概要
ひとりぼっちだった竜が死に至るまでの話
一匹の竜がいた。彼は人々に恐れられ、魔物にも襲われ、一つところに留まらず放浪を繰り返してきた。そんな竜が一人の少女に導かれ、辺境の村近くに定住し始める事となった。自分を恐れる村人達。しかし、少女は物怖じせずに竜に近寄ってくる。少女と村人達のため、竜は自身の巨大な爪を振るい、開墾不能と言われた森を開拓していく。ひとりぼっちだった竜が死に至るまでの話。 (小説家になろう同時掲載中)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!辺境の出会いは、繁栄と愛の約束
ドラゴンが出る&ほのぼのタグがつくからにはさぞかっこいい&ほのぼのなのかと思いきや、早々と予想が裏切られました(笑)。
ドラゴンのかなりぶっちゃけた一人称で緩い空気が流れ、そのまましんみりしたりほのぼのしたり、ギャグだったりシリアスだったり。力を合わせて困難を乗り越えるごとに強まっていく、ドラゴンとミミ、そして村人たちの結束が素敵ですね。ミミが成長していくのも可愛くて健気で……これは惚れざるをえない。ロリの気はないですが!
しかし後半のアレは……女の子なのにそれは……あればかりはドラゴンがすごく可哀想になりました……。
読むごとに次のエピソードを読むのが楽しみになる作品です。