栃木妖怪研究所

無愛想な暗殺者と不運な運び屋の一期一会の旅路。 看板作品『烏鵲堂シリーズ』スピンオフ集からのリライト版です。キャラクターや世界観に興味を持っていただけましたら、ぜひ本編も読んでみ…

被災後から三日を過ぎると、被災者の生存率が著しく低下する。これを『72時間の壁』と呼ぶ。

いとうみことさん主催自主企画、第10回　俳句でお題に挑戦「読書」に参加です。 夏の暑さから読書に離れていた方も、秋の涼しい風に吹かれて読書を再開した方もいるかもしれませんね。 …

「こちらで魔法のポーションを扱っている、と聞いて参りました。辛い失恋を完全に忘れられる薬だそうですが……。そんなもの、本当にあるのですか？」 　怪しげな薬を求めて、怪しげな雑貨屋…

　これは身に覚えの無い花の話です。 （これは重複投稿している作品です。「ハーメルン」にも投稿しています。https://syosetu.org/novel/344906/）

クロノヒョウさま自主企画、第61回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画用に書き下ろしました。 第61回目のお題は「一角獣のため息」。 今回は童話っぽいナニカで参加です。ちょっと…

※電撃レグルス様より2024年6月からカドコミ、ニコニコ漫画よりコミカライズ連載始まりました※ ※電撃文庫様より2023年10月から1巻が発売しております※ 特設ページ：http…

★或る日、通学路で起きたハプニング＆パニック★

★他人の血を見るとフラッとするが、自分の血は平気★

担当編集者から１００文字ピッタリの小説を書けと依頼されたクチキング先生の物語です。

素人です。お手柔らかにお願いします。 一言日記くらいの、すごく短い内容です。 少しの物事を毎日継続するというのが本当に苦手なので、低クオリティでずっと続くと思います。これでも頑張…

『短歌の秋』投稿作品

鄙びた漁師町に唯一の旅館。明治時代に 建てられたという和洋折衷のハイカラな 旅館には『開かずの間』がありました。 商売繁盛、縁結の『神』を祀るというその 部屋は、代々女将だけが管…

特撮ヒーロー番組の敵側に憧れる妹の千亜。 一度言い出したら止まらない小さきモンスターを宥める為に兄が思いついた策は、話題のフルダイブ型VRMMORPG【プログレス・オンライン】で…

目から産まれた山彦と海彦の物語。

大学時代のキャンパスで出会った祐介と百合子。彼らは共に過ごした日々を通じて、深い絆を育んでいく。百合子の詩に触れ、彼女の夢を応援する祐介。しかし、互いの将来に対する考え方の違いか…

かつて、地元の人間が声を揃えて〝幽霊ビル〟と呼んでいた11階建ての建物があった。 建設中断から24年間、そのビルは雨ざらしとなり、黒ずんで異形の建造物として存在し続けた…

青切様主催の自主企画【新作限定_千字以内_一人一作まで】秋の新作短編まつりに参加させていただきました。 ――――――――――――――――――――― 　犬がはしゃいでいる。 …

ある日、主人公の脇野は道端で倒れた男性を助けるために必死の救命処置を試みる。しかし、突如現れた謎の応援団が彼の背中を押し始める。それは単なる声援なのか、それとも異様なエネルギーを…

小学生の時、僕は早朝の校舎の中で奇妙なものを目撃した。あれは幽霊だったのだろうか？　それとも宇宙人だったのだろうか？　

これは私がまだ佛教大学の学生だった頃に 体験した話です。仏教と一言でいっても、 実は様々な流派があり、本来うちは幽霊の 存在を認めている訳ではなかったんです。 でも、実際に色んな…

リサイクルショップで一台のラジオを買った。 安かったけれどちゃんと使えるようだし、お買い得だと思った。 いつでも使えるように、コンセントに挿しておいた。 　 ───次の日から、妙…

　嘗て、世界は人間が全てを支配していた。 文明は今より遥かに高度であり、その力は強大で世界を滅ぼせる程。 　彼らは多くの国々に分かれ、暮らし、繁栄は永遠に続くと思えた。 　だ…

中年のサラリーマン吉田は、ひょんなことからコンビニでバイトをしている美尋ちゃんを助けました。可愛い美尋ちゃんの気を引くために、吉田は下心をもって貢物を繰り返し…。

