スエテナター

付き合っているはずなのに、出かけるのは本屋ばかり。私たち本当に付き合ってるのかな。

大学生の『僕』は課題の論文に使う参考資料を探していた。 同級生たちに先を越され、目的の本を手に入れ損ねてしまった『僕』に、アパートの住人が力を貸してくれて……。

キミとわたしは、違う高校に通う幼なじみ。 学校帰りの待ち合わせは、いつも地元の銀天街のなかにある本屋さんだった……。 📖(KAC20231)お題『本屋』参加作品📖

ぬいぐるみが大好きな少年。 そんな少年が初めて人を好きになり、思いのたけを語る。 ※KAC2023のお題、「ぬいぐるみ」で思いついたため書いてみました。 こういう感じにしたいと…

真っ暗な県道を、家路につく。 いつかこの町に、にぎわいが戻ることがあったら。再び脚光を浴びる日が来れば。

KAC20232 お題「ぬいぐるみ」参加 オンラインクレーンゲームアプリ

怠惰な高校2年生・篠崎隼人は、3年生の卒業式の日、筆文字の怪文書によって生徒会室へ呼び出される。 そこで出会った前生徒会長・嵐山風太郎に突然次代の生徒会長に任命され断るが、謎の…

事件から一ヶ月、捜査は打ち切られた。 しかし藤見は諦めきれない。 小さなヒーローの実在を、信じてみたいから。

11月。受験を控えたある少女は勉強もせず、古本屋でいつものように立ち読みをしていたところを、店主であるおじいさんに見つかってしまう。それは少女にとって代わり映えのない出来事のはず…

ぬいぐるみと少女の話

待ち望んだ誕生日。 お父さんとお母さんからプレゼントを貰える。 それだけじゃないよ。 遠くに住んでいるじいちゃんからもプレゼントが送られてくるんだ！ 僕の好きな物は、ちゃんと…

空爆本屋は、ぼくたちの街に本を落としていく。禁じられた本を。禁じられた言葉を。

リニア新幹線で399キロの彼方、遠い町。僕は彼女と離れてこの町で働いている。でもクリスマスには会おうと、ちゃんと約束していたんだ。

クリスマスの日、幼い彼女の元へとやって来た仔犬。悲しいこともあったけど、最後には幸せになった、彼のおなはしです。彼には、彼として生きる価値がちゃんとあったのです。 （ストレートに…

山陰地方の出雲市で、祈祷師の家系に生まれた女子高生・御上斎実と、その又従兄にあたる大学生・御上慎太郎――。 とある依頼で、夏休みに東北を訪れ、ラブコメまがいの旅を続けていた二人は…

北の地方都市、蔦沼市――。 その街は、ある女子中学生の悪質ないじめ被害が発覚し、全国的な大炎上の渦中にあった。 被害者の同級生だった哀川拓也は、いじめ事件のみならず、背後に隠され…

巨大兵器「銀河級レールガン」を擁する南紀白浜基地。その存在は、いくつもの人生に影響を与え、巨大な砲身はそれぞれの祈りを受け止めていた。ロボットSF要素ありの、人情喜劇。 （全6話…

一井理印(イチイリン)は15歳の数日前、自分の不治の病を知る。現代医学では治せない事実、徐々に動けなくなる絶望的な展開も、脳筋ゆえに振り払おうとして、しかし・・・ 家族はもっと脳…

オムニバス短篇集、『10 Stories』シリーズ第一弾です。 10篇の物語には、それぞれイメージソングがあります。といっても、歌詞をそのまま物語にしたとか、こう解釈したとかい…

〜あらすじ〜 中学２年生の小宮恋虎（れんこ）は、ある日特殊能力を持つクラスメイト、大崎白狼（はくろう）と出会う。 白狼は幼い頃から呪術や魔術を勉強しており、修行の結果「命あるフ…

人の言葉を食べるという吸言鬼。 牧が拾った少女はそんな自己紹介をしてきた。 その吸言鬼は、牧が扱う『未言』という造語が美味しいからと牧の家に居座ることになった。 牧は厄介でおかし…

元傭兵のヴィルは自称聖女の不死身の修道女アトレーゼに襲われる。撃退するも勝手に居候され、標的と暗殺者のおかしな同棲生活が始まった。 粗野なアラサー男と気弱な根暗女、真逆ながら共通…

読んで下さりありがとうございます。 ファンタジー書きたいのに、また、くだらないものを書いてしまいました。 これがほぼ私と言う生き物になります。 お時間があって超暇な方は私の小説も…

落ちた先で俺が恋に落ちたのは、犬に似た半裸の女性だった。 わたしは、あなたのリトリィです――いつまでも、おそばに。 　異世界に落ちた２級建築士「村田誠作」。瀕死の彼を柔肌のぬくも…

