとのやりとり(4)Slav Defense:Why I must know you
  280. Necoとのやりとり(5)Meran variation:Which need to be between
  281. Necoとのやりとり(6)Midlle game:When we talk each other first nearly
  282. Necoとのやりとり(7)End game:Where we dreamed,and where I am dreaming
  283. Necoとのやりとり(8)Mate!:How much difference between we are?
  284. Necoとのやりとり(9)Endgame Study:Hou many hopes do you had?
  285. Necoとのやりとり(10)After the service
  286. ゆっくりしようか
  287. 第八章(下)高校の同級生をもとに戻すのに、必要なこと。
  288. アラームの前に目覚めなかった朝
  289. 薄暗い部屋での朝の習慣
  290. 朝の歯磨き(1)ごめんなさい、南美川さん
  291. 朝の歯磨き(2)罪滅ぼしには、まだ足りない
  292. 朝の歯磨き(3)歯磨きの順番
  293. 朝の歯磨き(4)その尻尾
  294. 朝の歯磨き(5)人権不充分
  295. 朝のお風呂(1)重たいものは、
  296. 朝のお風呂(2)黒Tシャツから滴る雫
  297. 朝のお風呂(3)地獄のごとく
  298. 朝のお風呂(4)キツい
  299. 朝のお風呂(5)身体の価値
  300. 朝のお風呂(6)いつまでも、このままではいられない
  301. かわいいね、
  302. 硬度を変えてゆく犬の耳
  303. それでも散歩に行かなければならない
  304. 崩して、崩れて
  305. 怠惰
  306. 見下ろす
  307. 苛立ち
  308. ぼんやり
  309. わたしのおうち
  310. プロフェッサー
  311. それはいいんだけどね、
  312. できないこと
  313. 受け止める
  314. 直線と曲線
  315. 死んでもいいわ
  316. 失われた夢
  317. 動画を見せて
  318. モニターのなかの花嫁
  319. まるで宝石のような、
  320. 認めたくなかったことを、
  321. コンプレックス・イズ・ワースト
  322. 自問自答を繰り返したこと
  323. いちばん、嫌なことは
  324. ひとつずつ、自分を嫌いになっていく
  325. お洋服、着てみる?
  326. 停滞のなかに、スマホが鳴る
  327. だれ?
  328. なんの用?
  329. 虚しさ
  330. 衣服と、尊厳
  331. 洋服が、届く
  332. チャイムが、鳴らされる
  333. お手のように励まされて、
  334. 自宅への来訪
  335. 空姉ちゃん
  336. 待って、姉ちゃん
  337. アンタ、と呼びかける
  338. 姉に撫でられる南美川さん
  339. 詰問
  340. 飛び込んでくる
  341. 南美川さん、いましゃべった?
  342. あなた、どちらさま?
  343. はじめて聞くこと
  344. 幼い弟
  345. 姉の、意外な面
  346. いじめないで
  347. 僕たちの父さんはアンドロイドを愛している
  348. 誤解
  349. 理解
  350. けっきょくのところ、似ている姉弟
  351. 合図
  352. 勇気
  353. 猶予
  354. 来栖海
  355. 妹、元いじめっ子を撫でる
  356. ずっと手本にしてきたひとの本棚
  357. 家族
  358. 家族が、帰って
  359. アラームが鳴ったら起こされる朝
  360. 明るい部屋での朝の無理
  361. 朝の歯磨きのほんとうのところ
  362. 朝のお風呂のほんとうのところ
  363. 宣告
  364. それはあくまで一方的で
  365. 第九章(上)異変と、ひとに頼ること。
  366. 一日目
  367. 公立公園にて
  368. さらに、必要なこと
  369. 勝手な意思
  370. 僕たちは歩き続けなければならない
  371. 気遣い
  372. 苦難のときと、きれいな夕暮れ
  373. お姫さま抱っこ
  374. 敵ではないのに、味方なのに
