概要
鈍色の曇天より降り来たる修羅そして荒濤の底。
海は荒濤、立春より二百十日を過ぎ。
敗戰の色濃くなる中、鄙びた浜の縁戚を
頼りに内地へと逃げ延びた彼女の、帰還。
嵐の様な 祈り は波濤の遥か彼方へと。
彼女は命と引換に何を求めたのか…。
変則『八百比丘尼』傳。
【猫魔岬】であった事。最後の『御柱』と
なった彼女の、二百十日。
敗戰の色濃くなる中、鄙びた浜の縁戚を
頼りに内地へと逃げ延びた彼女の、帰還。
嵐の様な 祈り は波濤の遥か彼方へと。
彼女は命と引換に何を求めたのか…。
変則『八百比丘尼』傳。
【猫魔岬】であった事。最後の『御柱』と
なった彼女の、二百十日。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!波濤の儀式の詩(うた)、と捉えるのがよろしいかと。
「猫魔岬變」の読後に読むのをおすすめします。
こちらに出てきた二尾富子様のお話になりますので。
富子様はファースト・コンタクトとそれに続く幾度かの接触では、足音も気配もなく現れゾクッとさせられますが、色々あって協力関係が生まれると親しみを抱かせてくれる登場人物となっております。
こちらの作品は、彼女への親しみを覚えたところでさらに覚悟を持った彼女という人物を深く掘り下げてくれるものとなっています。
美しい語彙使いであらっしゃるので、言葉を楽しむだけもありですが、やはり物語の旋律が背景にある方がより楽しめるのではないかと。
カッコいい語彙を増やしたい書き手様方にもおすすめしたい作者様。