「なんだ！あの農具は！槍のつもりか？」 「あいつの頭見ろよ！鍋を被ってるやつもいるぞ！」ギャハハと指さして笑い転げる正規軍の面々。 魔王と魔獣討伐の為、軍をあげた帝国。 討…

クロノヒョウ様主催の自主企画『第59回「2000文字以内でお題に挑戦！」』参加作品です。 私を悩ます不穏なメロディーは、他の人には聴こえなかった。

小野塚様主催「🎃御彼岸Halloween怪談会🎃」参加中です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093083983771673

海は荒濤、立春より二百十日を過ぎ。 敗戰の色濃くなる中、鄙びた浜の縁戚を 頼りに内地へと逃げ延びた彼女の、帰還。 嵐の様な　祈り　は波濤の遥か彼方へと。 彼女は命と引換に何を求め…

それは、義祖父の通夜に出る為に、夫の 実家に帰省した時の事です。夫の実家は 関西にありましたから、関東で生まれ 育った私には見聞きするもの全てがとても 興味深いものでした。でも、…

筋金入りの道訊かれ顔の『私』が遭遇した話です。

折桜裁巳（おりざくら たつみ）は、名家の令嬢にして、神がかりの霊能力者『蛇の目姫』。彼女の趣味は「珍しい幽霊集め」。学校帰りにおしゃれなカフェへ立ち寄る一方で、お気に入りの蛇の目…

　よくある追放系の小説「無能と言われて追放されました。勇者に拾われて幸せになります」 　原作主人公に転生した堂成　竜彦(どうなる　たつひこ) 　 　原作主人公に転生できた事…

また短歌が詠めて、うれしいです。 お読みいただき、ありがとうございます。

　小野塚様の自主企画、「御彼岸Halloween怪談会」に参加させていただいた話です。 　幼い頃に祖母から聞いた話から……という体の怪談です。お楽しみいただければ幸いです。

それ、こっちの攻撃方法じゃないのかよ(T_T)……と絶望したある夜。何とか無事に済んだと思ったのに…… 見えたり聞こえたりする方ではないつもりだけど、不思議な目には稀によく遭い…

誰かの不機嫌をもらったので、ここで終わりにしたいと思いました。

高校二年生の夏休みは、多くの若者にとって青春のピークである。 その貴重な時間を、どうして井藤と上井はドブに捨てたのか……。 自主企画『【新作限定_千字以内_一人一作まで】秋の新…

ときどき書く怪談。その十話。

　『カクヨム』に投稿するようになって、いろいろ気づいたことを書き並べました。第1部は1年未満の頃の自分です。 　その後1年が経過した時、新たに第2部としての自分の変化を書き進めて…

——『死』を扱う魔術師の家系、盧乃木家 ——その血に塗れた愛と憎悪の物語 父を殺された女、盧乃木沙耶香(ののぎ　さやか)は復讐の為、殺し屋として爪を研ぎ続けた。 だが、その復…

便所のラクガキってついつい見ちゃいませんか？面白い、面白くないに関わらず「くっだらねぇ」って思いながらも…フフフ…ってなっちゃいません？ つまりそういうことです。

神崎小太郎が初めて描いた本格的なホラー小説は、東北の奥地にある「三日月村」を舞台にしています。この村は一年を通じて満月が見えず、地図からも抹消された謎多き聖地です。主人公の美咲は…

　江戸時代。とある藩に島田正之助という男がいた。彼は齢にして六十、子はおろか孫にも恵まれた傍目には理想の隠居生活を送っていた。 　しかし彼の目にはいつも暗い光が灯っており、時折…

勿忘草の橋では亡くなった人に会えるという。

いつも通りに猫と遊んでいた時のこと……。

妻の梨絵が信号無視した車に撥ねられ帰らぬ人となったのは 定年を祝おうと街へケーキを買いに出た日のことだった。 義父は癌で他界し、義母は何年も前から認知症を患い施設へ入居したまま。…

　管理都市オーバー・グラウンドの中央にそびえ立つ管制塔で育てられた少女、アゲハ。彼女はAIアルテミス・クイーンビーを「お母様」と呼び、愛されることを夢見ていた。しかし、アゲハの運…

四物語シリーズ第1弾です。 語り手たちが体験した恐怖の世界を堪能して下さい。 現在第7弾まで掲載しています。

とある私鉄の四号車の噂…。聞いた事 ないですか？私が高校生の頃には結構 メジャーな怪談だったんだけれど。 だから私、学校に行くのに四号車に乗るの 極力避けていたんだから…でも、気…