ジャンルの混迷 (2016/04/24)
大変です。
以前に語った『ちごもち』という苺の餅菓子、最近はどうにか買えるようになってきたらしく、なんと友人から賜ってしまいました……エスパーか、エスパーなのか……神かよ……。
相変わらず上品な甘さの餅はそれだけで美味しく、大粒の苺は舌がぴりりと痺れるほど鮮烈にジューシーでした。天国。
どうでもいいですね。
すみませんどうしても言いたかったんだ。
友人が入手出来たのは、ほとぼりが過ぎたのもあるでしょうが、賞味期限が当日なため遠くの人が買いづらいのが要因の一つだそうで。
なので迂闊に薦められないのですが、某北関東の秘境住まいor訪れる機会がある人は一度食べてみるといいよ……今だけだよ……!
+++++
今更ですが、ジャンルに「創作論・評論」が追加されるそうですね。
確かにエッセイのページを眺めていると、カクヨムに関することや創作ハウツー系が多いので、探しやすさを考えると新たにジャンル分けするのはいいんじゃないかと思います。
そんな訳で、このエッセイも新ジャンルが実装されたらそちらに移動します。
好き勝手に思ったことや美味しかったことを書いているだけなので、論というのは大変おこがましい気がしなくもないですが、目安の定義は『小説をはじめとする創作全般について』ということなので、残念ながら紛うこと無くこちらです。
論も何もない話ばかりでお目汚しすみませんが、創作論でもよろしくお願い致します。(ひっそり)
さて。このエッセイについては上記の通りすんなり移動を決めましたし、書き始めた時もエッセイジャンルにすることに(まあ当然っちゃ当然ですが)寸分も悩みはしなかったのですが。
カクヨム登録当時、私は『ジャンル』というものにえらく迷いました。
というのも、自分が書いている小説のほとんどは『ファンタジー』と認識していたにも関わらず、カクヨムの枠組みからすると『ファンタジージャンルの対象外』となってしまうからです。
カクヨムのジャンル定義だと、ファンタジーは『ここではない異世界を舞台にした、また異世界の住人を主人公にした小説作品のジャンルです』と書かれています。
(https://kakuyomu.jp/help/entry/genre)
そして正式オープン前の準備のカクヨムブログでも、最終的には作者の判断とありながらも、「現代が舞台だったら現代アクションか現代ドラマじゃないかな!?」とお答えしてありました。
(http://kadokawa-toko.hatenablog.com/entry/2015/10/16/125943)
そして私の書いている話はだいたい『現代が舞台のファンタジー』。
それを知った私の心境、
\(^o^)/イエーーーーーイ!?
/(^p^)\イエーーーーーイ!!!
です。
もうね、今までホント、ファンタジーとしてしか見てこなかったので、本気でどうしたらいいかわからなかったんですよ。
これらの情報を確認してしまった日には、そっとブラウザを閉じて「よし……飲もうか……」とつぶらな瞳で同僚をナンパしたくなるってもんです。
これ、当時は結構同じ心境になった方はいるんじゃないでしょうか。
いやこんな阿呆な心境ではないかと思いますがとにかく。
先程も記載しましたが、カクヨムに掲載しているものもしていないものも含め、私の書いている話は所謂『ローファンタジー』にあたるものが多いです。
対して、カクヨムでいう『ファンタジー』は『ハイファンタジー』。
確かに昨今の流行りといえば、転生ものやら転移ものやら、舞台が異世界のものが多いんですよね。勿論、ローファンタジーのヒット作も多いですが、異世界ファンタジーを求めている母体数の多いだろう人にとっては、現代舞台のものを除外したほうが探しやすいのでしょう。
とはいえ、SFジャンルについては『サイエンスフィクションから「すこしふしぎ」まで』ですが。だいぶ幅広いなあ。
そんなこんなでファンタジーが駄目となり、現実逃避にとりあえず酒をかっくらったところで、ジャンルは設定しなければなりません。さてどうしたら良いものか。
ブログでも示されていたように、無難どころは現代アクションか現代ドラマ。
しかし如何せん、自分では到底アクションと名乗り難いものがありました。正直なところアクション自体がメインじゃないしそれ自体にはあまり興味はなく(商業作品でも描写が長いと飛ばしたくなる……たまに本当に飛ばす……)、当然のごとく自分の描写に自信はない。どっちかというと人間関係に主軸を置いている(つもり)。
けれども現代ドラマは、あまりにファンタジー要素が強いものが紛れ込むとどうしても浮いてしまうのではないか……、とオープンまでの数ヶ月、悶々とし続けました。
現代アクションを名乗るにはアクションしてない!
けど現代ドラマを名乗るにはファンタジーすぎる!
結局、『そこまで浮かない方』という基準から、苦渋の選択で現代アクションを選択しています。
なお今は下げているものなぞは、当初『SF』で登録して、後から『現代アクション』へ変更したりと右往左往している作品もありました。難しい。
未だに『現代アクション』と表示される自作を見るにつけ微妙な気持ちにはなりますが、これ以外に適切なジャンルもないので仕方ありません。
個人的には『ハイファンタジーとローファンタジー』とか『異世界ファンタジーと現代ファンタジー』とか、ファンタジーの中で二種類に分けて欲しいのですが、これで分けたところできっと分類に迷う作品はどうしても出てきてしまうのでしょうね。
ユーザーの数だけ作品がある。大枠のジャンルとしても最適解を探すのは難しいのでしょう。
今現在、連載している作品が完結したら、いっそ『ジャンルに適合したもの』という条件で何か書いてみようかな。
……それはそれで幅広すぎるか。
(2016/04/24)
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