「はやふさ9号」は10個のモジュール宇宙探査衛星で構成された一群で航行していた。そしてこの物語は四畳半の部屋、モジュール1から始まる。※本作品を最後まで読み終わってなお、人工知能「はやふさCPU」との友情はきっとあると確信するのです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(119文字)
主人公の何処か他人事な語りで淡々と続くストーリSFとしてのリアリティが随所にかんじられる設定と素朴な主人公&AIのミックスに惹きつけられました設定の疑問も伏線だったと納得の話運びで脱帽です。程よい長さでテンポよく読めたので、資格試験の時間を大分使ってしまいましたw
思考実験として面白いと思う。まぁここまで細かく状況までは思考は普通しないが、状況的にはこれは実行される事は無いだろうが、人の命より貴重で非常に有用な資源が発見された場合はこういうミッションが実行されてもおかしくないだろうね。上手く展開を書いているので、物語としても中々良かった。続きが気になる作品でした。
いかにも和風なサバイバル。しかも和室の外は宇宙空間という荒唐無稽!それなのに、緻密にちゃ~んとSFしてる、科学してる。主人公の心の強靱さとしなやかさ、ある意味ちゃらんぽらんさにも拍手!ひよこ海苔万歳!!
広い広い宇宙空間にいるはずなのに‥。
こうやって、いつの間にか人類は求めるものも生き方も変わっていくんだなぁと、読んでいて感じました。
一気に読みました!SF好きにはたまらない作品だと思います四畳半の彼を思い浮かべれば宇宙とは程遠いけれど、そのギャップがまた面白かったです。読みながらご飯を食べて読みながらトイレに行って、コタツでみかんを食べて、畳と土壁の我が家を見回してふと空を見上げれば、はやふさが飛んでいるような気が、しないですね。いつかそんな時が来たらと思うとワクワクドキドキハラハラするのでSF読むのはやめられないです。
長いかな、と思ったけど、読んでみて良かったです。SFもの、というより宇宙空間ものって難しい言葉が多いイメージでかなり苦手なジャンルでしたが、最後までとても面白かった。主人公がお笑い芸人だとの記述の時点で、CPUとの結末はもう決まっていたのでしょうか?それとも始めから?とてもドキドキする物語を、ありがとうございました。
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