ブリッツ・マジック・スケーリング　～異世界で最も複雑な魔法陣の作り方～

と言うにはいささか素材も調理方法も上等に過ぎる。
それもそのはず、知らずに読んでたが作者の名前を見て納得。
やっぱプロになるほどの文章って読みやすさ、魅せやすさが違うもんだなぁ。

近頃は安易にヒロインを増やしたり、人物の人間関係や心理描写を省く作家さんが多いが、プロは違うなと改めて思い知らされました。
自分は恋愛系の要素はあまり好まないのですが、この作品の場合じつに登場人物がまるで生きているように感じるので自然と受け入れられました。
ご都合主義がほぼほぼないからだと思う。
それに、恋愛以外の要素が熱い！！
内政、青春、冒険、謎、バトル。
どれにも肩入れせず、かといって不完全燃焼ではない。
バランスがいい、小説で何度も読み返してしまう楽しさがある。
特に青春時代の経験とオーバーラップする大学サークルのようなノリが心に刺さります。
多くの人がぜひこの作品を読んでくれること…続きを読む

流石のプロ作品！
ストーリーも文章も最高です！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（126文字）

作者様は、れっきとしたラノベ作家さん、らしい
その先生が書かれたというので、現時、１０９話、読了させていただいた
異世界人ヨリノブと獣人の少女クルルの冒険はまだ始まったばかりである
キャラひとりひとりにも丁寧に役割を与えられおり、悪役もわかりやすく、魅力ある「◯◯野郎」だったｗ
主人公に苦悩があり、ヒロインにも葛藤があって、２人が甘酸っぺえのなんの！
読者の心をがっちり掴んでくる
カクヨムで、埋もれさせてはもったいない作品だと思う
続きが楽しみでならない

━97話目を読み終えて━
面白さが加速してます
物語が進むにつれて益々この世界にのめり込んで行きます。中弛みも一切ありません。
なんでこんなに面白いの？更新が待ちきれませんっ！

レビューを見て、プロの方が書いてるものという事で、どんなのかなーと読み始めましたが、なるほど、こういう事かと。
もう言葉ではうまく表現できませんが、ものすごく乗り心地の良い乗り物みたいで、ゆったり、たまにスピードアップしたり。
楽しいです。

作者様が「趣味で書き進めていた小説を公開しています。」とプロフィールに書かれており、商業出版されていないということは、この作品は趣味の作品だと考えました。
かの有名な「化物語」シリーズも、最初は出版するつもりなしで書いたものだという話ですが、書く人自身がノリノリで楽しんで生み出した作品は、名作が多いのではないでしょうか。しかもプロ作家様が書かかれているので、読みやすさも申し分ありありません。心からおすすめできる一品です。
作品の内容のレビューは、ほかの上手な方のレビューを拝見いただくとして、とりあえず「モフモフ少女」が好きな方は必見です。当然、作者様のあの名作のファンの方は必読でしょう。

目の端に見えた。
何かが引っかかった。名前に見覚えがある。記憶をたどる……
あ……リンゴのいい香りがする……
まさかここで彼の方の生みの親の作品が

姿勢正して今から読みます。読了後書き足します。

読了。良い。とても良い。
不安と解放のバランスとでも言えばいいのか
不安と期待が興奮冷めやらぬまま一気に解放される。読了後が気持ちがいいんです。ややこしい言葉なく無駄な描写もなく、読者の集中を切らすことなく面白く読ませてくれる作品です。是非とも読んで。

作中世界の解像度が違うとでも言えばいいのだろうか。
リアリティがすごい上に読みやすい。
決して平易な文章を書いているわけではないのに。
それでいて、どうしようもなく作中世界に引き込まれてしまう。
これが本当の『リアリティ』なのかと言いたくなるほどに。

現世だろうが異世界だろうが、そこに暮らす人々にとってそこは現実だ。
生活があり営みがある。
経済活動があり生存競争がある。
貧富の差もあれば権力構造もあり、腐敗もある。

と、いうことは？

もちろん下克上もある！

身一つで巻き込まれた主人公ヨリノブ。
武器は知恵と知識、わずかな勇気。

はっきり言おう。
この作品は、痛快だ！