夜中に読むと(いい意味で)大変なことになるエッセイです。一度読み始めれば、おいしそうな食べ物たちに切なくおなかをならし、物書きあるあるにうなずき、挟まれる文芸部の話に爆笑すること間違いなし。個人的には「着想のトリガー」の2話が好きです。あるあるすぎて……。
バームクーヘン、ハーゲンダッツ(各種)、苺タルト、それにしゅわっとするちごもち……。 創作するにあたって必要不可欠な糖分補充を喚起する―――― いやもとい、作者さんの日々のつれづれ、学生時代から創作にどう関わってきたのか、この投稿サイトの熱に浮かされた状況をどう見てきたか。 かっちりこれと決めていない分、日記エッセイとして気軽に読めます。 もともと自分でエッセイを書かないため、人様の創作環境はとても気になるしためになります。 友達と何気ない会話の中でネタが生み出されるのも少なくないですし。 気になるのは公務員の忍者。
もう確信犯、ですよね?食べていい時間に読むことをオススメします。
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