概要
敗北、恋情、鉄蒸気。SF風味アクション浪漫「三四郎R」遂に登場!
鉄蒸踏機とは、江戸時代のからくり人形にイギリスの蒸気機関をぶら下げたような素朴な歩行機械のこと。ロボットと呼ぶにはあまりに原始的で腕すらついていない。人間の腕のような複雑な動きは、当時世界最高といわれた日本の歯車技術を持ってしても再現できなかったのだ。
このため、鉄蒸踏機の操士は、体重移動による操縦と自分の腕による格闘術の双方を鍛錬しなければならない。その成果を試されるのが年に一度開催される大運動会だ。「鉄武両道」のモットーのもと、全国津々浦々から猛者達が集った……
明治の青空の下、我らが三四郎を端役として物語が展開する。
※「キルラキル」を見て、そのあまりの面白さにおかしくなってしまって書いたものです。ですがキルラキルと直接の関係はありません(そのようにしたつもりです)。
このため、鉄蒸踏機の操士は、体重移動による操縦と自分の腕による格闘術の双方を鍛錬しなければならない。その成果を試されるのが年に一度開催される大運動会だ。「鉄武両道」のモットーのもと、全国津々浦々から猛者達が集った……
明治の青空の下、我らが三四郎を端役として物語が展開する。
※「キルラキル」を見て、そのあまりの面白さにおかしくなってしまって書いたものです。ですがキルラキルと直接の関係はありません(そのようにしたつもりです)。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ドント・ルーズ・ユア・ウェイ
物語の舞台は明治時代。
昔語りからその物語へ誘うところが世界観をより味わい深いものにする構成だな、と感じました。
背景として現代の史実と地続きの部分もあり、どこかあり得たかも、と思わせるフィクションの現実性に
SFのワクワクの匂いが漂います。
多くは近未来の舞台でそれを見るのですが、前時代にそれを見れたことが面白い。
男の子の私としては蒸気機関という言葉だけで血がたぎるのですけれども、それを併用した「踏機」なる
機体(パワードスーツが最も近いでしょうね)による対戦が今回のお話で、そこにあった論理的(宇宙の先にあるような物理の法則)解釈の必殺技が更なる科学感を魅せてくれます。
私が読んでいて…続きを読む