  375. マッサージと、思考
  376. ケーキショップでの割り切れないできごと
  377. 二日目
  378. ひとりの人権制限者
  379. 社会人のかた
  380. お昼休憩、だけど
  381. 食べる
  382. むかしを知る者との出会い
  383. ネコさんは、アイドル
  384. むかしばなし(1)あのころ、私たちは、理不尽だった。
  385. むかしばかし(2)サブカル少女と、その番組。
  386. むかしばなし(3)若くて、かわいい、女の子だから。
  387. むかしばかし(4)歌って踊って、笑顔がきらめいた。
  388. むかしばなし(5)みんなが、そう思った。
  389. むかしばなし(6)私たちが、そんな社会をつくった。
  390. むかしばなし(7)当時の法律では、うまくいかなかったの。
  391. むかしばなし(8)人間じゃないんだって、言われた気がしたんだそうよ。
  392. むかしばなし(9)理不尽、理不尽だって、叫んだのはいいけれど。
  393. むかしばなし、そして。
  394. ちょっとだけ勉強の遅れている女の子
  395. どうして、それだけのことで
  396. 社会は発展していったから
  397. やっぱり、犬
  398. 一生、おとなになれないだけ
  399. さずかりものではなく、つくりもの
  400. 人間未満になりたくないわ
  401. その渡されたアナログ貨幣
  402. だから、ケーキを食べよう
  403. 地獄のノルマ
  404. 昨日の延長線上のような店員さん
  405. 今日も、地獄の入り口に立ち
  406. 三日目
  407. 今日も、人権制限者とその管理者の群れと出会い
  408. 今日は、厳しい寒さで
  409. 今日も、雑木林を進んで
  410. 雑木林
  411. 歩いてくる三人の若い女性
  412. しゃべることさえ人間の特権
  413. 黒髪の目立つ女性
  414. 葉隠雪乃
  415. 黒鋼里子と守那美鈴
  416. 三人組
  417. そして、ふたたびミサキさん
  418. 自分勝手に
  419. 思い出す、やりとり
  420. やっぱり、僕は変われていない
  421. ノルマもこなして報告にも行く、けれど
  422. その歩数計の特質は
  423. 空想しがち
  424. なにも、わかっていないくせに
  425. 閉ざされた夜
  426. 四日目
  427. いつも通りを、歩いてみる(1)ケーキショップの店員、人権制限者施設の職員
  428. いつも通りを、歩いてみる(2)ミサキさん、三人組
  429. いつも通りを、歩いてみる(3)三人組の、爆笑
  430. どうしようもない僕なのだと
  431. 反応しないNeco
  432. 南美川化、再来
  433. 従者のように来たるは真
  434. あいつは、沈黙している
  435. 世界の、変質
  436. 芝生広場の、ミサキさん
  437. 責められていると感じている
  438. 人権制限者の管理者の青年は迎えにくる
  439. 木の生えた道を進んでいく
  440. カルくんと、上司さま
  441. 優れてるんだから話してほしい
  442. しゃべりたくない
  443. インタープリター
  444. カンちゃんと、だいすき
  445. 社会評価ポイントの性質
  446. 春のトラウマ
  447. Necoゼミの教授の言葉を思い出しながら
  448. なにしてるんだよ、Neco
  449. ただそこに、晴天だけがあったのだ
  450. 拒否権は、なく
  451. 地獄に近いと、気づいてしまった
  452. エデンというなら
  453. 見られる、呼吸
  454. 視線は怪物
  455. なすべきことを、なすしかなく
  456. 試すことはまだある、けれど
  457. できなかったんだ
  458. 人間樹木
  459. そして、混乱の公園は
  460. わたしのせいだわ
  461. 春の、価値観
  462. そして、また現れるのは
  463. いずこの舞台から、飛び降りるかのようにして
  464. Necoの尻尾、発見
  465. そして、彼の取った行動は
  466. 迷いながらも、託した
  467. Necoへ
  468. 第ゼロ章 わたしは、優秀者。
  469. 劣ったひとは、かわいそう
  470. くだらない時間
  471. 優秀ならば、なんでもよい