【ZDV series #6】　クリスマスの晩。ルカとテディを訪ねてきたユーリの手料理を食べながらホットワインなどを飲んでいるうち、カバー曲についての話に。自分たちがカバーアルバ…

某部活の美少女部長が主人公のコメディです！ 2022.11.3 同じ茹海老学園が舞台の「トリック・オア・トリートの前にアーメンを唱えな」を第2話として追加しました。

わたしは彼女と全く同じ、完璧なコピー。態度や手触りや体温の動きまで。それなのに、彼の態度は本物の彼女に対するものとは全く違っていた。

　魔王を倒した。しかし勇者の負った傷は深く、魔物の残党から逃げていたがついに追いつかれてしまった。タンクは志願する。ここは任せろ。お前たちは先に行け。すぐに追いかける。それは、不…

初書きの空戦ものです。 １００PVありがとうございます！

自主企画『お伽噺シリーズ』雪女編に参加。現代版「雪女」を意識して書き下ろしました。タイトルの読みは「もっけい」。無言のうちに合意が成り立つこと，また、その合意（コトバンクより）。

美味いコーヒーが自慢の古書店《香風話（かふわ）堂》店長代理の独り言パート２。 夜桜の傍で手に入れた奇怪な私家版の話。

入院すると言って出ていった妻の去り際の一言が引っかかって仕事が手につかない夫が深夜、目にしたものは……。◆ タイトル「薫陸香（くんのこ）」は、琥珀を指す岩手県久慈の方言。umbe…

故郷で起きた事故の煽りで結婚を延期し、職を求めて居候となった渚さん。彼女は深夜、数珠代わりのモモイロサンゴのブレスレットを握って謎の神像に祈りを捧げていた……。

自主企画《「」のない百合小説》に乗っかった書き下ろしショートショート。通常「」で括られる会話や引用などが存在しない掌編。お姉さまのような同級生を慕う少女が感染症蔓延下の自宅待機要…

春の訪れを感じさせる風に吹かれると、蘇る記憶。ひととき旅をした覚えは確かにあるけれど、その場所には二度と辿り着けないかもしれない――そんな想いを綴ったショートショートです。

「梅」にまつわる友愛の物語。自主企画【画題で書き初めしてみませんか】がヒントになって生まれたショートショート。まず「梅」をモチーフにしようと決めて、タイトルを「玉骨（ぎょっこつ）…

隣の部屋からはコーヒーの香りがしていた。

和尚さんが筆を片手に一句詠んでいると、子狐がやって来ました。

　疲れて帰ると、郵便受けに、奇妙な手紙が入っていた。 （自主企画「#新編魔女集会で会いましょう」参加用に書いてみました） （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリス…

　学級会の時間に、遠足の班決めがあった。「好きなもの同士で自由に組んで」と先生は言うのだが……。 　こういう時、ぼっちは辛い。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」でも…

　仕事帰りの電車の中、美しい女性を見かけた。 　まるで女神のようだ、と思ったのだが……。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

「一緒に勉強しよう」と言って、彼氏を家に招いた主人公。部屋で二人きりで勉強するつもりだったが、少し予定が狂ったようだ。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリ…

　山奥まで遊びに行ったら、暗くなってしまった。地元住民らしき二人の若い女性から「今晩一晩、うちに泊まりませんか？」と誘われて、ついていくと……。 （この作品は「小説家になろう」…

　かつて伝説の時代に、勇者たち四人によって魔王が封印された洞窟。 　今また四人の精鋭たちが、その洞窟を訪れようとしていた。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「NOV…

　赤い門の前で黒い傘を差しながら、男は、この三年間を回想する……。 　自主企画『偽教授画題杯2020』参加作品です。 　モチーフとなる二枚の画題は、企画主様が、こちらで掲載してお…

　もう使われていない旧校舎。幽霊が出る、という噂がある。そんな旧校舎と、今でも使っている校舎とを結ぶ、長い渡り廊下。そこに、長い黒髪の魅力的な、美しい女性が佇んでいた。 （カク…

「女の直感」という言葉があるように、私も女だから、優れた直感力がある。そう思っていたのだが、ある時、友人から「それは直感ではなく直観」と指摘された。友人はそんなつもりで言ったので…

　私が入手したのは『ビスケット』と呼ばれる闇の書物だった。信じがたい噂のある本だったが……。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

【エブリスタ「超・妄想コンテスト第234回『ニセモノ』」入賞】 「中途半端なのですよね、私。いつかは、きちんとソロデビューしたいものです」と思っていたのですが……。 （カクヨム…