終末はダンジョンへ

現実世界がダンジョンと繋がったあの日から15年。人々は現実世界の銃火器どころか刃物すら使用不可能なダンジョンで、唯一モンスターと戦う術、アビリティを駆使し文字通り死力を尽くした。
しかし今日の日本ではダンジョン攻略で世界に大いに遅る。そしてそんな状況を打破すべく、日本はエリート攻略者の育成に心血を注ぐことになる。
その一つであるダンジョン攻略者養成施設、通称ダンジョン学園の設立は成った。主人公多桗真司は自分達の居場所を守るため、ダンジョン学園に入学し世界を救うことを決意する。
だが、クール&スマートな攻略者を目指しているつもりの本人の心境とは裏腹に、不名誉な二つ名"1-Aの戦闘狂い"をつけられてしまうのだった。