  472. 優秀者というのはね
  473. 優秀者には、犯罪という二文字は存在しない
  474. 最初は、たしかに四人組だった
  475. ミックス
  476. 古都から、出稼ぎに来ていた
  477. 深海の目線で、見られていることも気づかずに
  478. 貧困エリアの出身
  479. 福祉の光も、届かなかった場所から
  480. ゴミ置き場のねぐらに、優秀者たちが来た
  481. 子どもたちの叫びは絶えて
  482. 黒鋼博士はロマンチストで
  483. そんななかで、淡々と
  484. 優勝しますから、そうしたら
  485. いまどきデザインキッズがいるのだし
  486. 百一倍までいけたから
  487. そのときの南美川家の長女にとても優しい食卓
  488. それが劣等出身ゆえなら
  489. うっとうしい危惧
  490. ユカとハチ
  491. 封筒
  492. 御役に立ちます
  493. そして、黒鋼里子はいまでも養っている
  494. 私の事情も話したいと、そんなにアピールしておいて
  495. 守那美鈴の事情
  496. 家族奴隷
  497. 妹奴隷の、はじまり
  498. お嫁に行けない
  499. 必要な薬
  500. 手塩をかけるために
  501. 今日まで至る
  502. 優秀者の効率性のツールとして
  503. 甘ったれた妹ちゃんタイプ
  504. 自覚しているけれど自覚しきれていない悲劇のヒロインタイプ
  505. 古都出身者
  506. ただ完璧に微笑んでいたい
  507. 攻防戦
  508. そして、コーヒーショップでの思い出はフェードアウトして
  509. 優秀者街道をゆく
  510. そのために、がんばっているだけなのに
  511. がんばるからね
  512. ご愁傷さま
  513. 茶色の意思はわたしを審判する
  514. 国立学府の研究室の実態は
  515. いちばんめ、にばんめ、さんばんめ
  516. 葉隠雪乃の役目
  517. 黑鋼里子の役目
  518. 守那美鈴の役目
  519. 研究室の新しい日常風景は
  520. もう、いまは笑えない
  521. 帰り道に、出会ったのは
  522. どうかしちゃってる
  523. どうしてそんな子の手を取るのよ
  524. いっしょにしないで
  525. わかってない
  526. やっぱり変に歪んでしまう
  527. 狩理の、質問
  528. 前の幸奈のほうが
  529. 変化
  530. 雪乃と里子のされたこと
  531. そして美鈴のされたこと
  532. おひさまがずっとわたしを照らしてくれる
  533. 第九章(中)さらなる異変と、混乱と、疲労と、ひとびとの不信と。
  534. デッドライン
  535. お願いします
  536. 地獄への配慮
  537. 痛々しい
  538. 取り返しのつかないこと
  539. この世界は
  540. 哲学技術
  541. 背中の荷物
  542. さまざまな人工知能
  543. 人格欠損させられている
  544. Necoの心がいじられたというよりは
  545. エラーブルーの西門
  546. あの青年は
  547. モデルとしての高柱猫
  548. 神に、なろうとしてるの
  549. それでも進む必要がある
  550. 当然あきらかに優先すべきでだいじなこと
  551. 十日間を、達成する
  552. そして、広場で
  553. 人数
  554. Neco憲章にもとづいて
  555. どうにかしなければとはわかるけど
  556. 苦しんでよ、大好きだから
  557. 子ども
  558. 行くわ
  559. ミサキさんの、正体
  560. そしてふたりの青年は
  561. クローン
  562. 千体観音体人間
  563. ほんとうはまだ
  564. ヒーロー
  565. 喧嘩をしてればからすは鳴いて
  566. そしてふたたび広場に戻って
  567. 日は暮れきって、広場は
  568. 広場の隅でのふたりのやりとり
  569. 凍えて
  570. いけず
  571. 夜は無駄に更けていき
  572. 夜は長い
  573. 五日目
  574. 朝は寒く
  575. 多くのひとびとは早起きで
  576. 第三公立公園(1)形、立地、条件
  577. 第三公立公園(2)三つの池
  578. 第三公立公園(3)見所、機能
  579. 公園が好きだったのか?
  580. 明け方
  581. 朝から騒動
  582. 四つん這いで、立ち上がれる
  583. 光景
  584. 嘔吐
  585. こんなときにも自己嫌悪
  586. 漏れ出た笑みと、その感情と
  587. 慣れているからという言い分
  588. 空気を切り裂く
  589. 打破しようとしている
  590. そうしてぐるぐる思考しているうちに
  591. 獣の襲来
  592. 手遅れ
  593. 天に吠える
  594. モストリィ
  595. 連れていくさいに
  596. 人権制限者たちを逃がしてゆく
  597. 想定される行動パターンと合致しない
  598. 素朴な考察に思えたけれど
  599. 鯨のような
  600. すきっぷ、すきっぷ、らんらんらん
  601. 止める
  602. 化けものの言うこと
  603. 社会の、子どもをめぐる事情
  604. 末路
  605. たぶんヒロインなんだろう
  606. 社会は分業制だから
  607. 犯人はこのなかに
  608. だれのせい
  609. 問答に、問答
  610. 明るい広場の暗中模索
  611. コミュニケーション
  612. 進化に、神が微笑んだのだと
  613. ミサキさんの語る、楽園のおはなし(1)
  614. ミサキさんの語る、楽園のおはなし(2)
  615. ミサキさんの語る、楽園のおはなし(3)
  616. ミサキさんは、背を向けて
  617. 無理を通してでも
  618. 状況を、振り返り、整理する(前半)
  619. 状況を、振り返り、整理する(後半)
  620. 彼らの意図は悪意は
  621. どうして名指しにしてこない
  622. 風への気づき
  623. コミュニケーションができないと
  624. どこまで、思い通り
  625. ふたつの怯え
  626. 白馬の王子さまなんでしょう
  627. 壊されたもの
  628. 人間なんて
  629. あとにした
  630. すがるかのように
  631. この世で、しゃべれる相手は
  632. 嫌な予感
  633. 光の中心
  634. かみさま
  635. 司祭
  636. サクリィ
  637. 影が、司祭をやる理由
  638. お誘い
  639. 轟音
  640. 南美川化にかんする事情
  641. 化と真の進んだ高校は
  642. なにかは、起こっている
  643. 広場の惨状
  644. サクリィゲーム
  645. 氷漬け
  646. ルール
  647. いやしのフェーズ
  648. 岸の旅館
  649. 橋の両側
  650. 総意の声は
  651. 共鳴
  652. チャンスすらない
  653. 疲労
  654. 風は、吹かない
  655. みどり髪のおかたは
  656. 助けると
  657. 得体の知れない善意
  658. 雪乃のサイン
  659. だれか
  660. 命にかかわる地獄
  661. わかっては、いる
  662. がっかりだよ
  663. ふたりきりで、いる
  664. 岸にあがって
  665. けっきょくのところ
  666. 人間として当たり前
  667. ずるくても
  668. 落ち葉のじゅうたん
  669. 正しさどうし
  670. 正しさの表情
  671. どうして
  672. 教えられない
  673. 心の極度の疲労によって
  674. 目が覚めたら
  675. 水晶の広場
  676. ゆるしのフェーズ
  677. 手と手を、握りあわせようとして
  678. 嵌まった
  679. 客観(1)岸辺のこと
  680. 客観(2)黒鋼さん、守那さん、ミサキさん
  681. 客観(3)司祭、そして拍手
  682. 裁きの対象
  683. 資格
  684. 火の燃えるような拍手
  685. 水晶の檻
  686. 真冬の夜の檻での会話
  687. 春にとっての当たり前のこと
  688. 第ゼロ章
  689. 悪夢だろう
  690. 人間やめてんじゃん
  691. ゆるさない
  692. 学年トップは
  693. 偏差値二十九
  694. なにより、その数字が
  695. マユ
  696. どうするの
  697. 呼び出し
  698. 和歌山の部屋
  699. 研究室というものは
  700. おまえ
  701. レベル
  702. 常識
  703. 無能教師
  704. いつも通りの
  705. 家を出るとき
  706. 返される
  707. アナログペーパー
  708. 偏差値、ゼロの可能性
  709. 気持ち悪い、うっとうしい、うるさい
  710. なんでもする
  711. 事実
  712. 誠意、見せろよ
  713. ハイヒールのかかと
  714. 謝るよ
  715. 女の子座り
  716. ハイヒールが、飛ぶ
  717. 震えて
  718. 正しい
  719. 抵抗する権利のない僕
  720. 呼びかたと敬語
  721. 内心と、行動
  722. 僕の感情よ
  723. まっしぐら
  724. 泣きながら
  725. 僕が、僕自身ではなくなるような
  726. コントラスト
  727. 流し、蛇口、オートマ化、オールディ
  728. 夜の思考の地獄
  729. 翌朝
  730. 正当な格差
  731. 権利がない
  732. 社会では、当たり前のこと
  733. クラスを、観察
  734. 勉強が、難しくて